JP3116318U - 磁石付玩具ブロック - Google Patents

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Abstract

【課題】 磁石支持体をブロック本体の内部に収納した連結体で強固に連結固定し、磁力で2つのブロックを接合でき玩具ブロックを提供する。
【解決手段】 対向して平行の平面の2面を有する多面体のブロック本体1の、前記2面にそれらの面に直角の1または複数の貫通孔8を設け、貫通孔8のそれぞれにおいて、プレート4の裏面に筒状突部5を立設した2個のプレート部2のそれぞれの筒状突部5内に磁石片6を挿入し、棒状の連結具7の両端部を2個のプレート部2の筒状突部5に嵌挿し2つのプレート部2を連結してなる磁石支持体2の棒状の連結具7と筒状突部5を、貫通孔8内に収納し、プレート部のプレート2の裏面をブロック本体1の表面に当接させて玩具ブロックを形成する。
それぞれの筒状突部5に、それぞれ棒体の連結具の一端を嵌入し、ブロック本体1の内部で連結具の他端をジョンイトで連結してもよい。
【選択図】 図2

Description

この考案は、磁石を取付け、他のブロックの磁石と互いに引きつけあって連結できる玩具ブロックに関するものである。
従来から、特許文献1に記載のように、ブロック本体の表面に凹部を設け、その凹部に磁石を嵌合し接着固定した玩具ブロックがある。
特開2003−111983号公報(0009、図5および6)
従来の前記ブロックの構成では、幼児が使用するのに安全であるように、ブロック本体をEVAやゴム等柔軟な材料で形成すると、使用時ブロック本体に押したり曲げたりする圧力が繰り返し加わって、磁石が凹部から剥がれ落ちるおそれがある。
この考案は、プレートの裏面に筒状突部を立設した磁石よりなる複数のプレート部、または、プレートの裏面に筒状突部を立設しその筒状突部に磁石を収納した複数のプレート部を、ブロック本体内で連結具で連結し、磁石支持体の固定が確実で、ブロック本体がくりかえし押したり曲げたりしても、ブロック本体から磁石支持体が外れない玩具ブロックや接合した2つのブロックが回転し易い玩具ブロックを提供することを目的とする。
対向して平行の平面の2面を有する多面体のブロック本体の、前記2面にそれらの面に直角の1または複数の貫通孔を設け、
前記貫通孔のそれぞれにおいて、
平面状のプレートの裏面に筒状突部(筒状部)を立設した2個のプレート部のそれぞれの筒状突部内に磁石片を挿入し、棒状の連結具の両端部を前記2個のプレート部の筒状突部に嵌挿し2つのプレート部を連結してなる磁石支持体の連結具と筒状突部を、前記貫通孔内に収納し、前記プレート部のプレートの裏面を前記ブロック本体の表面に当接させて玩具ブロックを構成する。
磁石支持体のブロック本体への取付け方法は限定しないが、例えば、予め連結具の一方の先端部を磁石を収納したプレート部の筒状突部に嵌入し、その連結具の他方の先端部をブロック本体の一方の開口から挿入し、他方の開口から磁石を収納した他のプレート部の筒状突部を嵌入し、2つのプレート部を互いの方向に押して前記他のプレート部の筒状突部内に前記連結具の他方の先端部を嵌入させてもよく、または、連結具をブロック本体の貫通孔に挿入してから、貫通孔の両開口のそれぞれから、磁石を収納したプレート部の筒状突部を嵌入し、2つのプレート部を互いの方向に押し、それら筒状突部内に貫通孔内の連結具の先端部を嵌入させて、2つのプレート部を連結具で連結してもよい。
垂直の複数の平面を有する多面体よりなるブロック本体を、それらの垂直面に直角に2分割した2分割体で構成し、それら分割体の分割面のそれぞれに、対称的に、分割体の垂直側面に開口し、かつ、該側面に直角で、分割面の中央で交わり連通する溝で、前記2つの分割体を接合したときに貫通孔を形成する溝を設け、
平面状のプレートの裏面に筒状突部を立設したプレート部のそれぞれの筒状突部内に磁石片を挿入し、それら筒状突部に、前記2つの分割体を接合した場合に前記溝でできる貫通孔に対応した形状で前記貫通孔内に収納でき、かつ、仮想水平面上で前記垂直の面の数に対応した数に分岐した棒状の先端部を有する連結具の各分岐先端部を、前記筒状突部内に嵌入させ、前記連結具で前記プレート部を連結してなる磁石支持体の前記筒状突部と連結具を、前記2つの分割体を接合してなるブロック本体の前記貫通孔内に収納し、前記プレート部のプレートの裏面を前記ブロック本体の表面に当接させて玩具ブロックを形成する。
磁石支持体のブロック本体への取付け方法は限定しない。前項で説明した方法のいずれかの方法によるのが好ましい。
垂直の4平面と、対向する水平の2平面を有する多面体のブロック本体を、前記垂直の4面に直角に上下2分割した2分割体で構成し、
それら分割体の分割面のそれぞれにおいて、対称的に、分割体の垂直側面に開口し、かつ、該側面に直角で、分割面の中央部で交叉連通する溝で、前記2つの分割体を接合したときに貫通孔を形成する溝を設け、前記溝が前記分割面の中央部で交叉連通する箇所で垂直の貫通孔を設け、
前記2つの分割体を接合したときに前記溝と貫通孔とでできる立体的貫通孔に収納でき、かつ、水平の棒状の4分岐部と、その分岐点において前記垂直の貫通孔に嵌入できる上下に垂直の2分岐部とでなる連結具の各分岐先端部を、前記連結具の分岐先端部の数の平面状のプレートの裏面に筒状突部を立設したプレート部のそれぞれの筒状突部内に磁石片を挿入しした後、前記プレート部の筒状突部内に嵌挿して、前記プレート部を連結してなる磁石支持体を前記2つの分割体を接合してなるブロック本体の前記立体的貫通孔内に収納し、前記プレート部のプレートの裏面を前記ブロック本体の表面に当接させて玩具ブロックを形成する。
