JP3119163U - 頭部装身具 - Google Patents
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Abstract
【課題】頭部寸法の大小に関係なく頭部に好適に身に付けることができ、かつ装飾性に優れた鉢巻等の頭部装身具を提供する。
【解決手段】2本の帯状体2、3を頭部に鉢巻状に装着する頭部装身具であって、前記帯状体2,3を巴状に組み合わせることで環状を呈し、その環を略二分する中心線上に各帯状体の基端4,5が対向配置されるようにした。さらに、各帯状体3,4の基端の裏面に他方の帯状体の先端側を挿通ガイドする結合ガイド部6及び図示しない基端5の裏面に位置する結合ガイド部を有し、各帯状体のそれぞれの基端から他方の帯状体の結合ガイド部に至る長さを相互に調節し、環状の大きさを拡縮調節可能としたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】2本の帯状体2、3を頭部に鉢巻状に装着する頭部装身具であって、前記帯状体2,3を巴状に組み合わせることで環状を呈し、その環を略二分する中心線上に各帯状体の基端4,5が対向配置されるようにした。さらに、各帯状体3,4の基端の裏面に他方の帯状体の先端側を挿通ガイドする結合ガイド部6及び図示しない基端5の裏面に位置する結合ガイド部を有し、各帯状体のそれぞれの基端から他方の帯状体の結合ガイド部に至る長さを相互に調節し、環状の大きさを拡縮調節可能としたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本考案は、頭部寸法に対し寸法調節機能を有する頭部装身具に関する。
鉢巻は頭部に巻き付ける布等のことをいい、祭り等において装飾のために頭部に身に付ける。また、その巻き方は様々あり、後頭部に結び目がくる後鉢巻、前額部に結び目がくる向鉢巻等、好みによって色々な位置に結び目をもってきて頭部に巻き付けたりする。また、結び目にも嗜好があり、装飾性を良好とするために、羽根を模するような結び目をつくったりもする。
前額部と後頭部共に装飾のために結び目をつくり頭部に鉢巻を巻きつける場合、鉢巻として使用する帯状の布等は十分な長さを必要とし、また、外観の良好な結び目とするためには熟練した技能を必要とする。
また、頭部寸法は人によって大きさの大小があり、鉢巻の長さが足りず巻きつけられない、又は巻きつけたとしても上手く結び目をつくれなくなるといった問題も容易に想定される。
本考案は係る実情に鑑みてなされたものであり、頭部寸法の大小に関係なく頭部に身に付けることができ、かつ装飾性に優れた鉢巻等の頭部装身具を提供することを目的とする。
本考案による頭部装身具は、2本の帯状体を頭部に鉢巻状に装着する頭部装身具であって、前記帯状体を巴状に組み合わせることで環状を呈し、その環を略二分する中心線上に前記各帯状体の基端が対向配置されるようにしたことを特徴とする。
また、前記各帯状体の前記基端の裏面に他方の帯状体の先端側を挿通ガイドする結合ガイド部を有し、前記各帯状体のそれぞれの基端から他方の帯状体の結合ガイド部に至る長さを相互に調節し、環状の大きさを拡縮調節可能としたことを特徴とする。
また、前記各帯状体のそれぞれの裏面において、その結合ガイド部に挿通した他方の帯状体の先端を固定する固定手段を有することを特徴とする。
また、前記各帯状体の前記基端の表面に羽根部を設けることを特徴とする。
また、一方の前記羽根部に飾り帯を取り付けて、前記飾り帯に文字、記号を付すことを特徴とする。
また、前記羽根部の少なくとも1つにライトを取り付けることを特徴とする。
また、前記各帯状体の前記基端の裏面に他方の帯状体の先端側を挿通ガイドする結合ガイド部を有し、前記各帯状体のそれぞれの基端から他方の帯状体の結合ガイド部に至る長さを相互に調節し、環状の大きさを拡縮調節可能としたことを特徴とする。
また、前記各帯状体のそれぞれの裏面において、その結合ガイド部に挿通した他方の帯状体の先端を固定する固定手段を有することを特徴とする。
また、前記各帯状体の前記基端の表面に羽根部を設けることを特徴とする。
また、一方の前記羽根部に飾り帯を取り付けて、前記飾り帯に文字、記号を付すことを特徴とする。
また、前記羽根部の少なくとも1つにライトを取り付けることを特徴とする。
本考案によれば、2本の帯状体を用いて環状をなすため、1本の帯状体を用いた鉢巻において想定される頭部寸法の大小の影響を受けて、巻きつけられなくなる等の問題を解消し、頭部に良好に装着することができる。
