JP3120497U - 幼児用ほうき及び幼児用掃除具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 幼児が使用するのに適し、幼児の発達段階に合った好奇心の高揚や躾けの涵養にも効果的な幼児用ほうき及び幼児用掃除具を提供する。
【解決手段】 ほうき1の柄2の先端部に、カバー部3が取り付けられ、該カバー部3に、該カバー部3により覆われるようにして、ほうき1の穂4の根元部分が束ねられて固定されており、幼児が使用するのに適するように、小さい寸法と軽い重量とを有する幼児用ほうき1において、カバー部3の内部に、空洞部3bが設けられ、該空洞部3bに、複数個の鈴5が転動自在に収容されている。空洞部3bは、少なくとも部分的に外部から透視することができるようにされている。カバー部3の外表面には、キャラクター、花柄、星柄などの絵模様6が施されている。幼児用ほうき1と、幼児用ちり取りとが組み合わせられて、幼児用掃除具が構成されている。
【選択図】 図1

Description

本願の考案は、幼児用ほうき及び幼児用掃除具に関し、特に幼児が使用するのに適し、幼児の発達段階に合った好奇心の高揚や躾けの涵養にも効果的な幼児用ほうき及び幼児用掃除具に関する。
幼児、特に孫と過ごしていると、彼等が日々の生活の中で吸収して行くものの多さや早さに驚き、感心することが多い。何か1つでもできるようになって喜んでいる幼児の顔を見て、大人が一緒に喜び合う瞬間は、何とも言えない幸せを感じるものである。
大人が、庭ほうきを持って庭の掃除をしていると、幼児は何をしていても、必ず寄って来て、それを取り上げ、同じ動作をしたがる。自分自身の子育ての時には、「時間が掛かるから」と内心思いつつ、何とかなだめて早々に掃除を済ませていたものが、年老いると、孫の様子を見ていて気が付くものである。幼児にとって、従来、市販されている大人の使う一般的なほうきは、長過ぎる、重過ぎる、色などがシンプル過ぎる、のである(図7参照)。
掃く時にかがむと、自分の身長とさほど変わらなくなる長さのほうきを一生懸命に使う幼児の姿も、何とも愛らしいものであるが、小さくて、軽くて、楽しくて、可愛いほうきがあれば、幼児は、今よりももっと楽しく、スムーズに掃除をすることができるであろう。また、「楽しい」というメリットだけではなく、小さい時から、ごみを掃く、集めるなどの動作を自然に学ぶことができ、家庭の躾けにも役立つと考えられる。幼児が、彼等に適したそのようなほうきを使って、掃除を上手にすることができるようになった時、「すごいね」、「良くできたね」等の褒め言葉を掛けてやれたら、幼児にとっても、心の成長の一助となるであろう。
このような幼児の行動は、殆どの幼児に一般的に見られる現象であって、広く幼児達を見ていても、同様の行動を観察することができる。また、「ほうきで掃く」という行動だけではなく、携帯電話を使うことや、車の運転動作、料理など、生活のあらゆる面で、幼児は、大人の真似をしたがる。児童心理学の発達理論からも、幼児が大人の真似をしたがる時期があると言われている。
「学ぶことは、まねぶことである。」とよく言われるが、幼児の成長にとって、大人の真似をすることが非常に大切なことであることは、経験からも、十分に理解できるところである。幼児は、大人の真似を繰り返すことで、それを身に付け、自信を付けて行くものである。
今回の創案に係るほうきに関して言えば、身近な大人がしている「掃く」という動作が、幼児にとって「楽しそう」に写り、「真似してみたい」と感じるのであろう。また、ほうきで掃くとごみが集まり、周辺が綺麗になることが、子供ながらに「すごい」とか、「うれしい」といった気持ちになるものと考えられる。
従来、部屋の隅、サッシの溝、ベランダの排水溝等、通常のほうきが入りにくい個所の掃除用に、小型で、融通性の高い掃除具が種々市販されている。しかしながら、これらのものは、いずれも大人が使うことを前提として製作されており、幼児が使うのに適した大きさのものであるとは言えても、特に幼児用に工夫されたものではなく、幼児の発達段階に合った幼児の好奇心や躾け、情操等を高揚させ、涵養する上で効果的なものとはなっていない。
