JP3116671U - 万華鏡 - Google Patents
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Abstract
【課題】この考案は、観察片の移動による微妙な模様の変化を容易に楽しむことができ、また、ある角度の範囲で回転方向の反転を繰り返して極めて多様な模様の変化を楽しむことができる万華鏡を実現することを目的とする。
【解決手段】この考案は、長手方向一端側を開放されるとともに長手方向他端側を蓋部により閉塞した円筒状の鏡筒体を設け、蓋部に覗き穴を形成するとともに長手方向他端側外周に大径部を形成し、鏡筒体内に三角柱状の合わせ鏡面体を装着し、長手方向一端側を半透明素材の底部により閉塞されるとともに長手方向他端側を開放される円筒状の観察筒体を設け、この観察筒体は底部とこの底部よりも内奥側の透明素材の仕切部とにより観察片の収容空間を形成し、鏡筒体とこの鏡筒体が嵌め入れられた観察筒体との相対回転を可能とするように鏡筒体の大径部外周と観察筒体外周とを連絡する柔軟素材の連絡体を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】この考案は、長手方向一端側を開放されるとともに長手方向他端側を蓋部により閉塞した円筒状の鏡筒体を設け、蓋部に覗き穴を形成するとともに長手方向他端側外周に大径部を形成し、鏡筒体内に三角柱状の合わせ鏡面体を装着し、長手方向一端側を半透明素材の底部により閉塞されるとともに長手方向他端側を開放される円筒状の観察筒体を設け、この観察筒体は底部とこの底部よりも内奥側の透明素材の仕切部とにより観察片の収容空間を形成し、鏡筒体とこの鏡筒体が嵌め入れられた観察筒体との相対回転を可能とするように鏡筒体の大径部外周と観察筒体外周とを連絡する柔軟素材の連絡体を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
この考案は万華鏡に係り、特に、観察片の移動による微妙な模様の変化を容易に楽しむことができ、また、ある角度の範囲で回転方向の反転を繰り返して極めて多様な模様の変化を楽しむことができる万華鏡に関する。
万華鏡は、複数の鏡を組んだ三角柱状の合わせ鏡面体の多重反射を利用して、回転による色ガラスや色紙などの種々の観察片の移動による模様の変化を、覗き穴から観察して楽しむものである。
従来の万華鏡には、空き缶を胴部として飲み口側の蓋部を切除して開口部を形成し、胴部の底板に覗き穴を形成し、胴部内に開口部から正多角形状の鏡面体を装着し、半透明のキャップに透明の仕切り板を嵌めてキャップの底部と仕切り板との間に形成される空間に観察片を入れ、このキャップを胴部の開口部外縁に取り付けることにより、使用済みの空き缶の再利用とゴミ減量という環境学習活動を育成しながら、簡単に組み立てることができる万華鏡がある。
実用新案登録第3087972号公報
ところで、万華鏡は、鏡筒体を回転させることにより、鏡筒体の先端側の収容空間に収容された観察片を動かし、この動きを合わせ鏡面体の鏡に反射させてその反射像である模様の変化を覗き穴から観察して楽しむものである。したがって、模様の変化を楽しむためには、収容空間に収容された観察片を適度な早さで移動させる必要がある。
ところが、従来の万華鏡は、合わせ鏡面体を装着した鏡筒体の全体を回転させることによって観察片を動かしているため、観察片をわずかずつ移動させることが困難な問題があり、微妙な模様の変化を容易に楽しむことができない不都合があった。
この考案は、観察片をわずかずつ移動させて模様の緩やかな変化を観察することができ、微妙な模様の変化を容易に楽しむことができ、また、ある角度の範囲で回転方向の反転を繰り返すことができ、単純な模様変化の繰り返しとなることがなく、極めて多様な模様の変化を楽しむことができる万華鏡を実現することを目的とする。
この考案は、長手方向一端側を開放されるとともに長手方向他端側を蓋部により閉塞した円筒状の鏡筒体を設け、この鏡筒体は蓋部に覗き穴を形成するとともに長手方向他端側外周に径の大きな大径部を形成し、前記鏡筒体内に装着される三角柱状の合わせ鏡面体を設け、この合わせ鏡面体は各稜線を前記鏡筒体の内周に当接させながら長手方向一端側を前記鏡筒体の開放端に位置させるとともに長手方向他端側を前記蓋部に当接させて前記鏡筒体内に装着し、長手方向一端側を半透明素材の底部により閉塞されるとともに長手方向他端側を開放されて前記鏡筒体が回動可能に嵌め入れられる円筒状の観察筒体を設け、この観察筒体は前記底部よりも内奥側に透明素材の仕切部を取り付けて観察片の収容空間を形成し、前記鏡筒体とこの鏡筒体が嵌め入れられた前記観察筒体との相対回転を可能とするように前記鏡筒体の大径部外周と前記観察筒体外周とを連絡する柔軟素材の連絡体を設けたことを特徴とする。
