JP3121137U - 盤内銅バー配線型避雷器盤 - Google Patents

盤内銅バー配線型避雷器盤 Download PDF

Info

Publication number
JP3121137U
JP3121137U JP2006000894U JP2006000894U JP3121137U JP 3121137 U JP3121137 U JP 3121137U JP 2006000894 U JP2006000894 U JP 2006000894U JP 2006000894 U JP2006000894 U JP 2006000894U JP 3121137 U JP3121137 U JP 3121137U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lightning arrester
panel
lightning
fuses
copper bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2006000894U
Other languages
English (en)
Inventor
一夫 小川
淳一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shoden Corp
Original Assignee
Shoden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shoden Corp filed Critical Shoden Corp
Priority to JP2006000894U priority Critical patent/JP3121137U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3121137U publication Critical patent/JP3121137U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

【課題】ケーブルの配線インダクタンスによる電圧降下が避雷器自体の制限電圧に加算されないようにして、各種の低圧機器を確実に保護するようにした盤内銅バー配線型避雷器盤を提供する。
【解決手段】内蔵する避雷器により配電線から侵入する雷サージを吸収するようにした避雷器盤において、配電線に接続された複数の入力端子U1,V1,W1,U2,V2と、これらの入力端子にそれぞれ接続されたヒューズF1〜F5と、これらのヒューズF1〜F5にそれぞれ接続された複数の避雷器Arrとを備え、入力端子U1,V1,W1,U2,V2とヒューズF1〜F5との間、及び、ヒューズF1〜F5と避雷器Arrとの間を、銅バー11,12,14,15によりそれぞれ接続する。
【選択図】図1

