JP3117514U - Stay - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な構造で、扉を所定の開放状態に確実に固定するステーを提供する。
【解決手段】 本願考案に係るステーは、扉に取り付けられる第1基材1と、建物の開口部に取り付けられる第2基材2と、両基材1,2を連結し扉の回動に伴って屈伸可能な連結部材3と、ロック機構4とを備える。連結部材3は、重合部と被重合部とを備え、重合部は、扉を所定の開放状態にしたとき、被重合部と重なる。ロック機構4は、重合部に設けられた第1挿通部と、被重合部に設けられた第2挿通部と、挿入子と備え、この挿入子は、第1挿通部と第2挿通部の双方に挿入されることにより、重合部と被重合部とを重なり合った状態に固定し、上記開放状態を維持する。
【選択図】 図1PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a stay that securely fixes a door in a predetermined open state with a simple structure.
A stay according to the present invention comprises a first base material 1 attached to a door, a second base material 2 attached to an opening of a building, and both base materials 1 and 2 for rotating the door. A connecting member 3 that can be bent and stretched along with the locking mechanism 4 is provided. The connecting member 3 includes a superposed part and a polymerized part, and the superposed part overlaps the polymerized part when the door is in a predetermined open state. The lock mechanism 4 includes a first insertion portion provided in the overlapping portion, a second insertion portion provided in the overlapped portion, and an inserter. The inserter includes the first insertion portion and the second insertion portion. By inserting in both, the superposition | polymerization part and the to-be-polymerized part are fixed to the overlapping state, and the said open state is maintained.
[Selection] Figure 1
Description
本願考案は、ステーの改良に関する。 The present invention relates to improvement of stays.
建造物やコンテナ、或いは配電ボックスへ回動自在に設けられた扉に対して、取り付けられたステーについて、当該扉を所定の開放状態に確実に固定するために、種々の提案がなされている。
しかし、簡便にそのような固定を行う方法は十分に検討されているとはいえない。
Various proposals have been made for a stay that is attached to a building, a container, or a power distribution box so that the door is fixed in a predetermined open state.
However, it cannot be said that a method for simply performing such fixation has been sufficiently studied.
例えば、上記の特許文献1に見られるストッパー機構付ステ−装置が提案されている。
このストッパー機構付ステ−装置は、固定枠体にガイド筒取付金具によって回転可能に取り付けられたガイド筒、扉にスライダ−取付け金具によって一端を回転可能に取付けられ、他端をガイド筒3内に挿入したスライダ−と、ガイド筒の側面上端側に固着されたシリンダーと、ストッパ−支持棒に固設されてシリンダ−内部に挿入され、圧縮バネによってガイド筒内に突出する方向に付勢され、先端部がスライダーのロック孔に係脱するストッパーと、ストッパー支持棒のシリンダーから突出した部分に枢軸によって基端部を連結されたカム板と、カム板の先端部に上端部をワイヤ−取付軸によって取り付けられ、下端部に指掛けリングを取り付けた操作用ワイヤ−とからなり、枢軸を中心にカム板が回転してカム板の基端部の一面がシリンダーの頭部に当接するとき、ストッパーがロック孔から脱出する一方、カム板の基端部の他面が頭部に当接するとき、ストッパーがロック孔に係合するものである。
For example, a staging device with a stopper mechanism found in the above-mentioned
This staging device with a stopper mechanism has a guide cylinder rotatably attached to a fixed frame by a guide cylinder mounting bracket, one end rotatably attached to the door by a slider mounting bracket, and the other end in the
この特許文献1に示されたストッパー機構付ステ−装置では、ストッパ−がスライダ−のロック孔に係合することによって、スライダーはガイド筒に対して移動を制止され、扉は所定の開放角度に固定保持される。ストッパーとロック孔の係合状態は圧縮バネの付勢によって維持されている。このとき、ストッパ−支持棒に連結されているカム板は圧縮バネの作用によってシリンダーの頭部に引き付けられており、基端部の他面にて頭部に当接している。
In the staging device with a stopper mechanism disclosed in
この扉開放状態から操作用ワイヤーの指掛けリングを下方に引くと、カム板が枢軸を中心に時計周り方向に回転し、カム板の基端部の一面がシリンダーの頭部に当接する。枢軸と一面間の距離は、枢軸と他面間の距離よりも十分長く寸法設定されているため、圧縮バネの付勢に抗してストッパーがシリンダ−内部へと引き込まれる。そのためストッパーの先端部がスライダーのロック孔から抜け出し、スライダーのロックが解除される。そこで扉を蝶番軸を中心に閉鎖回転させると、スライダーがガイド筒内に収納されて行く。その後、指掛けリングから手を離すと、圧縮バネによってストッパーがスライダーの側面に押し付けられた状態で固定される。
このように、このステーは、操作用ワイヤーの指掛けリングの操作にて、背伸びせずに、扉の開放状態において、ステーの開いた状態を固定することを目的とするものである。
When the finger ring of the operation wire is pulled downward from this door open state, the cam plate rotates clockwise around the pivot, and one surface of the base end portion of the cam plate contacts the head of the cylinder. Since the distance between the pivot and one surface is set to be sufficiently longer than the distance between the pivot and the other surface, the stopper is pulled into the cylinder against the bias of the compression spring. Therefore, the tip of the stopper comes out of the lock hole of the slider, and the slider is unlocked. Then, when the door is closed and rotated around the hinge shaft, the slider is housed in the guide tube. Thereafter, when the hand is released from the finger ring, the stopper is fixed in a state of being pressed against the side surface of the slider by the compression spring.