球体、または、対向して曲面と曲面を有する多面体のブロック本体に前記球体においては中心を通る貫通孔を設け、前記多面体においては、前記2つの曲面で開口し、中央部を通る貫通孔を設け、
裏面が前記ブロック本体の球面または曲面に対応する曲面のプレートの裏面に筒状突部を立設した2個のプレート部のそれぞれの前記筒状突部内に磁石片を挿入し、前記筒状突部内に先端部を嵌挿できる連結用の棒状の連結具の先端部を嵌入して2個のプレート部を連結してなる磁石支持体の連結具と筒状突部を前記貫通孔内に収納し、前記2つのプレートの裏面を前記ブロック本体の表面に当接させて玩具ブロックを形成する。
球体のブロック本体、または、対向した曲面と曲面を有するブロック本体を、中心または中央部を通る仮想面で2分割した2分割体で構成し、それら分割体の分割面のそれぞれに、分割体の周側の複数の箇所で開口し、かつ、分割面の中心または中央部で交わり連通する溝で、前記2つの分割体を接合したときに貫通孔を形成する溝を対称的に設け、
前記ブロック本体の表面の球面または曲面に対応した曲面のプレートの裏面に筒状突部を立設した、前記2つの分割体を接合したときにできる貫通孔の開口の数のプレート部のそれぞれの筒状突部内に磁石片を挿入し、前記2つの分割体の接合時に前記溝でできる貫通孔に対応した形状で、かつ、該貫通孔内に収納でき、前記貫通孔の開口数に対応した数に分岐した先端部を有する連結具のそれぞれの先端部を、前記プレート部のそれぞれの筒状突部内に嵌挿してなる磁石支持体の連結具と筒状突部を前記2つの分割体を接合してなるブロック本体の貫通孔内に収納し、前記2つのプレートの裏面を前記ブロック本体の表面に当接させて玩具ブロックを形成する。
対向して曲面と平面を有する多面体のブロック本体に、前記2面で開口する貫通孔を設け、裏面が前記ブロック本体の曲面に対応する曲面のプレートと、平面のプレートのそれぞれの裏面に、前記貫通孔に嵌挿できる筒状突部を立設した2個のプレート部のそれぞれの前記筒状突部内に磁石片を挿入し、前記2個のプレート部の筒状突部のそれぞれに棒状の連結具の端部を嵌挿して2個のプレート部を連結した磁石支持体の前記筒状突部と連結具を前記貫通孔内に収納し、プレート部のプレートの裏面をブロック本体に当接させて玩具ブロックを形成する。
2つの分割体の分割面の中心部において、分割面の中央部で交わり連通する溝においては、その交わる箇所で、対向する2面で開口する溝においては、その長手方向の中央部で、前記溝に垂直で、かつ、分割体の分割面に対向する表面に開口する貫通孔を設け、プレート部の連結用の連結具を、前記2つの分割体を接合して前記溝と貫通孔でできる立体的貫通孔に対応して分岐する形状の連結具とし、前記連結具のそれぞれの分岐部の先端部を磁石を収納したプレート部の筒状突部に嵌挿してなる磁石支持体の前記連結具とそれにより連結した筒状突部とを、前記2つの分割体を接合してなるブロック本体の立体的貫通孔内に収納してもよい。
球体または多面体よりなるブロック本体に交叉連通する複数の貫通孔を設け、その交叉箇所に、少なくとも前記貫通孔の開口の数の貫通孔または凹部を設けたジョイントを内蔵させ、前記貫通孔の開口に対応する数の、裏面が前記ブロック本体の表面に対応したプレートの裏面に筒状突部を立設したプレート部の各筒状突部に磁石片を挿入した磁石支持体の、前記筒状突部に棒状の連結具の一端を嵌入させ、それら連結具の開放端を前記ブロック本体の貫通孔の開口から挿入し、前記筒状突部を該貫通孔に嵌入させ、かつ、前記磁石支持体のプレートをブロック本体の表面に当接させ、前記連結具の開放端を前記ジョイントの貫通孔または凹部に嵌入させて、該ジョイントで前記連結具を連結固定して玩具ブロックを形成する。
前記いずれの玩具ブロックにおいても、磁石片を用いないで、プレートと筒状突部を磁石で構成してもよい。
前記いずれの玩具ブロックにおいても、ブロック本体の表面に、プレートと筒状突部よりなるプレート部のプレートの裏面側を嵌合できる凹部を設け、その凹部に前記プレートの裏面側を嵌合し、前記プレートの表面が前記ブロック本体の表面と面一となるか、または、前記プレートの表面部が突出してブロック本体の表面に盛り上がった状態としてもよい。
この考案に係る玩具ブロックは、複数の磁石支持体のプレート部が、連結具でブロック本体内で連結固定され、磁石支持体の固定が確実で、ブロック本体がくりかえし押したり曲げたりしても、ブロック本体から磁石支持体が外れない。
ブロック本体の表面に現れた磁石支持体のプレートの面が、ブロックの表面よりも突出または盛り上がった状態である場合には、2つのブロックを当接させたときに、ブロックの2つの当接側の表面間に隙間が生じ、2つのブロックの一方または双方の回転を容易にする。
図1は、直方体のブロック本体1に、その対向する2面の表面に磁石支持体2の両端のプレート4が顕出するように、磁石支持体2を取り付けたブロック3の斜視図であり、図2は、ブロック3の断面図である。
参考書によれば、どのような物体でも極僅かな磁性があると言うことであるが、一般には強磁性の物体を磁性体といっている。本願では、強磁性体の物体を磁性体と言い、それと区別するために、微弱な磁性の物体を非磁性体と言う。
磁石支持体2は、プレート4の裏面に筒状突部(筒状部)5を立設し、その中に磁石片6を挿入し、2つの筒状突部の先端開口を対向させ、2つの筒状突部5に棒状の連結具7を嵌挿させて2つのプレート4を連結したものである。
筒状突部5の筒の開口中心を通る軸線に対して直角の断面形状は、丸、多角形、その他いかなる形状であってもよい。連結具7の長手軸線に直角の断面形状は前記の筒状突部5の断面形状に対応させる。
プレート4と筒状突部5とは接着して形成してもよいが、一体成形するのが好ましい。 プレート4と筒状突部5とでなるプレート部の材料は、磁性体または非磁性体のいずれの材料でもよい。プレート4を非磁性体の材料で形成する場合には、プレートの厚みを薄くして、筒状突部内に収納した磁石の磁場がプレート4の表面側に及ぶようにする。
