JP3117746B2 - パチンコ機における表示装置 - Google Patents

パチンコ機における表示装置

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JP3117746B2
JP3117746B2 JP03166306A JP16630691A JP3117746B2 JP 3117746 B2 JP3117746 B2 JP 3117746B2 JP 03166306 A JP03166306 A JP 03166306A JP 16630691 A JP16630691 A JP 16630691A JP 3117746 B2 JP3117746 B2 JP 3117746B2
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茂 市原
守人 滝
浩樹 井上
博己 奥本
昭一郎 芳村
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパチンコ機において、
組合せ図柄やゲーム情報等の各種の識別情報を映像で表
示するために遊技盤に装着される表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】変動表示後停止した図柄の組合せが予め
規定された条件通りとなったときに入賞し易い状態を出
現させるようにしたパチンコ機では複数の図柄を個々に
変動表示する図柄表示灯が取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は1群の図柄表
示体が遊技者に向けて表示する識別情報量を多くすると
同時に、その識別情報を見易くすることを課題とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、横方
向へ広範囲にわたって配列された複数個の図柄表示体
を、中央部に配置された図柄表示体と、その側方に配置
された図柄表示体とが曲った状態で一連状に並ぶように
して遊技盤面に設置した構成を有する。 請求項2の発明
は、請求項1記載の表示装置において、それぞれ1つの
図柄を表示する複数個の図柄表示体を1組とする複数組
の図柄表示体群を並べた構成を有する。 請求項3の発明
は、請求項1または請求項2記載の表示装置において、
横方向へ並んだ複数個の図柄表示体のうちの中央部の図
柄表示体と、その側方の図柄表示体とが異なった大きさ
の図柄を表示するように構成したことを特徴とする。
【0005】
【作用】請求項1の発明では、遊技盤面に設置された複
数個の図柄表示体のうちの中央部の図柄表示体と、その
側方の図柄表示体とが曲がった状態で、一連状に並んで
遊技盤面に設置され、全図柄表示体によって形成される
表示面の大きさが横方向へ拡がり、各図柄表示体による
図柄の表示内容が見易くなる。 請求項2の発明では、そ
れぞれ1つの図柄を表示する複数個の図柄表示体を1組
とする複数組の図柄表示体群によって図柄群が表示さ
れ、各組の図柄表示体毎に異った表示態様による図柄の
表示が可能となる。 請求項3の発明では、横方向へ並ん
だ図柄表示体群のうちの中央部の図柄表示体と、この側
方の図柄表示体とが異なった大きさの図柄を表示し、表
示図柄が遊技者にアピールするアピール効果を中央部の
図柄表示体とその側方の図柄表示体とによって変えるこ
とができる。
【0006】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、図柄表示体群
によって表示する表示面の大きさを遊技者の目の動きに
適合するように横方向へ拡張することができ、図柄表示
体群が表示する図柄群が見易くなるとともに、図柄群に
よる表示内容を多様化して図柄群による情報量を多くす
ることができる。 請求項2の発明によれば、複数組の図
柄表示体群によって各組毎に異った表示態様で異った表
示内容の図柄を表示することができ、図柄表示体群が表
示する図柄情報を多様化および多彩化することができ
る。 請求項3の発明によれば、横方向へ並んだ図柄群の
うちの中央部の図柄とその側方の図柄とを大きさを変え
て表示することができ、中央部で表示される図柄情報若
しくはその側方で表示される図柄情報が遊技者に対して
強調的に伝えられるようにすることが可能となり、図柄
情報が遊技者にアピールする度合を変えることができ
る。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に従って説明
