JP3120968B2 - 秘話通信方法 - Google Patents
秘話通信方法Info
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- JP3120968B2 JP3120968B2 JP08230170A JP23017096A JP3120968B2 JP 3120968 B2 JP3120968 B2 JP 3120968B2 JP 08230170 A JP08230170 A JP 08230170A JP 23017096 A JP23017096 A JP 23017096A JP 3120968 B2 JP3120968 B2 JP 3120968B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS(Personal
Handy Phone System )等の無線通信システムに関し、
特にその秘話通信方法に関する。
Handy Phone System )等の無線通信システムに関し、
特にその秘話通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】通信内容の漏洩・盗聴を
より確実に防ぐためこれまで各種の秘話通信方法が開発
されている。例えば、PHSの携帯局(PS)と基地局
(CS)の間で実行される秘話通信の方式は、電波産業
会により定められた第2世代コードレス電話システム標
準規格RCR STD−28に規定されている。この方
式では、まずPSにて秘匿鍵コードを決定し、決定した
秘匿鍵コードを秘話通信の開始に先立ちPSからCSに
無線送信しておく。PS及びCSでは、この秘匿鍵コー
ドにビットシフト、EOR処理等を施すことにより、擬
似雑音(PN)化コードたる秘話コードを生成する。生
成された秘話コードは、送信信号をPN化するためのス
クランブルコードとして、またPN化されている受信信
号を復原するためのデスクランブルコードとして、用い
られる。この方式は、PSにおける秘匿鍵コードの決
定、それに続くPS及びCSにおける秘話コードの生
成、という2段階の処理にて秘話コードを決定している
ため、処理が簡便である割に通信内容の秘匿性が高いと
いう利点を有している。
より確実に防ぐためこれまで各種の秘話通信方法が開発
されている。例えば、PHSの携帯局(PS)と基地局
(CS)の間で実行される秘話通信の方式は、電波産業
会により定められた第2世代コードレス電話システム標
準規格RCR STD−28に規定されている。この方
式では、まずPSにて秘匿鍵コードを決定し、決定した
秘匿鍵コードを秘話通信の開始に先立ちPSからCSに
無線送信しておく。PS及びCSでは、この秘匿鍵コー
ドにビットシフト、EOR処理等を施すことにより、擬
似雑音(PN)化コードたる秘話コードを生成する。生
成された秘話コードは、送信信号をPN化するためのス
クランブルコードとして、またPN化されている受信信
号を復原するためのデスクランブルコードとして、用い
られる。この方式は、PSにおける秘匿鍵コードの決
定、それに続くPS及びCSにおける秘話コードの生
成、という2段階の処理にて秘話コードを決定している
ため、処理が簡便である割に通信内容の秘匿性が高いと
いう利点を有している。
【0003】しかしながら、PSからCSに秘匿鍵コー
ドを無線送信する際その秘匿鍵コードが傍受盗難にあう
恐れがある。従って、この秘話方式を用いるPHS等の
システムに対しても、なお、秘匿性の改善が求められて
いる。
ドを無線送信する際その秘匿鍵コードが傍受盗難にあう
恐れがある。従って、この秘話方式を用いるPHS等の
システムに対しても、なお、秘匿性の改善が求められて
いる。
【0004】
【発明の概要】本発明の目的の一つは、通信内容の秘匿
性が従来より高い秘話通信を実行可能でかつ既存のシス
テムでも使用可能なPS、より詳細には当該PSとCS
との間で実行される秘話通信方法の手順及び手段を提供
すること等にある。
性が従来より高い秘話通信を実行可能でかつ既存のシス
テムでも使用可能なPS、より詳細には当該PSとCS
との間で実行される秘話通信方法の手順及び手段を提供
すること等にある。
【0005】この目的を達成するため、本発明において
は、まず、複数種類準備されている秘話方式のうちいず
れを使用するかを、PSにて決定する。秘匿鍵コードを
用いる第1の秘話方式(例えばSTD−28準拠の方
式)を使用することに決定したときには、秘話通信の開