連結具7の材料も、磁性体または非磁性体のいずれの材料でもよい。非磁性体の材料の連結具を用いる場合には、連結した2つのプレート部の磁石片6の磁場が干渉しない長さとすれば、2つの磁石片6のS極、N極の向きを自由に選択できて好ましい。ただし、連結具7の材料を磁性体とした場合でも、2つの磁石片6の極の向きによっては2つの磁石は反発するが、磁石片6はプレート4に当接するので、磁石片6の向きは変わらず、したがって、プレート4の表面側の極は変わらない。
磁石支持体2のブロック本体1への取付けは次のとおりにする。
すなわち、ブロック本体1の対向する2面に開口する貫通孔8をブロック本体1の前記面に直角に設ける。貫通孔8の長手軸線に直角の断面形状は筒状突部5の断面形状と同じで、貫通孔8内に筒状突部5および連結具7を収納できるようにする。
そして、磁石支持体2の一方の筒状突部5内に磁石片6を挿入し、連結具7の一端をその筒状突部5内へ嵌挿し、その連結具7の他端の方から連結具7および筒状突部5を貫通孔8に嵌挿し、プレート4の周縁部の裏面を、貫通孔8の開口周縁のブロック本体1の表面に当接させ、磁石支持体2の他方の筒状突部5内に磁石を挿入し、その筒状突部5を貫通孔8の他方の開口から嵌入し、その筒状突部5の中に、先に貫通孔8に挿入してある前記連結具7の先端部を押し込み、前記他方のプレート4の周縁部の裏面を、貫通孔8の開口周縁のブロック本体1の表面に当接させる。これにより、2つの筒状突部5が貫通孔8内で連結具7により連結し、磁石支持体2がブロック本体1に取り付けられブロック3が形成される。
プレート4の裏面の周縁部をブロック本体の表面に当接接着させてもよい。
貫通孔8内に連結具7を挿入してから、貫通孔8の両開口のそれぞれに、磁石片6を収納したプレート部の筒状突部5を嵌挿し、貫通孔8内で、筒状突部5内に連結具7の端部を嵌挿させ、2つのプレート4を互いの方向に押して、プレート4の裏面の周縁部をブロック本体の表面に当接または当接接着させてもよい。
ブロック本体1の対向する2面にそれぞれ複数のプレート4が現れたブロックは次のように構成する。
図3は、対向する2面のそれぞれの面に2個のプレート4が現れたブロック3aの断面を示すものである。
このブロック本体1では、対向する2面に開口し、それらの面に直角の貫通孔8を2個設ける。そして、ブロック3で前記説明した要領で、それぞれの貫通孔8において、2個のプレート4の筒状突部5内に磁石片6を挿入し、一方の筒状突部5内に連結具7を嵌入し、一方の貫通孔8の開口から連結具7と筒状突部5を、他方の開口から他方の筒状突部5を嵌挿し、貫通孔7内で、前記一方の筒状突部5より突出した連結具7の先端部を前記他方の筒状突部5に嵌入させ、両プレート4の周縁部の裏面を貫通孔の開口周囲のブロック本体の表面に当接または当接接着させる。
連結具7は、磁性体または非磁性体のいずれを材料としてもよい。
筒状突部5に挿入する磁石片5のS極、N極の向きを選択することによって、前記のとおり、ブロック本体1の同一面に現れた2個の磁石支持体2のプレート4の表面側を同極とすることもできるし、異極とすることができる。
前記何れの実施例においても、直方体のブロック本体について説明したが、ブロック本体は直方体に限定せず、対向する平行の2面を有する多角形のブロック本体にも、前記のとおりプレート部を取り付けることができる。
ブロック本体1の対向する2面にそれぞれ3個またはそれ以上のプレート4が現れたブロックは、3個またはそれ以上の貫通孔8を設け、前記要領でそれぞれの貫通孔8内で連結具7で筒状突部5を連結し、磁石支持体2を取り付ける。
磁石の向きを選択することにより、前記のとおりブロック本体1の表面に現れた磁石支持体2のプレート4の表面側の極を選択することができる。
対向する垂直2面を1組とする2組の面を有する直方体およびその他の多面体のブロック本体の前記4面にプレート4が現れたブロックは次のとおり形成する。
図5に示すとおり、直方体のブロック9について説明する。
まず、ブロック本体1を2つの分割体1aと1bとで形成する。
分割体1aと1bは、接合すべき面のそれぞれに対称的に、対向する垂直の面に直角で、接合すべき面の中央で交わる溝、図4においては、十字状の直交した溝10を設ける。溝10は、溝10の長手線に直角の断面形状を半円形、コの字状、その他の形状とし、2つの分割体1aと1bとを重ね合わせたときに、ブロック本体1の4面に開口し、内部で直行する断面円形または多角形の貫通孔を形成する。
図5に示すとおり、上記分割体1aと1bとで挟持して取り付ける磁石支持体2aは、水平に4つに棒状に分岐した連結具11でプレート4を連結する。連結具11の4つの分岐部のおのおのは、2つの分割体1aと1bを接合した場合に2つの溝11により形成される貫通孔内に収納可能とし、それぞれの分岐部に連結する筒状突部5は、貫通孔に嵌挿可能とする。
そして、連結具11の分岐部の各先端部を、内部に磁石片6(図示省略)を収納た筒状突部5に嵌挿して連結し、その連結具11とその先端部に取り付けた4つの筒状突部5を分割体1aの溝10に嵌合載置し、それらに分割体1bを、その溝10を下方にして被せ、2つの分割体1aと1bを接合し、4つのプレート4の裏面を接合した分割体1aと1bの側面に当接させ、2つの分割体1aと1bを接着固定してブロック9を形成する。 2つの分割体1aと1bとの接着は、2つの分割体1aと1bとを接合する前にいずれか一方の接合面に接着剤を塗布しておくことにより行う。
分割体1aと1bの側面へのプレート4の裏面の当接は、対向するプレート4を互いに対向するプレート4方向へ押すことにより行い、それにより、連結具11の分岐部の先端部が筒状体5内に強く嵌挿し、連結具11と筒状突部5との連結が強固になされる。
