JP3116955U - タバコの複数種類入り箱及びその仕切り袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】 タバコの2種類入り箱に仕切り袋を入れて、1つのたばこの箱の中で2種類のタバコの品質を保持する。
【解決手段】 タバコの箱のパッケージに、ツートンで色分けしたデザインを施し、2種類入りのたばこの箱である旨を視覚的に理解できるようにする。不織布紙とポリフィルム製シートを仕切り袋として挿入し、2種類のタバコを箱の中で分割する。
【効果】 複数種のタバコを1つの箱で愉しめるので、新たな新規需要者の興味を促進し、宣伝効果、販売拡張につながる。
【選択図】 図4
【解決手段】 タバコの箱のパッケージに、ツートンで色分けしたデザインを施し、2種類入りのたばこの箱である旨を視覚的に理解できるようにする。不織布紙とポリフィルム製シートを仕切り袋として挿入し、2種類のタバコを箱の中で分割する。
【効果】 複数種のタバコを1つの箱で愉しめるので、新たな新規需要者の興味を促進し、宣伝効果、販売拡張につながる。
【選択図】 図4
Description
本考案は、タバコの箱の中に複数種のタバコを詰め合わせる機能生じさせるべく、互いのタバコの香りの品質を独立、保持するためセパレート用の仕切り袋を具備した、タバコの複数種類入りの箱に属するものである。
周知のとおりタバコの箱は1種類のタバコを詰めたものであり、1つの箱に複数種のタバコを詰めることに関しては諸処の事情から実用化できないでいた。最も問題となる点は、本来タバコは喫煙者それぞれの嗜好から自己に適した香りを有する銘柄を選択する、という性質を持つものである。かかるにタバコの葉の香りは、個々のタバコの銘柄の最たる特徴性に係わる。複数種のタバコを1つの箱に詰め合わせた場合、互いの葉の香りが箱の中で他の葉の香りに影響を及ぼし、結局互いの葉の香りを損なってしまう。たとえばメンソール系のタバコを一般種のタバコと一緒に、同一の箱に詰め合わせたりすると、メンソールの強香が一般種のタバコに移ってしまい、著しく葉の香りの特徴に影響してしまう。タバコを生産する企業が、宣伝用に3〜5本入りの試供品用のタバコの箱を提供することはあっても、宣伝用のタバコを他のタバコの箱に詰め合わせできないのは上述したような理由による。以上のことから、複数種のタバコを1つの箱に詰め合わせることが、喫煙者のタバコの香りによる気分転換をはかる等、有益な可能性は認められつつも、実用化するには至らなかった。
複数種のタバコを1つの箱に入れるのだから、その特徴を外観のパッケージ上で明確に表現しなければならない。現況のタバコのパッケージの主流は縦長直方体の紙巻き20本入りである。ポリプロフィレン及びコートボール紙で作られたいわゆるボックスタイプとポリプロフィレン及び包装紙作られたいわゆるソフトタイプ双方で、複数種のタバコが入っていることを明示するべくデザインを施す必要が生じる。なおソフトタイプのパッケージは、厳密にいえばタバコの包装資材とするのが妥当と思われるが、当考案では同形体であるとの観点から、便宜上タバコの箱と呼ぶことにする。
カナダやイギリス等の国々で主流たるタバコの箱は、横長直方体の形体を採っており、もともと10本づつアルミ紙で包装され、箱の中央に仕切りが施されている場合もある。この形体を採ればある程度、タバコの分離は可能と思われるけれども、わが国やアメリカ等の国々ではタバコの箱の概念としては、反主流である。また箱の中でタバコを分離するさい、20本入りの場合は10本づつと本数も限定されてしまう。複数種のタバコ入りパッケージの産業上利用価値を得るためには、分離方法により多くの柔軟性を追究しなければならない。
複数種のタバコの香りが箱の中で混在してしまったり、一方のタバコの葉の香りが他方のタバコの葉の香りに影響してしまっては、タバコの持つ本来の風味を貶めることとなってしまう。特にメンソール系等のタバコの香りは、同一の箱中の他のタバコに多大な影響を及ぼすので、有効なセパレート状態を形成しうる仕切り材の存在が必要不可欠となる。
仕切り材がタバコの葉自体の香りを強力に吸収してしまっては、タバコ本来の存在価値を失ってしまうことになる。複数種のタバコの葉の香りの特徴を活かしつつ、複数種のタバコの葉の風味を損なうことの無いように仕切り材を構成しなければならない。
タバコの箱のパッケージ上にツートン彩色1を配すなどし、複数種のタバコが入っている内容を強調した色分けを施す。20本入りのタバコの箱の場合、例えば17本と3本に仕切るとすれば、17本の部分が本商品たる主流部2となり、3本の部分が従属部3となる。パッケージ・デザインは主流部が当然中心となるけれども、従属部に当る部分には別途デザインする等し、複数種のタバコが入っていることを明瞭に表現する。また、キャッチ・コピーなど文章的表現による記載4を施すことも、有効な手段である。
タバコの箱の中に2種類のタバコを分離するための、セパレート用の仕切り袋(図2)を入する。セパレート用仕切り袋は、カルシウム系素材等のポリフィルム製のシート5にを素材としている。よって、塵処理上も不可燃物にならない。上部のポリフィルム分6を折り込み、従属部3のタバコを密閉する。タバコの種類によっては竹酢・木酢系、炭素系、又は山葵成分エキス等により抽出した活性酵素を微量塗布したポリフィルム分を使用するのも、有効な手段である。