する。パチンコ機の遊技盤11の遊技盤面11aにはそ
の中央部付近に配設された表示装置Hと、この表示装置
Hの直下に配設されて中始動口56を有し、表示灯およ
び中始動口入賞検出スイッチ44が組込まれた始動口付
役物3と、この始動口付役物3の直下に配設された入賞
装置2と、この入賞装置2の両側斜め上方にそれぞれ配
設された左右チューリップ式役物4,4とが装着されて
いる。
【0008】入賞装置2の中央部には外扉50によって
開閉される横長状の大入賞口51が開口されるととも
に、大入賞口51の中央部の後方には開放中の大入賞口
51内の特定位置へ落入した入賞球が通り抜ける特典球
通し口70が開口されている。この特典球通し口70は
大入賞口51の開放中最初に入賞球が通り抜けた以後は
特典球通し口70を開閉する中扉によって次回の大入賞
口51の開放まで閉鎖される。
【0009】入賞装置2には大入賞口51の両側に配設
された左右の始動口56,56が開口されるとともに、
入賞装置2にはその下端中央部に配設された大入賞口入
賞数表示LED53および連続回数表示LED54と、
左右始動口入賞検出スイッチ45,45と、大入賞口開
放ソレノイド46と、特典球通し口通過検出スイッチ4
7と、大入賞口入賞検出スイッチ48とが組付けられて
いる。
【0010】表示装置Hにおいて、遊技盤面11aにビ
ス着されて合成樹脂材で中空状に成形されたベース枠8
の正面形状はその中央部が上下方向へ拡張されてその左
右部が横方向へ延出された形状に形成され、左右部の上
下寸法が中央部の上下寸法より短縮されている。
【0011】ベース枠8には遊技盤面11aの後方へ水
平状に延出され、中央部付近に上下へ若干凸曲された凸
曲部12aを有する上板12と、この上板12の下方に
並設されて中央部付近に下方へ凹曲された凹曲部13a
を有する下板13とが形成され、上板12と下板13と
の間には中央部付近が上下方へ拡張された前方開放の空
間部が形成されている。上板12の前端縁の左右部およ
び下板13の前端縁には遊技盤面11aに添接される枠
板15が直交状に突出形成されている。
【0012】上板12および下板13の後端縁の中央部
付近はそれぞれ遊技盤面11aと並行に形成される一
方、上板12および下板13の後端縁の左右部はその奥
行寸法が内方から外方へ漸減するようにそれぞれ傾斜状
に形成されている。
【0013】上板12の凸曲部12aの前端縁には遊技
盤面11aに添接されたほぼ三角形状の中板14が垂立
状態で一体状に連接され、この中板14の上端には天入
賞口24が開設されるとともに、中板14には天入賞口
24の下方に隣設された上開口部14aと、この上開口
部14aの下方に隣設された下開口部14bとがそれぞ
れ横長状に開口され、下開口部14b内には中板14の
下端にビス着されて裏面に多数の微細な凹凸が形成され
た下ランプレンズ26が嵌め込まれている。
【0014】中板14の前面の上部には前方へ突出され
て中央部付近の上面が後方へ下傾して天入賞口24の下
縁に整合されかつ左右部の上面が内方へ下傾するように
形成された上樋板28の後端縁が接合されるとともに、
中板14の前面の下部には前方へ突出されて正面形状が
円弧状に湾曲された下樋板29の後端縁が接合され、両
樋板29の後端縁が接合され、両樋板28,29の前端
面には中板14の前方に垂立されて中央部付近に横長状
で透明な透光部が形成された前飾り板30がビス着され
ている。
【0015】下板13の凹曲部13aの後端縁には後飾
り板31が連接され、この後飾り板31の上部には横一
例に配列された4つの透光孔31aが貫設されている。
【0016】上板12の凸曲部12aの後端縁と、後飾
り板31の上端縁との間には横長の方形枠状の窓枠20
が形成され、この窓枠20内には遊技盤面11aの後方
に遊技盤面11aと並行に垂立されて半透明の着色合成
樹脂板で横長の方形板状に形成された中窓板21が前方
へ抜け止めされて嵌め込まれている。
【0017】上板12の後端縁の左右部および下板13
の後端縁の左右部には透明の合成樹脂板で横長の方形状
に形成されて中窓板21の両側方に左右対称状に隣設さ
れた左右1対の横窓板22の上下端縁がそれぞれ接合さ
れ、両横窓板22の上下幅は中窓板21の上下幅より短
縮されている。
【0018】両横窓板22は遊技盤面11aとの間隔が
その内端から外端へ漸減するようにそれぞれ遊技盤面1
1aに対して傾斜状に設置されている。両横窓板22の
外端縁は枠板15の左右端部の裏面に垂直状に接合され
た両端板19の後部にそれぞれ接合され、両横窓板22