In this way, the purpose of the stay is to fix the open state of the stay in the opened state of the door without extending the back by the operation of the finger ring of the operation wire.
しかし、この特許文献1に具体的に示されたステーのストッパー機構(ロック機構)は、シリンダーと、当該シリンダーに収容され且つロック孔に対応するストッパーと、当該シリンダーに収容された圧縮バネと、ストッパーに設けられたストッパー支持棒と、カム板といった、多くの部材にて構成された複雑なものである。従って、製造に手間がかかり、また、部品点数や製造・組み立て工程の多さから、製造のコストを押し上げる要因となっている。
また、操作ワイヤに取り付けられた指掛けリングに、作業者が不意に当ったり、引っ掛かったりすれば、意図せずして、上記ストッパーのロックを解除してしまうことになり、危険である。
However, the stay stopper mechanism (lock mechanism) specifically shown in
Also, if an operator unexpectedly hits or gets caught on the finger ring attached to the operation wire, the stopper is unlocked unintentionally, which is dangerous.
本願考案は、上記の問題点を鑑みて、簡単な構造によって、確実にステーをロックできるロック機構を備えたステーを提供して上記の課題の解決を図る。 In view of the above problems, the present invention provides a stay including a lock mechanism that can securely lock the stay with a simple structure, and solves the above problems.
本願第1の考案は、建造物や収納容器の開口部へ回動自在に取り付けられた扉について、当該扉を所定の開放状態に固定するステーにおいて、下記の構成を採るものを提供する。
即ち、このステーは、上記の開口部と扉の何れか一方に取り付けられる第1基材1と、上記の開口部と扉の何れか他方に取り付けられる第2基材2と、当該第1基材1と第2基材2とを連結し且つ扉の回動に伴って屈伸可能な連結部材3と、扉の上記所定の開放状態のときの連結部材の屈伸状態を維持せしめるロック機構4とを備えるものである。連結部材3は、重合部と被重合部とを備え、この重合部は、少なくとも、扉を上記所定の開放状態にしたとき、上記連結部の屈伸にて、この被重合部と重なるものである。上記のロック機構4は、当該重合部に設けられた第1挿通部と、被重合部に設けられた第2挿通部と、挿入子と備える。上記の挿入子は、重合部と被重合部とが上記の通り重なりあった際、第1挿通部と第2挿通部の双方に挿入されることにより、重合部と被重合部とを重なり合った状態に固定し、上記開放状態を維持する。
尚、上記の収納容器とは、家屋やビルに代表される建造物を含む他、コンテナ、配電ボックス、物置、檻、その他の容器を含む。
The first device of the present application provides a door that is pivotally attached to an opening of a building or a storage container and adopts the following configuration in a stay that fixes the door in a predetermined open state.
That is, the stay includes a
The above storage container includes a building represented by a house or a building, and also includes a container, a distribution box, a storage room, a basket, and other containers.
