JP3121012U - 水道用量水容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 メーターの交換作業性がよく、検診時などに発見し易い量水容器を提案する。
【解決手段】 少なくとも水道管4に接続された水道メーター5が収納される水道用量水容器1において、容器本体2と、容器本体2に開閉自在に取り付けられた蓋3とを有し、容器本体2に複数の壁面取付部9が設けて、建物の壁面20に装着可能とした。
【選択図】図1
【解決手段】 少なくとも水道管4に接続された水道メーター5が収納される水道用量水容器1において、容器本体2と、容器本体2に開閉自在に取り付けられた蓋3とを有し、容器本体2に複数の壁面取付部9が設けて、建物の壁面20に装着可能とした。
【選択図】図1
Description
本考案は、水道管に接続された水道メーターが収納される水道用量水容器に関する。
従来、一般家庭を含む水道利用施設の敷地内には、水道本管から分岐させた引込管が埋設されている。この引込管には、水道使用量を計測する水道メーターと水道利用施設への水の給水/止水を行う開閉弁が接続されている。これら水道メーターや開閉弁は通常、敷地内の地中に埋設された量水容器内に収納されていて、必要に報じて容器の蓋を開閉して給水や止水、水道使用量の検診を行っている。
従来の量水容器は、地中に設けられているので、水道使用量の検診の際に草等がのびているとその場所を見つけ難いという課題があった。また、定期的に交換が義務づけられている水道メーターを交換する際に、量水容器が地中にある場合、交換作業がやり難いという課題もある。
本発明は、メーターの交換作業性がよく、検診時などに発見し易い量水容器を提案することを、その目的とする。
本発明は、メーターの交換作業性がよく、検診時などに発見し易い量水容器を提案することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本考案にかかる少なくとも水道管に接続された水道メーターが収納される水道用量水容器は、容器本体と、この容器本体に開閉自在に取り付けられた蓋とを有し、容器本体に壁面取付部が設けられていることを特徴としている。
本考案にかかる少なくとも水道管に接続された水道メーターが収納される水道用量水容器は、容器本体と、この容器本体に開閉自在に取り付けられた蓋とを有し、容器本体に、水道管が挿入可能であり、容器本体内部に連通する脚部が設けられていることを特徴としている。
本考案にかかる水道用量水容器においては、容器本体の内部に、水道メーターを下方から支えるメーター受け台が設けられている点や、容器本体の底部に、開口部が形成されている点、水道メーターの表示面と対面する容器本体の一部に、透明部が設けられていること点を特徴としている。
本考案によれば、容器本体と、この容器本体に開閉自在に取り付けられた蓋とを有し、容器本体に壁面取付部が設けられているので、地中ではなく建物の壁面に装着することができ、検診時などに発見し易い場所に設置できるとともに、メーター交換時の作業性も良くなる。
本考案によれば、容器本体と、この容器本体に開閉自在に取り付けられた蓋とを有し、水道管が挿入可能であり容器本体内部に連通する脚部が容器本体に設けられているので、容器本体を空中に配置でき、検診時などに発見し易い場所に設置できるとともに、メーター交換時の作業性も良くなる。
本考案の実施の形態について図面を用いて説明する。図1において、符号1は水道用量水容器を示す。水道用量水容器1は、ステンレス等の金属製の容器本体2と、容器本体2に開閉自在に取り付けられた蓋3とを有している。容器本体2は、その一面2Aが解放された箱であって、その内部に水道管4に接続された水道メーター5と開閉弁6とが収納される。図1は蓋3が開いた状態を示している。
蓋3は、容器本体2の解放された一面2Aを覆うように一面2Aの上端2Bにヒンジ等で開閉自在に支持されている。蓋3の下部3Aには、蓋3を容器本体2に対して閉鎖状態で保持するフック部7と、蓋3の開放を阻止するロック部17が設けられている。ロック部17は、一面2Aの開口部のフランジ部分に引っかかるアーム部17Aと、アーム部17Aを回動させる回転支持体17Bとを備えている。ロック部17は、回転支持体17Bに形成された凹凸部17Cに、この凹凸部17Bと係脱可能な図示しないキーを係合させて閉方向に回転させることでアーム部17Aをフランジ部分に対して係合させて蓋3を閉鎖状態にロックする。蓋3の開閉方向としては、本形態のように容器本体2の上下方向ではなく、左右方向に開閉自在であってもよい。
一面2Aを正面にして、その左右方向に位置する容器本体2の側面2C、2Dには、水道管4を容器内部に導入する取込口8A,8Bが形成されている。水道管4は、取込口8A,8Bから容器本体2内に挿入され、容器本体内で水道メーター5と開閉弁6とが組み付けられて接続される。容器本体2の背面2Eには、壁面取付部となる複数の取付孔9・・が形成されているとともに、水道メーター5を下方から支えるメーター受け台10が装着されている。メーター受け台10は、金属板をプレスまたは板金でほぼL字状に折り曲げたもので、一方の面10Aが取付面をなし、他方の面10Bが水道メーター5の下方に配置されてメーター受け面を成している。取付面となる一方面10Aと背面2Eとの間には必要に応じて補強板を挿入して溶接あるいはボルトなどで共締めて一体化することで、メーター受け台10の取付強度を高められるので好ましい。
容器本体2の底部2Fには、容器本体内につながる開口部12が形成されている。水道メーター5の表示面5Aと対面する容器本体の一部となる上面2Gには、開口13が形成されている。この開口14は、透明な板材15によって塞がれていて、透明部となる点検用の窓部16を構成している。透明な板材15は、開口14周部に図示しないシール用のパッキンを介して図示しないビスで締結固定されている。このため、容器本体2は開口14からの水や誇りの浸入が防止されている。
このような構成の水道用量水容器1の取り付けは、容器本体2の背面2Eを建物の壁面20に適当な高さで当接させて、容器本体2内部から取付孔9にねじなどの締結部材を挿通し、壁面20にねじ込むことで水道用量水容器1を壁面20に固定する。そして、予め止水した水道管4を取込口8A及び取込口8Bから容器本体2内に挿入し、水道メーター5と開閉弁6を水道管4に組み付けて連結する。この状態で止水を解除し、開閉弁6を開くことで通水可能となる。
