JP3121624U - フレーム - Google Patents
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Abstract
【課題】持ち運びの際に嵩張ることがないとともに、分解及び組み立て自在にすることにより使用者において組み立てを可能にしたフレームを提供すること。
【解決手段】略四角形状に枠組みして形成するとともに、その内周側全域に挿入溝201が形成された枠体2と、周縁部が前記挿入溝201内に挿入される配置で前記枠体2内に支持される、筒状に変形自在又は折り畳み自在とした透明体3と、該透明体3の裏面側に重ね合わされる配置でかつ周縁部が前記挿入溝201内に挿入される配置で前記枠体2内に支持される、筒状に変形自在又は折り畳み自在とした裏板4と、を具備したフレームにおいて、前記枠体2を、縦方向及び/又は横方向の中央部分近傍で複数の枠体部5a、5b、6a、6bに分離可能にするとともに、この複数の枠体部5a、5b、6a、6bを連結手段7によって連結した。
【選択図】図1
【解決手段】略四角形状に枠組みして形成するとともに、その内周側全域に挿入溝201が形成された枠体2と、周縁部が前記挿入溝201内に挿入される配置で前記枠体2内に支持される、筒状に変形自在又は折り畳み自在とした透明体3と、該透明体3の裏面側に重ね合わされる配置でかつ周縁部が前記挿入溝201内に挿入される配置で前記枠体2内に支持される、筒状に変形自在又は折り畳み自在とした裏板4と、を具備したフレームにおいて、前記枠体2を、縦方向及び/又は横方向の中央部分近傍で複数の枠体部5a、5b、6a、6bに分離可能にするとともに、この複数の枠体部5a、5b、6a、6bを連結手段7によって連結した。
【選択図】図1
Description
本考案はフレームに係り、より詳しくは、組み立て及び分解自在にしたフレームに関する。
一般的に、写真、絵画等を壁等に飾る場合に用いるフレームは、四角形状に枠組みすることにより構成された枠体と、この枠体の内周側に支持されるとともに、写真、絵画等を挟み込んで支持することが可能な透明体および裏板を備えており、透明体と裏板の間に写真、絵画等を挟み込むことにより、フレームに写真、絵画等を支持し、その後このフレームを壁等に掛けることにより、写真、絵画等を所望する箇所に飾ることを可能としている。
そして、この従来から一般的に提供されているフレームでは、枠体の内周側に透明体及び裏板を装着した状態で提供されており、そのため、全体が大きくなってしまい、販売店で購入して自宅等へ持ち帰る際に嵩張ってしまうという問題点がある。
また、従来から提供されているフレームでは、完成された状態で提供されているために、使用者は、単に透明体と裏板との間に写真、絵画等を挟み込む作業のみしかできず、面白みに欠けるものであった。
そこで、本考案は、持ち運びの際に嵩張ることがないとともに、分解及び組み立て自在にすることにより使用者において組み立てを可能にして、これにより面白みを増したフレームを提供することを課題としている。
請求項1に記載の本考案のフレームは、略四角形状に枠組みして形成するとともに、その内周側全域に挿入溝が形成された枠体と、
周縁部が前記挿入溝内に挿入される配置で前記枠体内に支持される、筒状に変形自在又は折り畳み自在とした透明体と、
該透明体の裏面側に重ね合わされる配置でかつ周縁部が前記挿入溝内に挿入される配置で前記枠体内に支持される、筒状に変形自在又は折り畳み自在とした裏板と、を具備したフレームにおいて、
前記枠体を、縦方向又は横方向の中央部分近傍で複数の枠体部に分離可能にするとともに、前記複数の枠体部を連結手段によって分離可能に連結した、ことを特徴としている。
周縁部が前記挿入溝内に挿入される配置で前記枠体内に支持される、筒状に変形自在又は折り畳み自在とした透明体と、
該透明体の裏面側に重ね合わされる配置でかつ周縁部が前記挿入溝内に挿入される配置で前記枠体内に支持される、筒状に変形自在又は折り畳み自在とした裏板と、を具備したフレームにおいて、
前記枠体を、縦方向又は横方向の中央部分近傍で複数の枠体部に分離可能にするとともに、前記複数の枠体部を連結手段によって分離可能に連結した、ことを特徴としている。
また、請求項2に記載の本考案のフレームは、略四角形状に枠組みして形成するとともに、その内周側全域に挿入溝が形成された枠体と、
周縁部が前記挿入溝内に挿入される配置で前記枠体内に支持される、筒状に変形自在又は折り畳み自在とした透明体と、
該透明体の裏面側に重ね合わされる配置でかつ周縁部が前記挿入溝内に挿入される配置で前記枠体内に支持される、筒状に変形自在又は折り畳み自在とした裏板と、を具備したフレームにおいて、
