JP3116382U - 吸引注水機能つき歯ブラシ - Google Patents
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Abstract
【課題】市販の歯ブラシ本体に、吸引と注水機能を設置し、安価で安全、かつ効率的に口腔ケアを施行する。
【解決手段】歯ブラシにあけた2ヶ所の前方の穴に挿入したカテーテルの末尾をサクションチューブに接続、吸引する。また、後方のカテーテルは洗浄用水を入れた経管栄養用ボトルのルートへ接続し注水する。口腔ケアを行う対象者(以下、対象者とする)に口角鉤を使用し、吸引しながら洗浄水を入れた経管栄養用ボトルのクレンメを1滴/1秒程度に設定し、滴下注水する。注水と吸引が同時にできる歯ブラシで、対象者の口腔のブラッシングを行う。注水と吸引を同時に行うことにより洗浄水誤嚥の危険性を回避、ケア時間を短縮することができる。
【選択図】図2
【解決手段】歯ブラシにあけた2ヶ所の前方の穴に挿入したカテーテルの末尾をサクションチューブに接続、吸引する。また、後方のカテーテルは洗浄用水を入れた経管栄養用ボトルのルートへ接続し注水する。口腔ケアを行う対象者(以下、対象者とする)に口角鉤を使用し、吸引しながら洗浄水を入れた経管栄養用ボトルのクレンメを1滴/1秒程度に設定し、滴下注水する。注水と吸引が同時にできる歯ブラシで、対象者の口腔のブラッシングを行う。注水と吸引を同時に行うことにより洗浄水誤嚥の危険性を回避、ケア時間を短縮することができる。
【選択図】図2
Description
本考案は市販の歯ブラシを利用して、非経口摂取患者にも安価で安全に使用できる口腔ケア用具である吸引注水機能つき歯ブラシに関する。
近年、口腔ケアは不顕性誤嚥による高齢者の肺炎の予防や治療法としても、重要性が高まっている。
しかし、従来行われている歯ブラシブラッシング、シリンジ注水、サクションカテーテルによる吸引では洗浄水の誤嚥の危険性や、介助者一人では施行できないなどの問題があった。近年では、吸引機能つき歯ブラシが市販されているが、これらは、高価なこと、さらに、ヘッドが大きく使用しづらい、という難点が指摘されている。
しかし、従来行われている歯ブラシブラッシング、シリンジ注水、サクションカテーテルによる吸引では洗浄水の誤嚥の危険性や、介助者一人では施行できないなどの問題があった。近年では、吸引機能つき歯ブラシが市販されているが、これらは、高価なこと、さらに、ヘッドが大きく使用しづらい、という難点が指摘されている。
そこで、本考案は、市販の歯ブラシを利用して安価で安全に使用できる口腔ケア用具である吸引注水機能つき歯ブラシを提供することを課題とする。
市販の小ぶりの歯ブラシの植毛の柄の部分にサクションカテーテル(医療用具承認番号 15900BZZ01455000)を挿入するための穴(サイズが12Frのサクションカテーテルの場合は、直径4mm)を2ヶ所、家庭用ドリルであける。このときの、穴と穴の間隔は2mm程度とする。
歯ブラシにあけた2ヶ所の前方の穴に挿入したカテーテルの末尾をサクションチューブに接続し、吸引する。また、後方のカテーテルは洗浄用水を入れた経管栄養用ボトルのルートへ接続し、注水する。
歯ブラシにあけた2ヶ所の前方の穴に挿入したカテーテルの末尾をサクションチューブに接続し、吸引する。また、後方のカテーテルは洗浄用水を入れた経管栄養用ボトルのルートへ接続し、注水する。
注水と吸引が同時に行うことにより誤嚥の危険性を回避、ケア時間の短縮することができる。
口角鉤を併用することにより口腔内の視野を確保しながらブラッシングのケアの状態が見やすい。
介助者の片手が自由に使えることにより、開口のためにKポイントを圧したり頭部を動かす、または、噛むなどの不意の対象者の動作にも対応できる。
安価であり病院の臨床の現場では日常使っている物品にて簡単に口腔ケア用具が製作可能である。
口角鉤を併用することにより口腔内の視野を確保しながらブラッシングのケアの状態が見やすい。
介助者の片手が自由に使えることにより、開口のためにKポイントを圧したり頭部を動かす、または、噛むなどの不意の対象者の動作にも対応できる。
安価であり病院の臨床の現場では日常使っている物品にて簡単に口腔ケア用具が製作可能である。
図面を参照して本考案の実施の形態の一例を説明する。
歯ブラシ9にあけた2ヶ所の穴のうち、前方の吸引用先端孔2に挿入した吸引用サクションカテーテル1の末尾をサクションチューブに接続し、吸引機10により吸引する。なお、ブラッシング時における口腔内の洗浄水は吸引用サクションカテーテル1の側孔5から吸引される。また、後方の洗浄用先端孔4に挿入した注水用サクションカテーテル3は、点滴スタンド7に吊るされた洗浄用水を入れた経管栄養用ボトル8のルートへ接続し注水する。この時、経管栄養ボトル8より滴下される洗浄水は、注水用サクションカテーテル3の側孔から口腔内に注入される。
歯ブラシ9にあけた2ヶ所の穴のうち、前方の吸引用先端孔2に挿入した吸引用サクションカテーテル1の末尾をサクションチューブに接続し、吸引機10により吸引する。なお、ブラッシング時における口腔内の洗浄水は吸引用サクションカテーテル1の側孔5から吸引される。また、後方の洗浄用先端孔4に挿入した注水用サクションカテーテル3は、点滴スタンド7に吊るされた洗浄用水を入れた経管栄養用ボトル8のルートへ接続し注水する。この時、経管栄養ボトル8より滴下される洗浄水は、注水用サクションカテーテル3の側孔から口腔内に注入される。
1 吸引用サクションカテーテル
2 吸引用先端孔
3 注水用サクションカテーテル
4 注水用先端孔
5 側孔
6 毛
7 点滴スタンド
8 経管栄養ボトル
9 吸引注水機能つき歯ブラシ
10 吸引機
2 吸引用先端孔
3 注水用サクションカテーテル
4 注水用先端孔
5 側孔
6 毛
7 点滴スタンド
8 経管栄養ボトル
9 吸引注水機能つき歯ブラシ
10 吸引機
Claims (2)
- 非経口摂取患者の口腔ケアを簡便に行うために、歯ブラシの植毛の柄の部分に、サクションカテーテル(医療用具承認番号 15900BZZ01455000)が挿入できるよう2ヶ所、穴をあけた歯ブラシ
- 歯ブラシにあけた2ヶ所の前方の穴に挿入したカテーテルの末尾をサクションチューブに接続し、吸引する。また、後方のカテーテルは洗浄用水を入れた経管栄養用ボトルのルートへ接続する吸引注水機能つき口腔ケア装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005004789U JP3116382U (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | 吸引注水機能つき歯ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005004789U JP3116382U (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | 吸引注水機能つき歯ブラシ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3116382U true JP3116382U (ja) | 2005-12-08 |
Family
ID=43278601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005004789U Expired - Fee Related JP3116382U (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | 吸引注水機能つき歯ブラシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3116382U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111557542A (zh) * | 2019-09-18 | 2020-08-21 | 华中科技大学同济医学院附属协和医院 | 一种卧床护理防误吸牙刷 |
-
2005
- 2005-05-30 JP JP2005004789U patent/JP3116382U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111557542A (zh) * | 2019-09-18 | 2020-08-21 | 华中科技大学同济医学院附属协和医院 | 一种卧床护理防误吸牙刷 |
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