20本入りのタバコの箱の内部に、主流部2のタバコと仕切り袋4により包装した従属部3のタバコを挿入する。セパレート用仕切り袋は、カルシウム系素材等のポリフィルム製のシート5によって作成されているので、その材料の性質上仕切り袋の伸縮性及び柔軟性を高め、主要部2と従属部3のタバコの箱内での安定化を図ることができる。主要部2と従属部3のタバコの本数は任意に設定できるが、従属部3については、あくまで喫煙者の気分転換、及び生産者側の試供的要素が強いので、20本入りの場合3本程度が適当と思われる。
発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
20本入りのタバコの箱のパッケージに、ツートンで色分けしたような色分け1を施し、複数種入りのタバコの箱である旨を視覚的に理解できるようにする。また、パッケージ上で文言4によって、複数種のタバコが入っていることを明記しておくことも当然必要とされる
20本入りのタバコの箱のパッケージに、ツートンで色分けしたような色分け1を施し、複数種入りのタバコの箱である旨を視覚的に理解できるようにする。また、パッケージ上で文言4によって、複数種のタバコが入っていることを明記しておくことも当然必要とされる
セパレート用に使用する仕切り袋は、炭酸カルシウム系素材等のポリフィルム製シート5で作成され、炭酸カルシウム系素材等のポリフィルム製シート5の上部には、折り込み用の部分6を配している。仕切り袋(図2)は、タバコの複数種の葉の香りを遮断し、風味を保護し、且つ複数種のタバコを箱内で安定させるべく配せねばならない。
(図2)のセパレート袋を挿入することにより、複数種のタバコを分断する。(図4)は、17本の主要種タバコと、3本の付属種タバコに分断した例であるが、本数の振り分けは生産者が、任意に設定できる。
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
新種のタバコを付属部に配すことにより、新種たばこの流布を促進し、宣伝効果、産業上発展を生じる。
複数種のタバコを1つの箱で愉しめるので、新たな新規需要者の興味を促進し新規需要への宣伝効果、販売拡張につながる。
喫煙者の気分転換等の観点から、例えばメンソール系や薬用系のたばこ、又はライト系(ニコチンの少ないタイプ等)を数本配することにより、喫煙者の興味を掻きたて販売促進効果につながる。
昨今の健康推進志向から、タバコについての批判が社会的に増大する傾向にある。確かにタバコに関する有害性については、肯定される要素が多いことも事実であるが、欧米では一部で嫌煙運動の余りのエスカレートにより、むしろマリファナ許容論が持ち上がるような状況になっている。タバコは500年以上に亘る人類の長い歴史上、合法に容認されてきた嗜好品であり、いうまでもなく不法ドラックであるマリファナの弊害と比較した場合、両者の存在性の是非は明らかである。当考案はかかる将来的な状況も加味し、タバコ産業の維持並びに、タバコと人類との共存をはかるための新しい側面となりうる。
1 タバコの箱のパッケージの色分け部
2 主流部のタバコ
3 従属部のタバコ
4 複数種のタバコを意味する任意のメッセージ
5 付属部タバコの仕切り袋ポリフィルム部シート
6 付属部タバコの仕切り袋ポリフィルムの折り込み部
2 主流部のタバコ
3 従属部のタバコ
4 複数種のタバコを意味する任意のメッセージ
5 付属部タバコの仕切り袋ポリフィルム部シート
6 付属部タバコの仕切り袋ポリフィルムの折り込み部
Claims (2)
- タバコの複数種類入り箱。1箱のタバコの箱に複数種類のタバコを入れたタバコの箱。
- タバコの複数種類入り箱に使用する仕切り袋。複数種類のタバコの品質を保持するために使用する仕切り袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004006799U JP3116955U (ja) | 2004-10-25 | 2004-10-25 | タバコの複数種類入り箱及びその仕切り袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004006799U JP3116955U (ja) | 2004-10-25 | 2004-10-25 | タバコの複数種類入り箱及びその仕切り袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3116955U true JP3116955U (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=43467295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004006799U Expired - Fee Related JP3116955U (ja) | 2004-10-25 | 2004-10-25 | タバコの複数種類入り箱及びその仕切り袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3116955U (ja) |
-
2004
- 2004-10-25 JP JP2004006799U patent/JP3116955U/ja not_active Expired - Fee Related
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050121 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050622 |
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