本願第2の考案では、上記本願第1の考案にあって、上記の連結部材3が、第1基材1に連結された第1リンク部材と、第2基材2に連結されると共に当該第1リンク部材に軸止された第2リンク部材と、係止機構とを備える。上記の第1基材1と第1リンク部材との連結部と、上記の第2基材2と第1リンク部材との連結部の、少なくとも何れか一方は、基材とリンク部材とを回動可能に連結するものである。上記連結部材3の屈伸は、上記第1リンク部材に対する第2リンク部材の相対的な回動にて、第1リンク部材に対して第2リンク部材を開閉することにより行われる。更に、上記第1リンク部材が、上記の重合部を備え、上記の第2リンク部材が上記の被重合部を備える。上記係止機構は、上記の重合部と被重合部の何れか一方に設けられた雌部と、上記重合部と被重合部の何れか他方に設けられ且つ当該雌部に嵌合可能な雄部とを備える。上記第1リンク部材に対する第2リンク部材の上記回動にて重合部と被重合部とを重ね合わせることにより、上記雌部に雄部を強制的に嵌合し、扉を上記所定の開放状態にて係止することが可能である。上記の第2挿通部は、当該係止状態のとき、上記の第1挿通部と対応する位置に配位し、両挿通部に上記挿入子を挿入可能とするものであり、係止機構による係止状態を固定する。
In the second device of the present application, in the first device of the present application, the connecting
本願第3の考案では、本願の上記第2の考案にあって、上記の重合部と被重合部とは、上下に重なるものである。また、上記第1及び第2の挿通部は、夫々重合又は被重合部を上下方向に貫通する貫通孔である。上記挿入子は、重合部及び被重合部とは別体に形成されたものであり、上記両挿通部に挿入することが可能な軸部と、当該軸部の上端に設けられた引掛部とを備える。当該引掛部は、上記軸部の軸方向と交差する方向に突出する、両挿通部に挿入不能な突出部分である。両挿通部が対応する位置にあるとき、重合部及び被重合部の上方より、上記軸部を両挿通部内に挿入した際、引掛部が、重合部又は被重合部の表面に引掛り、挿入子を両挿通部内から下方に通り抜けて落下するのを防止する。 In the third device of the present application, in the second device of the present application, the polymerized portion and the polymerized portion overlap each other. The first and second insertion portions are through-holes that penetrate the polymerized or polymerized portions in the vertical direction, respectively. The insert is formed separately from the overlapping portion and the portion to be polymerized, a shaft portion that can be inserted into both the insertion portions, and a hook portion provided at the upper end of the shaft portion. Is provided. The hook portion is a protruding portion that protrudes in a direction intersecting the axial direction of the shaft portion and cannot be inserted into both insertion portions. When both insertion parts are in corresponding positions, when the shaft part is inserted into both insertion parts from above the polymerization part and the polymerized part, the hooking part is caught on the surface of the polymerization part or the polymerized part and inserted. This prevents the child from falling through the insertion parts downward.
本願第4の考案では、上記本願第3の考案にあって、上記の挿入子が、金属にて形成され、チェーン等の紐状体を介して、当該ステーに取り付けられたものである。
尚、ここでいう紐状体とは、チェーンの他、ワイヤー、皮、樹脂また布などで線状に形成された自立性のない長尺状体である。
In the fourth device of the present application, in the third device of the present application, the inserter is made of metal and attached to the stay via a string-like body such as a chain.
In addition, a string-like body here is an elongate body without the self-supporting property formed in the shape of a wire other than a chain, such as a wire, leather, resin, or cloth.
本願第5の考案では、上記本願第4の考案にあって、第1リンク部材の上記重合部は、上下方向について間隔を開けて並べられた上板状部材と下板状部材の少なくとも2枚の板状部材にて構成される。上記の第2リンク部材は、上板状部材と下板状部材とに軸止されると共に、上下方向について上記の上板状部材と下板状部材との間に位置し、第2リンク部材は、上記軸止部分を挟んで第2基材と反対側に、上記被重合部を備える。上記の雌部は、上記上下の板状部材の向かい合う面の対応する位置夫々に設けられた凹み部分であり、上記の雄部は、被重合部の上下に突出する半球状の突起である。上記の扉を開けることにより、上記の第1リンク部材に対して、第2リンク部材を上記所定の開放状態に向けて相対的に回動し、上記両突起にて強制的に第1リンク部材を構成する上板状部材と下板状部材との間を押し広げて、この上下両板状部材の間に当該突起を割り込ませることが可能である。両突起が上記凹み部分の夫々に入ることで、押し広げられた上下の両板状部材の間が元の状態に向けて狭まることにより、上記の係止状態となる。 In the fifth device of the present application, in the fourth device of the present application, the overlapping portion of the first link member is at least two sheets of an upper plate member and a lower plate member arranged at intervals in the vertical direction. It is comprised by the plate-shaped member. The second link member is pivotally fixed to the upper plate member and the lower plate member, and is positioned between the upper plate member and the lower plate member in the vertical direction. Comprises the polymerized portion on the side opposite to the second base material with the shaft stop portion interposed therebetween. The female part is a recessed part provided at each of the corresponding positions of the opposing surfaces of the upper and lower plate-like members, and the male part is a hemispherical protrusion that protrudes above and below the polymerized part. By opening the door, the second link member is rotated relative to the first link member toward the predetermined open state, and the first link member is forcibly forced by the two protrusions. It is possible to push the space between the upper plate-like member and the lower plate-like member that constitutes and to insert the protrusion between the upper and lower plate-like members. When both protrusions enter the respective recessed portions, the space between the two upper and lower plate-like members that are spread out becomes narrower toward the original state, and the above-described locked state is obtained.
