JP3120127U - 清掃用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】建物の高所にある窓ガラスの外側面などの手が届きにくく清掃しにくいところでも簡便に清掃できる掃除用具を提供することを目的とする。
【解決手段】把手部20を有する把持部材2に、自在に折曲げ可能でしかも任意の形状で固定することができる棒状又は筒状の可撓性部材4を介して清掃具3を取り付ける。可撓性部材4は取付部40を備えており、清掃具3はこの取付部40に着脱自在に構成する。また、把持部材2は伸縮自在に構成する。
【選択図】図1
【解決手段】把手部20を有する把持部材2に、自在に折曲げ可能でしかも任意の形状で固定することができる棒状又は筒状の可撓性部材4を介して清掃具3を取り付ける。可撓性部材4は取付部40を備えており、清掃具3はこの取付部40に着脱自在に構成する。また、把持部材2は伸縮自在に構成する。
【選択図】図1
Description
本考案は、窓ガラスの外側面などの手が届きにくいところを清掃するための掃除用具に関する。
従来、清掃に手間がかかる場所として、例えば窓の清掃がある。
特に、家屋などの建物外壁の高所に設けられた窓ガラスの外側面を清掃する場合には、窓枠から窓を取り外して清掃する必要があり、窓を取り外したり、取り外して清掃した窓を再び枠に嵌め込む作業は面倒であった。
また、窓を取り外さずに窓枠から外に身を乗り出して清掃するのは危険であるし、無理な体勢を強いられるため非常に清掃しにくい。
特に、家屋などの建物外壁の高所に設けられた窓ガラスの外側面を清掃する場合には、窓枠から窓を取り外して清掃する必要があり、窓を取り外したり、取り外して清掃した窓を再び枠に嵌め込む作業は面倒であった。
また、窓を取り外さずに窓枠から外に身を乗り出して清掃するのは危険であるし、無理な体勢を強いられるため非常に清掃しにくい。
解決しようとする問題点は、家屋外壁の高所に設けられた窓ガラスの外側面など手が届きにくいところを清掃するのには手間がかかっていた点であり、本考案は、手が届きにくいところでも簡便に清掃できる掃除用具を提供することを目的とする。
本考案は、棒状の把持部材の先端に、任意形状に折り曲げて固定可能な可撓性部材を設け、この可撓性部材の先端に清掃具を取り付けたことを最も主要な特徴とする。
本考案は、把持部材と清掃具とを曲げ固定可能な可撓性部材を介して連結したことにより、可撓性部材を適宜折曲げて適当な形状で固定して、室内からでも無理な体勢を取ることなく窓ガラスの外側面などの手が届きにくいところを清掃することができ、清掃に要する労力を軽減できるという利点がある。
以下、図1乃至図4を参照して本考案に係る清掃用具について説明する。図1は、本考案に係る清掃用具の全体の斜視図である。
清掃用具1は、2本の管からなる伸縮自在の把持部材2と、壁面やガラス面に当接して掃除をする清掃具3と、把持部材2と清掃具3とを連結する可撓性部材4とにから構成されている。
把持部材2は、外管21と、外管21よりも細径の内管22との2本の管体により構成する。外管21の一端側には把手部20を形成し、他端には長さ調節部材23を取り付ける。この外管21の他端から内管22を挿通して、長さ調節部材23により内管22を締付け固定する。内管22の締付け位置を任意に変えることで把持部材2を伸縮して、適宜の長さに調節する。
清掃具3は、壁面やガラス面に当接して汚れを拭き取るためのスポンジ様の拭き部材30に背板31を取り付け、この背板31に取付管32の一端を回動自在に軸着して形成される。取付管32の他端側には係合孔33を形成する。
可撓性部材4は棒状又は筒状に形成される。本実施形態においては、帯状の長い板材により筒状に構成されている。
この帯板材は、幅方向の断面がS字状を成すように両縁が折り曲げられており、螺旋状に巻いて隣り合う折り曲げ縁同士を係合することで、いわゆるインターロック構造のチューブを形成する。図2に、インターロック構造のチューブの長さ方向の部分断面図の一例を示す。この帯板材の両縁の折曲げ形状により、可撓性部材4の曲げ固定力を調整することができる。
このチューブ状の可撓性部材4の一端を把持部材2の先端に取り付ける。
この帯板材は、幅方向の断面がS字状を成すように両縁が折り曲げられており、螺旋状に巻いて隣り合う折り曲げ縁同士を係合することで、いわゆるインターロック構造のチューブを形成する。図2に、インターロック構造のチューブの長さ方向の部分断面図の一例を示す。この帯板材の両縁の折曲げ形状により、可撓性部材4の曲げ固定力を調整することができる。
このチューブ状の可撓性部材4の一端を把持部材2の先端に取り付ける。
