JP3117099B2 - 多管式熱交換器 - Google Patents

多管式熱交換器

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JP3117099B2
JP3117099B2 JP04136506A JP13650692A JP3117099B2 JP 3117099 B2 JP3117099 B2 JP 3117099B2 JP 04136506 A JP04136506 A JP 04136506A JP 13650692 A JP13650692 A JP 13650692A JP 3117099 B2 JP3117099 B2 JP 3117099B2
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷凍装置やヒートポンプ
装置等に於ける蒸発器や凝縮器等に使用する多管式熱交
換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍装置やヒートポンプ装置等を構成す
る蒸発器や凝縮器としては、冷媒を流す伝熱管を、被熱
交換流体としての温水や冷水を流す熱交換室内に横方向
に多数配設して成る多管式熱交換器が多く使用されてい
る。一方、冷凍装置やヒートポンプ装置は、常時最大負
荷に対応する能力で運転されることは少なく、その能力
は負荷の変動に伴って前記伝熱管を流れる冷媒流量を変
えて調節する。
【0003】従来、多管式熱交換器の伝熱管は冷凍装置
等の最大負荷時に於ける冷媒流量に基づいて設計製作を
行っており、負荷が小さくなった場合の冷媒流量の減少
に対する流路の調節等は行っていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の多管
式熱交換器に於いて、負荷の減少に伴って冷媒流量が減
少すると次のような不都合が発生する。
【0005】まず蒸発器として使用している場合には、
蒸発中の冷媒のフラッシュガスが液と分離して、ガスは
伝熱管の上方を、そして液は伝熱管の下方を通ったりす
るバラツキが発生することにより、平均した高い熱伝達
率を維持することができない。また凝縮器として使用し
ている場合には、伝熱管の入口側に於ける冷媒ガスの流
速が遅くなるため、やはり熱伝達率が低下して性能が悪
くなる。
【0006】このような現象は、冷媒R-22やR-12等の
単一冷媒を使用する場合にも発生するが、非共沸混合冷
媒を使用してローレンツサイクルの運転を行う場合に於
いては沸点の異なる冷媒が互いに影響しあうので、上述
した冷媒の熱伝達率の低下は特に顕著に現れる。本発明
は、このような課題を解決することを目的とするもので
ある。
【0007】上述した課題を解決するために、本発明の
多管式熱交換器では、冷媒を流す伝熱管を、被熱交換流
体を流す熱交換室を通して冷媒の入口室と出口室間に横
方向に多数配設して成る多管式熱交換器に於いて、該入
口室又は出口室に、上記伝熱管の一部の管端を開閉する
弁装置を設け、弁装置は、入口室内と出口室内の圧力差
を検出して動作させる構成とし、圧力差が所定以下に低
下した場合に伝熱管の管端を閉とするように動作させる
構成としている。
【0008】以上の構成の熱交換器に於いて、弁装置は
複数系統設けて独立に開閉動作可能に構成することがで
きる。
【0009】上記弁装置は、上記入口室内と出口室内の
管端に対して弁体を進退自在に支持するロッドをシリン
ダ内のピストンにより駆動する構成とすることができ
る。
【0010】そして、この構成の弁装置においては、ピ
ストンを前進させる側のシリンダ室内に導圧管を介して
出口室内の冷媒の圧力を伝達すると共に、他方側のシリ
ンダ室内に入口室内の冷媒の圧力を伝達する構成とし、
そして弁体を前進させる方向に付勢するばねを設けた構
成としたり、ピストンを前進させる側のシリンダ室内に