前記枠体を、縦方向及び横方向の中央部分近傍で複数の枠体部に分離可能にするとともに、前記複数の枠体部を連結手段によって分離可能に連結した、ことを特徴としている。
周縁部が前記挿入溝内に挿入される配置で前記枠体内に支持される、筒状に変形自在又は折り畳み自在とした透明体と、
該透明体の裏面側に重ね合わされる配置でかつ周縁部が前記挿入溝内に挿入される配置で前記枠体内に支持される、筒状に変形自在又は折り畳み自在とした裏板と、を具備したフレームにおいて、
前記枠体を、縦方向及び横方向の中央部分近傍で複数の枠体部に分離可能にするとともに、前記複数の枠体部を連結手段によって分離可能に連結した、ことを特徴としている。
本考案のフレームでは、略四角形状に枠組みされた枠体を、縦方向又は/及び横方向の中央部分近傍で複数の枠体部に分離可能にするとともに、それぞれの枠体部をネジ等の連結手段により分離可能に連結しているため、枠体を分離することにより、略四角形状の枠体を小さくすることができる。
また、本考案のフレームでは、透明体及び裏板を、筒状に変形自在又は折り畳み自在としており、これにより、枠体を小さくするとともに透明体及び裏板を筒状に変形させ又は折り畳むことでフレームの全体をコンパクトにまとめることができ、持ち運びに際して嵩張ることが無くなる。
更に、例えば、自宅等に持ち帰った後に、枠体を枠組みするとともにこの枠体の内周側に透明体及び裏板を係止してフレームを組み立てる楽しみもでき、面白みを増すこともできる。
本考案のフレームでは、略四角形状に枠組みされるとともに、その内周側全域に挿入溝が形成された枠体を有している。そして、この枠体は、縦方向及び横方向の中央部分近傍で4個の枠体部に分離可能にしており、これらの4個の枠体部は、連結手段によって分離可能に連結し、分離することにより枠体を1/4の大きさにすることを可能としている。
また、本考案のフレームでは、枠体の内周側全域に挿入溝が形成されているとともに、この挿入溝内に周縁部が挿入される配置で前記枠体内に支持される透明体と、この透明体の裏面側に重ね合わされる配置で、かつ、その周縁部が枠体の挿入溝内に挿入される配置で前記枠体内に支持される裏板を有しており、透明体及び裏板はともに、筒状に変形自在又は折り畳み自在とし、これにより、例えば透明体及び裏板を筒状に丸めることによりコンパクトにすることを可能としている。
ここで、前記枠体を構成する一方側枠体部と他方側枠体部を連結するに際しては、枠体の裏側面において、一方側枠体部と他方側枠体部をネジにより連結するとよく、これにより、容易に組み立て及び分離が可能である。
本考案のフレームの実施例について図面を参照して説明すると、図1は本実施例のフレームを正面側から示した斜視図であり、また、図3は本実施例のフレームの実施例を背面側から示した斜視図であり、更に図2は図1におけるA−A線端面図である。
そして、図において1が本実施例のフレームであり、本実施例のフレーム1では、四角形状とした枠体を備えており、この枠体2は、その内周側全域に挿入溝201を有している。
即ち、図において2が枠体であり、本実施例においてこの枠体2は、枠体2の上部の横枠を構成する上部横材202aと、枠体2の下部の横枠を構成する下部横材202bと、これらの横材202a、202bをその長手方向の両端部においてそれぞれ連通した縦材203を有しており、縦材203は長尺としており、これにより、枠体2は全体として四角形状としている。
ここで、図2は、図1におけるA−A線断面図であり、本実施例において前記横材202a、202b及び縦材203はそれぞれ、長手方向に向いた断面形状を略コ字状としており、枠体2を枠組みするに際しては、それぞれの開口部分が枠体2の内側に向くようにしている。そして、これにより、前記枠体2は、内周側全域に挿入溝201が形成するようにしている。
また、本実施例のフレーム1では透明体を備えており、即ち、図1及び図2において3が透明体である。そして、本実施例においてこの透明体3は、ビニール等の透明素材で形成するとともに、円筒状にまるめ、あるいは小さく折り畳むことを可能としており、広げた状態において前記挿入溝201内に周縁部を挿入することで前記枠体2の内周側に支持可能とし、更に、筒状に丸め、あるいは小さく折り畳むことによりコンパクトにすることを可能にしている。
更に、本実施例のフレーム1では、前記透明体3とほぼ同一の外形寸法にするとともに、透明体3と同様に、円筒状に丸め、あるいは小さく折り畳むことを可能な素材により形成した裏板を備えている。即ち、図2において4が裏板あり、この裏板4は、前記透明体3の裏面側に重ね合わせつつ、その周縁部を前記挿入溝201内に挿入することで前記枠体2の内周側に支持可能として、また、透明体3と同様に、筒状に丸め、あるいは小さく折り畳むことによりコンパクトにすることを可能にしている。