始に先立ち、PSがCSに対し秘匿鍵コードを送信す
る。PS及びCSは、各々、その秘匿鍵コードに基づき
PN化コードたる秘話コードを生成する。携帯局にて任
意指定する秘話コードを用いる第2の秘話方式を使用す
ることに決定したときには、秘話通信の開始に先立ち、
PSがCSに対しPN化コードたる所定の秘話コードを
用いる旨の通知、秘話コードの初期値又はこれを特定す
るコードを送信する。いずれの秘話方式を用いるときで
も、秘話通信の開始後は、生成若しくは受信した又は所
定の秘話コードを用い、送信信号をスクランブルしかつ
受信信号をデスクランブルする。
は、まず、複数種類準備されている秘話方式のうちいず
れを使用するかを、PSにて決定する。秘匿鍵コードを
用いる第1の秘話方式(例えばSTD−28準拠の方
式)を使用することに決定したときには、秘話通信の開
始に先立ち、PSがCSに対し秘匿鍵コードを送信す
る。PS及びCSは、各々、その秘匿鍵コードに基づき
PN化コードたる秘話コードを生成する。携帯局にて任
意指定する秘話コードを用いる第2の秘話方式を使用す
ることに決定したときには、秘話通信の開始に先立ち、
PSがCSに対しPN化コードたる所定の秘話コードを
用いる旨の通知、秘話コードの初期値又はこれを特定す
るコードを送信する。いずれの秘話方式を用いるときで
も、秘話通信の開始後は、生成若しくは受信した又は所
定の秘話コードを用い、送信信号をスクランブルしかつ
受信信号をデスクランブルする。
【0006】このように、PSにおいて秘話方式の選択
により秘話通信の際の秘匿鍵コードの使用可否を決定
し、その結果に応じた秘話方式に従い秘話通信を実行す
ることにより、秘匿鍵コードの盗難による通信内容の漏
洩盗聴の危険が減少する。また、秘話方式の決定論理は
PSにプログラムしておけばよいから、秘話方式の切換
に格別の労力は不要である。
により秘話通信の際の秘匿鍵コードの使用可否を決定
し、その結果に応じた秘話方式に従い秘話通信を実行す
ることにより、秘匿鍵コードの盗難による通信内容の漏
洩盗聴の危険が減少する。また、秘話方式の決定論理は
PSにプログラムしておけばよいから、秘話方式の切換
に格別の労力は不要である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
関し図面に基づき説明する。
関し図面に基づき説明する。
【0008】図1に、本発明の一実施形態におけるPS
100及びCS200の機能構成の概略を示す。PS1
00は話者の音声を入力し(101)、これを適応型パ
ルス符号変調すなわちADPCM化した上で(10
2)、CS200へと無線送信する(103)。CS2
00ではこの音声を無線受信し(201)、逆ADPC
M化した上で(202)、外部例えば有線のディジタル
又はアナログ回線に送出する(203)。また、CS2
00は、外部から音声信号が入力された時(204)、
これをADPCM化した上で(205)、PS100に
無線送信する(206)。PS100はこの音声を無線
受信し(104)、逆ADPCM化した上で(10
5)、音声として話者に対し出力する(106)。
100及びCS200の機能構成の概略を示す。PS1
00は話者の音声を入力し(101)、これを適応型パ
ルス符号変調すなわちADPCM化した上で(10
2)、CS200へと無線送信する(103)。CS2
00ではこの音声を無線受信し(201)、逆ADPC
M化した上で(202)、外部例えば有線のディジタル
又はアナログ回線に送出する(203)。また、CS2
00は、外部から音声信号が入力された時(204)、
これをADPCM化した上で(205)、PS100に
無線送信する(206)。PS100はこの音声を無線
受信し(104)、逆ADPCM化した上で(10
5)、音声として話者に対し出力する(106)。
【0009】また、ADPCM化(102,205)の
後及び逆ADPCM化(105,202)の前に、音声
に対しスクランブル処理(107,207)及びデスク
ランブル処理(108,208)が施される。具体的に
は、ADPCM化されている音声と秘話コードとの排他
的論理和(EOR)が求められ、求められたEORが無
線送信(103,206)又は逆ADPCM化(10
5,202)に起用される。本発明の特徴の一つは、ス
クランブル/デスクランブル処理にて用いられる秘話コ
ードあるいはその決定方法を、PS100にてプログラ
ムに従い選択決定できるようにしたことにある。