制御弁を設けた制御用配管を介して制御圧力を伝達する
構成とすることができる。
【0011】また、上記の構成を組合せ、前者の構成の
導圧管に導圧弁を設けると共に、この導圧弁と、ピスト
ンを前進させる側のシリンダ室間に、高圧源に至る後者
の制御用配管を接続して、該シリンダ室内に伝達する圧
力源を選択し得る構成とすることができる。
【0012】
【作用】負荷が大きく、従って冷媒流量が多い場合に
は、弁装置は伝熱管の管端を開としておく。そして負荷
が低下して冷媒流量が減少する場合には、弁装置を動作
させて伝熱管の一部の管端を閉とする。
【0013】こうすることにより冷媒は一部の伝熱管に
は流入しなくなり、残りの伝熱管にのみ流れるようにな
るので、これらの伝熱管に流れる冷媒流量を減少させな
いようにすることができる。
【0014】逆に負荷が大きくなって冷媒流量が増加す
る場合には、弁装置を動作させて、それまで閉となって
いる伝熱管の管端を開とする。このようにして開状態の
伝熱管の数を調節することにより、伝熱管に流れる冷媒
流量を常時適切に保持することができ、冷媒の蒸発また
は凝縮に於ける熱伝達率の低下を防止することができ
る。
【0015】伝熱管を流れる冷媒流量が多く、伝熱管を
流れる冷媒の流速が早い場合には、その上流側と下流側
の圧力差が大きくなり、逆に伝熱管を流れる冷媒流量が
少ない場合には、上記圧力差が小さくなる。従って伝熱
管の上流側及び下流側に対応する入口室内と出口室内の
冷媒の圧力差を検出して上述したように弁装置を開閉動
作することにより、管端が開状態の伝熱管に流れる冷媒
流量を一定に制御することができる。
【0016】また弁装置を制御信号により強制的に開閉
動作させることにより、管端が開の伝熱管の数を調節し
て、各伝熱管に流れる冷媒流量を強制的に制御すること
ができる。
【0017】一部の伝熱管を閉とすると、全体としての
伝熱面積は減少するのであるが、閉としない場合と比較
して熱伝達率が向上し、またガス過熱度も向上させるこ
とができるので、熱交換器の全体としての性能は向上す
る。
【0018】
【実施例】次に本発明の実施例を図について説明する。
図は本発明の多管式熱交換器を冷凍機の蒸発器に適用し
た一例を示す系統図であり、図に於いて符号1は冷媒を
流す多数の伝熱管であり、これらの多数の伝熱管1は水
等の被熱交換流体を流す熱交換室2を通して、冷媒の入
口室3と出口室4間に横方向に配設している。これらの
入口室3及び出口室4は、多数の伝熱管1を支持する管
板5にカバー6,7を取付けて構成しており、入口室3
には半径方向に冷媒入口管8を接続すると共に出口室4
には軸方向に冷媒出口管9を接続している。一方、熱交
換室2には、伝熱管1の下流側、上流側に対応して、夫
々流体入口管10、流体出口管11を設けると共に、そ
れらの間に2枚の案内仕切板12を設けてジグザグの流
体経路を構成している。
【0019】入口室3を構成するカバー6には、多数の
伝熱管1の一部、図中伝熱管1a,1bに対応して2系
統のシリンダ部13a,13bを設けており、このシリ
ンダ部13a,13b内のピストン14a,14bに設
けたロッド15a,15bを伝熱管1の管端方向に突出
している。これらのロッド15a,15bの先端には、
前記ピストン14a,14bの移動により伝熱管1の管
端を開閉する弁体16a,16bを設けている。図示の
弁体16a,16bは円錐状の構成としており、夫々の
ピストン14a,14bが図中左側に移動するとロッド
15a,15bにより弁体16a,16bが伝熱管1
a,1bの管端方向に移動、即ち前進して管端が閉とな
ると共に、ピストン14a,14bが前述と逆に図中右
側に移動すると弁体16a,16bが管端から後退して
開となる構成である。また夫々のシリンダ部13a,1
3bのシリンダ室には、弁体16a,16bを前進させ
る方向にピストン14a,14bを付勢するばね17