本願の第1〜第5の考案にあっては、ステーのロック機構を、重合部に設けられた第1挿通部と、被重合部に設けられた第2挿通部と、挿入子という、簡単な構成することにより、簡便且つローコストに製造可能とした。その一方で、第1挿通部と第2挿通部の双方に挿入子を通すという簡単な作業によって、ステーの所定の開閉状態(連結部材の屈伸状態)をロック(固定)することができ、煩わしいロック操作を必要としない。 In the first to fifth devices of the present application, the lock mechanism of the stay is simply referred to as a first insertion portion provided in the overlapping portion, a second insertion portion provided in the overlapped portion, and an inserter. With this configuration, it can be manufactured easily and at low cost. On the other hand, it is possible to lock (fix) the predetermined opening / closing state (the bending state of the connecting member) of the stay by a simple operation of passing the inserter through both the first insertion portion and the second insertion portion. Does not require a lock operation.
また、本願題2〜第5の考案にあっては、ロック機構とは別にステーを所定の開閉状態にて係止する係止機構を備え、挿入子の脱落などのロック機構の誤動作が生じても、直ちに、所定の開閉状態が解除されるものではないので、安全である。また、このような係止機構をロック機構と別に設けることによって、ロック機構にロックに抗する力が加わった際、これを係止機構に分散することができ、ロック機構の負担を軽減した。また、係止機構によって、ロック機構の挿通部の位置合わせが簡単に行え、円滑にロック作業を行うことが可能となった。 In addition, in the second to fifth inventions of the present application, a locking mechanism for locking the stay in a predetermined open / closed state is provided separately from the locking mechanism, and malfunction of the locking mechanism such as dropping of the insert occurs. However, since the predetermined open / close state is not immediately released, it is safe. Also, by providing such a locking mechanism separately from the lock mechanism, when a force against the lock is applied to the lock mechanism, it can be distributed to the lock mechanism, reducing the load on the lock mechanism. In addition, the locking mechanism can easily align the insertion portion of the lock mechanism, and the lock operation can be performed smoothly.
更に、本願第3〜第5の考案にあっては、挿入子(の軸部)を重なり合う第1及び第2の挿通部に上方より落とし込むという簡単な作業にて、ステーをロックすることができる。ロック時、作業者は、背伸びを必要とするかも知れないが、上記の通り挿入子を挿通部に落とし込めば、後は、引掛部が重合部又は被重合部に引っ掛かって、不必要に挿通部に入り込んだり、挿通部から下方に脱落したりすることがない。このような簡単な作業で挿入子を挿入できるので、背伸びした状態でも苦心せずにロック作業を完了することができる。また、一旦、挿入子を挿通部に挿通すれば、重力と逆方向(上方)に力が加わらない限り、挿入子を外すことができないので、構造の簡便さに反して、ステーを確実にロックすることができる。 Furthermore, in the third to fifth devices of the present application, the stay can be locked by a simple operation of dropping the inserter (the shaft portion thereof) into the overlapping first and second insertion portions from above. . When locking, the operator may need to extend the back, but if the inserter is dropped into the insertion part as described above, the hooking part will be caught by the overlapping part or the part to be polymerized, and unnecessary insertion will occur. It does not enter the part or drop out from the insertion part. Since the inserter can be inserted by such a simple operation, the locking operation can be completed without struggling even when the back is stretched. In addition, once the inserter is inserted into the insertion part, the inserter cannot be removed unless a force is applied in the direction opposite to gravity (upward), so the stay can be securely locked against the simplicity of the structure. can do.
