JP3119554U - 遺体冷蔵用マットレス - Google Patents

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Abstract

【課題】 冷蔵効率がよく、運搬収納に便利で遺体の腐敗や雑菌の繁殖を防止することができる遺体冷蔵用マットレスを経済的に提供する。
【解決手段】 台座付マット21のマット212に遺体の頭部に対応する冷却板31、胴体部に対応する冷却板32を嵌め込む。台座211内に収容された熱電子冷却モジュール41の冷却部411は冷却板31の底部に密接され、熱電子冷却モジュール42および43の冷却部421および431は冷却板32の底部に密接されている。従ってこのマットレス1の上に遺体を載置して、その上から掛け布団を掛けると、遺体は効率よく冷却される。また、このまま、既製の棺桶に収容すれば、遺体は長期にわたって効率よく冷蔵される。
【選択図】 図3

Description

本考案は、遺体を長時間保冷し、遺体の腐敗や雑菌の繁殖を防止することのできる遺体冷蔵用マットレスに関する。
棺桶の遺体を保冷するために通常ドライアイスが使用されている。ところがドライアイスは気化して炭酸ガスとなるので地球温暖化の見地からその使用が制限されている。
ドライアイスに替わるものとして、熱電素子によって冷却した冷気を棺桶内に導入して、遺体の保冷を行う装置が下記の特許文献にあるごとく種々提案されている。
特開平09−094275号公報 特開平09−285507号公報
特開平09−094275号公報に開示された発明は、別置きの電子素子を使用する冷凍装置から冷気をゴムホースによって棺桶内に導入する方式のものである。この装置の場合は、冷気を導入するホースの長さによって設置位置が制限を受けると共に、ホースを引きずっているので移動性に欠けるという欠点がある。
特開平09−285507号公報に開示された発明では、棺桶の蓋部にペルチエ素子を使用した熱電子冷却装置を取り付け、この冷却装置の冷却部で冷却された棺桶内の空気を循環させて遺体を冷却している。この装置では冷却装置で冷却された冷気で遺体を間接的に冷却しているので、冷却効率が悪く、比較的大型の冷却装置を使用しなければならないという欠点がある。
本考案は、部屋内に敷いて使用できる簡便で経済的な遺体冷蔵用マットレスを提供することを第1の目的とする。
本考案は、比較的小型の電子式冷却装置を使用しても効率よく遺体を冷蔵できる遺体冷蔵用マットレスを提供することを第2の目的とする。
本発明の遺体冷蔵用マットレスは、遺体を載置するための台座付マット、該台座付マットの要部に取り付けられた遺体を冷却するための冷却板および該冷却板に密接する冷却部を有する熱電子冷却モジュールとを備えている。
遺体の頭部および胴体部は比較的腐敗しやすいので、冷却板は遺体の頭部に対応する部分および遺体の胴体部に対応する部分に配置されている。遺体の足部は比較的に腐食しにくいので遺体の足部に対応する部分には冷却板を取り付けなくてもよいが、必要に応じて設けてもよい。
冷却板は熱伝導性のよい金属板例えばアルミ板や銅板より構成するのが好ましい。この冷却板には熱電子冷却モジュールの冷却部が直接接触している。頭部の冷却板は頭部を載置しやすいように屈曲している。そして、頭部の冷却板に熱電子冷却モジュールの冷却部が1個接触している。しかし、胴体部は範囲も広く熱容量も大きいので、胴体部の冷却板には熱電子冷却モジュールの冷却部が2個接触している。
熱電子冷却モジュールの素子としてペルチェ素子を用いる。この熱電子冷却モジュールはマットの台座内に格納されている。
台座付マットは2つ以上に分割して構成することもできる。特に、頭部および胴体部の台座付マットを一体として構成し、足部の台座付マットのみを分離して構成すれば、運搬や格納に便利である。
(1)本発明の遺体冷蔵用マットレスは、熱電子冷却モジュールの冷却部を直接マットの冷却板に密接して取り付けているので、熱効率がよく、比較的小型の冷却装置でも、十分遺体の腐食を阻止し、長時間効率よく遺体の冷蔵保存をすることができる。
(2)本発明の遺体冷蔵用マットレスは、台座に内蔵された熱電子冷却モジュールの冷却部が直接遺体を冷蔵するための冷却板に密接されているので、この遺体冷蔵用マットレスの上に遺体を載置し、その上から掛け布団をかけると、冷熱が逃げることなく長時間にわたって効率よく遺体を冷蔵することができる。
(3)本発明の遺体冷蔵用マットレス、複数の部分に分割可能に構成されているので、コンパクトに梱包でき、収納や移送に便利である。
(4)本発明の遺体冷蔵用マットレスは、台座内に熱電子冷却モジュールが内蔵されているので、遺体を載置した遺体冷蔵用マットレスごと既存の棺桶内に収容できるので、棺桶内の遺体を長時間にわたって効率よく冷蔵することができる。
本考案の最良の実施形態を次の実施例によって説明する。