a,17b、この例の場合、圧縮コイルばねを設けてい
る。
【0020】夫々のシリンダ部13a,13bの、図中
左側のシリンダ室は入口室3と連通していて入口室3内
の冷媒の圧力が伝達される構成となっており、また図中
右側のシリンダ室は導圧管18を介して出口室4と連通
していて、出口室4内の冷媒の圧力がシリンダ室に伝達
される構成となっている。
【0021】導圧管18は、出口室4側の共通管部18
cと、この共通管部18cから夫々のシリンダ部13
a,13bのシリンダ室に対応して分岐する分岐管部1
8a,18bとから構成していて、これらの分岐管部1
8a,18bには導圧弁19a,19bを設けており、
また共通管18cと入口室3間には圧力検出手段20を
設けている。
【0022】また夫々の分岐管18a,18bの導圧弁
19a,19bと各シリンダ部13a,13bのシリン
ダ室間には、冷凍機に於ける冷媒の高圧部等の制御流体
部21に至る制御配管22a,22bを接続しており、
これらの制御配管22a,22bの夫々には制御弁23
a,23bを設けている。符号24は制御手段であり、
この制御手段24は上記圧力検出手段20で検出した入
口室3内と出口室4内の冷媒の圧力差信号を制御入力の
一つとして、導圧弁19a,19bや制御弁23a,2
3b等を開閉制御する構成としている。
【0023】以上の構成に於いて、図示していない膨張
弁を通って膨張した冷媒液は、フラッシュガスを含みな
がら冷媒入口管8を経て入口室3内に流入する。次いで
冷媒は管端から伝熱管1内に流入し、熱交換室2の流体
経路を流れている被熱交換流体と向流状態で熱交換しな
がら伝熱管1内を流れる。こうして冷媒は、伝熱管1の
出口室4側の端部に至るまでに蒸発、ガス化が完了し、
出口室4を経て冷媒出口管9から流出する。
【0024】以上の動作に於いて、冷凍負荷が大きく冷
媒流量が多い場合には、後述する動作により全ての伝熱
管1が開状態である場合にも、冷媒は多数の伝熱管1に
均等に分かれて流入するので、夫々の伝熱管1内を流れ
る冷媒流量が適切に維持され、従って冷媒の熱伝達率の
低下は起こらない。
【0025】かかる運転状態に於いて、冷凍負荷が低下
すると、冷凍機の容量調節装置(図示省略)は、冷凍負
荷の低下を例えば流体出口管11側の被熱交換流体の温
度の低下により検出して冷媒流量を減少させる動作をす
る。従って冷媒入口管8から入口室3に流入し、伝熱管
1に流入する冷媒流量が減少する。
【0026】このように冷媒流量が減少した場合に、開
となっている伝熱管1の数が、それまでの冷媒流量が多
い場合と同様に維持されると、冷媒は入口室3内でフラ
ッシュガス相と液相とに分離して、液は下方に位置する
伝熱管1を集中して流れ、ガスは上方に位置する伝熱管
1を集中して流れるようになる。
【0027】このように下方に位置する伝熱管に集中し
て流れる液では、伝熱管1の出口室4側の端部に至るま
でに蒸発、ガス化が完了せず、ガス中に液ミストが残留
してしまうことがある。このため出口室4側のガス過熱
度が小さくなったり、計測できなくなることにより膨張
弁の制御信号が不安定となって、冷凍機の運転が不能と
なることがある。そしてこのような状態に於いて正常な
運転を行おうとすると、異常に低い温度や圧力でバラン
スさせなければならず、性能が大幅に低下する。特に、
非共沸混合冷媒では、この傾向が顕著に現れるため、そ
の利点が発揮できない。
【0028】しかるに本発明に係る上記の構成では、冷
媒流量の変化に対しては次のように動作する。
【0029】まず、導圧弁19aが閉で弁体16aが伝
熱管1aの管端を閉としており、また導圧弁19bは開
となっている状態に於いて、冷媒流量が多い場合には、
冷媒は多数の伝熱管1に均等に分かれて流入するので、
夫々の伝熱管1内を流れる冷媒流量は適切に維持され、
そして適切な冷媒の流速が確保されるため入口室3内と