また更に、本願第4又は第5の考案にあっては、別体に形成された挿入子を紐状体にて、ステーに取り付けるものであるため、紛失する危惧がない。
更にまた、本願第5の考案により、上記係止機構を実現するより具体的な手段を提供し得た。
Furthermore, in the fourth or fifth invention of the present application, since the inserter formed separately is attached to the stay with a string-like body, there is no fear of losing it.
Furthermore, the fifth device of the present application can provide more specific means for realizing the above-described locking mechanism.
以下、図面に基づき本願考案の実施の形態について説明する。
図1〜図6を用いて、本願考案の一実施の形態を説明する。図1は、本願考案に係るステーの使用状態を示すものであって扉を閉じた状態を示す斜視図である。図2は、図1の扉を開いた状態を示す斜視図である。図3は、図1に示す状態の上記ステーの(扉及び建造物から取り外した状態の)平面図である。図4は、図2に示す状態の上記ステーの(扉及び建造物から取り外した状態の)平面図である。図5は図4の正面図である。図6は、図3の状態のステーの要部拡大一部切欠斜視図である。
各図において、Uは上方を、Sは下方を、夫々示している。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 is a perspective view showing a use state of a stay according to the present invention and showing a state in which a door is closed. FIG. 2 is a perspective view showing a state in which the door of FIG. 1 is opened. FIG. 3 is a plan view of the stay in a state shown in FIG. 1 (in a state where the stay is removed from the door and the building). FIG. 4 is a plan view of the stay in a state shown in FIG. 2 (in a state where the stay is removed from the door and the building). FIG. 5 is a front view of FIG. 6 is an enlarged partially cutaway perspective view of a main part of the stay in the state shown in FIG.
In each figure, U indicates the upper side and S indicates the lower side.
このステーは、建造物の開口部Kへ回動自在に取り付けられた扉Tについて、当該扉Tを所定の開放状態に固定することができる。
即ち、このステーは、図1へ示す通り、第1基材1と、第2基材2と、連結部材3と、ロック機構4と、係止機構5とを備える。
以下、各部の構成について、更に詳しく説明する。
This stay can fix the door T in a predetermined open state with respect to the door T that is rotatably attached to the opening K of the building.
That is, as shown in FIG. 1, the stay includes a
Hereinafter, the configuration of each unit will be described in more detail.
上記の第1基材1は、固定金具であり、図1へ示す通り、上記の開口部Kと扉Tの何れか一方に、ネジ又はボルトにより取り付けられる。この実施の形態において、第1基材1は、扉Tに取り付けられるものとして説明する。
第2基材2も、固定金具であり、図1へ示す通り、上記の開口部Kと扉Tの何れか一方に、ネジ又はボルトにより取り付けられる。この実施の形態において、第2基材2は、開口部Kに(具体的には、開口部Kを構成する扉取付用枠体の上部下面に)取り付けられるものとして説明する。
尚、第1基材1と第2基材2とは、開口部Kと扉Tについて、上記と逆に取り付けることも可能である。
The
The
In addition, the
上記の連結部材3は、当該第1基材1と第2基材2とを連結し且つ扉の回動に伴って屈伸可能な部材である。詳しく説明すると、図3へ示す通り、この連結部材3は、第1リンク部材31と、第2リンク部材32とを備える。
第1リンク部材31の一端は、第1基材1に対して回動自在に連結されている。第2リンク部材32の一端は、第2基材2に対して回動自在に連結されている。更に第2リンク部材32の、第2基材2と反対側の端部は、第1リンク部材31に軸止されている。第1基材1に対する第1リンク部材31の回動軸の軸方向、第2基材2に対する第2リンク部材32の回動軸の軸方向、第1リンク部材31と第2リンク部材32の軸止部分30の軸方向は、扉Tの(ヒンジの)回転の軸方向と平行(上下方向)である。
この第1リンク部材31と第2リンク部材32の軸止部分30を中心として、第1リンク部材31に対して、第2リンク部材32を相対的に回動することにより、扉Tの開放に伴い、第1リンク部材31に対して第2リンク部材32を開いて両リンク部材31,32をほぼ一直線とし、また、扉Tの閉鎖に伴い、第1リンク部材31に対して第2リンク部材32を閉じる方向に屈曲することができる。この、第1リンク部材31に対する第2リンク部材32に対する回動にて、上記連結部材3の屈伸が実現される。