また、柄の下端に、適当な太さの多数本の耐磨耗性の線材を挟み付ける挟み具(カバーに相当)を取り付け、該挟み具に挟み付けられた多数本の線材の先端を適当な間隔に開くようにして成るほうきも提案されている(特許文献2)。このものは、これにより、土砂粒を掃き込むことなく、ごみのみを掃くことができるようにし、全体の重さも極力軽量に製作できるようにして、年寄りや子供にも取り扱い易くするなどの工夫がなされているが、特に年寄りや子供に対して、それ以上に工夫がなされたものではない。
特開平10−314093号公報 実開平06−038854号公報
本願の考案は、従来のほうき及び掃除具が有する前記のような問題点を解決して、特に幼児が使用するのに適し、幼児の発達段階に合った好奇心の高揚や躾けの涵養にも効果的な幼児用ほうき及び幼児用掃除具を提供することを課題とする。
前記のような課題は、本願の各請求項に記載された次のような考案により解決される。 すなわち、その請求項1に記載された考案は、ほうきの柄の先端部に、カバー部が取り付けられ、前記カバー部に、前記カバー部により覆われるようにして、前記ほうきの穂の根元部分が束ねられて固定されており、幼児が使用するのに適するように、小さい寸法と軽い重量とを有する幼児用ほうきにおいて、前記カバー部の内部に、空洞部が設けられ、前記空洞部に、複数個の鈴が転動自在に収容されていることを特徴とする幼児用ほうきである。
請求項1に記載された考案は、前記のように構成されており、幼児が使用するのに適するように、小さい寸法と軽い重量とを有する幼児用ほうきにおいて、そのカバー部の内部の空洞部に複数個の鈴が転動自在に収容されているので、幼児がこれを使って掃く時には、それらの鈴が鳴って、「掃く」という行為を幼児にとって一層楽しいものにし、その行為への幼児の好奇心を一層高めることができる。これにより、幼児が使用するのに適していて、使い易く、幼児の発達段階に合った好奇心の高揚や躾けの涵養にも効果的な幼児用ほうきを提供することができる。
また、その請求項2に記載された考案は、請求項1に記載の幼児用ほうきにおいて、その空洞部が、少なくとも部分的に外部から透視することができるようにされていることを特徴としている。
請求項2に記載された考案は、この構成により、そのほうきの玩具としての効果を高め、「掃く」という行為を幼児にとってさらに楽しいものにし、その行為への幼児の好奇心をさらに高めることができる。
また、その請求項3に記載された考案は、ほうきの柄の先端部に、カバー部が取り付けられ、前記カバー部に、前記カバー部により覆われるようにして、前記ほうきの穂の根元部分が束ねられて固定されており、幼児が使用するのに適するように、小さい寸法と軽い重量とを有する幼児用ほうきにおいて、前記柄の先端部に、空洞部が設けられ、前記空洞部に、複数個の鈴が転動自在に収容されていることを特徴とする幼児用ほうきである。
請求項3に記載された考案は、前記のように構成されているので、請求項1に記載された考案が奏する前記のような効果と同様の効果を奏することができる。
さらに、その請求項4に記載された考案は、請求項3に記載の幼児用ほうきにおいて、その柄が、両端が閉塞された円筒状のロッドから成り、その空洞部が、該ロッドの先端部の所定長部分に区画形成されていることを特徴としている。
請求項4に記載された考案は、この構成により、複数個の鈴を転動自在に収容するための空洞部の形成がきわめて容易になる。
また、その請求項5に記載された考案は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の幼児用ほうきにおいて、そのカバー部の外表面には、キャラクター、花柄、星柄などの絵模様が施されていることを特徴としている。
請求項5に記載された考案は、この構成により、そのほうきの玩具としての効果をさらに高め、「掃く」という行為を幼児にとってさらに楽しいものにし、その行為への幼児の好奇心をさらに高めることができる。
また、その請求項6に記載された考案は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の幼児用ほうきにおいて、その柄の基端部には、幼児の好む音声を発することができる音声発生手段が埋め込まれていることを特徴としている。
請求項6に記載された考案は、この構成により、そのほうきの玩具としての効果をさらに高め、その音声発生手段が発する音声を聞きながら掃くことによって、「掃く」という行為を幼児にとってさらに楽しいものにし、その行為への幼児の好奇心をさらに高めることが可能になる。