プレート4の裏面周縁部はブロック本体の表面に接着するのが好ましい。
これにより、ブロック9が完成する。
連結具11と筒状突部との連結は次のようにしてもよい。
すなわち、連結具11を前記要領で溝10に嵌合させて2つの分割体1aと1bを接着固定した後に、ブロック本体1に出来た貫通孔の開口のそれぞれから、内部に磁石片6を収納た筒状突部5を嵌挿し、それら筒状突部5内にブロック本体1内の連結具11の各分岐部の先端部を嵌入させ、対向するプレート4を互いの方向に押し、プレート4の裏面をブロック本体の表面に当接させる。
対向する垂直の2面およびこれらの面に直角の垂直の対向する2面を有する直方体およびその他の多面体の前記1組の対向する垂直の面のそれぞれの面にプレート4を2個、これら垂直の面に直角で対向する他の垂直の対向する2面のそれぞれの面に1個のプレート4が現れたブロックは次のとおり形成する。
すなわち、ブロック本体はブロック9と同様に2つの分割体で構成し、それぞれの分割体の分割面に対称的に、平行の2本の溝に直角の1本の溝を直交させた「キ」の字状の溝を設け、その溝に対応する「キ」の字状の連結具を用い、ブロック9の形成について説明した方法と同様に、2つの分割体で連結具を挟み、連結具を溝に嵌合させ、2つの分割体を接着固定し、磁石片を収納した筒状突部を2つの分割体で構成されたブロック本体の貫通孔の開口から嵌挿して、ブロック本体内に収納されている連結具の分岐部の先端部を筒状突部内に嵌合させて連結し、対向するプレートを互いの方向に押して、プレートの裏面をブロック本体の表面に当接させる。
2つの分割体を接合する前に、連結具と筒状突部とを連結して磁石支持体を構成し、その磁石支持体を一方の分割体の溝に載置した後に他方の分割体を被せ、2つの分割体を接着し、対向するプレートを互いの方向に押してプレートの裏面をブロック本体の表面に当接させてもよい。
プレート4の裏面の周縁部をブロック本体の表面に当接接着させるのが好ましい。
対向する垂直の2面およびこれらの面に直角の垂直の対向する2面を有する直方体およびその他の多面体のブロック本体の、前記垂直の4面のそれぞれの面に2個のプレート4が現れたブロックは次のとおり形成する。
すなわち、ブロック本体はブロック9と同様に2つの分割体で構成し、それぞれの分割体の分割面に対称的に、平行の2本の溝に直角で平行の2本の溝を直交させた「井」の字状の溝を設け、その溝に対応する「井」の字状の連結具を用い、ブロック9の形成について説明した方法と同様に、2つの分割体で連結具を挟み、連結具を溝でできた貫通孔に収納して2つの分割体を接着固定し、磁石片を収納した筒状突部を2つの分割体で構成されたブロック本体の貫通孔の開口から嵌挿して、ブロック本体内に収納されている連結具の棒状の分岐部の先端部を筒状突部内に嵌合させて連結し、対向するプレートを互いの方向に押して、プレートの裏面をブロック本体の表面に当接させる。
このブロックにおいても、予め連結具で筒状突部を連結した磁石支持体を構成し、それを、前記「キ」の字状の連結具を用いる方法について説明したのと同様に、2つの分割体で挟んでもよい。
直方体等直角6面体および、対向する2組の垂直の2面とそれらに直角の水平の対向する2面を有し、各面が直角関係の多面体よりなるブロック本体の前記6面への磁石支持体の取付けは次のとおりにする。
直方体のブロック本体12で説明する。
ブロック本体12は、隣接する各面が直交するもので、次の2つの対称形の分割体12aと12bで構成する。これら分割体は対称形であるので、図6に示す分割体12aで説明する。
分割体12aは、先に説明した分割体1aと同様に、上面に十字状に交差した溝10を設け、その交叉点に垂直の貫通孔13を設けた構造である。
6個のプレート部4を連結するための連結具14は、図7に示すとおり、先に説明の連結具11と同様に、水平に4方向に分岐した棒状の分岐部14aと、その分岐点において垂直に2方向に分岐した棒状の分岐部14bと14bとよりなる。
この連結具14を用いてプレート部を連結た磁石支持体のブロック本体への取付けは次のとおりにする。
先ず、水平の4本の分岐部14aのそれぞれの先端部を、内部に磁石片6(図示省略)を収納した筒状突部5に嵌入し、下向きの垂直の分岐部14bの先端を分割体12aの貫通孔13の上方の開口に対向させ、その先端部を貫通孔13に押し込み、前記筒状突部5と水平の分岐部14aの下部を分割体12aの溝10に嵌合載置する。
次いで、分割体12aと12bの接合すべき面のいずれかの面に予め接着材を塗布し、分割体12bを溝10を下向きして分割体12aに対向させ、連結具14の垂直の上向きの分岐部14bの先端部を分割体12bの貫通孔13の下向き開口から貫通孔13に嵌入させながら分割体12bを下方向へ押し、分割体12aの溝に載置している水平の分岐部14aと筒状突部の上方部分を分割体12bの溝10に嵌合させ、分割体12aと12bとを接着固定する。
次いで、接合した分割体12aと12bとでなるブロック本体12の上下表面の貫通孔13の開口より、磁石片6(図示省略)内部に収納した筒状突部5を押し込み、ブロック本体内部に存在する連結具14の垂直の分岐部14b、14bの先端部を筒状突部5内に嵌入させる。
筒状突部5への水平の分岐部14aの嵌入も、連結具14を挟んで、2つの分割体12aと12bを接着してから、ブロック本体12の側面の開口より、磁石片6(図示省略)を内部に収納した筒状突部5を押し込み、ブロック本体内部に存在する連結具14の各水平の分岐部14aの先端部を筒状突部5内に嵌入させてもよい。
次いで、連結具14の6個の分岐部で連結された6個のプレート4を、互いに対向する2つのプレート4を互いに相手方向に押し、それぞれのプレート4の周縁部の裏面をブロック本体の外面に当接または当接接着させる。