上記の第1リンク部材31に対する第2リンク部材32に対する回動に伴い、第1基材1に対して第1リンク部材31が回動し、第2基材2に対して第2リンク部材32が回動する。図2及び図4へ示す通り、上記の第1リンク部材31に対して第2リンク部材32を開いて両リンク部材31,32をほぼ一直線としたとき、扉Tが所定の角度に開く。例えば、開口部が設けられた壁に対して直角に開く。
Said
One end of the
The door T is opened by rotating the
As the
上記の第1リンク部材31は、重合部33を備える。また、上記の第2リンク部材32は、被重合部34を備える。上記の通り、第1リンク部材31に対して第2リンク部材32を開いて両リンク部材31,32をほぼ一直線としたとき、重合部33は、被重合部34と重なる。
具体的には、図5へ示す通り、第1リンク部材31は、上下方向について間隔を開けて並べられた上板状部材35と下板状部材36の2枚の板状部材にて構成される。また、この上板状部材35と下板状部材36とは、上記の重合部33を構成する。
上記の第2リンク部材32は、上板状部材35と下板状部材36とに軸止されると共に、上下方向について上記の上板状部材35と下板状部材36との間に位置する。扉Tを上記の所定の開放状態に開いて第1及び第2リンク部材31,32を一直線としたとき、第2リンク部材32の、上記軸止部分30を挟んで第2基材2と反対側の部分が、上板状部材35と下板状部材36との間に収容される。この上板状部材35と下板状部材36との間に収容される部分、即ち、第2リンク部材32の、上記軸止部分30を挟んで第2基材2と反対側の部分が、上述の被重合部34である。
The
Specifically, as shown in FIG. 5, the
The
前記の係止機構5は、図5及び図6へ示す通り、上記の重合部33に設けられた雌部51と、上記被重合部34に設けられ且つ当該雌部51に嵌合可能な雄部52とを備える。
上記の雌部51は、重合部33を構成する上記上下の板状部材35,36の向かい合う面の対応する位置夫々に設けられた凹み部分である。上記の雄部52は、被重合部の上下に突出する半球状の突起である。
上記の扉Tを開けることにより、上記の第1リンク部材31に対して、第2リンク部32を上記所定の状態に向けて相対的に回動し、上記両突起(雄部52,52)にて強制的に第1リンク部材31を構成する上板状部材35と下板状部材36との間を押し広げて、当該突起及び第2リンク部材32の被重合部34を上下両板状部材35,36の間に割り込ませることが可能である。両突起(雄部52,52)が上記凹み部分(雌部51,51)の夫々に強制的に入ることで、押し広げられた上下の両板状部材35,36の間が元の状態に向けて狭まることにより、第1リンク部材31に対して第2リンク部材32は、上記の一直線の状態にて、係止される。
As shown in FIGS. 5 and 6, the
The
By opening the door T, the
一方、上記のロック機構4は、上板状部材35と下板状部材36とに設けられた第1挿通部41,41と、被重合部34に設けられた第2挿通部42と、ステーと別体に形成され且つ紐状体44にてステーに固定された挿入子43と備える。
第1挿通部41の一方は上板状部材35を上下に貫通する貫通孔であり、第1挿通部41の他方は下板状部材36を上下に貫通する貫通孔である。第2挿通部42は、第2リンク部材32を上下に貫通する貫通孔である。
上板状部材35の上記第1挿通部41は、下板状部材36の第1挿通部41の真上に位置する。そして、上記の係止機構5により、第1リンク部材31に対して第2リンク部材32が一直線の状態に係止されたとき、上板状部材35の上記第1挿通部41の真下(下板状部材35の第1挿通部41の真上)に、第2挿通部42が配位する。
On the other hand, the
One of the
The
上記の挿入子43は、金属にて形成されている。挿入子43は、上記挿通部41,41,42に挿入することが可能な軸部45と、当該軸部45の上端に設けられた引掛部46とを備える。当該引掛部46は、上記軸部45の軸方向(上下方向)と交差する方向に突出する、上記挿通部41,41,42に挿入不能な突出部分である。
また、上記の紐状体44には、チェーンを採用することができる。この実施の形態において、紐状体44の一端は、挿入子43に、紐状体44の他端は、第1リンク部材31に取り付けられている。
The
Further, a chain can be employed for the string-
図2、図4及び図5へ示す通り、挿入子43については、上記の係止機構5により、第1リンク部材31に対して第2リンク部材32が一直線の状態に係止されたとき、その軸部45が上方より、上記の挿通部41,41,42に挿入することができる。当該挿入により、第1リンク部材31に対して第2リンク部材32が一直線の状態にロックされる。上記の引掛部46は、上板状部材35の上面に当接して、軸部45が挿通部41,41,42を通り抜けるのを規制する。
尚、図6へ示す通り、第1リンク部材31に、第2リンク部材32の被重合部34と当接して、回動して重合部31と被重合部32とが重なった際、被重合部32が更に回動して、重合部31を通り過ぎないように規制する、当たり6を設けて実施するのが好ましい。
As shown in FIGS. 2, 4, and 5, for the
As shown in FIG. 6, the
上記の雌部52,52は、上記の凹み部分に代え、両板状部材35,36を上下に貫通する貫通孔としても実施可能である。
また、上記の実施の形態と逆に、重合部33に雄部52を、被重合部34に雌部51を設けて実施することも可能である。
紐状体は、チェーンの他、ワイヤー、皮、軟質樹脂また布でできた紐であっても実施可能である。
尚、上記において、扉Tは建造物Kに取り付けられたものとしたが、コンテナ、配電ボックス、物置、檻、その他の容器に取り付けられたものであっても実施可能である。
The
Further, contrary to the above-described embodiment, it is possible to provide the
The string-like body may be a string made of wire, leather, soft resin or cloth in addition to the chain.