さらに、その請求項7に記載された考案は、ほうきの柄の先端部に、カバー部が取り付けられ、前記カバー部に、前記カバー部により覆われるようにして、前記ほうきの穂の根元部分が束ねられて固定されており、幼児が使用するのに適するように、小さい寸法と軽い重量とを有する幼児用ほうきにおいて、前記柄の基端部には、幼児の好む音声を発することができる音声発生手段が埋め込まれていることを特徴とする幼児用ほうきである。
請求項7に記載された考案は、前記のように構成されており、幼児が使用するのに適するように、小さい寸法と軽い重量とを有する幼児用ほうきにおいて、その柄の基端部に幼児の好む音声を発することができる音声発生手段が埋め込まれているので、幼児がこれを使って掃く時には、その音声発生手段が発する音声を聞きながら掃くことによって、「掃く」という行為を幼児にとって一層楽しいものにし、その行為への幼児の好奇心を一層高めることができる。これにより、幼児が使用するのに適していて、使い易く、幼児の発達段階に合った好奇心の高揚や躾けの涵養にも効果的な幼児用ほうきを提供することができる。
また、その請求項8に記載された考案は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の幼児用ほうきと、幼児が使用するのに適するように、小さい寸法と軽い重量とを有する幼児用ちり取りとが組み合わせられて成る幼児用掃除具において、前記幼児用ちり取りは、その角部や折曲部の略全部に丸みが付与されているとともに、その全面もしくは略全面に彩色が施されていることを特徴とする幼児用掃除具である。
請求項8に記載された考案は、前記のように構成されているので、幼児が使用するのに適していて、使い易く、幼児の発達段階に合った好奇心の高揚や躾けの涵養にも効果的な、幼児用掃除具を提供することができる。
前記のとおり、本願の考案の幼児用ほうきによれば、幼児が使用するのに適するように、小さい寸法と軽い重量とを有する幼児用ほうきにおいて、そのカバー部の内部の空洞部もしくは柄の先端部の空洞部に、複数個の鈴が転動自在に収容されているので、幼児がこれを使って掃く時には、それらの鈴が鳴って、「掃く」という行為を幼児にとって一層楽しいものにし、その行為への幼児の好奇心を一層高めることができる。これにより、幼児が使用するのに適していて、使い易く、幼児の発達段階に合った好奇心の高揚や躾けの涵養にも効果的な幼児用ほうきを提供することができる。
また、そのカバー部の内部の空洞部を少なくとも部分的に外部から透視することができるようにしたり、そのカバー部の外表面にキャラクター、花柄、星柄などの絵模様を施したり、その柄の基端部に幼児の好む音声を発することができる音声発生手段を埋め込んだりすることによって、そのほうきの玩具としての効果をさらに高め、「掃く」という行為を幼児にとってさらに楽しいものにし、その行為への幼児の好奇心をさらに高めることが可能になる。
さらに、その幼児用ほうきと、幼児が使用するのに適するように小さい寸法と軽い重量とを有する幼児用ちり取りとを組み合わせて幼児用掃除具を構成し、その幼児用ちり取りは、その角部や折曲部の略全部に丸みが付与されているとともに、その全面もしくは略全面に彩色が施されているものとされる場合には、幼児が使用するのに適していて、使い易く、幼児の発達段階に合った好奇心の高揚や躾けの涵養にも効果的な幼児用掃除具を提供することができる。
その他、前記したような種々の効果を奏することができる。
ほうきの柄の先端部に、カバー部が取り付けられ、該カバー部に、該カバー部により覆われるようにして、ほうきの穂の根元部分が束ねられて固定されており、幼児が使用するのに適するように、小さい寸法と軽い重量とを有する幼児用ほうきにおいて、そのカバー部の内部に、空洞部を設け、該空洞部に、複数個の鈴を転動自在に収容する。空洞部は、少なくとも部分的に外部から透視することができるようにするとともに、カバー部の外表面には、キャラクター、花柄、星柄などの絵模様を施すこととする。