これにより6面体の6面のそれぞれにプレート4を取付けたブロックが完成する。
磁石片6の極の方向を選択することにより、ブロックの表面に現れたプレート4の表面側の磁石の極を選択する。
前記の6面を有する多面体のブロック本体の6面のそれぞれの面に2個のプレートが現れる磁石支持体の取付けは次のとおりにする。
すなわち、ブロック本体はブロック本体12と同様に2つのの分割体で構成する。ブロック本体12の分割体12aおよび12bに対称的に、分割面に「十」字状の溝を設け、「十字状の交叉点に垂直の貫通孔を設けたが、「十」字状に替えて、分割面に対称的に平行の2つの溝とそれらに直角の2つの平行の溝、すなわち、「井」の字状の溝を設け、その溝の各交叉点で垂直の貫通孔を設ける。
連結具はこの溝および貫通孔に対応した16に分岐した連結具を用いる。
この連結具を用いてブロック本体に磁石支持体を取付ける要領は、ブロック本体12で説明した要領に準ずる。
前記6面を有する多面体のブロック本体の対向する2面のそれぞれの面に1個のプレート、他の4面のそれぞれの面に2個のプレートが現れるようにするには、前記のように2つの分割体の分割面に対称的に「キ」の字状の溝を設け、その溝の交叉点で垂直の貫通孔を設け、その溝および貫通孔に対応した10に分岐した連結具を用い、ブロック本体12で説明した要領に準じてブロック本体に磁石支持体を取り付ける。
また、前記6面を有する多面体のブロック本体の対向する2面のそれぞれの面に1個のプレート、他の4面のそれぞれの面に2個のプレートが現れるようにするには、上記の方法以外に、次のようにしてもよい。
すなわち、2つの分割体の分割面に対称的に「井」の字状の溝を設け、更に、「井」の字の中央の四角に囲まれた面の中心に垂直の貫通孔を設け、「井」の字状の溝に対応した連結具と、垂直の貫通孔に対応した連結用の棒状の連結具を用い、「井」の字状の連結具を挟んで2つの分割体を接合し、前記垂直の貫通孔の一方の開口から棒状の連結具を貫通孔内に挿入し、2つの分割体の接合により出来た「井」の字状の貫通孔と垂直の貫通孔のそれぞれの開口から磁石片を収納したプレート部の筒状突部を挿入し、各プレートをブロック本体の表面へ押し、ブロック本体内の前記分岐連結具および棒状の連結具の先端部を筒状突部内に嵌合し、各プレート4の裏面周縁部をブロック本体の表面に当接または当接接着する。
棒状の連結具および分岐連結具によるプレート部の連結は、上記の方法に限定しない。先に説明した要領に準じて、2つの分割体を接合の前に、「井」の字状の連結具にて連結を行い、棒状の連結具による連結は、2つの分割体を接合後に行ってもよい。
ブロック3、3a、9および12は、対向する2面は平行である多面体であるが、対向する2面が平行でない面がある多面体においては、次のとおりプレート部4を取り付ける。
すなわち、平行でない1組の対向する2面にプレート4を取り付けるには、ブロック本体を2つの分割体とし、それらの接合すべき面のそれぞれにおいて、接合した場合の側面に対して直角の溝で、接合すべき面の中心部で交わる「く」の字状の溝を対称的に形成し、「く」の字の屈折角度に対応した「く」の字状の連結具を用い、その連結具の両端部を磁石を内蔵した筒状突部に嵌入して2つのプレート4を連結して磁石支持体を形成し、その磁石支持体の筒状突部と連結部の下方部分を一方の分割体の溝に嵌合載置し、他方の分割体を、溝を下向けて対向させて被せ、磁石支持体の筒状体と連結部の上方部分を前記他方の分割体の溝に嵌合させ、2つの分割体を接着固定し、2つのプレート4を互いの方向に押してそれらの周縁部の裏面をブロック本体の面に当接させる。
平行でない1組の対向する2面のそれぞれの面に複数のプレート4を取り付けるには、2つの分割体の分割面に、対称的に複数の「く」の字状の溝を設け、「く」の字状の連結具を複数個用い、前記要領でプレート4を取り付ける。
連結具と筒状突部との連結は、前記のとおり、先ず2つの分割体で連結具を挟んで2つの分割体を接着してブロック本体を形成し、そのブロック本体の側面に出来た貫通孔の開口から磁石を収納した筒状突部を嵌入させ、ブロック本体内の連結具の先端部を筒状突部に嵌入させ、各プレートの裏面をブロック本体の表面に押しつけることにより行ってもよい。
対向する2面が平行でない4面にプレート4を取り付けるには、対向する2面の角度に対応した4分岐の連結具を用い、前記と同様の要領でブロック本体の2分割の分割体に対称的に、前記連結具に対応した溝を形成し、前記連結具で4個のプレート部を連結した磁石支持体を形成し、その磁石支持体を前記2つの分割体で挟んで、前記要領でブロックを形成する。
対向する2面が平行でない6面にプレート4を取り付けるには、対向する2面の角度に対応した6分岐の連結具を用い、2または3分割した分割部の面に、前記連結部の分岐部の角度に対応して溝および貫通孔を形成し、前記ブロック9で説明した要領と同様の要領でプレートを取り付けたブロックを形成する。
なお、多面体の3面のそれぞれの面にプレート4を取付ける場合には、3つに分岐した連結具を用い、連結具が水平に分岐する場合には、ブロック本体は2分割体で構成し、接合面に連結具に対応した溝を形成し、連結具が非水平に3方向に分岐する場合には、ブロック本体を2つの分割体で構成し、接合すべき双方の分割部の面に対称的に連結具の2つの分岐部の角度に対応し、側面で開口する溝を形成し、2つの分割部を接合した場合に残りの分岐部に対応して、その分岐部の先端方向の分割体に、前記2つの分割部の溝に連通する貫通孔を形成し、ブロック9で説明した要領と同様の要領でプレート4を取付けて、ブロックを形成する。
前記いずれの実施例においても、プレート4の表面形状は、図においては円形であるが、円形に限定せず、円形以外に角形や、その他花型や動物の顔等不規則な形状であってもよい。