In the above description, the door T is attached to the building K. However, the door T may be attached to a container, a distribution box, a storage room, a basket, or other containers.
1 第1基材
2 第2基材
3 連結部材
4 ロック機構
5 係止機構
DESCRIPTION OF
Claims (5)
上記の開口部と扉の何れか一方に取り付けられる第1基材と、上記の開口部と扉の何れか他方に取り付けられる第2基材と、当該第1基材と第2基材とを連結し且つ扉の回動に伴って屈伸可能な連結部材と、扉の上記所定の開放状態のときの連結部材の屈伸状態を維持せしめるロック機構とを備え、
連結部材は、重合部と被重合部とを備え、この重合部は、少なくとも、扉を上記所定の開放状態にしたとき、上記連結部の屈伸にて、この被重合部と重なるものであり、
上記のロック機構は、当該重合部に設けられた第1挿通部と、被重合部に設けられた第2挿通部と、挿入子と備え、
上記の挿入子は、重合部と被重合部とが上記の通り重なりあった際、第1受容部と第2挿通部の双方に挿入されることにより、重合部と被重合部とを重なり合った状態に固定し、上記開放状態を維持するものであることを特徴とするステー。 For a door that is pivotally attached to an opening of a building or storage container, in a stay that fixes the door in a predetermined open state,
A first base material attached to one of the opening and the door, a second base material attached to the other of the opening and the door, and the first base material and the second base material. A connecting member that is connected and can bend and stretch as the door rotates, and a lock mechanism that maintains the bending and stretching state of the connecting member when the door is in the predetermined open state,
The connecting member includes a superposed part and a polymerized part, and the superposed part overlaps with the polymerized part at least when the door is in the predetermined open state by bending and stretching of the joint part,
The lock mechanism includes a first insertion portion provided in the overlapping portion, a second insertion portion provided in the overlapped portion, and an inserter.
The above-mentioned inserter is overlapped with the polymerized part and the polymerized part by being inserted into both the first receiving part and the second insertion part when the polymerized part and the polymerized part overlap as described above. A stay that is fixed to a state and maintains the open state.
上記の第1基材と第1リンク部材との連結部と、上記の第2基材と第1リンク部材との連結部の、少なくとも何れか一方は、基材とリンク部材とを回動可能に連結するものであり、
上記連結部材の屈伸は、上記第1リンク部材に対する第2リンク部材の相対的な回動にて、第1リンク部材に対して第2リンク部材を開閉することにより行われるものであり、
更に、上記第1リンク部材が、上記の重合部を備え、上記の第2リンク部材が上記の被重合部を備え、
上記係止機構は、上記の重合部と被重合部の何れか一方に設けられた雌部と、上記重合部と被重合部の何れか他方に設けられ且つ当該雌部に嵌合可能な雄部とを備え、
上記第1リンク部材に対する第2リンク部材の上記回動にて重合部と被重合部とを重ね合わせることにより、上記雌部に雄部を強制的に嵌合し、扉を上記所定の開放状態にて係止することが可能であり、
上記の第2挿通部は、当該係止状態のとき、上記の第1挿通部と対応する位置に配位し、両挿通部に上記挿入子を挿入可能とするものであり、係止機構による係止状態を固定するものであることを特徴とする請求項1記載のステー。 The connecting member includes a first link member connected to the first base member, a second link member connected to the second base member and fixed to the first link member, and a locking mechanism. Prepared,
At least one of the connecting portion between the first base member and the first link member and the connecting portion between the second base member and the first link member can rotate the base member and the link member. Is connected to
The bending and stretching of the connecting member is performed by opening and closing the second link member with respect to the first link member by relative rotation of the second link member with respect to the first link member,
Furthermore, the first link member includes the overlapping portion, and the second link member includes the overlapped portion.