前記ほうきと、幼児用ちり取りとを組み合わせて、幼児用掃除具を構成する。該幼児用ちり取りは、幼児が使用するのに適するように、小さい寸法と軽い重量とを有し、その角部や折曲部の略全部に丸みが付与されているとともに、その全面もしくは略全面に彩色が施されているものとする。
次に、本願の考案の一実施例(実施例1)について説明する。
図1は、本実施例1の幼児用ほうきの正面図、図2は、図1において、同幼児用ほうきのカバー部の表半体を除去して内部を見た図、図3は、図1の右側面図であって、一部を断面にして示す図である。
本実施例1の幼児用ほうき1は、図1及び図2に図示されるように、柄(もち手)2の先端部に、カバー部3が取り付けられ、該カバー部3に、該カバー部3により覆われるようにして、穂4の根元部分が束ねられて固定されている。柄2は、円筒状の細長いロッドから成り、カバー部3は、正面視略半長円形状の偏平な表半体と裏半体とが向かい合わせで接合されて成り、その下方部は、穂4の根元部分を束ねて固定する穂押え部分3aとなっている。この穂押え部分3aより上方部分は、図3に図示されるように、わずかに両側方にそれぞれ膨出させられていて、その膨出させられて形成された内部の空洞部3bには、適数個の鈴5が転動自在に収容されている。なお、穂押え部分3aより上方部分の中心部には、柄2の先端部が挿入されて嵌着される骨柱部3cが形成されていて、空洞部3bは、この骨柱部3cにより左右に二分されている。
柄2、カバー部3は、プラスチック製であり、穂4は、竹、シダ、動物の毛等の天然材料を用いて製作されるか、プラスチック製である。穂4の根元部分は、偏平に束ねられた後、糊付けされて固化され、さらに、耐水性に優れた、襞により縁取りされたシート状体4a(ビニールシート等から成る。図2参照。)によりくるまれて、ホッチキス止めされ、カバー部3の穂押え部分3aにより覆われて挟持されている。ほうき1の大きさは、幼児が使用するのに適するように、小さい寸法にされ、全長約50cm程度である。また、その重さは、各部品に軽量な材料が使用されることにより、適度に軽くされている。
鈴5は、揺することにより、快い音を発するもので、市販されている通常のもので良い。したがって、幼児が、このほうき1を使って、ごみを掃く動作をする時には、これら複数個の鈴5が空洞部3b内で転動して、リンリンと快い音を発する。これにより、幼児は、このほうき1を使って、楽しく掃除をすることができ、「掃く」という行為への好奇心を一層高めることができる。
空洞部3bは、その内部に収容された鈴5を外部から見ることができるように、少なくとも、その空洞部3bを覆うカバー部3の表裏半体の各一部がそれぞれ透明にされていることが望ましい。また、そのカバー部3の外表面には、キャラクター、花柄、星柄などの絵模様6が施されていることが望ましい。このようにすることにより、ほうき1の玩具としての効果を高め、「掃く」という行為を幼児にとってさらに楽しいものにし、その行為への幼児の好奇心をさらに高めることができる。
このような幼児用ほうき1には、図6に図示されるような、幼児用ちり取り10が組み合わされて、幼児用掃除具が構成される。
この幼児用ちり取り10は、幼児が使用するのに適するように、小さい寸法と軽い重量とを有するものとして形成されており、特にその特徴として、その折曲部や角部の略全部a〜lに丸みが付与されるとともに、その全面もしくは略全面に彩色が施されてカラフルなものとされている。なお、その外表面にキャラクター、花柄、星柄などの絵模様が施されれば、なお望ましい。この幼児用ちり取り10の寸法は、大略縦13cm、横18cm、高さ20cm程度である
本実施例1の幼児用ほうき1及び幼児用掃除具は、前記のように構成されているので、次のような効果を奏することができる。
幼児が使用するのに適するように、小さい寸法と軽い重量とを有する幼児用ほうき1において、そのカバー部3の内部の空洞部3bに複数個の鈴5が転動自在に収容されているので、幼児がこれを使って掃く時には、それらの鈴5が鳴って、「掃く」という行為を幼児にとって一層楽しいものにし、その行為への幼児の好奇心を一層高めることができる。これにより、幼児が使用するのに適していて、使い易く、幼児の発達段階に合った好奇心の高揚や躾けの涵養にも効果的な幼児用ほうきを提供することができる。