の外端部の後下端には円筒状でランプ17が挿入された
ランプ取付部22aがそれぞれ形成されている。
【0019】中板14の裏面の上端には天入賞口24内
を通過した遊技球を後方へ誘導する後樋板23が連接さ
れ、この後樋板23の上面は後方へ下傾した状態で前記
上樋板28の上面に一連状に整合されている。
【0020】中板14の裏面の中央部および下部には上
開口部14aの両側縁および上縁と、下開口部14bの
両側縁付近とにそれぞれ沿って形成されて上板12の凸
曲部12aの上面の前部に両下端縁が接合されたランプ
カバー16の前端縁が接合されている。
【0021】ランプカバー16内の上部には中板14の
上開口部14a内に嵌め込まれて裏面に多数の微細な凹
凸が形成された前板を有し、下ランプレンズ26の上方
に隣設された上ランプレンズ27が装入されている。
【0022】ランプカバー16と、上板12の凸曲部1
2aの後端縁上に一体状に垂立された後板33との間に
はランプカバー16にビス着されたランプ取付板32の
下部が装入され、このランプ取付板32の上端には天入
賞口24内を通過して後桶板23上を転動した遊技球を
一側方へ誘導する桶部32aが形成されるとともに、ラ
ンプ取付板32の中央部付近には前記上ランプレンズ2
7内に突入された左右1対のランプ18が挿入され、ラ
ンプ取付板32の下端の前面に取付けられた横長状のラ
ンプ基板34には下ランプレンズ26の後方に配設され
た左右1対のランプ19が取付けられている。
【0023】両ランプ18と上ランプレンズ27とによ
って1対の表示灯が形成され、両ランプ19と下ランプ
レンズ26とによって1対の表示灯が形成されている。
【0024】ベース枠8の枠板15の左右端部の前面上
部には前方へ突出されて正面形状がほぼU形状に湾曲さ
れた左右1対の球受樋37の後端縁がそれぞれ接合され
ている。
【0025】枠板15の左右端部の前面下部には裏面に
多数の微細な凹凸が形成されて前記ランプ17を覆蓋す
る上方および後方開放の横ランプレンズ38がそれぞれ
両球受樋37の下方に隣接してビス着され、この両横ラ
ンプレンズ38と、両ランプ17とによって1対の表示
灯が形成されている。
【0026】ベース枠8の枠板15の左右端部付近の前
面上部には後端面の上端付近が枠板15の前面に密接さ
れた状態で前方へ延出された中空状の障害板40と、こ
の障害板40の前端面の上部に接合されて枠板15の前
方に垂立された前板41とが一体状に形成された仕切片
39がそれぞれ取付けられている。
【0027】仕切板39の障害板40はこの障害板40
に遊技球が衝突して遊技球の転落態様が変化するように
遊技盤面11aの若干前方に急幻配で傾斜して設置さ
れ、この障害板40の内側面および外側面には上外方か
ら下内方へ円弧状に湾曲された内外1対の球衝突面40
aが並行状に形成され、障害板40と球受樋37との
間、および、障害板40と下樋板29の下端縁との間に
はそれぞれ遊技球の転落通路が形成されている。
【0028】両仕切片39の前板41の外端部には球受
樋37の前端面にビス着された前蓋部41aがそれぞれ
形成され、前蓋部41aの上端縁と、球受樋37の両上
端縁と、この両上端縁間に形成された枠板15の仕切縁
15aとの間には左右の通過口42がそれぞれ開口され
ている。
【0029】ベース枠8の左右端部には球受樋37内の
上部に挿入された検出口43aを有し、通過口42内へ
落入した遊技球を検出する左右の通過球検出スイッチ
(効果音出力スイッチ)43がそれぞれ取付けられてい
る。
【0030】左右の通過口42内へ落入した遊技球は通
過球スイッチ43で検出されて下板13の端部上へ転落
し、下板13上を内方へ転動して凹曲部13a内へ転落
し、凹曲部13aの底板上を前方へ転動して再び遊技盤
面11aへ転落する。
【0031】ベース枠8の後側には後板33の裏面と、
後飾板31の裏面と、左右窓板22の外端付近裏面とに
突設された各取付棒75の後端面にそれぞれビス着され
て前後面にプリント回路が形成された薄板状の表示体基
板76が垂直状に取付けられている。この表示体基板7
6の厚さは通常のプリント回路用基板に比して縮小され
て曲げ変形し易い厚さに設定されている。
【0032】表示体基板76の左右方向の中央部付近に
は上部が後板33に近似した形状で、上下方向の中央部
が中窓板21に近似した形状で、下部が後飾り板31に
近似した形状となった中表示帯取付部76aが形成さ
れ、この中表示帯取付部76aは後板33,中窓板21