出口室4内の圧力差が大きい。この圧力差によってピス
トン14bに加わる力よりもばね17bの力の方が小さ
いので、ピストン14bは圧力差によりばね17bの付
勢に抗して図中右側に移動し、従ってロッド15bによ
り弁体16bが後退した状態に維持されるので、対応す
る伝熱管1bの管端は図示の通り開状態に維持される。
【0030】次に、冷凍負荷の低下に伴って冷媒流量が
減少した場合には、伝熱管1を流れる冷媒の流速が遅く
なるため、入口室3内と出口室4内の圧力差が小さくな
る。このため入口室3内と出口室4内の圧力差によりピ
ストン14bに加わる力よりもばね17bの力の方が大
きくなるとピストン14bは図中左側に移動し、従って
ロッド15bにより弁体16bが前進して対応する伝熱
管1bの管端を閉とする。
【0031】このようにして伝熱管の一部、即ち図中伝
熱管1bの管端が閉となって、冷媒は開状態の残りの伝
熱管1にのみ流れるようになるので、これらの伝熱管1
に流れる冷媒流量を減少させずに所定の値に維持するこ
とができ、このため熱伝達率を低下させず、従って伝熱
管1の出口室4側の端部に至るまでの冷媒の蒸発、ガス
化を確実に完了させることができる。
【0032】逆に、負荷が大きくなって冷媒流量が増加
すると、入口室3内と出口室4内の圧力差が次第に上昇
していき、この圧力差によってピストン14bに加わる
力がばね17bの力よりも大きくなると、ピストン14
bは図中右側に移動し、従って弁体16bが後退してそ
れまで閉となっていた伝熱管1bの管端を図に示すよう
に開状態とするため、冷媒流量の増加に対応することが
できる。
【0033】更に負荷が大きくなって冷媒流量が増加
し、入口室3内と出口室4内の圧力差が更に上昇して、
圧力検出手段20により検出した圧力差が所定値以上と
なると制御手段24は導圧弁19aを開とする。すると
上述と同様の動作により、ピストン14aがシリンダ室
内を図中右側に移動して、ロッド15aにより弁体16
aが後退して、対応する伝熱管1aの管端が開状態とな
り、全ての伝熱管1が冷媒の流通可能な状態となる。
【0034】このような状態から次第に負荷が低下して
冷媒流量が次第に減少していくと、上述と逆の動作によ
り、まずシリンダ部13bに対応する弁体16bが前進
して対応する伝熱管1bが閉となり、次いでシリンダ部
13aに対応する弁体16aが前進して対応する伝熱管
1aが閉となる。
【0035】以上は、弁体16a,16bの開閉動作を
入口室3内と出口室4内の圧力差とばね17a,17b
によって自動的に行う場合であるが、制御信号により強
制的に開閉動作させることもできる。即ち、導圧弁19
a,19bを閉とした状態で例えば制御弁23aを開と
すると、制御流体の圧力がシリンダ部13aの図中右側
のシリンダ室内に伝達されてピストン14a、そしてロ
ッド15aにより弁体16aが図中左側に移動されるこ
とにより、図に示すように対応する伝熱管1aの管端が
閉状態となり、また制御弁23aを閉とするか、または
制御流体の圧力を低下させる等によって図中右側のシリ
ンダ室内の圧力を低下させると、図に示すように対応す
る伝熱管1aの管端を開状態とすることができる。
【0036】以上の説明では、独立して開閉動作させる
弁装置は2系統として構成しているが、1系統でも良い
し、3系統以上としても良い。また以上の説明及び図で
は、独立して開閉動作させる伝熱管は1本であるが、こ
れらは複数であっても良いことは勿論である。さらに、
以上の説明では弁装置を構成する弁体16a,16bを
移動させる駆動機構は、冷媒の圧力により動作させるシ
リンダ装置により構成しているが、まずシリンダ装置は
油圧や空気圧により動作させる構成とすることもできる
し、シリンダ装置を使用せずに弁体16a,16bの移
動機構を構成することができるものである。
【0037】また以上の説明では、本発明の熱交換器を
冷凍機の蒸発器に適用した例につき説明しているが、凝