また、各帯状体の基端を、環を略二分する中心線上に対向配置できるため、外観の良好性を保つことができる。特に基端において装飾のための羽根部が設けられている場合は、羽根部を前額部と後頭部の略環を二分する中心線上に対向配置できるように調節することができるため外観を好適とする。
また、各帯状体の裏面に他方の帯状体の先端側を挿通ガイドする結合ガイド部を設けることで、帯状体が型崩れすることなく、かつ安定した調節が可能となる。
また、羽根部を別体として扱うことが可能で装飾品または付属品等を外観に影響を及ぼすことなく、取り付けることができるので外観の自由度が向上する。
以下、図面を基に本考案による頭部装身具1の好適な実施の形態について説明する。図1は、本考案による頭部装身具1の一例である鉢巻を示している。頭部装身具1は、図示しない芯材が内挿された綿織物等からなる同一長さの2本の帯状体2、3を巴状に組み合せて環状を呈する鉢巻である。
帯状体2,3のそれぞれの端部(以下、基端と称す)には、羽根を模した形状の飾りが設けられており、帯状体2の基端の表面においては、頭部装身具1の装着時に後頭部に位置する後羽根部4が設けられ、帯状体3の基端の表面においては、頭部装身具1の装着時に前額部に位置する前羽根部5が設けられ、装飾性を高めている。両羽根部は帯状体2、3それぞれの基端において縫い付ける又は折る等して設けられる。また、後羽根部4は下方に延出する2本の飾り帯4aを有する。飾り帯4aは後羽根部4に縫い付けられる等して取り付けられ、通常1本の帯状体を頭部に巻き付けて、その両端が後頭部から延出するような一般的な鉢巻の外観を模している。
また、帯状体2、3それぞれの基端の裏面(頭部側)にはそれぞれ他の帯状体を挿通させ、かつ支持するための結合ガイド部6、7(図2)が設けられる。ここで、図2に帯状体2、3のそれぞれの斜視図を示す。
図2(a)は後羽根部4を有する帯状体2の斜視図である。後羽根部4が設けられる基端の裏面(頭部側)において結合ガイド部6を有する。本実施の形態においては帯状体2を折って、後羽根部4の形を形成すると共に、頭部側において帯状体2の長手方向にスリット状に開口するように(矢印a)して、結合ガイド部6が設けられる。
図2(b)は前羽根部5を有する帯状体3の斜視図である。前羽根部5が設けられる基端の裏面(頭部側)において結合ガイド部7を有する。結合ガイド部7は輪状に形成され、本実施の形態においては前羽根部5と一体的に形成され頭部側において帯状体3の長手方向にスリット状に開口するように(矢印b)して、結合ガイド部7が前羽根部5と共に帯状体3に縫い付けられる。
また、帯状体2,3は同一長さであり、固定手段となる留め部2a、係り部2b、留め部3a、係り部3bをそれぞれ所定箇所に有する。留め部2a、3aに関しては、帯状体2には留め部2aを、帯状体3には留め部3aをそれぞれの裏面(頭部側)において、長手方向に沿うように所定長さを以って横長に設けられる。留め部2a、3aの所定長さの範囲においてどの位置でも後述の係り部2b、3bを固定することができる。
また、係り部2b、3bに関しては、帯状体2の後羽根部4が設けられない側の端部(以下、先端と称す)の表面に係り部2bを、同様に帯状体3の先端の表面に係り部3bを設ける。留め部2a、3aと係り部2b、3bとは、たとえば「マジックテープ(登録商標)」という名前で商品化されているものを用いる。詳細は後述するが、本実施の形態においては、留め部2aと係り部3b、留め部3aと係り部2bとを固定するようにして環状を呈するように構成している。
ここで、図3において、頭部装身具1の平面図を示し、頭部装身具1が2本の帯状体2,3を巴状に組み合わせて、環状を呈する様子を詳細に説明する。
それぞれの帯状体2,3の先端を相互の帯状体の前記結合ガイド部6,7に挿通させる。つまり、帯状体2の先端を帯状体3に設けられた結合ガイド部7に挿通させ、帯状体3の先端を帯状体2に設けられた結合ガイド部6に挿通させ、ちょうど巴状になるように組み合わせて結合させ環状を形成する。
そして、挿通後の各帯状体2、3の先端を所定長さ延出させ、留め部2aと係り部3b、留め部3aと係り部2bとで相互に固定させる。留め部2a、3aは前述のように所定長さを有しており、その範囲において環状の大きさをワンタッチで拡縮調節可能(図中、回転矢印)である。これにより、頭部寸法に違いがあっても容易に大きさを調節することができ、頭部に身に付けることができる。また、各帯状体2、3は結合ガイド部6、7に保持されているため、安定した調節をすることができ、かつ型崩れを防止している。
この場合、前記延出された帯状体の先端を同一の所定長さ延出させれば、前羽根部5、後羽根部4は環を略二分する中心線CL上に対向配置するように前後を揃えることが可能であり、装着時の見栄えを良好とすることができる。