および後飾り板31の若干後方に遊技盤面11aと並行
に設置されている。
【0033】表示体基板76の左右部には基端部が中表
示取付部76aの両側縁の中央部付近に曲折状態で連接
されて外端部が両側方の若干前方へそれぞれ延出された
左右1対の帯板状の左表示帯取付部76b,右表示帯取
付部76bが左右対称状に形成され、この左右表示帯取
付部76bは両横窓板22の若干後方に横窓板22と並
行で遊技盤面11aに対して内向き状に傾斜して設置さ
れている。
【0034】表示体基板76の中表示帯取付部76aの
前面の上下方向中央部には縦横方向へ配列されて表示体
基板76のプリント回路に接続され、各種図柄の点灯表
示が可能でパルス信号によって点滅制御される1群(本
例では7×5個)のドットLED88を有し、横一列に
配列された3個1組のドットマドリックス図柄表示体7
7を連ねた中表示帯78Aが取付けられ、この3個ドッ
トマドリックス図柄表示体77は中窓板21の若干後方
に設置されている。
【0035】表示体基板76の中表示帯取付部76aの
前面の下部には横一列に配列されてプリント回路に接続
された4個の記憶数表示LED79〜79が取付けら
れ、この各記憶数表示LED79の発光部は後飾り板3
1の各透光孔31a内にそれぞれ突入されている。
【0036】表示体基板76の左右表示帯取付部76b
の前面には縦横方向へ配列されてプリント回路に接続さ
れ、各種図柄の点灯表示が可能でパルス信号によって点
滅制御される1群(本例では7×5個)のドットLED
88を有し、横一列に配列された3個1組のドットマト
リックス図柄表示体77をそれぞれ連ねた左表示帯78
B,右表示帯78Cがそれぞれ取付けられ、この左右表
示帯78B,78Cの各3個のドットマトリックス図柄
表示体77はその寸法が中央部の3個のドットマトリッ
クス図柄表示体77の寸法より縮小され、両横窓板22
の若干後方に横窓板22と並行で若干内向きに傾斜して
3個づつ設置されている。
【0037】表示体基板76の前側で遊技盤面11aの
後方には中表示帯78Aの3個のドットマトリックス図
柄表示体77と、その両側の左右表示帯78B,78C
の各3個のドットマトリックス図柄表示体77とが広範
囲にわたって横一列に配列され、この9個のドットマト
リックス図柄表示体77によって流れ表示が可能な図柄
表示体列80が遊技盤面11aに沿って横長状に形成さ
れている。また、各表示帯78A,78B,78Cは表
示体基板76の中央部の前方の定位置から各表示帯78
A,78B,78Cまでの距離が全てほぼ等しくなるよ
うに横方向へ配列されている。
【0038】図柄表示体列80は遊技球が各始動口56
内へ落入したときに図柄の変動表示を開始するように設
定され、本例では9個のドットマトリックス図柄表示体
77のうち、左表示帯78Bの3個のドットマトリック
ス図柄表示体77と中表示帯78Aの左端のドットマト
リックス図柄表示体77とを1組とする4個1組のドッ
トマトリックス図柄表示体77が左特別図柄を左方から
右方へ順に流れ表示し、中表示帯78Aの3個のドット
マトリックス図柄表示体77のうちの中央部のドットマ
トリックス図柄表示体77が中特別図柄を上方から下方
へ1個づつ順に流れ表示し、中表示帯78Aの右端のド
ットマトリックス図柄表示体77と右表示帯78Cの3
個のドットマトリックス図柄表示体77とを1組とする
4個1組のドットマトリックス図柄表示体77が右特別
図柄を左方から右方へ順に流れ表示するように設定さ
れ、各ドットマトリックス図柄表示体77は0,1,
2,3,4,5,6,7,8,9,L,U,C,K,Y
の15種類の図柄をそれぞれ変動表示する。
【0039】中央部の1個のドットマトリックス図柄表
示体77では15種類の中特別図柄が0→1→2→3→
4→5→6→7→8→9→L→U→C→K→Yの順に縦
方向へ流れ表示される。
【0040】左方の4個のドットマトリックス図柄表示
体77では15種類の左特別図柄が3210→4321
→5432→6543→7654→8765→9876
→L987→UL98→CUL9→KCUL→YKCU
→0YKC→10YK→210Yの順に横方向へ流れ表
示される。
【0041】右方の4個のドットマトリックス図柄表示
体77では15種類の右特別図柄が0123→1234
→2345→3456→4567→5678→6789
→789L→89LU→9LUC→LUCK→UCKY
→CKY0→Y012の順に横方向へ流れ表示される。
なお、図柄表示体列80には各特別図柄とは別に図13