また、その空洞部3bは、少なくとも部分的に外部から透視することができるようにされていて、その内部に収容された鈴5を目視することができ、しかも、そのカバー部3の外表面には、キャラクター、花柄、星柄などの絵模様6が施されているので、そのほうき1の玩具としての効果を高め、「掃く」という行為を幼児にとってさらに楽しいものにし、その行為への幼児の好奇心をさらに高めることができる。
また、前記のような幼児用ほうき1と幼児用ちり取り10とが組み合わせられて成る幼児用掃除具において、幼児用ちり取り10は、その角部や折曲部の略全部a〜lに丸みが付与されるとともに、その全面もしくは略全面に彩色が施されているので、幼児が使用するのに適していて、使い易く、幼児の発達段階に合った好奇心の高揚や躾けの涵養にも効果的な、幼児用掃除具を提供することができる。
以上のとおり、本実施例1の幼児用ほうき1は、幼児がこれを使用して掃く動作をすれば、リンリンと鈴の音がするほうきであり、小さくて、軽くて、楽しくて、可愛いほうきである。したがって、一戸建てはもとより、ベランダのあるマンションでも、多くの家庭で、多くの幼児達が利用可能なものである。
次に、本願の考案の他の実施例(実施例2)について説明する。
図4は、本実施例2の幼児用ほうきの正面図、図5は、図4の右側面図であって、一部を断面にして示す図である。
本実施例2の幼児用ほうき1は、実施例1の幼児用ほうき1と比較すると、次の2点において異なっている。
すなわち、先ず、鈴5の収容個所につき、実施例1の幼児用ほうき1においては、カバー部3の内部に、空洞部3bが設けられ、該空洞部3bに、複数個の鈴5が転動自在に収容されていたのに対して、本実施例2の幼児用ほうき1においては、図4及び図5に図示されるように、円筒状のロッドから成る柄2の先端部の所定長部分(この部分は、大略カバー部3により覆われる部分である。)に、空洞部2aが区画されて設けられており、該空洞部2aに、複数個の鈴5が転動自在に収容されている。
次に、音声発生手段につき、実施例1の幼児用ほうき1においては、これが設けられていなかったが、本実施例2の幼児用ほうき1においては、図4及び図5に図示されるように、柄2の基端部2bに、幼児の好む音声、例えば、「ピカピカ」等の掛け声や、童謡等を発することができる音声発生手段7が埋め込まれて設けられている。なお、この音声発生手段7は、タッチ式で操作可能なものとされるのが望ましい。
本実施例2の幼児用ほうき1は、以上の点で実施例1の幼児用ほうき1と異なっているが、その他の点で特に異なるところはないので、詳細な説明を省略する。実施例1の幼児用ほうき1で採用された、鈴5が収容される空洞部を外部から透視することができるようにする構成及びカバー部3の外表面に施されたキャラクター、花柄、星柄などの絵模様6は、本実施例2の幼児用ほうき1においても、適宜採用されることができる。
本実施例2の幼児用ほうき1は、前記のように構成されているので、実施例1の幼児用ほうき1と略同様の効果を奏することができるほかに、さらに、次のような効果を奏することができる。
幼児用ほうき1において、鈴5を収容する空洞部2aが、円筒状のロッドから成る柄2の先端部の所定長部分に区画形成されているので、複数個の鈴5を転動自在に収容するための空洞部の設置がきわめて容易になる。
また、柄2の基端部2bには、幼児の好む音声を発することができる音声発生手段7が埋め込まれているので、そのほうきの玩具としての効果をさらに高め、その音声発生手段7が発する音声を聞きながら掃くことによって、「掃く」という行為を幼児にとって一層楽しいものにし、その行為への幼児の好奇心を一層高めることができる。これにより、幼児が使用するのに適していて、使い易く、幼児の発達段階に合った好奇心の高揚や躾けの涵養にもさらに効果的な幼児用ほうきを提供することができる。
なお、本願の考案は、以上の実施例に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
例えば、本実施例1、2において、幼児用ほうき1は、その穂4の根元部分が偏平に束ねられるものとされたが、これに限定されず、丸く束ねられるものであっても、同様に実施することができる。この場合には、カバー部3は、帽子状のものとされ、適数個の鈴5を転動自在に収容するカバー部3内の空洞部3bは、カバー部3の内部の中央部に突設される、柄2の先端部を迎え入れる骨柱部3cを取り巻くようにして、その周囲に形成されることになる。