縮器に適用したり、冷媒と被熱交換流体を熱交換させる
適宜の構成要素として利用できるものである。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上の通り、冷媒を流す伝熱管
を、被熱交換流体を流す熱交換室を通して冷媒の入口室
と出口室間に横方向に多数配設して成る多管式熱交換器
に於いて、開状態の伝熱管の数を冷媒流量に応じて調節
可能であるのであるので、以下に示すような効果があ
る。 熱伝達率の低下を防止し、冷媒と被熱交換流体との
熱交換を効率良く行うことができる。 ガス過熱度を大きくすることができる。
【0039】このような効果により、本発明の熱交換器
を利用する冷凍機やヒートポンプ装置では、あらゆる負
荷条件に於いて高性能を維持することができ、特に、非
共沸混合冷媒を用いるローレンツサイクルによる高効率
の運転が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多管式熱交換器を冷凍機の蒸発器に適
用した一例を示す系統図である。
【符号の説明】
1 伝熱管 2 熱交換室 3 入口室 4 出口室 5 管板 6,7 カバー 8 冷媒入口管 9 冷媒出口管 10 流体入口管 11 流体出口管 12 案内仕切板 13a,13b シリンダ部 14a,14b ピストン 15a,15b ロッド 16a,16b 弁体 17a,17b ばね 18 導圧管 18c 共通管部 18a,18b 分岐管部 19a,19b 導圧弁 20 圧力検出手段 21 制御流体部 22a,22b 制御配管 23a,23b 制御弁 24 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 39/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を流す伝熱管を、被熱交換流体を流
    す熱交換室を通して冷媒の入口室と出口室間に横方向に
    多数配設して成る多管式熱交換器に於いて、該入口室又
    は出口室に、上記伝熱管の一部の管端を開閉する弁装置
    を設け、弁装置は、入口室内と出口室内の圧力差を検出
    して動作させる構成とし、圧力差が所定以下に低下した
    場合に伝熱管の管端を閉とするように動作させる構成と
    したことを特徴とする多管式熱交換器
  2. 【請求項2】 弁装置は複数系統設けて独立に開閉動作
    可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の多管
    式熱交換器
  3. 【請求項3】 弁装置は、伝熱管の管端に対して弁体を
    進退自在に支持するロッドをシリンダ内のピストンによ
    り駆動する構成としたことを特徴とする請求項1又は2
    に記載の多管式熱交換器
  4. 【請求項4】 ピストンを前進させる側のシリンダ室内
    に導圧管を介して出口室内の冷媒の圧力を伝達すると共
    に、他方側のシリンダ室内に入口室内の冷媒の圧力を伝
    達する構成とし、そして弁体を前進させる方向に付勢す
    るばねを設けた構成としたことを特徴とする請求項3に
    記載の多管式熱交換器
  5. 【請求項5】 ピストンを前進させる側のシリンダ室内
    に制御弁を設けた制御用配管を介して制御圧力を伝達す
    る構成としたことを特徴とする請求項3に記載の多管式
    熱交換器
  6. 【請求項6】 導圧管に導圧弁を設け、この導圧弁とピ
    ストンを前進させる側のシリンダ室内間に、高圧源に至
    る制御用配管を接続し、この制御用配管には制御弁を設
    けたことを特徴とする請求項4に記載の多管式熱交換器
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