この考案の万華鏡は、長手方向他端側の蓋部に覗き穴を形成して外周に大径部を形成した円筒状の鏡筒体内に三角柱状の合わせ鏡面体を装着し、観察筒体の長手方向一端側の半透明素材の底部よりも内奥側に透明素材の仕切部を取り付けて観察片の収容空間を形成し、鏡筒体とこの鏡筒体が嵌め入れられた観察筒体との相対回転を可能とするように鏡筒体の大径部外周と観察筒体外周とを連絡する柔軟素材の連絡体を設けている。
これにより、この万華鏡は、鏡筒体と観察筒とを別々の手で持ってゆっくり相対回転させることができ、観察片をわずかずつ移動させることができるため、模様の緩やかな変化を観察することができ、微妙な模様の変化を容易に楽しむことができ、また、この万華鏡は、相対回転の範囲を柔軟素材の連絡体で規制することができるため、ある角度の範囲で回転方向の反転を繰り返すことができ、単純な模様変化の繰り返しとなることがなく、極めて多様な模様の変化を楽しむことができる。
これにより、この万華鏡は、鏡筒体と観察筒とを別々の手で持ってゆっくり相対回転させることができ、観察片をわずかずつ移動させることができるため、模様の緩やかな変化を観察することができ、微妙な模様の変化を容易に楽しむことができ、また、この万華鏡は、相対回転の範囲を柔軟素材の連絡体で規制することができるため、ある角度の範囲で回転方向の反転を繰り返すことができ、単純な模様変化の繰り返しとなることがなく、極めて多様な模様の変化を楽しむことができる。
この考案の万華鏡は、三角柱状の合わせ鏡面体を装着した鏡筒体の大径部と観察片の収容空間を形成した観察筒体とを柔軟素材の連絡体により連絡することで、鏡筒体と観察筒体との相対回転を可能とし、観察片をわずかずつ移動させて、微妙な模様の変化を容易に楽しむことができるようにしたものである。
以下、図面に基づいて、実施例を説明する。
以下、図面に基づいて、実施例を説明する。
図1〜図5は、この発明の実施例を示すものである。図1において、2は万華鏡、4は鏡筒体、6は合わせ鏡面体、8は観察筒体、10は連絡体である。
前記鏡筒体4は、図2に示すように、長手方向一端側を開放されるとともに長手方向他端側を蓋部12により閉塞した円筒状に形成される。この鏡筒体4は、蓋部12に覗き穴14を形成するとともに長手方向他端側外周に径の大きな大径部16を形成している。
前記合わせ鏡面体6は、図3に示すように、鏡筒体4内に装着される三角柱状に形成される。この合わせ鏡面体6は、同じ長方形状の2枚の鏡18とこの2枚の鏡18を接合する接合材20とからなり、2枚の鏡18の各一方の長辺どうしを接合するとともに2枚の鏡18の各他方の長辺を開いた状態で接合材20を巻き付け、断面が2等辺三角形の三角柱状に形成する。なお、2等辺三角形をなす2枚の鏡18の挟角θは、一般に象形対称の反射像の数で360度を割った値とする。
三角柱状に形成された合わせ鏡面体6は、図2に示すように、各稜線を鏡筒体4の内周に当接させながら、長手方向一端側を鏡筒体4の開放端に位置させるとともに他端側を覗き穴14が合わせ鏡面体6内に位置するように蓋部12に当接させて、鏡筒体4内に装着する。なお、鏡18は、ガラス鏡や、プラスチックにアルミ被膜を蒸着した表面鏡とすることができる。
前記観察筒体8は、図4に示すように、長手方向一端側を半透明素材の底部22により閉塞されるとともに長手方向他端側を開放されて鏡筒体4が回動可能に嵌め入れられる円筒状に形成される。この観察筒体8は、底部22よりも内奥側に透明素材の仕切部24を取り付けて収容空間26を形成している。収容空間26には、観察片28が収容される。観察片28としては、例えば、布や、ビース、紙片、プラスチック片、貝殻等がある。
前記連絡体10は、図5に示すように、布などの柔軟素材により形成される。連絡体10は、観察筒体8内に鏡筒体4を嵌め入れて鏡筒体4の開放端を観察筒体8内の仕切部26に隣接位置させた状態において、鏡筒体4と観察筒体8との相対回転を可能とするように、鏡筒体4の大径部16外周と観察筒体8外周とを連絡して取り付けられる。
これにより、この連絡体10は、鏡筒体4とこの鏡筒体4が嵌め入れられた観察筒体8との相対回転を可能とするように、鏡筒体4の大径部16外周と観察筒体8外周とを連絡する。
次に作用を説明する。
この万華鏡2は、長手方向他端側の蓋部12に覗き穴14を形成して外周に大径部16を形成した円筒状の鏡筒体4内に三角柱状の合わせ鏡面体6を装着し、観察筒体8の長手方向一端側の半透明素材の底部22よりも内奥側に透明素材の仕切部24を取り付けて観察片28の収容空間26を形成している。
万華鏡2は、鏡筒体4とこの鏡筒体4が嵌め入れられた観察筒体8との相対回転を可能とするように、鏡筒体4の大径部16外周と観察筒体8外周とを柔軟素材の連絡体10により連絡している。
この万華鏡2は、観察片28を観察する場合に、図5に矢印で示すように、連絡体10により連絡された鏡筒体4と観察筒体8とを同一方向に回転させることにより、鏡筒体4の先端側の収容空間26に収容された観察片28を動かし、この動きを合わせ鏡面体6の2枚の鏡18に反射させて、その反射像である模様の変化を覗き穴14から観察して楽しむことができる。