に示すようなゲーム説明,ゲーム情報などの識別情報が
全体にわたって左方から右方へ流れ表示される。例えば
図13に示すような文字列が表示されて「ユウギセツメ
イ→→アタリズガラハ→→321000123→432
111234→543222345→10YKKKY0
1→210YYY012→ノクミアワセデス」の順に流
れ表示される。ゲーム説明のための識別情報における図
柄(文字)は後述の特別図柄に対応する図柄データの値
と同様に符号化され、2進のデジタル信号として後記C
PUにおいて演算処理され、それぞれの図柄が特定表示
される。
【0042】表示体基板76の拡張部76aの後方には
この拡張部76aとほぼ等しい外形を有し、プリント回
路が裏面に形成された中継基板82が間隔を隔てて垂立
されている。この中継基板82はその前面の上下部と、
表示体基板76の拡張部76aの裏面の上下部とにわた
ってそれぞれ取付けられて表示体基板76のプリント回
路と中継基板82のプリント回路とを接続する上下1対
のコネクタ83によって表示体基板76に分離可能に結
合されている。
【0043】中継基板82は、遊技盤11の裏側に組付
けられてCPU,ROM,RAM,クロック回路,リセ
ット回路とによって構成されかつゲームの諸機能をコン
トロールする中央制御基板に接続され、中継基板82の
裏面にはこの中継基板82および表示体基板76と、中
央制御基板とを、多数本のリード線が近接して一体状に
並列した帯状のマルチリード線帯(フラットケーブル)
85を介して接続する横長状の集合コネクタの差込みプ
ラグ84が取付けられている。
【0044】差込みプラグ84は上下開放の横長箱形状
の器体84aと、この器体84aの底板に貫挿されて横
2列に配列された多数本の端子84bと、器体84aの
左右端部にそれぞれ内外方向への揺動可能にピン着され
た左右1対の押し上げレバ84cとを備え、差込みプラ
グ84にはマルチリード線帯85の端部に接続されたマ
ルチプラグ受け86が脱離可能に結合される。
【0045】中央制御基板のCPUに接続されたスイッ
チ検出部には中始動口入賞検出スイッチ44と、左右の
始動口入賞検出スイッチ45と、特定球通し口通過検出
スイッチ47と、大入賞口入賞検出スイッチ48と、左
右の通過球検出スイッチ(効果音出力スイッチ)43
と、賞品球払出し検出スイッチとが並列に接続され、こ
の各スイッチの出力信号がCPUに入力される。
【0046】また、CPUには図柄表示体列80,大入
賞口入賞数表示LED53,連続回数表示LED54,
記憶数表示LED79に信号を出力する表示回路と、外
部出力を制御する外部出力制御部と、大入賞口開放ソレ
ノイド46を駆動するソレノイド駆動回路と、5組の表
示灯を点灯制御する5つの表示灯駆動回路と、払い出し
球数を切換える右昇降板駆動ソレノイドを駆動するソレ
ノイド駆動回路と、不正防止スイッチを作動させるリレ
ー駆動回路と、入賞時などにスピーカに信号を出力する
効果音出力回路とが接続されている。
【0047】図柄表示体列80の図柄の表示態様につい
て説明すると、パチンコ機の電源投入時には図柄表示体
列80の左特別図柄が3210,中特別図柄が0,右特
別図柄が0123をそれぞれ表示して静止し、遊技球が
中始動口56,左右始動口56内へ落入した時点で左,
中,右特別図柄が同時に変動を開始する。各始動口56
への入賞の記憶は最高4個まで記憶され、その個数が記
憶数表示LED79で表示される。
【0048】各特別図柄停止時の図柄をランダムにする
ために15段階(0〜14)の中特別図柄データ,左特
別図柄データおよび右特別図柄データがそれぞれ設定さ
れ、また、各特別図柄データは変動停止時に表示する特
別図柄を決定するために前回の特別図柄データ+1,
2,3,4にそれぞれ0.004秒毎に切替えられる。
但し、加算値が4のときは0を加算した値となり、計算
値が15以上のときは15を減算した値となる。
【0049】中,左,右特別図柄データはその値が大当
たりとなる組合せとなった場合には中,左,右特別大当
たり図柄データとして記憶され、その値が大当たりとな
る組合せ以外の組合せとなった場合には中,左,右特別
はずれ図柄データとして記憶される。
【0050】また、大当たりの判定に使用するために2
05(0〜204)の大当たり用乱数が使用され、この
大当たり用乱数の値は0から順に0.004秒毎に1が
加算され、204になると0に戻り、各始動口56内へ
の入賞時の大当たり用乱数の値が記憶される。
【0051】中特別図柄は0.032秒/1図柄(0.