次に、図4は前記枠体2を分解した状態を示す斜視図であり、本実施例において前記枠体2は、縦方向及び横方向の中央部分近傍で複数の枠体部に分離可能にしている。
即ち、本実施例における枠体2は、まず、これを構成する一対の縦材203のそれぞれにおける長手方向に向いた中央部分で切断しており、これにより、前記上部横材202aとこの上部横材202aの両端部に連設された一対の縦材203の上半分部分で構成された上部枠体部5と、前記下部横材202bとこの下部横材202bの両端部に連設された一対の縦材203の下半分部分で構成された下部枠体部6とに分離可能にしている。
また、前記上部枠体部5と下部枠体部6はそれぞれ、横材202a、202bのそれぞれにおける長手方向の中央部分で切断しており、これにより、左側上部枠体部5a及び右側上部枠体部5bと、左側下部枠体部6a及び右側下部枠体部6bとに分離可能としている。
このように、本実施例における枠体2は、4個の枠体部に分離可能としているために、枠体2を上部枠体部5と下部枠体部6とに分離するとともに、上部枠体部5を左側上部枠体部5aと右側上部枠体部5bに分離し、下部枠体部6を左側下部枠体部6aと右側下部枠体部6bに分離することで、前記枠体2を四分割して、1/4まで小さくすることができ、持ち運びに際して嵩張ることを防止して持ち運びを容易にしている。
ここで、図3、4において7はネジであり、本実施例のフレーム1では、図3に示すように、枠体2の裏面において、前記複数の枠体部5a、5b、6a、6bをネジ7により連結している。
この連結の方法について説明すると、本実施例においては、両端側にネジ孔を有する連結用プレート8を用いており、複数の枠体部5a、5b、6a、6bで枠体2を枠組みした状態で、前記連結用プレート8を、ネジ孔の部分のそれぞれが互いに連結される枠体部のそれぞれの裏面側に位置するようにして互いに連結される枠体部に架け渡し、その後に、ネジ孔を貫通させつつ、ネジ7を枠体部の裏側面に螺合し、これにより枠体部を連結している。
このように、本実施例のフレーム1では、連結用プレート8とネジ7を用いることで、複数の枠体部で四角形状の枠体2を枠組み可能とし、また、ネジ7を外すことにより枠体2を複数の枠体部に分離可能としているため、特に面倒な作業を経ることなく枠体の組み立て及び解体ができ、持ち運びに際して嵩張ることを防止できるとともに、自宅等に持ち帰った後に組み立てる楽しみも維持することができる。
次に、このように構成される本実施例のフレームの作用について説明すると、本実施例のフレームを組み立てる場合には、前述したように、連結用プレート8とネジ7を用いて、4個の枠体部5a、5b、6a、6bで四角形状の枠体2を枠組みし、次に、透明体3と裏板4とを、重ね合わせた状態で、その周縁部を挿入溝21内に挿入し、これにより枠体2の内周側に透明体3及び裏板4とを支持する。
そうすると、これによりフレーム1が完成し、透明体3及び裏板4間に写真、絵画等を挟み込むとともに、この写真、絵画等を挟み込んだ状態の枠体2を壁等に飾ることで、写真、絵画等を所望する箇所に飾ることが可能である。
一方、ネジ7を外して連結用プレート8を取り外し、これにより枠体2を4個の枠体部5a、5b、6a、6bに分離し、更に、透明体3及び裏板4を筒状に丸めると、フレーム1の全体をコンパクトにまとめることができ、持ち運びを容易にすることができる。
このように、本実施例のフレーム1では、枠体2を分離可能にしているとともに透明体と裏板を筒状に丸めることを可能にしているため、コンパクトにまとめることで持ち運びを容易にすることができるとともに、組み立てる楽しみを有した面白みのあるフレームにすることが可能である。
なお、前述の実施例では、ネジにより枠体部を連結する方法を説明したが、必ずしもネジにより連結する必要はなく、その他の方法によって連結可能にしてもよい。
また、前述の実施例では、枠体2を上部枠体部5と下部枠体部6とに分離するとともに、この上部枠体部5と下部枠体部6とをそれぞれ、右側上部枠体部5a、左側上部枠体部5b、右側下部枠体部6a、左側下部枠体部6bとに分離して四分割可能にした場合を説明したが、必ずしも四分割にする必要はなく、上部枠体部5と下部枠体部6、あるいは、右側枠体部と左側枠体部の二分割としてもよい。
本考案のフレームでは、分解することでコンパクトにすることができるとともに、組み立てる楽しみを有しているため、分解可能としたフレームの全般に適用可能である。