また、本実施例1、2において、幼児用ほうき1は、幼児がこれを使うものとされたが、これに限定されず、老人施設等において、老人がリハビリ用にこれを使うことも可能である。
さらに、音声発生手段7は、実施例2の幼児用ほうき1の柄2の基端部2bに適用されたが、これに限定されず、実施例1の幼児用ほうき1の同様の個所に適用されることも、もちろん可能である
本願の考案の一実施例(実施例1)の幼児用ほうきの正面図である。 図1において、同幼児用ほうきのカバー部の表半体を除去して内部を見た図である。 図1の右側面図であって、一部を断面にして示す図である。 本願の考案の他の実施例(実施例2)の幼児用ほうきの正面図である。 図4の右側面図であって、一部を断面にして示す図である。 本願の考案の一実施例(実施例1)の幼児用ちり取りの斜視図である。 従来の幼児用掃除具を幼児が使用している状況を示す図である。
符号の説明
1…幼児用ほうき、2…柄、2a…空洞部、2b…基端部、3…カバー部、3a…穂押え部分、3b…空洞部、3c…骨柱部、4…穂、4a…布もしくは不燃紙、5…鈴、6…絵模様、7…音声発生手段、10…幼児用ちり取り、a〜l…角部、折曲部。











Claims (8)

  1. ほうきの柄の先端部に、カバー部が取り付けられ、
    前記カバー部に、前記カバー部により覆われるようにして、前記ほうきの穂の根元部分が束ねられて固定されており、
    幼児が使用するのに適するように、小さい寸法と軽い重量とを有する
    幼児用ほうきにおいて、
    前記カバー部の内部に、空洞部が設けられ、
    前記空洞部に、複数個の鈴が転動自在に収容されている
    ことを特徴とする幼児用ほうき。
  2. 前記空洞部は、少なくとも部分的に外部から透視することができるようにされていることを特徴とする請求項1に記載の幼児用ほうき。
  3. ほうきの柄の先端部に、カバー部が取り付けられ、
    前記カバー部に、前記カバー部により覆われるようにして、前記ほうきの穂の根元部分が束ねられて固定されており、
    幼児が使用するのに適するように、小さい寸法と軽い重量とを有する
    幼児用ほうきにおいて、
    前記柄の先端部に、空洞部が設けられ、
    前記空洞部に、複数個の鈴が転動自在に収容されている
    ことを特徴とする幼児用ほうき。
  4. 前記柄は、その両端が閉塞された円筒状のロッドから成り、
    前記空洞部は、前記ロッドの先端部の所定長部分に区画形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の幼児用ほうき。
  5. 前記カバー部の外表面には、キャラクター、花柄、星柄などの絵模様が施されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の幼児用ほうき。
  6. 前記柄の基端部には、幼児の好む音声を発することができる音声発生手段が埋め込まれていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の幼児用ほうき。
  7. ほうきの柄の先端部に、カバー部が取り付けられ、
    前記カバー部に、前記カバー部により覆われるようにして、前記ほうきの穂の根元部分が束ねられて固定されており、
    幼児が使用するのに適するように、小さい寸法と軽い重量とを有する
    幼児用ほうきにおいて、
    前記柄の基端部には、幼児の好む音声を発することができる音声発生手段が埋め込まれている
    ことを特徴とする幼児用ほうき。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の幼児用ほうきと、
    幼児が使用するのに適するように、小さい寸法と軽い重量とを有する幼児用ちり取りとが組み合わせられて成る幼児用掃除具において、
    前記幼児用ちり取りは、その角部や折曲部の略全部に丸みが付与されているとともに、その全面もしくは略全面に彩色が施されている
    ことを特徴とする幼児用掃除具。









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