この万華鏡2は、鏡筒体4と観察筒8とを柔軟素材の連絡体10により相対回転可能に連絡しており、鏡筒体4と観察筒8とを別々の手で持ち、図1に矢印で示すように、鏡筒体4と観察筒8とをゆっくり相対回転させることができる。
これにより、この万華鏡2は、観察片28をわずかずつ移動させることができるため、模様の緩やかな変化を観察することができ、微妙な模様の変化を容易に楽しむことができる。
また、この万華鏡2は、鏡筒体4と観察筒8との相対回転の範囲を柔軟素材の連絡体10で規制することができるため、ある角度の範囲で回転方向の反転を繰り返すことができ、単純な模様変化の繰り返しとなることがなく、極めて多様な模様の変化を楽しむことができる。
なお、この実施例においては、収容空間26に収容する観察片28として、布や、ビース、紙片、プラスチック片、貝殻等からなる平面的なもを例示したが、色の異なる立体的なもの収容することにより、模様に一種独特の味わいのある色を現出させることができ、多様な模様の変化を楽しむことができる。
また、この万華鏡2は、観察片28としての布の色や柄を変更可能なように、収容空間26を開閉可能とすることにより、気分に合致した色合いを醸し出すことができ、より多様な模様の変化を楽しむことができる。
さらに、この万華鏡2は、観察片28として、昔の想い出のある布(古い布の端切れ)のみを入れて模様の変化を楽しむことにより、想い出を楽しむことができる。
さらにまた、この万華鏡2は、鏡筒体4の大径部16外周や観察筒体8外周に絵柄等を付した布や紙を貼り付けることにより、外観をきれいに仕上げることができ、楽しみを増すことができる。
この考案の万華鏡は、観察片をわずかずつ移動させ、微妙な模様の変化を容易に楽しむことができるようにしたものであり、微妙な模様の変化を容易に楽しむことができるだけでなく、単純な模様変化の繰り返しとなることがなく、極めて多様な模様の変化を楽しむことができる。
2 万華鏡
4 鏡筒体
6 合わせ鏡面体
8 観察筒体
10 連絡体
12 蓋部
14 覗き穴
16 大径部
18 鏡
20 接合材
22 底部
24 仕切部
26 収容空間
28 観察片
4 鏡筒体
6 合わせ鏡面体
8 観察筒体
10 連絡体
12 蓋部
14 覗き穴
16 大径部
18 鏡
20 接合材
22 底部
24 仕切部
26 収容空間
28 観察片
Claims (2)
- 長手方向一端側を開放されるとともに長手方向他端側を蓋部により閉塞した円筒状の鏡筒体を設け、この鏡筒体は蓋部に覗き穴を形成するとともに長手方向他端側外周に径の大きな大径部を形成し、前記鏡筒体内に装着される三角柱状の合わせ鏡面体を設け、この合わせ鏡面体は各稜線を前記鏡筒体の内周に当接させながら長手方向一端側を前記鏡筒体の開放端に位置させるとともに長手方向他端側を前記蓋部に当接させて前記鏡筒体内に装着し、長手方向一端側を半透明素材の底部により閉塞されるとともに長手方向他端側を開放されて前記鏡筒体が回動可能に嵌め入れられる円筒状の観察筒体を設け、この観察筒体は前記底部よりも内奥側に透明素材の仕切部を取り付けて観察片の収容空間を形成し、前記鏡筒体とこの鏡筒体が嵌め入れられた前記観察筒体との相対回転を可能とするように前記鏡筒体の大径部外周と前記観察筒体外周とを連絡する柔軟素材の連絡体を設けたことを特徴とする万華鏡。
- 前記連絡体は、観察筒体内に鏡筒体を嵌め入れて鏡筒体の開放端を観察筒体内の仕切部に隣接位置させた状態において、鏡筒体と観察筒体との相対回転を可能とするように、鏡筒体の大径部外周と観察筒体外周とを連絡して取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の万華鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005007480U JP3116671U (ja) | 2005-09-12 | 2005-09-12 | 万華鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005007480U JP3116671U (ja) | 2005-09-12 | 2005-09-12 | 万華鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3116671U true JP3116671U (ja) | 2005-12-15 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3116671U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112327499A (zh) * | 2020-11-23 | 2021-02-05 | 江汉大学 | 一种万花筒 |
-
2005
- 2005-09-12 JP JP2005007480U patent/JP3116671U/ja not_active Expired - Fee Related
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