図1および図2に示す実施例1の遺体冷蔵用マットレス1は、遺体9の頭部および胴体部が載置される台座付マット21と足部が載置される台座付マット22の2つに分割した例を示している。そして、最も冷却を必要とする頭部および胴体部の台座付マット21には頭部を冷却する冷却板31および胴体部を冷却する金属板32が取り付けられている。そして、冷却板31には熱電子冷却モジュールの冷却部411が密接し、冷却板32には熱電子冷却モジュールの2つの冷却部421および431とが密接している。冷却板31および32は熱伝導性の良い金属板、例えばアルミ板や銅板で作られている。
図3に示すように、台座付マット21は台座211とその上に載置された、例えばビニールレザーの袋体の中にクッション材を内蔵したマット212より構成されている。マット212には金属板31および32が遺体の頭部および胴体部に対応する位置に埋め込まれている。台座211内には、3つの熱電子冷却モジュール41,42,43が内蔵されている。熱電子冷却モジュール41はペルチエ素子412を挟んで上に冷却部411,下に放熱用ヒートシンク413が取り付けられ、さらにその下に放熱用のフィン414およびフィンに送風するためのファン415が取り付けられている。熱電子冷却モジュール42、43も同様な構造をしている。なお、213は補強用の桁である。
熱電子冷却モジュール41の冷却部411は冷却板31に密接している。熱電子冷却モジュール42,43の冷却部421,431は金属板32に密接している。ペルチエ素子411、421,431および冷却部411は発泡ウレタンのような断熱材214で覆われている。
足部の台付きマット22は台座221と柔らかいマット222より構成されている。足部は腐食しにくいので特に熱電子冷却モジュールによる冷却板を設けなくともよいが、特に気温の高い地方向けには必要に応じて冷却設備を設けても良い。
台座付マット21と台座付マット22とは分離して別々に構成されているが、両者を適当な連結具で連結しても良い。さらに場合によっては台座付マット21と台座付マット22とを一体に構成しても良い。
熱電子冷却モジュール41,42,43は、図1、図4に示すように、それぞれ電源のコンセントに挿入するプラグ54からスイッチ57,変圧器51,52,53を経て回線511、521、531、571で電気的に接続されている。55は温度センサーであって、回線551を経て計測されたペルチエ素子の温度によって温度コントローラー56がヒードバック制御してペルチエ素子の温度を設定温度に保つ。なお、561は温度コントローラー56のつまみ、58は通風口である。
図5は本遺体冷蔵マットレス1の使用方法を説明する図であって、このマットレス1の上に遺体9を載置し、その上からかけ布団91をかけ、プラグ54をコンセントに差し込めば熱電子冷却モジュールが作動して遺体を熱効率よく冷却する。さらに、通夜や告別式の際はこのマットレスのまま遺体を棺桶に収容すれば、遺体を長時間にわたって冷蔵することができる。
遺体冷蔵用マットレスの一部を除去した平面図。 遺体冷蔵用マットレスの側面図。 遺体冷蔵用マットレスの断面図。 遺体冷蔵用マットレスの側面図。 遺体冷蔵用マットレスの使用状態を示す説明図。
符号の説明
1 遺体冷蔵用マットレス
21 頭部および胴体部用の台座付マット
22 足部用の台座付マット
31 頭部用の金属板
32 胴体部用の金属板
41、42、43 熱電子冷却モジュール
411 熱電子冷却モジュールの冷却部
412 ペルチエ素子

Claims (6)

  1. 遺体を載置するための台座付マット、該台座付マットの要部に取り付けられた遺体を冷却するための冷却板および該冷却板に密接する冷却部を有する熱電子冷却モジュールとを備えたことを特徴とする遺体冷蔵用マットレス。
  2. 上記冷却板は遺体の頭部に対応する部分および遺体の胴体部に対応する部分に配置されている請求項1記載の遺体冷蔵用マットレス。
  3. 上記冷却板は熱伝導性のよい金属より構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遺体冷蔵用マットレス。
  4. 上記熱電子冷却モジュールは上記マットの台座内に格納されていることを特徴とする請求項1記載の遺体冷蔵用マットレス。
  5. 上記熱電子冷却モジュールの素子としてペルチェ素子を用いることを特徴とする請求項1または請求項4に記載の遺体冷蔵用マットレス。
  6. 上記台座付マットは少なくとも2以上の部分に分割可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遺体冷蔵用マットレス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2009011574A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Kazuo Kawamoto 冷却装置およびそれを用いた遺体保管装置

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