後及び逆ADPCM化(105,202)の前に、音声
に対しスクランブル処理(107,207)及びデスク
ランブル処理(108,208)が施される。具体的に
は、ADPCM化されている音声と秘話コードとの排他
的論理和(EOR)が求められ、求められたEORが無
線送信(103,206)又は逆ADPCM化(10
5,202)に起用される。本発明の特徴の一つは、ス
クランブル/デスクランブル処理にて用いられる秘話コ
ードあるいはその決定方法を、PS100にてプログラ
ムに従い選択決定できるようにしたことにある。
【0010】すなわち、音声通信の開始に先立ち、PS
100は、あらかじめ与えられているプログラムに従い
使用すべき秘話方式を決定する(109)。決定した秘
話方式が従来と同様の秘話方式すなわち秘匿鍵コードを
用いる秘話方式であるときには、PS100は、この秘
匿鍵コードをCS200に無線送信するとともに(11
0)、当該秘匿鍵コードに基づき後述するPN発生処理
によって秘話コードを生成する(111)。CS200
は、PS100から送信される秘匿鍵コードを無線受信
し(209)、これに基づきPS100と同様にして秘
話コードを生成する(210)。PS100及びCS2
00は、生成した秘話コードを一旦記憶しておき(11
2,211)、記憶した秘話コードをスクランブル/デ
スクランブル処理(107,108,207,208)
に利用する。従って、本実施形態においては、PS10
0にて決定した秘話方式が従来の方式例えばSTD−2
8であれば、当該方式に準拠した方式に従い、秘話通信
を実行することができる。
100は、あらかじめ与えられているプログラムに従い
使用すべき秘話方式を決定する(109)。決定した秘
話方式が従来と同様の秘話方式すなわち秘匿鍵コードを
用いる秘話方式であるときには、PS100は、この秘
匿鍵コードをCS200に無線送信するとともに(11
0)、当該秘匿鍵コードに基づき後述するPN発生処理
によって秘話コードを生成する(111)。CS200
は、PS100から送信される秘匿鍵コードを無線受信
し(209)、これに基づきPS100と同様にして秘
話コードを生成する(210)。PS100及びCS2
00は、生成した秘話コードを一旦記憶しておき(11
2,211)、記憶した秘話コードをスクランブル/デ
スクランブル処理(107,108,207,208)
に利用する。従って、本実施形態においては、PS10
0にて決定した秘話方式が従来の方式例えばSTD−2
8であれば、当該方式に準拠した方式に従い、秘話通信
を実行することができる。
【0011】また、プログラムに従いPS100が決定
した秘話方式がそれ以外の方式であるとき、PS100
は、スクランブル/デスクランブル処理(107,10
8,207,208)にて使用すべき秘話コードを生成
し(113)、これをCS200に無線送信する一方で
(114)、一旦記憶する(112)。CS200は、
PS100から送信された秘話コードを無線受信し(2
12)、記憶する(211)。記憶された秘話コード
は、スクランブル/デスクランブル処理(107,10
8,207,208)にて利用される。従って、本実施
形態においては、秘匿鍵コードを用いた従来の方式以外
の方式によって、PS100・CS200間で秘話通信
を行うことができる。その結果、秘匿鍵コードを用いた
従来の方式のみでしか秘話通信を行えない従来のシステ
ムに比べ、送受信される音声の内容に関する秘匿性が高
まる。
した秘話方式がそれ以外の方式であるとき、PS100
は、スクランブル/デスクランブル処理(107,10
8,207,208)にて使用すべき秘話コードを生成
し(113)、これをCS200に無線送信する一方で
(114)、一旦記憶する(112)。CS200は、
PS100から送信された秘話コードを無線受信し(2
12)、記憶する(211)。記憶された秘話コード
は、スクランブル/デスクランブル処理(107,10
8,207,208)にて利用される。従って、本実施
形態においては、秘匿鍵コードを用いた従来の方式以外
の方式によって、PS100・CS200間で秘話通信
を行うことができる。その結果、秘匿鍵コードを用いた
従来の方式のみでしか秘話通信を行えない従来のシステ
ムに比べ、送受信される音声の内容に関する秘匿性が高
まる。
【0012】なお、機能説明の明瞭化を計るため、図1
では秘匿鍵コードや秘話コードの送受信に係るブロック
と音声の送受信に係るブロックとを別のブロックとした