いずれの実施例においても、連結具の棒体または分岐部は、それらの長手方向に直角の断面形状は限定せず、円形または角型のいずれであってもよい。ただし、筒状突部の孔は、連結具の棒体または連結具の分岐部の前記断面形状に対応させるものとする。
上記いずれの実施例においても、多面体のブロック本体の平面にプレートを取り付けたが、曲面で、または曲面と平面とで構成されるブロック本体の曲面にも前記の要領で、プレートを取り付けることができる。
ただし、ブロック本体の曲面に取り付けるプレートの裏面は前記ブロックの曲面に対応する曲面のものとする。
図8は、球状のブロック本体15に中心を通る貫通孔8を設け、棒状の連結具7を用いて球面状のプレート16を取り付けたブロックの断面図である。
図9は、曲面と平面で構成されるブロック本体17の対向する曲面と平面に開口する貫通孔8を設け、連結具7を用いて、曲面には曲面状のプレート16を、平面には平面状のプレート4を取り付けたブロックの断面図である。
前記の実施例において、ブロック本体を分割し、「十」字状、「キ」の字状、「井」の字状の分岐した連結具や、それら分岐点に垂直の分岐部を加えた連結具を用いたが、棒状の連結具とジョイントを用うれば、ブロック本体を分割体で構成することなく、ブロック本体に貫通孔を設けて複数の磁石支持体を取り付けることができる。
図10はジョイント18を用いてブロック本体19の2組の対向する2面、すなわち4面のそれぞれに磁石支持体を取付け、それぞれのプレート4をブロック本体19の表面に顕出させたブロック20の断面図である。
ブロック本体19には、対向する2面で開口し、ブロック本体19の中央部で交叉連通する2本の貫通孔21を設ける。
貫通孔21の断面形状は、磁石支持体のプレート部の筒状突部5の先端形状と同じで、貫通孔21の径は、筒状突部5の径と同じとする。ただし、ブロック本体19が、弾性ある材質のものである場合には、貫通孔21の断面形状は、筒状突部5の先端形状と相似形で、貫通孔21の断面の径は筒状突部5の先端の径よりも僅かに小さいものとするのが好ましく、この場合には、筒状突部5が貫通孔21を押し拡げて嵌入した後、ブロック本体19の弾性で貫通孔21の内壁が締まって筒状突部5を締め、プレートがブロック本体19に強固に固定する。
図11は、立方体形状のジョイント18を示す。
ジョイント18には、対向する面で開口する3本の貫通孔22をジョイント18の中心部で交叉連通させて設けたもので、6面のそれぞれに開口を有する。
貫通孔22の代わりに6面のそれぞれに凹部を設けてもよい。
貫通孔22または凹部の径は、筒状突部に一端を嵌入した棒状の連結具7aの他端が嵌入しうる大きさとする。
ジョイントは立方体形状に限定せず、球形でもよい。
ブロック本体19への磁石支持体の取付けは次のようにする。
すなわち、先ず、磁石片6を収納した1つ磁石支持体の筒状突部に、棒状の連結具7aの一端を嵌入させ、他端をジョイント18の1つの貫通孔22の開口または凹部に嵌入させる。
次いで、連結具7aで押してジョイント18をブロック本体19の1つの面の貫通孔21の開口から貫通孔21に押し込み、プレート4の裏面がブロック本体19の表面に当接させる。
連結具7aの長さを、上記のとおりプレート4の裏面がブロック本体19の表面に当接したときに、ジョイント18が2つの貫通孔21の交叉点に位置するよう設計する。
次いで、順次、磁石片6を収納した磁石支持体の筒状突部5に連結具7aの一端を嵌入させ、その開放端を、ブロック本体19の他の面の貫通孔21の開口から挿入し、プレート4の裏面がブロック本体19の表面に当接するまで押し、ブロック本体19内のジョイント18の貫通孔22または凹部に嵌入させる。これにより、4本の連結具7aの端部がジョイント18により連結固定し、4つの磁石支持体が強固に連結してブロック本体19に取付け完了する。
ジョイント18を予め棒体で貫通孔21の開口から貫通孔21の交叉点まで押し込んだ後に、4つの磁石支持体の筒状突部5のそれぞれに連結具7aの一端を嵌入させ、それらの他端を4つの貫通孔21の開口のそれぞれから挿入し、かつ、貫通孔21内でジョイント18の貫通孔22または凹部に嵌入させて、4本の連結具7aをジョイント18で連結してもよい。
図10に示すブロック20では、ブロック本体19の4面の開口から、連結具7aを挿入し、その先端をジョイント18の貫通孔22または凹部に嵌入させているので、ジョイント18では2つの貫通孔22または凹部には、連結具7aが嵌挿されずに遊んだ状態になっている。
そこで、ジョイント18の代わりに、立方体の対向する2面の2組の面、すなわち、4面に開口する貫通孔22または凹部を設けたジョイントを用いてもよい。
図10に示すブロック本体19において、貫通孔21を設けてない対向する2面間にも貫通孔21を追加して設け、3本の貫通孔21をブロック本体19内の1か所で交叉連通させ、前記要領でジョイント18を1つの開口から交叉箇所まで押し込み、ブロック本体の他の開口から前記の要領で磁石支持体に取り付けた連結具7aと筒状突部5を挿入し、連結具7aの開放端をジョイント18の貫通孔22または凹部に嵌入させて、6本の連結具7aをジョイント18で連結固定すれば、6面体の6面側に磁石支持体のプレートを取り付けることができる。
各種形状のブロック本体において、対向する2面と他の1面の3面に磁石支持体のプレート4を取り付けるためには、ブロック本体の対向する2面に開口する貫通孔を設け、他の1面から前記貫通孔に連通する貫通孔を設け、少なくともそれら貫通孔の交叉角度に対応した角度に対応した貫通孔または凹部を設けたジョイントを用い、該ジョイントを前記要領で、前記ブロック本体の1つの貫通孔の開口から交叉箇所に押し込み、他の2つの開口から、磁石支持体の筒状突部に一端を嵌入した連結具7aの開放端を挿入し、その開放端を前記ジョイントの貫通孔または凹部に嵌入し、ジョイントで3本の連結具7aを連結固定する。