The locking mechanism includes a female part provided in one of the superposed part and the polymerized part, and a male part provided in either the superposed part and the polymerized part and capable of fitting into the female part. With
By overlapping the overlapped portion and the portion to be polymerized by the rotation of the second link member relative to the first link member, the male portion is forcibly fitted to the female portion, and the door is in the predetermined open state. Can be locked with,
The second insertion portion is arranged at a position corresponding to the first insertion portion in the locked state, and allows the insertion member to be inserted into both insertion portions. The stay according to claim 1, wherein the stay is fixed.
上記挿入子は、重合部及び被重合部とは別体に形成されたものであり、上記両挿通部に挿入することが可能な軸部と、当該軸部の上端に設けられた引掛部とを備え、当該引掛部は、上記軸部の軸方向と交差する方向に突出する、両挿通部に挿入不能な突出部分であり、
両挿通部が対応する位置にあるとき、重合部及び被重合部の上方より、上記軸部を両挿通部内に挿入した際、引掛部が、重合部又は被重合部の表面に引掛り、挿入子を両挿通部内から下方に通り抜けて落下するのを防止するものであることを特徴とする請求項2記載のステー。 The polymerized portion and the polymerized portion overlap each other vertically, and the first and second insertion portions are through-holes penetrating the polymerized portion or the polymerized portion in the vertical direction, respectively.
The insert is formed separately from the overlapping portion and the portion to be polymerized, a shaft portion that can be inserted into both the insertion portions, and a hook portion provided at the upper end of the shaft portion. The hook portion is a protruding portion that protrudes in a direction intersecting the axial direction of the shaft portion and cannot be inserted into both insertion portions,
When both insertion parts are in corresponding positions, when the shaft part is inserted into both insertion parts from above the polymerization part and the polymerized part, the hooking part is caught on the surface of the polymerization part or the polymerized part and inserted. 3. The stay according to claim 2, wherein the stay is prevented from passing through and being dropped from both insertion portions.
上記の第2リンク部材は、上板状部材と下板状部材とに軸止されると共に、上下方向について上記の上板状部材と下板状部材との間に位置し、第2リンク部材は、上記軸止部分を挟んで第2基材と反対側に、上記被重合部を備えるものであり、
上記の雌部は、上記上下の板状部材の向かい合う面の対応する位置夫々に設けられた凹み部分であり、上記の雄部は、被重合部の上下に突出する半球状の突起であり、
上記の扉を開けることにより、上記の第1リンク部材に対して、第2リンク部材を上記所定の開放状態に向けて相対的に回動し、上記両突起にて強制的に第1リンク部材を構成する上板状部材と下板状部材との間を押し広げて、この上下両板状部材の間に当該突起を割り込ませることが可能であり、両突起が上記凹み部分の夫々に入ることで、押し広げられた上下の両板状部材の間が元の状態に向けて狭まることにより、上記の係止状態となるものであることを特徴とする請求項4記載のステー。 The overlapping portion of the first link member is composed of at least two plate-like members of an upper plate-like member and a lower plate-like member arranged at intervals in the vertical direction,
The second link member is pivotally fixed to the upper plate member and the lower plate member, and is positioned between the upper plate member and the lower plate member in the vertical direction. Is provided with the portion to be polymerized on the opposite side of the second base material with the shaft stopping portion interposed therebetween,
The female part is a recessed part provided at each of the corresponding positions of the opposing surfaces of the upper and lower plate-like members, and the male part is a hemispherical protrusion protruding above and below the polymerized part,
By opening the door, the second link member is rotated relative to the first link member toward the predetermined open state, and the first link member is forcibly forced by the two protrusions. It is possible to push the space between the upper plate member and the lower plate member that constitute the upper plate member, and to insert the protrusion between the upper and lower plate members, and both protrusions enter the respective recessed portions. The stay according to claim 4, wherein the above-mentioned locked state is obtained by narrowing a space between the upper and lower plate-like members that are spread out toward the original state.
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