Description

本考案は、内蔵する避雷器により配電線から侵入する雷サージを吸収して電子機器や通信機器等、各種の低圧機器を保護し、その破壊や誤動作を防止するようにした避雷器盤に関し、詳しくは、盤内の配線に銅バーを使用した避雷器盤に関するものである。
従来、配電線や通信線から侵入する雷サージを吸収して各種の低圧機器等を保護するようにした避雷器盤、保安器盤は各種提供されている。
例えば、特許文献1に記載された防雷用配電盤は、一つの筐体内に、入力線が接続されて接地される防雷用の避雷器を内装した防雷用配電盤において、配電線に並列もしくは直列に接続される強電用避雷器と、通信線に並列もしくは直列に接続される信号用避雷器との種類の異なる避雷器を、上記筐体内に内装したものである。
これにより、強電用避雷器及び信号用避雷器の接続を同一地点で行なえるため、接地場所が異なる場合に比較して取付作業を極めて容易に行なうことができ、作業性を大幅に向上させることができると共に、防雷用配電盤を機器の近くに設置して避雷器に機器を接続することができるので、避雷器と機器との間の配線が短くなり、建築構造体等から電磁誘導によって生じる間接的な雷電流が発生しにくくなって防雷を一層確実に行なうことができる等の利点がある。
特開平10−117409号公報(請求項1、段落番号0008〜0022,図1等)
特許文献1に記載された従来技術では、例えば配電線側の入力端子と避雷器との間や避雷器と接地端子との間がケーブルによって接続されている。
しかし、これによると、ケーブルの配線インダクタンスによる電圧降下が避雷器自体の制限電圧に加算される結果、入力端子から避雷器までの全体的な制限電圧が避雷器自体の制限電圧目よりも高くなってしまい、配電線から雷サージが侵入した際に避雷器が動作せず、負荷として接続されている各種の低圧機器にサージ電圧が印加されてこれらの破壊や故障を招くおそれがあった。
そこで本考案の解決課題は、従来のようなケーブルの配線インダクタンスによる電圧降下が避雷器自体の制限電圧に加算されないようにして各種の低圧機器を確実に保護するようにした盤内銅バー配線型避雷器盤を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載した考案は、内蔵する避雷器により配電線から侵入する雷サージを吸収するようにした避雷器盤において、
前記配電線に接続された複数の入力端子と、これらの入力端子にそれぞれ接続されたヒューズと、これらのヒューズにそれぞれ接続された複数の避雷器とを備え、
前記入力端子とヒューズとの間、及び、前記ヒューズと避雷器との間を、銅バーによりそれぞれ接続したものである。
請求項2に記載した考案は、請求項1に記載した盤内銅バー配線型避雷器盤において、
更に、前記避雷器と接地端子との間を銅バーにより接続したものである。
本考案によれば、少なくとも入力端子と避雷器との間の配線に銅バーを用いることにより、従来のようにケーブルを用いて接続する場合に比べて配線インダクタンスを小さくすることができ、入力端子から避雷器までの配線経路の制限電圧を、避雷器自体の制限電圧とほぼ等しい値にまで低下させることができる。
これにより、避雷器の制限電圧以上の雷サージ電圧が配電線に印加された場合に避雷器を速やかに動作させ、負荷である電子機器や通信機器等、各種低圧機器の破壊や故障を未然に防止することが可能である。
以下、図に沿って本考案の実施形態を説明する。
まず、図1はこの実施形態に係る避雷器盤の回路図である。図1において、300,100は端子板であり、それぞれ三相三線式の入力端子U1,V1,W1と、単相三線式の入力端子U2,V2,N2とを備えている。
三相三線式の入力端子U1,V1,W1には、銅バー11を介してヒューズF1,F2,F3がそれぞれ接続されており、ヒューズF1,F2,F3には銅バー12を介して3個の避雷器Arrがそれぞれ接続されている。これら3個の避雷器Arrにより、サージ保護ユニットSPD1が構成されている。
また、3個の避雷器Arrの共通接続端は、共通端子Nを介して銅バー13に接続されている。
一方、単相三線式の入力端子U2,V2には、銅バー14を介してヒューズF4,F5がそれぞれ接続されており、ヒューズF4,F5には銅バー15を介して2個の避雷器Arrがそれぞれ接続されている。これら2個の避雷器Arrにより、サージ保護ユニットSPD2が構成されている。
また、2個の避雷器Arrの共通接続端及び入力端子N2は、共通端子Nを介して前記銅バー13に接続されている。