が、実際には、これらの機能は共通の送受信回路乃至ア
ンテナを用いて実現することができる。また、秘匿鍵コ
ードを用いない秘話方式を選択したときにPS100か
らCS200へと秘話コードを送信する例を示したが、
これは一例に過ぎず、実際には秘話コードを送信する必
要はない。例えば、秘話コードに代え、秘話コードを特
定することができるコードをPS100からCS200
へ送信するのみでもよい。あるいは、“秘匿鍵コードを
用いた秘話通信を行わない旨を示す秘匿鍵コード”をあ
らかじめ定めておき、その秘匿鍵コードがPS100か
らCS200へと送信されたときには所定の秘話コード
を初期設定する、といった形で、秘匿鍵コードを用いた
秘話通信を行わない旨の通知をPS100からCS20
0へ与えるようにしても構わない。また、PHSには、
電柱、電話ボックス、駅構内等に設けられたCSを介し
て通話する公衆用のシステムと、工場、会社構内等に設
けられたCSを介してある特定のPSが通話する自営用
のシステムが、存在している。本実施形態は、公衆用及
び自営用のいずれのシステムにおいても、秘匿性の高い
音声通信を実現することができる。特に、自営用のシス
テムにおいては、その工場、その会社等で定めた特定の
秘話コードを利用した秘話通信を実行できるため、秘匿
性をより確実にすることができる。
では秘匿鍵コードや秘話コードの送受信に係るブロック
と音声の送受信に係るブロックとを別のブロックとした
が、実際には、これらの機能は共通の送受信回路乃至ア
ンテナを用いて実現することができる。また、秘匿鍵コ
ードを用いない秘話方式を選択したときにPS100か
らCS200へと秘話コードを送信する例を示したが、
これは一例に過ぎず、実際には秘話コードを送信する必
要はない。例えば、秘話コードに代え、秘話コードを特
定することができるコードをPS100からCS200
へ送信するのみでもよい。あるいは、“秘匿鍵コードを
用いた秘話通信を行わない旨を示す秘匿鍵コード”をあ
らかじめ定めておき、その秘匿鍵コードがPS100か
らCS200へと送信されたときには所定の秘話コード
を初期設定する、といった形で、秘匿鍵コードを用いた
秘話通信を行わない旨の通知をPS100からCS20
0へ与えるようにしても構わない。また、PHSには、
電柱、電話ボックス、駅構内等に設けられたCSを介し
て通話する公衆用のシステムと、工場、会社構内等に設
けられたCSを介してある特定のPSが通話する自営用
のシステムが、存在している。本実施形態は、公衆用及
び自営用のいずれのシステムにおいても、秘匿性の高い
音声通信を実現することができる。特に、自営用のシス
テムにおいては、その工場、その会社等で定めた特定の
秘話コードを利用した秘話通信を実行できるため、秘匿
性をより確実にすることができる。
【0013】図2に、秘話方式の決定から秘話コードの
記憶に至る手順を実現するために用いることができる回
路の一例を示す。この図に示す回路は、秘話コードを記
憶するための記憶回路10を備えている。記憶回路10
のアドレスバスABUSはABUS切替回路12によっ
てアドレスバスABUS1及びABUS2のいずれかに
切り替え接続され、また記憶回路10のデータバスDB
USはDBUS切替回路14によってデータバスDBU
S1及びDBUS2のいずれかに切り替え接続される。
DBUS1及びABUS1は、プログラムに従いCPU
16が決定した秘話方式が秘匿鍵コードを用いる秘話方
式であるときに、CUP16にて決定された秘匿鍵コー
ド及びその書込先アドレスをPN発生器18に与え、P
N発生器18にて発生した秘匿鍵コードに基づき発生さ
せたPN化コードすなわち秘話コード及びその書込先ア
ドレスを与えるためのバスである。また、DBUS2及
びABUS2は、プログラムに従いCPU16が決定し
た秘話方式が秘匿鍵コードを用いない秘話方式であると
きに、CPU16が決定した秘話コード及びその書込先
アドレスを与えるためのバスである。CPU16は、プ
ログラムに従い決定した秘話方式に応じ切替情報をレジ
スタ20上に設定する。ABUS切替回路12及びDB
US切替回路14は、このレジスタ20上に設定されて
いる切替情報が秘匿鍵コードを用いる秘話方式を指して
いるときにはDBUS1及びABUS1を、逆に用いな
い秘話方式を示しているときにはDBUS2及びABU
S2を、DBUS及びABUSに接続する。
記憶に至る手順を実現するために用いることができる回
路の一例を示す。この図に示す回路は、秘話コードを記
