JP3118906U - 内部または外部接続可能なホットプラグ（ｈｏｔｐｌｕｇ）式リムーバブルケース - Google Patents

Abstract

【課題】内部または外部接続可能なホットプラグ(hot plug)式リムーバブルケースであり、コンピュータ本体ドライブベイの内部に設置し、コンピュータ本体マザーボード基板と接続するアダプターボード、及びドライブベイに格納できるリムーバブルケース本体。
【解決手段】リムーバブルケース本体は周辺機器に対応し、これらの周辺機器を格納することができる。アダプターボード上には、ＳＡＴＡのホットプラグ式オスコネクターが設置され、リムーバブルケース本体上には、ＳＡＴＡ及びＵＳＢ型メスコネクターが別々に設置されてある。故に、本リムーバブルケースは内蔵ＳＡＴＡ、あるいは外付けＵＳＢを選択できる、コンピュータ本体との内蔵、外付けホットプラグ機能を有する装置である。
【選択図】図２

Description

本考案は、リムーバブルケースに関するホットプラグ設計の一種であり、特に、リムーバブルケース本体が転送バスを通じて外側からコンピュータ本体に接続すること、或いは、リムーバブルケース本体をコンピュータ本体のドライブベイの中に格納してアダプターボードに接続することができ、よって、内蔵ＳＡＴＡ或いは外付けＵＳＢ機能を選択し、コンピュータ本体との内部または外部ホットプラグ機能を可能にするホットプラグ式リムーバブルケースである。

現在のＩＴ産業の勃発的な発展、及び流行に伴い、コンピュータの普及率は非常に高くなり，各種の周辺機器も必要に応じて生まれた。特に、エレクトロニクス産業はマルチメディアのオーディオ・ビデオ時代に突入し、大量の音声及び映像のデータを素早く保存・アクセスすることを要する。また、プラグアンドプレイ規格のＵＳＢ対応インタフェースは、ユーザが簡単にポータブル周辺機器を使いこなせることを図り、周辺機器を『挿す(Plug)だけで、使用(Play)できる』ようにする（上記の周辺機器は、ハードディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＣＤ−ＲＷ、ＤＶＤ−ＲＯＭなどを含む。）。

市場に出まわるデスクトップパソコン、或いはノートパソコン筐体のパネル上には通常、周辺機器１２がＵＳＢ転送バス１３を通じてコンピュータ本体１と接続するため、ＵＳＢコネクター１１（図１）が設けられる。また、ＳＡＴＡという装置は、より高速な転送速度をもつホットプラグ式裝置であり、一般的に、新型コンピュータ及びサーバ上に使用される。しかし、ＳＡＴＡの転送速度の速さは、接続に用いられる転送バスの長さに制限されるため、高速転送の機能を発揮させるには、長距離の転送バスは使用できない。そのため、ＳＡＴＡ規格のコネクターを市場にあるコンピュータ筐体のパネル上に設置する業者はほぼ見当たらない。

その上、ＳＡＴＡホットプラグ裝置を持つ周辺機器の寸法とサイズは，元のコンピュータ本体ドライブベイのみに適応し、他のコンピュータのドライブベイに通用することは保障されない。故に、ＳＡＴＡを外付けという形で利用することは困難である。

上記のホットプラグ裝置使用上の欠陥を改善するため、長年の経験と研究に基づいて，転送バスを通じて外部からコンピュータ本体と接続でき、或いは、コンピュータ本体ドライブベイ内に格納してアダプターボードと接続できる、一種のリムーバブルケースを考案し、更に、リムーバブルケース本体が内蔵ＳＡＴＡと外付けＵＳＢを選択して、コンピュータ本体と内部または外部ホットプラグ方式で接続できる、内部または外部接続可能なホットプラグ式リムーバブルケースを開発することが成功した。

本考案の主な目的は、転送バスを通じて外部からコンピュータ本体と接続でき、また、リムーバブルケース本体をコンピュータ本体ドライブベイ内に格納してアダプターボードと接続できる、故に、リムーバブルケース本体が内蔵ＳＡＴＡ、あるいは外付けＵＳＢを選択してコンピュータ本体と内部または外部ホットプラグ方式で接続できる、内部または外部接続可能なホットプラグ式リムーバブルケースというものを設計することである。

上記の目的を達成するため、本考案は下記のように実施される。本考案は内部または外部接続可能なホットプラグ式リムーバブルケースの一種であり、その中身は：コンピュータ本体ドライブベイ内に設置され、コンピュータ本体マザーボード基板と接続するアダプターボード一枚と、周辺機器に対応して周辺機器を格納できるリムーバブルケース本体一個を含む。このリムーバブルケース本体は更にドライブベイに対応し、ドライブベイ内に格納することができる。その内、アダプターボード上にはＳＡＴＡのホットプラグ式オスコネクターが設置され、また、リムーバブルケース本体上にはＳＡＴＡとＵＳＢのホットプラグ式メスコネクターが別々に設置される。したがって、そのリムーバブルケース本体は転送バスを通じて外部からコンピュータ本体と接続でき、或いは、リムーバブルケース本体をコンピュータ本体のドライブベイの中に格納してアダプターボードに接続することができる。よって、本考案は、リムーバブルケースによって内蔵ＳＡＴＡ或いは外付けＵＳＢ機能を選択して、コンピュータ本体との内部または外部ホットプラグする機能を果たすことが実現できる。