可撓性部材4の他端側には、図3に示すように、取付部40を形成する。取付部40は管状で、管壁にU字型の切込みを入れて舌片41を形成し、舌片41の先端部に取付部40の管壁よりも突出した係合突起42を設ける。
そして、この取付部40を清掃具3の取付管32に挿通し、係合突起42を係合孔33に係合して把持部材2と清掃具3とを着脱自在に連結する。
そして、この取付部40を清掃具3の取付管32に挿通し、係合突起42を係合孔33に係合して把持部材2と清掃具3とを着脱自在に連結する。
また、取付部40には、図4に示すような清掃具5を取り付けてもよい。
清掃具5は、スポンジ様の拭き部材50と、ガラス面の水切りのためのゴムべら51とを、挟持部材52、53により互いに反対側の側縁から突出させた状態で挟持して形成されている。挟持部材52に係合孔55を備えた取付管54の一端を取り付け、これに取付部40を挿通する。
清掃具5は、スポンジ様の拭き部材50と、ガラス面の水切りのためのゴムべら51とを、挟持部材52、53により互いに反対側の側縁から突出させた状態で挟持して形成されている。挟持部材52に係合孔55を備えた取付管54の一端を取り付け、これに取付部40を挿通する。
上記のごとく構成した掃除用具1は、把持部材2と清掃具3とを曲げ固定可能な可撓性部材4を介して連結したことにより、可撓性部材4を自在に折り曲げて任意の適当な形状で固定し、室内からでも無理な体勢を取ることなく窓ガラスの外側面などの手が届きにくいところを清掃することができ、清掃に要する労力を軽減できる。
また、把持部材2を伸縮自在に構成したことにより、高いところや離れたところにも清掃具3が届き、可撓性部材4を自在に折り曲げて適当な形状に固定し、背の高い家具の天井なども容易に清掃することができる。
また、清掃具3、5を着脱自在に構成したことにより、清掃したい場所に合った清掃具3、5を選択することができ、適切な清掃が行える。さらに、使用しないときには把持部材2から清掃具3、5を取り外して省スペースに収納することができる。
1 清掃用具
2 把持部材
20 把手部
21 外管
22 内管
23 長さ調節部材
3 清掃具
30 拭き部材
31 取付管
32 係合孔
4 可撓性部材
40 取付部
41 舌片
42 係合突起
5 清掃具
50 拭き部材
51 ゴムべら
52、53 挟持部材
54 取付管
55 係合孔
2 把持部材
20 把手部
21 外管
22 内管
23 長さ調節部材
3 清掃具
30 拭き部材
31 取付管
32 係合孔
4 可撓性部材
40 取付部
41 舌片
42 係合突起
5 清掃具
50 拭き部材
51 ゴムべら
52、53 挟持部材
54 取付管
55 係合孔
Claims (4)
- 把持部材に、折り曲げて任意の形状で固定可能な可撓性部材を介して清掃具を取り付けてなる清掃用具。
- 前記可撓性部材は、曲げ固定可能なインターロック構造のチューブからなる請求項1記載の清掃用具。
- 前記把持部材を伸縮自在に構成してなる請求項1記載の清掃用具。
- 前記可撓性部材の先端に取付部を形成し、前記清掃具をこの取付部に着脱自在に構成してなる請求項1記載の清掃用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000004U JP3120127U (ja) | 2006-01-04 | 2006-01-04 | 清掃用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000004U JP3120127U (ja) | 2006-01-04 | 2006-01-04 | 清掃用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3120127U true JP3120127U (ja) | 2006-03-23 |
Family
ID=43470314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006000004U Expired - Fee Related JP3120127U (ja) | 2006-01-04 | 2006-01-04 | 清掃用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3120127U (ja) |
-
2006
- 2006-01-04 JP JP2006000004U patent/JP3120127U/ja not_active Expired - Fee Related
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