なお、サージ保護ユニットSPD1,SPD2内の避雷器Arrは何れも同一の構成であり、直撃雷及び誘導雷の何れにも対応可能な特性を有している。また、詳述はしないが、各避雷器Arrは、故障表示機能及び警報接点出力機能を備えている。
サージ保護ユニットSPD1,SPD2の共通端子Nは、エアギャップを介して銅バー16に接続されており、この銅バー16には、接地端子板20が接続されている。
接地端子板20は、この避雷器盤の扉アースや筐体アース、局舎埋設リングアース等に接続するためのものである。
次に、図2はこの実施形態に係る避雷器盤の内部構造を示す正面図であり、図示されていない前面扉を開いた状態である。図2に示すように、下から入力端子U1,V1,W1,U2,V2,N2、ヒューズF1,F2,F3,F4,F5及びサージ保護ユニットSPD1,SPD2、接地端子板20等が配置されており、各部相互間の接続に銅バー11〜16が使用されている。
本実施形態では、少なくとも入力端子U1,V1,W1,U2,V2とヒューズF1,F2,F3,F4,F5とサージ保護ユニットSPD1,SPD2との相互間の配線に銅バー11,12,14,15を用いることにより、従来のようにケーブルを用いて接続する場合に比べて配線インダクタンスを小さくすることができる。
このため、入力端子U1,V1,W1,U2,V2からサージ保護ユニットSPD1,SPD2までの配線経路の制限電圧をケーブル使用時よりも小さくすることができ、この制限電圧を、サージ保護ユニットSPD1,SPD2内の避雷器Arr自体の制限電圧とほぼ等しい値にまで低下させることができる。
これにより、避雷器Arr自体の制限電圧以上の雷サージ電圧が配電線に印加された場合には、避雷器Arrを速やかに動作させて負荷である低圧機器の破壊や故障を未然に防止することが可能である。
図3は、この実施形態の効果を確認するための試験回路図(図3(a))及び試験結果のグラフ(同(b))であり、図4は従来技術を模擬するために、図3(a)における銅バー11,12,13をケーブル11’,12’,13’に変更した場合の試験回路図(図4(a))及び試験結果のグラフ(同(b))である。
なお、これらの図において、10は前記入力端子U1,V1,W1,U2,V2を包括的に示した入力端子、31はノーヒューズブレーカ、32は出力端子、40はインパルス発生源、OS1,OS2は電圧、電流を測定するためのオシロスコープである。
図3(a)のように配線部材として銅バー11,12,13を使用してインパルス発生源40によりインパルス電圧を印加したところ、同(b)に示すようにオシロスコープOS1により測定された制限電圧は約1400Vであり、オシロスコープOS2により測定された電流は13kAであった。
一方、図4(a)のように配線部材としてケーブル11’,12’,13’を使用してインパルス発生源40によりインパルス電圧を印加したところ、同(b)に示すようにオシロスコープOS1により測定された制限電圧は約2200Vであり、オシロスコープOS2により測定された電流は13kAであった。
上記の試験結果によれば、この実施形態では、入力端子10からヒューズF1,F2,F3及びサージ保護ユニットSPD1を介して銅バー13に至る経路の制限電圧が従来技術よりも大幅に低下しており、サージ保護ユニットSPD1内の避雷器Arr自体の制限電圧とほぼ等しくなっていることが確認された。
すなわち、配線部材として銅バー11,12,13を使用することにより、ケーブル11’,12’,13’の使用時よりも配線インダクタンスを小さくすることができ、これによって、配線インダクタンスによる電圧降下が避雷器Arr自体の制限電圧に加算されるのを防いでいることが判る。
本考案の実施形態を示す回路図である。 本考案の実施形態の内部構造を示す正面図である。 本考案の実施形態の効果を確認するための試験回路図(図3(a))及び試験結果のグラフ(同(b))である。 従来技術を対象とした試験回路図(図4(a))及び試験結果のグラフ(同(b))である。
符号の説明
10:入力端子
11〜16:銅バー
20:接地端子板
31:ノーヒューズブレーカ
32:出力端子
40:インパルス発生源
100,300:端子板
U1,V1,W1,U2,V2,N2:入力端子
N:共通端子
F1,F2,F3,F4,F5:ヒューズ
Arr:避雷器
SPD1,SPD2:サージ保護ユニット
OS1,OS2:オシロスコープ