前記実施例で、ブロック本体を分割し、「キ」の字状、「井」の字状に分岐した連結具、およびそれらの交叉点で垂直の分岐部を加えた連結具を用いたブロックに替え、ブロック本体を分割しないで、ジョイントを用いることにより、ブロック本体に「キ」の字状、「井」の字状に分岐した貫通孔、およびそれらの交叉点で垂直に分岐して連通する貫通孔を設け、前記要領で、貫通孔の各交叉箇所にジョイントを押し込み、連結孔の各開口から挿入した磁石支持体を取り付けた棒状の連結具の先端を前記ジョイントで連結固定して、ブロック本体の複数の面のそれぞれの面に1または複数の磁石支持体のプレートを取り付けることができる。
上記ジョイントを用いたいずれの実施例においても、連結する連結具の数に応じた貫通孔または凹部を用いたジョイントを使用してもよい。
だだし、貫通孔および凹部の数が連結する連結具の数より多く、連結具の先端を挿入しないで残っていてもよく、多数の種類のジョイントを製作、準備しなくても、貫通孔および凹部の数が多いジョイントは多くの状況に共用できて好ましい。
前記いずれの実施例においても、プレートの周縁部の裏面をプロック本体の表面に当接させたので、プレート部の厚みがブロック本体の表面よりも突出している。
上記の構成と異なり、ブロック本体の表面に、プレートの周縁部形状の凹部を形成し、その凹部にプレートを嵌合させてもよい。この場合、その嵌合後のプレートの表面がブロック本体の表面と面一としてもよいが、プレート部の表面側の一部、その程度は限定しないが、たとえば、プレートの厚みの2分の1乃至3分の1程度、がブロック本体の表面よりも突出、すなわち、プレート4の表面側の一部がブロック本体の表面より僅かに盛り上がった状態とするのが好ましい。この表面部を突出または盛り上がった状態とすると、2つのブロック本体のプレートを当接させたときに、2つのブロック本体の表面の間に隙間が生じ、2つのブロックの一方または双方を回転し易くするので、ブロックで車、水車小屋や風車等を組み立てて、車輪、水車、風車等を回転させて遊ぶことが出来る。
前記いずれの実施例においても、筒状突部5に磁石片6を挿入したが、プレートと筒状突部を磁石とすれば、磁石片6を省略することができる。
たとえば、プラスチック粉末に磁性体粉末を混合して成形し、磁化して磁石とする。磁極S、Nはプレートの表面側か筒状突部5の開口側のいずれかとする。
上記いずれの実施例においても、連結具の棒体または分岐部の長さの異なるものを選択すことにより、各種の厚みのブロック本体に対応してプレート部を取り付けることができる。
上記いずれの実施例においても、連結具の棒体または分岐部はソリっドまたはパイプ状の棒体のいずれであってもよい。
上記いずれの実施例においても、ブロック本体と磁石支持体のプレートの裏面、筒状突部の内面とそれに嵌入した連結具の先端部の外面、筒状突部の外面とブロック本体の溝または貫通孔の内壁を接着固定してもよい。
上記いずれの実施例においても、プレート表面側の磁極の区別のために、プレートの色彩または形を変えるのが好ましい。
ブロックの斜視図である。 ブロックの断面図である。 他の実施の形態のブロックの断面図である。 他の実施の形態のブロック本体の分割体の一方の斜視図である。 2つの分割体で構成したブロック本体に磁石支持体を取付けた状態の説明図である。 他の実施の形態のブロック本体の分割体の一方の斜視図である。 他の実施の形態の連結具の斜視図である。 他の実施の形態のブロックの断面図である。 他の実施の形態のブロックの断面図である。 他の実施の形態のブロックの断面図である。 ジョイントの斜視図である。
符号の説明
1 ブロック本体
1a、1b 分割部
2 磁石支持体
3 ブロック
4 プレート
5 筒状突部
6 磁石片
7、7a 連結具
8 貫通孔
9 ブロック
10 溝
11 連結具
12 ブロック本体
12a、12b 分割部
13 貫通孔
14 連結具
14a、14b 分岐部
15 ブロック本体
16 プレート
17 ブロック本体
18 ジョイント
19 ブロック本体
20 ブロック
21 貫通孔
22 貫通孔

Claims (10)

  1. 対向して平行の平面の2面を有する多面体のブロック本体の、前記2面にそれらの面に直角の1または複数の貫通孔を設け、
    前記貫通孔のそれぞれにおいて、
    平面状のプレートの裏面に筒状突部を立設した2個のプレート部のそれぞれの筒状突部内に磁石片を挿入し、棒状の連結具の両端部を前記2個のプレート部の筒状突部に嵌挿し2つのプレート部を連結してなる磁石支持体の棒状の連結具と筒状突部を、前記貫通孔内に収納し、前記プレート部のプレートの裏面を前記ブロック本体の表面に当接させてなる玩具ブロック。
  2. 垂直の複数の平面を有する多面体よりなるブロック本体を、それらの垂直面に直角に2分割した2分割体で構成し、 それら分割体の分割面のそれぞれに、対称的に、分割体の垂直側面に開口し、かつ、該側面に直角で、分割面の中央で交わり連通する溝で、前記2つの分割体を接合したときに貫通孔を形成する溝を設け、
    平面状のプレートの裏面に筒状突部を立設したプレート部のそれぞれの筒状突部内に磁石片を挿入し、それら筒状突部に、前記2つの分割体を接合した場合に前記溝でできる貫通孔に対応した形状で前記貫通孔内に収納でき、かつ、仮想水平面上で前記垂直の面の数に対応した数に分岐した棒状の先端部を有する連結具の各分岐先端部を、前記筒状突部内に嵌入させ、前記連結具で前記プレート部を連結してなる磁石支持体の前記筒状突部と連結具を、前記2つの分割体を接合してなるブロック本体の前記貫通孔内に収納し、前記プレート部のプレートの裏面を前記ブロック本体の表面に当接させてなる玩具ブロック。