480秒/1周期)の一定の移行速度で変動し、変動開
始後5.440秒間変動して停止する。
【0052】各特別図柄は図柄データに置き換えられ、
符号化を経てCPUで演算処理されるが、各特別図柄の
うち中特別図柄は変動を開始してから、5.440秒経
過した時点で、表1に示す中特別停止図柄データの値に
対応する図柄に切替えられ、その図柄が中特別図柄の停
止図柄となる。
【表1】 中特別図柄が停止した時点で始動口56内への入賞時
に記憶した大当たり用乱数の値(0〜204)を読み出
し、その値が7であれば左,中,右特別大当たりデータ
が左,中,右特別停止データに格絡され、その値が7以
外であれば左,中,右特別はずれ図柄データが左,中,
右特別停止データに格絡される。
【0053】左特別図柄は変動開始後0.080秒/1
図柄(1.200秒/1周期)の移行速度で5.440
秒間高速変動してから、0.320秒/1図柄(4.8
00秒/1周期)の移行速度でA秒間(A=0.896
〜2.176)低速変動して停止する。
【0054】左特別図柄が高速変動を開始してから5.
440秒経過した時点で、左特別図柄は高速変動時の図
柄とは無関係に停止図柄が表2に示す左特別停止図柄デ
ータに対応する図柄となるように切替えられて低速変動
を開始する。
【0055】
【表2】
【0056】また、左特別図柄をランダムにするために
表3に示す左図柄変動時間用乱数が設けられ、左特別図
柄は高速変動終了時の図柄とは無関係に、0〜4の5段
階の左図柄変動時間用乱数の値に対応する図柄数分だけ
停止図柄より前の図柄に切り替えられる。左図柄変動時
間用乱数は大当たり用乱数が0に戻る毎に1ずつ加算さ
れる。
【0057】
【表3】
【0058】左特別図柄の変動時間は0.320秒間隔
で6.336秒から7.616秒までの5通りのうちの
何れかとなる。
【0059】右特別図柄は変動開始後0.08秒/1図
柄(1.200秒/1周期)の移行速度で6.480〜
7.760秒間高速変動してから、0.320秒/1図
柄(4.800秒/1周期)の移行速度でA秒間低速変
動する。
【0060】右特別図柄の低速変動時間Aは中,左特別
図柄が大当たりとなる条件を満たしていない場合には
0.304秒となり、この場合には右特別図柄は6.4
80〜7.760秒経過した時点で高速変動時の図柄と
無関係に右特別停止図柄データの値に対応して停止図柄
が表4のとおりとなるように確定図柄の1図柄前の図柄
に切替えられて低速変動を開始し、0.304秒間低速
変動して停止し、そのC秒(C=0.600)後に停止
図柄の判定が行われる。
【0061】
【表4】
【0062】中,左特別図柄が大当たりの条件を満たし
ている場合には右特別図柄の低速変動時間Aは2.22
4〜11.504秒となり、この場合には右特別図柄は
変動を開始してから6.480〜7.760秒経過した
時点で右特別図柄を8の図柄に差換え、右特別図柄をラ
ンダムにするために設定された2段階の右図柄変動時間
用乱数(0,1)の値が0のときは表5に示す右特別停
止図柄データの値に対応する変動時間(秒)がセットさ
れて右特別図柄が低速変動を開始し、右図板変動時間用
乱数の値が1のときは表6に示す右特別停止図柄データ
の値に対応する変動時間(秒)がセットされて右特別図
柄が低速変動を開始し、2.224〜11.504秒間
低速変動してから停止し、そのC秒後に停止図柄の判定
が行われる。
【0063】
【表5】
【0064】
【表6】
【0065】右特別図柄の変動時間は中,左,特別図柄
が大当たりの条件を満たしていないときには0.320
秒間で6.784秒から8.064秒までの何れかとな
り、中,左特別図柄が大当たりの条件を満たしていると
きには0.320秒間隔で8.704秒から19.26
4秒までの34通りの時間のうちの何れかとなる。
【0066】右特別図柄の停止時からC秒(C=0.6
00)後に図柄の判定が行われ、停止した左,中,右特
別図柄の組合せが大当たりであるか否かが判定される。
【0067】左,中,右特別図柄の組合せのうち、表7
に示す15通りの組合せが大当たりとなる。
【表7】
【0068】ゲームに際し、図柄表示体列80の左,
中,右特別図柄の組合せが大当たりと判定された場合に
は図柄判定時から2.504秒に大入賞口51が2.0
00秒の間隔で16回反復して開閉され、大入賞口51