1 フレーム
2 枠体
201 挿入溝
202a 上部横材
202b 下部横材
203 縦材
3 透明体
4 裏板
5 上部枠体部
5a 右側上部枠体部
5b 左側上部枠体部
6 下部枠体部
6a 右側下部枠体部
6b 左側下部枠体部
7 ネジ
8 連結用プレート
2 枠体
201 挿入溝
202a 上部横材
202b 下部横材
203 縦材
3 透明体
4 裏板
5 上部枠体部
5a 右側上部枠体部
5b 左側上部枠体部
6 下部枠体部
6a 右側下部枠体部
6b 左側下部枠体部
7 ネジ
8 連結用プレート
Claims (3)
- 略四角形状に枠組みして形成されるとともに、その内周側全域に挿入溝(201)が形成された枠体(2)と、
周縁部が前記挿入溝(201)内に挿入される配置で前記枠体(2)内に支持される、筒状に変形自在又は折り畳み自在とした透明体(3)と、
該透明体(3)の裏面側に重ね合わされる配置でかつ周縁部が前記挿入溝(201)内に挿入される配置で前記枠体(2)内に支持される、筒状に変形自在又は折り畳み自在とした裏板(4)と、を具備したフレームにおいて、
前記枠体(2)を、縦方向又は横方向の中央部分近傍で複数の枠体部(5a、5b、6a、6b)に分離可能にするとともに、前記複数の枠体部(5a、5b、6a、6b)を連結手段(7)によって分離可能に連結した、ことを特徴とするフレーム。 - 略四角形状に枠組みして形成するとともに、その内周側全域に挿入溝(201)が形成された枠体(2)と、
周縁部が前記挿入溝(201)内に挿入される配置で前記枠体(2)内に支持される、筒状に変形自在又は折り畳み自在とした透明体(3)と、
該透明体(3)の裏面側に重ね合わされる配置でかつ周縁部が前記挿入溝(201)内に挿入される配置で前記枠体(2)内に支持される、筒状に変形自在又は折り畳み自在とした裏板(4)と、を具備したフレームにおいて、
前記枠体(2)を、縦方向及び横方向の中央部分近傍で複数の枠体部(5a、5b、6a、6b)に分離可能にするとともに、前記複数の枠体部(5a、5b、6a、6b)を連結手段(7)によって分離可能に連結した、ことを特徴とするフレーム。 - 前記複数の枠体部(5a、5b、6a、6b)を、枠体(2)の裏側面でネジ(7)により連結した、ことを特徴とするフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000194U JP3121624U (ja) | 2006-01-13 | 2006-01-13 | フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000194U JP3121624U (ja) | 2006-01-13 | 2006-01-13 | フレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3121624U true JP3121624U (ja) | 2006-05-25 |
Family
ID=43471722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006000194U Expired - Lifetime JP3121624U (ja) | 2006-01-13 | 2006-01-13 | フレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3121624U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200496765Y1 (ko) * | 2022-04-21 | 2023-04-19 | 강욱 | 날씬해 보이는 거울 |
JP7493417B2 (ja) | 2020-09-04 | 2024-05-31 | 株式会社エポック社 | 額縁 |
-
2006
- 2006-01-13 JP JP2006000194U patent/JP3121624U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7493417B2 (ja) | 2020-09-04 | 2024-05-31 | 株式会社エポック社 | 額縁 |
KR200496765Y1 (ko) * | 2022-04-21 | 2023-04-19 | 강욱 | 날씬해 보이는 거울 |
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