  3. 垂直の4平面と、対向する水平の2平面を有する多面体のブロック本体を、前記垂直の4面に直角に上下2分割した2分割体で構成し、
    それら分割体の分割面のそれぞれにおいて、対称的に、分割体の垂直側面に開口し、かつ、該側面に直角で、分割面の中央部で交叉連通する溝で、前記2つの分割体を接合したときに貫通孔を形成する溝を設け、前記溝が前記分割面の中央部で交叉連通する箇所で垂直の貫通孔を設け、
    前記2つの分割体を接合したときに前記溝と貫通孔とでできる立体的貫通孔に収納でき、かつ、水平の棒状の4分岐部と、その分岐点において前記垂直の貫通孔に嵌入できる上下に垂直の2分岐部とでなる連結具の各分岐先端部を、前記連結具の分岐先端部の数の平面状のプレートの裏面に筒状突部を立設したプレート部のそれぞれの筒状突部内に磁石片を挿入しした後、前記プレート部の筒状突部内に嵌挿して、前記プレート部を連結してなる磁石支持体を前記2つの分割体を接合してなるブロック本体の前記立体的貫通孔内に収納し、前記プレート部のプレートの裏面を前記ブロック本体の表面に当接させてなる玩具ブロック。
  4. 球体、または、対向して曲面と曲面を有する多面体のブロック本体に前記球体においては中心を通る貫通孔を設け、前記多面体においては、前記2つの曲面で開口し、中央部を通る貫通孔を設け、
    裏面が前記ブロック本体の球面または曲面に対応する曲面のプレートの裏面に筒状突部を立設した2個のプレート部のそれぞれの前記筒状突部内に磁石片を挿入し、前記筒状突部内に先端部を嵌挿できる連結用の棒状の連結具の先端部を嵌入して2個のプレート部を連結してなる磁石支持体の連結具と筒状突部を前記貫通孔内に収納し、前記2つのプレートの裏面を前記ブロック本体の表面に当接させてなる玩具ブロック。
  5. 球体のブロック本体、または、対向した曲面と曲面を有するブロック本体を、中心または中央部を通る仮想面で2分割した2分割体で構成し、それら分割体の分割面のそれぞれに、分割体の周側の複数の箇所で開口し、かつ、分割面の中心または中央部で交わり連通する溝で、前記2つの分割体を接合したときに貫通孔を形成する溝を対称的に設け、
    前記ブロック本体の表面の球面または曲面に対応した曲面のプレートの裏面に筒状突部を立設した、前記2つの分割体を接合したときにできる貫通孔の開口の数のプレート部のそれぞれの筒状突部内に磁石片を挿入し、前記2つの分割体の接合時に前記溝でできる貫通孔に対応した形状で、かつ、該貫通孔内に収納でき、前記貫通孔の開口数に対応した数に分岐した先端部を有する連結具のそれぞれの先端部を、前記プレート部のそれぞれの筒状突部内に嵌挿してなる磁石支持体の連結具と筒状突部を前記2つの分割体を接合してなるブロック本体の貫通孔内に収納し、前記2つのプレートの裏面を前記ブロック本体の表面に当接させてなる玩具ブロック。
  6. 対向して曲面と平面を有する多面体のブロック本体に、前記2面で開口する貫通孔を設け、
    裏面が前記ブロック本体の曲面に対応する曲面のプレートと、平面のプレートのそれぞれの裏面に、前記貫通孔に嵌挿できる筒状突部を立設した2個のプレート部のそれぞれの前記筒状突部内に磁石片を挿入し、前記2個のプレート部の筒状突部のそれぞれに棒状の連結具の端部を嵌挿して2個のプレート部を連結した磁石支持体の前記筒状突部と連結具を前記貫通孔内に収納し、プレート部のプレートの裏面をブロック本体に当接させてなる玩具ブロック。
  7. 2つの分割体の分割面の中心部において、分割面の中央部で交わり連通する溝においては、その交わる箇所で、対向する2面で開口する溝においては、その長手方向の中央部で、前記溝に垂直で、かつ、分割体の分割面に対向する表面に開口する貫通孔を設け、プレート部の連結用の連結具を、前記2つの分割体を接合して前記溝と貫通孔でできる立体的貫通孔に対応して分岐する形状の連結具とし、該連結具のそれぞれの分岐部の先端部を磁石を収納したプレート部の筒状突部に嵌挿してなる磁石支持体の前記連結具とそれにより連結した筒状突部とを、前記2つの分割体を接合してなるブロック本体の立体的貫通孔内に収納してなることを特徴とする請求項5および6のいずれかに記載の玩具ブロック。
  8. 球体または多面体よりなるブロック本体に交叉連通する複数の貫通孔を設け、その交叉箇所に、少なくとも前記貫通孔の開口の数の貫通孔または凹部を設けたジョイントを内蔵させ、前記貫通孔の開口に対応する数の、裏面が前記ブロック本体の表面に対応したプレートの裏面に筒状突部を立設したプレート部の各筒状突部に磁石片を挿入した磁石支持体の、前記筒状突部に棒状の連結具の一端を嵌入させ、それら連結具の開放端を前記ブロック本体の貫通孔の開口から挿入し、前記筒状突部を該貫通孔に嵌入させ、かつ、前記磁石支持体のプレートをブロック本体の表面に当接させ、前記連結具の開放端を前記ジョイントの貫通孔または凹部に嵌入させて、該ジョイントで前記連結具を連結固定してなる玩具ブロック。
  9. 磁石片を用いないで、プレートと筒状突部を磁石で構成してなることを特徴とする請求項1乃至8に記載の玩具ブロック。
  10. ブロック本体の表面に、プレートと筒状突部よりなるプレート部のプレートの裏面側を嵌合できる凹部を設け、その凹部に前記プレートの裏面側を嵌合し、前記プレートの表面が前記ブロック本体の表面と面一となるか、または、前記プレートの表面部が突出してブロック本体の表面に盛り上がった状態であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の玩具ブロック。
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