は各回共29.500秒間開放される。
【0069】大入賞口51が29.500秒開放されて
いる間に大入賞口51内へ入賞球が10個入球した場合
にはその時点で大入賞口51が閉鎖される。大入賞口5
1の開放中に入賞球が特典球通し口70内を通り抜ける
と、大入賞口51がその閉鎖後再度開放され、大入賞口
51は再び16回反復して開閉される。この大入賞口5
1の反復開閉は初回を含めて最高16回まで繰り返しが
可能となっている。
【0070】大入賞口51の1回の開放中に入賞球が特
典球通し口70内を1個通り抜けると、その時点で特典
球通し口70が閉鎖され、大入賞口51がその閉鎖後再
び開放されたときに特典球通し口69が再び開放され
る。
【0071】大当り終了後に始動口56への入賞が記憶
されている場合には大入賞口51の最終閉鎖時から2.
004秒に記憶数が1減算され、図柄表示体列80の
左,中,右特別図柄が変動を開始する。
【0072】上記実施例によれば、図柄表示体77群に
よって表示する表示面の大きさを遊技者の目の動きに適
合するように横方向へ拡張することができ、図柄表示体
77群が表示する図柄群が見易くなるとともに、図柄群
による表示内容を多様化して情報量を多くすることがで
きる。 また、複数組の図柄表示体77群によって各組毎
に異った表示態様で異った表示内容の図柄を表示するこ
とができ、図柄表示体77群が表示する図柄情報を多様
化および多彩化することができる。 さらに、横方向へ並
んだ図柄群のうちの中央部の図柄とその側方の図柄とを
大きさを変えて表示することができ、中央部で表示され
る図柄情報、若しくはその側方で表示される図柄情報が
遊技者に対して強調的に伝えられるようにすることが可
能となり、図柄情報が遊技者にアピールする度合を変え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す表示装置の平面図であ
る。
【図2】同じく、正面図である。
【図3】遊技盤の正面図である。
【図4】遊技盤の裏面図である。
【図5】入賞装置の正面図である。
【図6】図2のX1−X1線断面図である。
【図7】図2のX2−X2線断面図である。
【図8】仕切片付近の分解斜視図である。
【図9】表示体基板および中継基板の裏面図である。
【図10】パチンコ機の電気回路のブロック図である。
【図11】特別図柄の変動時間を示すタイムチャートで
ある。
【図12】ユの字を表示した状態を示すドットマトリッ
クス図柄表示体の正面図である。
【図13】図柄表示体列で表示される識別情報の例を示
す図柄表示体列の正面図である。
【符号の説明】
11a 遊技盤面 76 表示体基板 76a 中表示帯取付部 76b 左右表示帯取付部 77 ドットマトリックス図柄表示体 78A,78B,78C 表示帯 H 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥本 博己 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ 川1番地 株式会社大一商会内 (72)発明者 芳村 昭一郎 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ 川1番地 株式会社大一商会内 (56)参考文献 特開 平3−182280(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横方向へ広範囲にわたって配列された複
    数個の図柄表示体を、中央部に配置された図柄表示体
    と、その側方に配置された図柄表示体とが曲った状態で
    一連状に並ぶようにして遊技盤面に設置したパチンコ機
    における表示装置。
  2. 【請求項2】 それぞれ1つの図柄を表示する複数個の
    図柄表示体を1組とする複数組の図柄表示体群を並べた
    請求項1記載のパチンコ機における表示装置。
  3. 【請求項3】 横方向へ並んだ複数個の図柄表示体のう
    ちの中央部の図柄表示体と、その側方の図柄表示体とが
    異った大きさの図柄を表示するように構成した請求項1
    または請求項2記載のパチンコ機における表示装置。
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