本形態によると、従来地中に埋設されていた水道用量水容器1を、建物の壁面20に装着することができるので、検診時などに発見し易い場所に設置できるとともに、メーター交換時の作業性も良くなる。
容器本体2の内部には、水道メーター5を下方から支えるメーター受け台10が設けられているので、メーター交換時にメーター受け台10で下から支えた状態で交換作業を行えるので作業性がよい。容器本体2の底部2Fには、開口部12が形成されているので、容器本体2内の埃や結露により発生する水、メーター交換時に出る水を容器本体2の外部に排出することができ、容器本体内部を清潔に保つことができる。
容器本体2の上面2Gには、透明な窓部16が設けられているので、蓋3を開閉することなく、水道メーター5の表示面5Aを目視することができ、検診時の作業性が良くなる。
上記形態では、水道用量水容器1を建物の壁面20に装着するようにしたが、設置形態としてはこのような形態に限定されるものではない。例えば、図3に示すように水道管4が挿入可能であり、容器本体内部に連通する中空状の脚部30,31を容器本体2に設け、この脚部30,31で蓋3の付いた容器本体2を支持する構成としても良い。
この場合、容器本体2の底部2Fに脚部30,31を支持するフランジ32,331をビスで締結固定するとともに、フランジ32,33内に位置する底部2Fを開口する。そして、脚部30,31の上端30A,31Aをフランジ部32,33内に挿入して溶接またはビスなどの締結部材によってフランジ部32,33と一体化する。脚部30,31の下端30B,31Bは地中に埋設されるもので、必要に応じて重石となるコンクリートブロック35,36内に埋め込まれる。これらブロック35,36には、脚部30,31の内部に連通する導入穴35A,36Aが形成されている。脚部30,31はこの導入穴35A,36Aに挿入された後コンクリートなどによってブロック35,36に固定される。中空状の脚部30,31の内部には予め保温材34,34がそれぞれ挿入されている。
脚部30,31の埋設方法としては、コンクリートブロック35,36ではなく、容器本体2が適切な高さとなるように脚部30,31を切断して地中に埋設し、埋設箇所周辺にモルタルを流して重石としてもよい。
このような脚部30,31を備えた水道用量水容器1においては、導入穴35A,36Aから水道管4,4を脚部30,31内にそれぞれ挿入し、容器本体2内まで挿通する。そして、水道メーター5と開閉弁6を水道管4に組み付けて連結する。この状態で止水を解除し、開閉弁6を開くことで通水可能となる。
このように、容器本体2に、容器本体内部に連通する脚部30,31を設けることで、容器本体2を空中に配置でき、検診時などに発見し易い場所に設置できるとともに、メーター交換時の作業性を向上することができる。図3に示す形態では、保温材34,34を予め脚部30,31の内部に設けているが、脚部30,31に挿入する水道管4,4の外周面に予め巻着しておいてもよい。
1 水道用量水容器
2 容器本体
2F 容器本体の底部
2G 対面する容器本体の一部
3 蓋
4 水道管
5 水道メーター
9・・ 壁面取付部
11 メーター受け台
12 開口部
16 透明部
30,31 脚部
2 容器本体
2F 容器本体の底部
2G 対面する容器本体の一部
3 蓋
4 水道管
5 水道メーター
9・・ 壁面取付部
11 メーター受け台
12 開口部
16 透明部
30,31 脚部
Claims (5)
- 少なくとも水道管に接続された水道メーターが収納される水道用量水容器であって、
容器本体と、この容器本体に開閉自在に取り付けられた蓋とを有し、
前記容器本体には壁面取付部が設けられていることを特徴とする水道用量水容器。 - 少なくとも水道管に接続された水道メーターが収納される水道用量水容器であって、
容器本体と、この容器本体に開閉自在に取り付けられた蓋とを有し、
前記容器本体には、前記水道管を挿入可能であり、容器本体内部に連通する脚部が設けられていることを特徴とする水道用量水容器。 - 請求項1または2記載の水道用量水容器において、
前記容器本体の内部には、前記水道メーターを下方から支えるメーター受け台が設けられていることを特徴とする水道用量水容器。 - 請求項1、2または3記載の水道用量水容器において、
前記容器本体の底部には、開口部が形成されていることを特徴とする水道用量水容器。 - 請求項1ないし4の何れかに記載の水道用量水容器において、
前記水道メーターの表示面と対面する容器本体の一部には、透明部が設けられていることを特徴とする水道用量水容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000832U JP3121012U (ja) | 2006-01-15 | 2006-01-15 | 水道用量水容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000832U JP3121012U (ja) | 2006-01-15 | 2006-01-15 | 水道用量水容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3121012U true JP3121012U (ja) | 2006-04-27 |
Family
ID=43471149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006000832U Expired - Fee Related JP3121012U (ja) | 2006-01-15 | 2006-01-15 | 水道用量水容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3121012U (ja) |
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2006
- 2006-01-15 JP JP2006000832U patent/JP3121012U/ja not_active Expired - Fee Related
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