Claims (2)

  1. 内蔵する避雷器により配電線から侵入する雷サージを吸収するようにした避雷器盤において、
    前記配電線に接続された複数の入力端子と、これらの入力端子にそれぞれ接続されたヒューズと、これらのヒューズにそれぞれ接続された複数の避雷器とを備え、
    前記入力端子とヒューズとの間、及び、前記ヒューズと避雷器との間を、銅バーによりそれぞれ接続したことを特徴とする盤内銅バー配線型避雷器盤。
  2. 請求項1に記載した盤内銅バー配線型避雷器盤において、
    更に、前記避雷器と接地端子との間を銅バーにより接続したことを特徴とする盤内銅バー配線型避雷器盤。
JP2006000894U 2006-02-13 2006-02-13 盤内銅バー配線型避雷器盤 Expired - Lifetime JP3121137U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006000894U JP3121137U (ja) 2006-02-13 2006-02-13 盤内銅バー配線型避雷器盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006000894U JP3121137U (ja) 2006-02-13 2006-02-13 盤内銅バー配線型避雷器盤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3121137U true JP3121137U (ja) 2006-04-27

Family

ID=43471263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006000894U Expired - Lifetime JP3121137U (ja) 2006-02-13 2006-02-13 盤内銅バー配線型避雷器盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3121137U (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018007431A (ja) * 2016-07-04 2018-01-11 東日本旅客鉄道株式会社 屋外用電源切替装置
CN109752614A (zh) * 2019-01-10 2019-05-14 西安西电避雷器有限责任公司 一种避雷器参数测量方法及系统
US10658679B2 (en) 2012-10-10 2020-05-19 Printed Energy Pty Ltd Printed energy storage device
US10673077B2 (en) 2013-07-17 2020-06-02 Printed Energy Pty Ltd Printed silver oxide batteries
US10686197B2 (en) 2012-10-10 2020-06-16 Printed Energy Pty Ltd Printed energy storage device
US10770733B2 (en) 2012-07-18 2020-09-08 Printed Energy Pty Ltd Diatomaceous energy storage devices
US11063265B2 (en) 2012-07-18 2021-07-13 Printed Energy Pty Ltd Diatomaceous energy storage devices
US11066306B2 (en) 2012-07-18 2021-07-20 Printed Energy Pty Ltd Diatomaceous energy storage devices

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10770733B2 (en) 2012-07-18 2020-09-08 Printed Energy Pty Ltd Diatomaceous energy storage devices
US11063265B2 (en) 2012-07-18 2021-07-13 Printed Energy Pty Ltd Diatomaceous energy storage devices
US11066306B2 (en) 2012-07-18 2021-07-20 Printed Energy Pty Ltd Diatomaceous energy storage devices
US11962017B2 (en) 2012-07-18 2024-04-16 Printed Energy Pty Ltd Diatomaceous energy storage devices
US10658679B2 (en) 2012-10-10 2020-05-19 Printed Energy Pty Ltd Printed energy storage device
US10686197B2 (en) 2012-10-10 2020-06-16 Printed Energy Pty Ltd Printed energy storage device
US10673077B2 (en) 2013-07-17 2020-06-02 Printed Energy Pty Ltd Printed silver oxide batteries
JP2018007431A (ja) * 2016-07-04 2018-01-11 東日本旅客鉄道株式会社 屋外用電源切替装置
CN109752614A (zh) * 2019-01-10 2019-05-14 西安西电避雷器有限责任公司 一种避雷器参数测量方法及系统
CN109752614B (zh) * 2019-01-10 2023-08-29 西安西电避雷器有限责任公司 一种避雷器参数测量方法及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3121137U (ja) 盤内銅バー配線型避雷器盤
CA2711020C (en) Method and circuit arrangement for connecting at least one string of a photovoltaic system to an inverter
KR101081578B1 (ko) 낙뢰 및 전자파 보호를 위한 이중 차폐 구조의 전기설비 패널
CN103474977A (zh) 一种防雷器、防雷组合及防雷柜
US8072728B2 (en) Overvoltage protection device
US5204800A (en) Voltage surge suppression device
KR101142280B1 (ko) Tn-c 공통접지를 이용한 낙뢰방호장치
Hotchkiss Surge protection of automatic transfer switches—Application note
US20140126092A1 (en) Electrical surge suppressor
EP4071947A1 (en) Surge arrester for power-grid protection in a multi-pole design to protect the power grid
CN102931649A (zh) 新型防雷装置
EP3171475B1 (en) Power supply protector and air-conditoning system including the same, and method for manufacturing power supply protector
EP2991177B1 (de) Überspannungsschutzeinrichtung
JP6265800B2 (ja) 接地線端子箱
TW201320533A (zh) 用於分離之過電流及短路保護之電力分配裝置
KR100988946B1 (ko) 서지 보호 장치 및 이를 포함하는 전력 공급 보호 장치
JP2012120343A (ja) 過電流保護機器収納盤
JP7068729B1 (ja) 接地端子分離型spdおよび接地ユニット
CN203895969U (zh) 一种电源浪涌保护器
CN203617702U (zh) 一种防雷器、防雷组合及防雷柜
KR101130905B1 (ko) 탈착식 서지 방지부를 갖는 분전함
KR20240111596A (ko) 서지 방출을 위한 접지도체 연결형 접속 소자 및 이를 포함하는 서지 방출을 위한 접지 시스템
CA2814332C (en) Test device for power engineering equipment and method for manufacturing a test device for power engineering equipment
KR100353268B1 (ko) 전자파 대응 단위세대 분전반
Li et al. Coal Mining Automatic Control Equipment Surge Immunity Test Analysis

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120405

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140405

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term