JP3121873U - コネクターセットの定位結合構造 - Google Patents

コネクターセットの定位結合構造 Download PDF

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Abstract

【課題】プラグと親台の結合を隠定、確実にしたコネクターセットの定位結合構造を提供する。
【解決手段】親台10の一側端面は、差し穴101を凹設し、ソケットコネクター15を中に設けている。側面に載せ台102を突設し、且つ載せ台102上に扣接滑り槽103を凹設している。プラグ20は突きくさび部21が設けられ、丁度よく親台10の扣接滑り槽103の中に滑り込んで、プラグ20の前段を対応的に親台10の差し穴101の中に差し込み可能する。これによって、プラグ20の突きくさび部21と親台10の扣接滑り槽103は丁度よく互いに滑り合って、隠固に、正確にプラグを親台上に結合させる。また、プラグ20の前段を正確に親台10の差し穴101の中のソケットコネクター15の中に差し込んで、確実に親台10とプラグ20の間の信号の連接を完了させる。
【選択図】図1

Description

本考案はコネクターセットの定位結合構造に関し、特にコネクターセットの親台上に扣接滑り槽を設け、そしてプラグ上に対応の突きくさび部を設けて、該突きくさび部と扣接滑り槽の互いに配合することによって、穏固に正確に該親台及びプラグを結合する構造に関する。
現在信号伝達に応用されているコネクターセット、特に一対多信号のコネクターセットは、通常では、親台上に一つ以上のコネクター差し穴を設けている。使用者が連接して使用する時では、一本の信号線のプラグ端を対応的に該親台のコネクター差し穴の中に挿入して信号の伝送を進行する。
上述のコネクターセットは応用上では、下記のような欠点がある。
1。プラグは、親台に差し込んだ後では、やや懸空状になっていて、該親台の一側に突伸している。これによって、外力を受けた時には、極大なる曲力モーメントを生じ、親台に対して破壊を発生して、コネクターセットの損壊をさせる。
2。プラグが親台に差し込んだ後では、懸空状態になっていて、何の定位結合構造がないので、この結合は極めて緩んでいて、不隠定であるために該プラグは容易に脱落、或いは、信号伝送の不安定を生じる。
従来のコネクターセットの構造は、プラグを親台に差し込んだ後は、懸空状態になっているので、親台に対して破壊を発生さし、コネクターセットを損壊させる。また、プラグと親台の結合が緩くて、不安定であるために信号伝送は不隠定等の問題がある。
したがって本考案の目的は、プラグと親台の結合を隠定、確実にしたコネクターセットの定位結合構造を提供することにある。
上述の目的を達成するために本考案の請求項に記載のコネクターセットの定位結合構造は、親台及びプラグを含む。該親台上は、台体を含んで、該台体の一側面は、差し穴が凹設されていて、端子本体の中に設けられている。並びに該側面に載せ台が突設され、且つ該載せ台に扣接滑り槽が凹設されている。該プラグは、突きくさび部が設けられ、丁度よく該親台の扣接滑り槽の中に滑り扣接する。並びに該プラグの前段を対応的に該親台の差し穴の中に差し込に可能とする。これによって、プラグの突きくさび部と親台の扣接滑り槽は丁度よく互いに滑り合って、隠固に、正確に該プラグを該親台上に結合させる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1から図4に示すように、本実施例によるコネクターセットの定位結合構造は下記のものを含む。親台10及びプラグ20、該親台10の一側端面は、差し穴101を凹設し、ソケットコネクター15を中に設けている。並びに該側面に載せ台102を突設し、且つ該載せ台102上に扣接滑り槽103を凹設している。該プラグ20は突きくさび部21が設けられ、丁度よく該親台10の扣接滑り槽103の中に滑り込んで、該プラグ20の前段を対応的に該親台10の差し穴101の中に差し込み可能である。これでプラグ20の突きくさび部21と親台10の扣接滑り槽103が丁度よく互いに滑り合わせすることによって、隠固的に該親台10上に該プラグ20を結合する。また、該プラグ20の前段を正確に親台10の差し穴101の中のソケットコネクター15の中に差し込んで、確実に親台10とプラグ20の間の信号の連接を完了させる。
本実施例による該親台10に設けた扣接滑り槽103は、該載せ台102の前側端縁から中に向かって凹設して、鳩尾槽状或いは、T字形槽状にすることが可能である。本考案においては該扣接滑り槽103の断面形状を自限しない。
図1、図2に示すように本実施例の親台10は、一ペアの殻体11、12で対合して組成し、該親台10の中は、一枚の回路板13が取り付けられていて、第一信号機14aを連接し、並びに該回路板13にソケットコネクター15が連接されている。差し込んだ端は、投影で該親台10の差し穴101の内側に対応する、尚且つ該ソケットコネクター15の各端子151を該回路板13に溶接する。
本実施例の掲示した親台10は、該回路板13上で、一歩進んで第二信号機14bが溶接されていて、並びに該親台10から外に向かって引きだし、本考案が連接した第一信号線14a、第二信号線14b及びプラグ20が連接した信号線22は、互いに両向き或いは、片向き信号伝送を進行可能である。
図1、図2、図3、図4に示すように本実施例のコネクターセットの定位結合構造の該親台10の中は、弾性地に定位玉16が設けられ、該定位玉16の頂段を常時該扣接滑り槽103の中に突出さして、対応的に該プラグ20の突きくさび部21の定位穴211の中に掛け込む。これで、該プラグ20が該突きくさび部21に準じて、該親台10の扣接滑り槽103の中で、一段の距離を滑り動いた後でも、該定位玉16によって対応的に該プラグ20の突きくさび部21の定位穴211の中に掛け込むことが可能である。これによって、該プラグ20が外に向かって退出するのを阻碍し、該プラグ20を隠定的に該親台10の中に差し込む。
本実施例の該親台10の中は、はめ筒17或いは、一本の突き柱171が設けられ、圧縮バネ18をはめ接し、並びに該圧縮バネ18を常時該定位玉16を突押し、該定位玉16の頂端をはめ孔19から外に向けて、該扣接滑り槽103の中から伸出する。
主なる構造の特徴は、該プラグ20に突きくさび部21が含み、丁度よく該親台10の扣接滑り槽103の中に滑り込むことで、これは該プラグ20の前端を正確に該親台10の中に差し込み可能である以外に、該突きくさび部21と扣接滑り槽103の配合によって、該プラグ20を更に密接に該親台10の上に結合可能である。この外に、定位玉16で弾性的に該プラグ20の中に掛け止め、有効に該プラグ20を外に向けて滑り退くのを阻碍可能で、これによってプラグ20と親台10の結合を更に隠定、確実にすることが可能であることは、本考案の新鋭なる実用性を表す。
本考案の構想、形状を一部変更した後に生じた効果、作用が本明細書と図面を含む範囲である場合はすべて本考案の範囲に属することは当然である。
本考案の実施例によるコネクターセットの定位結合構造の親台とプラグの分離状態を示す図である。 本考案の実施例によるコネクターセットの定位結合構造の親台の局部分解図である。 本考案の実施例によるコネクターセットの定位結合構造の親台とプラグの結合状態を示す図である。 図3の4−4方向の局部断面図である。
符号の説明
10 親台、11 殻体、12 殻体、13 回路板、14a 第一信号線、14b 第二信号線、15 ソケットコネクター、16 定位玉、17 はめ筒、18 圧縮バネ、19 はめ孔、20 プラグ、21 突きくさび部、22 信号線、101 差し穴、102 載せ台、103 扣接滑り槽、151 端子、171 突き柱、211 定位穴