また、前羽根部5、後羽根部4はともに両側方に羽根が延出するように形作られるため、帯状体2,3が互いに交差し合う部位を覆い隠すことができ、装着時の見栄えを良好とする。
また、装飾性向上のために飾り帯4aに図4のような文字や記号等を付すことも装飾性において好適となる。本考案の実施の形態では、飾り帯4aは後羽根部4に縫い付ける等して設けられ別体として扱われているため、文字が付された1本の帯状体を頭部に巻き付けた際に飾り帯4aに相当する部位が、短すぎて文字が見えない、長すぎて見栄えが良くない等の外観に係る問題を解消し、常に任意の位置に文字が露出するようにすることができる。
また、前羽根部5、後羽根部4の形成の方法は本実施の形態に限定されるものでなく、別体として扱い、帯状体に取り付ける、帯状体を折って形作る等どのような方法を用いても良い。特に、本実施の形態の前羽根部5のように別体として扱った場合には、装飾品や付属品の追加等を外観や長さに影響を及ぼすことなく好適に取り付けることができる。図5において前羽根部5に付属品としてライトを取り付けた例を示す。
図5は、前羽根部5にLED等からなる小型ライト10を取り付けた例を示している。前羽根部5は別体として扱っているため、大きさ、形状に自由度を有している。そのため、外観に影響を及ぼさず、LED等からなる小型ライト10を装着できるスペースを設けることができ、容易に取り付け可能であり、夜間の使用等において安全性の向上を図ることができる。また、小型ライト10を後羽根部4に取り付けても、又は後羽根部4と前羽根部5の両方に取り付けても構わない。また、小型ライト10の他、反射板等の発光体を設けても好適に実施し得る。
なお、本実施の形態において、留め部2a、3a、係り部2b、3bはマジックテープ(登録商標)を用いたが、それに限定されるものでなく、フックやボタン等を用いても好適に実施し得る。
また、本実施の形態において用いた帯状体2、3は単独でも頭部に装着できる。図2(a)に示す帯状体2を例にとって説明すると、帯状体2の先端を自身の結合ガイド部6に挿通させ、留め部2aと係り部2bを固定すればよい。
1 頭部装身具
2 帯状体
2a 留め部
2b 係り部
3 帯状体
3a 留め部
3b 係り部
4 後羽根部
4a 飾り帯
5 前羽根部
6 結合ガイド部
7 結合ガイド部
10 小型ライト
2 帯状体
2a 留め部
2b 係り部
3 帯状体
3a 留め部
3b 係り部
4 後羽根部
4a 飾り帯
5 前羽根部
6 結合ガイド部
7 結合ガイド部
10 小型ライト
Claims (6)
- 2本の帯状体を頭部に鉢巻状に装着する頭部装身具であって、前記帯状体を巴状に組み合わせることで環状を呈し、その環を略二分する中心線上に前記各帯状体の基端が対向配置されるようにしたことを特徴とする頭部装身具。
- 前記各帯状体の前記基端の裏面に他方の帯状体の先端側を挿通ガイドする結合ガイド部を有し、前記各帯状体のそれぞれの基端から他方の帯状体の結合ガイド部に至る長さを相互に調節し、環状の大きさを拡縮調節可能としたことを特徴とする請求項1に記載の頭部装身具。
- 前記各帯状体のそれぞれの裏面において、その結合ガイド部に挿通した他方の帯状体の先端を固定する固定手段を有することを特徴とする請求項2に記載の頭部装身具。
- 前記各帯状体の前記基端の表面に羽根部を設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の頭部装身具。
- 一方の前記羽根部に飾り帯を取り付けて、前記飾り帯に文字、記号を付すことを特徴とする請求項4に記載の頭部装身具。
- 前記羽根部の少なくとも1つにライトを取り付けることを特徴とする請求項4又は5に記載の頭部装身具。
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JP2005010146U JP3119163U (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | 頭部装身具 |
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CN112334027A (zh) * | 2018-05-11 | 2021-02-05 | 惠亚达私人有限公司 | 支撑服 |
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2005
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