本考案の目的、特徴及び機能のより良い理解のために、下記のような具体的な実施の形態と図式を用いて、本考案について詳しく説明する。図２、図３及び図４はそれぞれ本考案の分解図及び本考案の実施の形態の２つの例を示す図である。

本ホットプラグ式リムーバブルケースは、コンピュータ本体２、ドライブベイ２１内に設置され、コンピュータ本体マザーボード基板と接続するアダプターボード２２一枚と、周辺機器に対応して周辺機器を格納できるリムーバブルケース本体３一個を含む。このリムーバブルケース本体３は更にドライブベイ２１に対応し、ドライブベイ内に格納することができる。その内、アダプターボード２２上にはＳＡＴＡのホットプラグ式オスコネクター２２１が設置され、また、リムーバブルケース本体３上にはＳＡＴＡとＵＳＢのホットプラグ式メスコネクター３１、３２が別々に設置される。したがって、当リムーバブルケース本体３はＵＳＢ転送バス３３を通じて外部からコンピュータ本体２と接続でき（図４に示す通り）、或いは、リムーバブルケース本体３をコンピュータ本体２のドライブベイ２１の中に格納してアダプターボード２２に接続することができる（図３に示す通り）。

本考案の構造設計を用いて、当アダプターボード２２をコンピュータ本体２のドライブベイ２１内に固定し、転送バスを利用してコンピュータ本体マザーボード基板とアダプターボード２２のＳＡＴＡオスコネクター２２１と接続する。リムーバブルケース本体３はドライブベイ２１に設置した後、ＳＡＴＡメスコネクター３１を直接ＳＡＴＡオスコネクター２２１に接続することができる（図３に示す通り）。

また、コンピュータ本体内部がプラグインを提供していない場合、本リムーバブルケース本体３はＵＳＢ転送バス３３を通じて、コンピュータ本体２基板上のＵＳＢコネクター２３とリムーバブルケース本体３のＵＳＢメスコネクター３２を接続することが可能である（図４に示す通り）。

よって、当リムーバブルケース本体３はＵＳＢ転送バス３３を通じて外部からコンピュータ本体２と接続でき、或いは、リムーバブルケース本体３をコンピュータ本体２のドライブベイ２１の中に格納してアダプターボード２２上のＳＡＴＡオスコネクター２２１に接続することができる。従って、本考案は、リムーバブルケース本体３によって選択して、コンピュータ本体２との内部または外部ホットプラグする機能を果たすことが実現できる。

上記の通り、本考案の設計は従来のものよりも斬新的であり、実用性および利用価値を有し、進歩性と改良性を備えている。

本考案について上記の比較的良い実施の形態を挙げたが、必ずしも本考案の実施範囲を限定するものではない。本創作の真髄を超えない範囲であれば、本技術に詳しい技術者による変更および修飾は、如何なる均等変化および修飾も本創作の範囲に属するものとし、その限定範囲は実用新案登録請求の範囲を基準とする。

従来のホットプラグ裝置を実装したコンピュータの一例を示す図 本考案の分解図 本考案を実施するホットプラグ式リムーバブルケースを内部に接続したコンピュータを示す図 本考案を実施するホットプラグ式リムーバブルケースを外部に接続したコンピュータを示す図

符号の説明

１、２ コンピュータ本体
１１ ＵＳＢコネクター
１２ 周辺機器
１３、３３ ＵＳＢ転送バス
２１ ドライブベイ
２２ アダプターボード
２２１ ＳＡＴＡオスコネクター
３ リムーバブルケース本体
３１ ＳＡＴＡメスコネクター
３２ ＵＳＢメスコネクター

Claims (1)

1. 内部または外部接続可能なホットプラグ式リムーバブルケースであって、
   コンピュータ本体ドライブベイ内に設置され、コンピュータ本体マザーボード基板と接続するアダプターボードと、
   周辺機器に対応して周辺機器を格納できるリムーバブルケース本体と、を有し、
   リムーバブルケース本体は、
   更にドライブベイに対応し、ドライブベイ内に格納することができ、
   アダプターボード上には、
   ＳＡＴＡのホットプラグ式オスコネクターが設置され、
   リムーバブルケース本体上には、
   ＳＡＴＡとＵＳＢのホットプラグ式メスコネクターが別々に設置される、
   ホットプラグ式リムーバブルケース。
   

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