Claims (8)

  1. 親台と、プラグとを含むコネクターセットの定位結合構造であって、
    該親台は、該親台の一側端面に差し穴が凹設され、ソケットコネクターを中に設け、並びに該側面に載せ台が突設され、且つ該載せ台上に扣接滑り槽が凹設され、
    該プラグは、突きくさび部を有し、丁度よく該親台の扣接滑り槽の中に滑り扣接し、並びに該プラグの前段を対応的に該親台の差し穴の中に差し込み、プラグの突きくさび部と親台の扣接滑り槽が丁度よく互いに滑り合うことによって、該プラグが該親台上に結合していることを特徴とするコネクターセットの定位結合構造。
  2. 該扣接滑り槽は、鳩尾槽状に成形されていることを特徴とする請求項1記載のコネクターセットの定位結合構造。
  3. 該扣接滑り槽は、T字形槽状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクターセットの定位結合構造。
  4. 親台は、一組の殻体の対合で組合わされ、該親台の中には、一枚の回路板が取り付けられ、第一信号線を連接し、該回路板はソケットコネクターが連接され、その差し込んだ端は、投影で該親台の差し孔の内側に対応し、且つ該ソケットコネクターの各端子を該回路板に溶接することを特徴とする請求項1記載のコネクターセットの定位結合構造。
  5. 該回路板には、第二信号線が溶接され、該親台から外に向かって引き出し、これによって第一信号線、第二信号線及びプラグが連接した信号線を互いに信号伝送を進行可能とすることを特徴とする請求項4記載のコネクターセットの定位結合構造。
  6. 該親台は、弾性的に定位玉が設けられ、該定位玉を常時該扣接滑り槽の中に突出して、対応的に該プラグの突きくさび部の定位穴の中に掛け込むことを特徴とする請求項1記載のコネクターセットの定位結合構造。
  7. 該親台の中には、はめ筒が設けられていて、圧縮バネをはめ接し、該圧縮バネにより常時定位玉を突き推して、該定位玉の頂端をはめ孔から外に向けて、該扣接滑り槽の中から伸出させ、対応的に該プラグの突きくさび部の定位穴の中に掛け込むことを特徴とする請求項1記載のコネクターセットの定位結合構造。
  8. 該親台の中には、一本の突き柱が設けられ、圧縮バネをはめ接し、該圧縮バネにより常時定位玉を突き推して、該定位玉の頂端をはめ孔から外に向けて、該扣接滑り槽の中から伸出させ、対応的に該プラグの突きくさび部の定位穴の中に掛け込むことを特徴とする請求項1または7記載のコネクターセットの定位結合構造。
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