憶するための記憶回路10を備えている。記憶回路10
のアドレスバスABUSはABUS切替回路12によっ
てアドレスバスABUS1及びABUS2のいずれかに
切り替え接続され、また記憶回路10のデータバスDB
USはDBUS切替回路14によってデータバスDBU
S1及びDBUS2のいずれかに切り替え接続される。
DBUS1及びABUS1は、プログラムに従いCPU
16が決定した秘話方式が秘匿鍵コードを用いる秘話方
式であるときに、CUP16にて決定された秘匿鍵コー
ド及びその書込先アドレスをPN発生器18に与え、P
N発生器18にて発生した秘匿鍵コードに基づき発生さ
せたPN化コードすなわち秘話コード及びその書込先ア
ドレスを与えるためのバスである。また、DBUS2及
びABUS2は、プログラムに従いCPU16が決定し
た秘話方式が秘匿鍵コードを用いない秘話方式であると
きに、CPU16が決定した秘話コード及びその書込先
アドレスを与えるためのバスである。CPU16は、プ
ログラムに従い決定した秘話方式に応じ切替情報をレジ
スタ20上に設定する。ABUS切替回路12及びDB
US切替回路14は、このレジスタ20上に設定されて
いる切替情報が秘匿鍵コードを用いる秘話方式を指して
いるときにはDBUS1及びABUS1を、逆に用いな
い秘話方式を示しているときにはDBUS2及びABU
S2を、DBUS及びABUSに接続する。
【0014】図3に、PN発生器18の一例構成を示
す。この図に示すPN発生器18は、ラッチS0〜S1
5を継続接続した16段のシフトレジスタ22を有して
いる。また、S0の内容とS4の内容の排他的論理和を
求めるEOR24、EOR24の出力とS13の内容の
排他的論理和を求めるEOR26、EOR26の出力と
S15の内容の排他的論理和を求めS15に入力するE
OR28が設けられている。この図に示す構成は、ST
D−28に準拠して秘匿鍵コードから秘話コードを生成
するのに適する構成である。すなわち、STD−28に
て規定されている秘匿鍵コードは16進4桁すなわち1
6ビットのコードであり、CPU16は、秘話コードの
生成を開始するのに際しまずこの秘匿鍵コードの各ビッ
トをシフトレジスタ22中の対応するラッチに初期設定
する。シフトレジスタ22中の各ラッチの出力は次段の
ラッチにてラッチされあるいはEORに入力される。P
N発生器18は、SOの出力を160ビット分収集し、
得られた160ビットの情報が秘話コードとして用いら
れる。
す。この図に示すPN発生器18は、ラッチS0〜S1
5を継続接続した16段のシフトレジスタ22を有して
いる。また、S0の内容とS4の内容の排他的論理和を
求めるEOR24、EOR24の出力とS13の内容の
排他的論理和を求めるEOR26、EOR26の出力と
S15の内容の排他的論理和を求めS15に入力するE
OR28が設けられている。この図に示す構成は、ST
D−28に準拠して秘匿鍵コードから秘話コードを生成
するのに適する構成である。すなわち、STD−28に
て規定されている秘匿鍵コードは16進4桁すなわち1
6ビットのコードであり、CPU16は、秘話コードの
生成を開始するのに際しまずこの秘匿鍵コードの各ビッ
トをシフトレジスタ22中の対応するラッチに初期設定
する。シフトレジスタ22中の各ラッチの出力は次段の
ラッチにてラッチされあるいはEORに入力される。P
N発生器18は、SOの出力を160ビット分収集し、
得られた160ビットの情報が秘話コードとして用いら
れる。
【図1】 本発明の一実施形態におけるPS及びCSの
機能構成を示すブロック図である。
機能構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施形態における秘話方式決定、秘話コー
ド生成及びその記憶に係る回路の一例を示すブロック図
である。
ド生成及びその記憶に係る回路の一例を示すブロック図
である。
【図3】 PN化コード発生の方法を示すブロック図で
ある。
ある。
100 PS、200 CS、103,206 音声送
信、104,201音声受信、107,207 スクラ
ンブル処理、108,208 デスクランブル処理、1
09 秘話方式決定、110 秘匿鍵コード送信、11
1,113,210 秘話コード生成、112,211
記憶、114 秘話コード送信、209 秘匿鍵コー
ド受信、212 秘話コード受信。
信、104,201音声受信、107,207 スクラ
ンブル処理、108,208 デスクランブル処理、1
09 秘話方式決定、110 秘匿鍵コード送信、11
