JP3116286U

JP3116286U - 吊り下げ具

Info

Publication number: JP3116286U
Application number: JP2005007150U
Authority: JP
Inventors: 幸子川端
Original assignee: 幸子川端
Priority date: 2005-08-31
Filing date: 2005-08-31
Publication date: 2005-12-02
Anticipated expiration: 2015-08-31

Abstract

【課題】
シャンプーやリンスなどの容器、及びペットボトルなどを吊り下げても、中の液体が漏れる事無く、更に充分な結束によって容器が抜け落ちない事を目的とした、安価でシンプルな構造の吊り下げ具の提供を課題とする。
【解決手段】
弾性を有する合成樹脂の糸にて、リング１を連結して鎖状に形成した弾性紐２と、弾性紐２の任意の位置に、リング１を引っ掛けるフック３を設け、更にその中間に吊り輪５を設けた吊り下げ具を提供する。
【選択図】
図１

Description

本考案は、シャンプーやリンスなどの容器を浴室の床や什器の上に置かず、壁のポールなどに吊り下げたり、又お茶やジュースのペットボトルを手に持ち歩かず、ズボンのベルトなどに引っ掛けて持ち運び出来るようにした吊り下げ具に関する物である。

シャンプーやリンスなどの容器は、湿気の多い浴室の床や什器の上に置かれていて、カビや汚れが付きやすく不衛生である。

又、お茶やジュースなどのペットボトルを持って出かける時、手に持つか、或いは袋物に入れてその袋物を吊り下げている。

従来この種の吊り下げ具として、特許文献１のペットボトル携帯ホルダーが存在する。

しかしながら、帯状態を容器首部に巻きつけ、弓状片の締め具にて繋留する方法は、容器首部の凹凸部が浅い容器に取り付けると、紐や締め具が邪魔になり蓋を完全に閉める事が出来ず、中の液体が漏れる恐れがある。更に湿気の多い浴室では、カビや汚れが付きやすいので、吊り下げ具は耐水性があり且つシンプルな構造であるのが望ましい。よって特許文献１の布からなるペットボトル携帯ホルダーは不向きである。
登録実用新案第３０６７０４２号

本考案は、シャンプーやリンスなどの容器及びお茶やジュースなどのペットボトルを吊り下げても、中の液体が漏れる事がなく、更に充分な結束によって容器が抜け落ちない事を目的とした、安価でシンプルな構造の吊り下げ具の提供を課題とする。

弾性を有する合成樹脂の糸にて、リング１を連結して鎖状に形成した弾性紐２と、弾性紐２の任意の位置にリング１を引っ掛けるフック３を設け、更に弾性紐２の中間に吊り輪５を設けた吊り下げ具によって達成される。

本考案により、湿気の多い浴室のシャンプーやリンスなどの容器を、壁のフックやポールに吊り下げる事によって、容器にカビや汚れがつきにくくなる。又、容器を置く什器もカビや汚れが付きやすく不衛生だったが、容器や小物を吊り下げる事により、置く為の什器は必要なくなり浴室全体が衛生的になる。

洗面所は、壁にフックの付いたネットを取り付け、化粧品や洗面用具などの小物を吊り下げて整理する事により、何処に何があるか一目瞭然である。

台所の油類も吊り下げる事によって、床に油汚れが付かず衛生的である。

更に、お茶やジュースなどのペットボトルを手に持ち歩かず、ズボンのベルトなどに引っ掛けて持ち運びできる。

容器に弾性紐２を取り付けた後、不要となった弾性紐１０をカットしなければ何度でも着脱可能である。

弾性紐２は強く引っ張るとリングが潰れ更に細い糸状になる事から、二重に巻きつけても容器首部の凹部に入り蓋を完全に閉める事ができる。そうする事によって更に強固に繋留する事ができる。

又、弾性紐２を太くしたり長くしたりする事によって、重い物や大きな物にも対応出来る。

以下本考案の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図１は吊り下げ具の正面図で、弾性を有する合成樹脂の糸にて、リング１を連結して鎖状に形成した弾性紐２と、弾性紐２の任意の位置に合成樹脂からなるフック３を設け、更に弾性紐２の中間に合成樹脂の吊り糸４と吊り輪５を設けたものである。

図２は弾性紐の異なる実施例で、一本の合成樹脂の糸で鎖状に編んだものである。

図３は弾性紐の異なる実施例で、合成樹脂の糸で梯子状に形成したものである。

図４は、弾性紐２を容器８に取り付けた例である。
容器８の首部の凹部９に弾性紐２を巻きつけ、フック３の所で交差させ強く締めながらリング１をフック３に引っ掛けて留めたものである。これによって、容器８の首部の凹部９と弾性紐２との間に隙間が全く出来ず、吊り下げても抜け落ちない。この様に合成樹脂の糸からなるリングを連結して形成された弾性紐２は、強く引っ張るとリングが潰れ更に細い糸状になる事から、狭い隙間に取り付け可能であり、又、ずれたり抜け落ちたりしない。

図５は、図４にて取り付けた後、不要となった弾性紐１０をカットして容器の蓋１１を完全に閉めた図である。又弾性紐２を付けたままでも容器の蓋を閉める事ができる。更に、吊り輪５を着脱自在な吊り輪１２にすることで、ズボンのベルトなどに引っ掛けて持ち歩ける様にしたものである。

図６は浴室でシャンプーやリンスなどの容器をポールに吊り下げている例である。

尚,容器が殆ど小物の為、フック３の位置は吊り下げ糸４の近くであるのが望ましい。

吊り下げ具の正面図弾性紐の異なる実施例を示す拡大部分図弾性紐の異なる実施例を示す拡大部分図同上の使用例図同上の使用例図浴室での使用例図

符号の説明

１リング
２弾性紐
３フック
４吊り下げ糸
５吊り輪
６弾性紐の異なる実施例
７弾性紐の異なる実施例
８容器
９容器首部の凹部
１０不要となった弾性紐
１１容器の蓋
１２着脱自在な吊り輪

Claims

弾性を有する合成樹脂の糸にて、リングを連結して鎖状に形成した弾性紐と、該弾性紐の任意の位置にリングを引っ掛けるフックを設けた事を特徴とする吊り下げ具。
弾性紐の中間に吊り輪を設けた事を特長とする請求項１記載の吊り下げ具。