1,113,210 秘話コード生成、112,211
記憶、114 秘話コード送信、209 秘匿鍵コー
ド受信、212 秘話コード受信。
フロントページの続き (72)発明者 水戸部 勝 東京都三鷹市下連雀五丁目1番1号 日 本無線株式会社内 (72)発明者 柏野 由布子 東京都三鷹市下連雀五丁目1番1号 日 本無線株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−109721(JP,A) 特開 平4−369136(JP,A) 特開 平5−327693(JP,A) 特開 平6−197078(JP,A) 特開 平6−350525(JP,A) 特開 平6−326767(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/00 - 7/38
Claims (1)
- 【請求項1】 複数種類準備されている秘話方式のうち
いずれを使用するかを携帯局にて決定するステップと、 携帯局にて決定した秘話方式が秘匿鍵コードを用いる第
1の秘話方式であったとき、秘話通信の開始に先立ち携
帯局から基地局に対し秘匿鍵コードを送信し、携帯局及
び基地局各々で当該秘匿鍵コードに基づき擬似雑音化コ
ードたる秘話コードを生成し、秘話通信の開始後は、生
成した秘話コードを用い送信信号をスクランブルしかつ
受信信号をデスクランブルすることにより、上記第1の
秘話方式を実行するステップと、 携帯局にて決定した秘話方式が携帯局にて任意指定する
秘話コードを用いる第2の秘話方式であったとき、秘話
通信の開始に先立ち携帯局から基地局に対し擬似雑音化
コードたる所定の秘話コードを用いる旨の通知、秘話コ
ードの初期値又はこれを特定するコードを送信し、秘話
通信の開始後は、携帯局及び基地局各々で当該秘話コー
ドを用い送信信号をスクランブルしかつ受信信号をデス
クランブルすることにより、上記第2の秘話方式を実行
するステップと、 を有し、携帯局において秘話方式の選択により秘話通信
の際の秘匿鍵コードの使用可否を決定することを特徴と
する秘話通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08230170A JP3120968B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 秘話通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08230170A JP3120968B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 秘話通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1075486A JPH1075486A (ja) | 1998-03-17 |
JP3120968B2 true JP3120968B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=16903710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08230170A Expired - Fee Related JP3120968B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | 秘話通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3120968B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100383614B1 (ko) * | 1998-10-19 | 2003-10-08 | 삼성전자주식회사 | 부호분할다중접속통신시스템의할당장치및방법 |
WO2016043054A1 (ja) * | 2014-09-19 | 2016-03-24 | 株式会社日立国際電気 | 無線通信システム、無線機、及び無線通信方法 |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP08230170A patent/JP3120968B2/ja not_active Expired - Fee Related
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