JP3115941U - 防犯スプレー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が躊躇なく使用することができると共に、製造販売業者も敬遠したり自粛することなく製造販売することができる防犯スプレー装置を提供する。
【解決手段】噴射液2と噴射用ガス3を充填した容器本体4にバルブ機構5とキャップ6を備えて防犯スプレー装置1を構成する。噴射液2は人体に無害な食用色素を含有し、特に赤色を呈する食用色素として例えば一般に食紅と称する食用赤色2、3、40、102、104、105、106などの各号のほか、モナスカス色素、ベリー類色素、ラック色素などを使用する。噴射ノズル8は霧状に拡散して噴霧するようなものとするほか、特に直線状に噴射するようなものとする。
【選択図】図2

Description

本考案は、種々の犯罪現場あるいは事故現場などにおいて、犯人や加害者あるいはその所持物や車両などに対して噴射液を噴射することにより、犯人や加害者の行動を抑止あるいは制止したり目印を塗布してその後の捜査や逮捕に寄与すべく用いられる防犯スプレー装置に関するものである。
近年、軽犯罪を含む犯罪件数は増加する一方であり、中でも年少者や高齢者そして女性など弱者に対する計画的あるいは通り魔的な犯行も目立って増加する傾向にある。例えば暴行、恐喝、ひったくり、痴漢、強姦、拉致、誘拐などは、まさしく弱者を対象としたものが殆どである。
このような状況の中で、護身用や犯人撃退用あるいは犯人逮捕用の防犯用品が種々開発されており、例えば電撃ショックを与えるスタンガンや防犯スプレーおよび防犯ブザーなどのほか、子供の所在を確認・追跡するための電子機器なども開発されてきている。
とりわけ防犯スプレーや防犯ブザーなどは比較的安価で携帯に適していることから有望視されており、特に防犯ブザーについては近年急速に普及してきている。
しかしながら、従来の防犯スプレーにあっては刺激剤や催涙ガスおよび蛍光塗料や各種インクなどを用いて犯人や加害者に目印を付けたりダメージを与えて撃退する攻撃的なものであり、極めて刺激性が強く有害な物質をも含むことから、その使用については相応の危険を伴うことを使用者が自己責任として負う必要があった。
このため、例えば誤認や過失による使用あるいは不慮の作動や取扱上の事故などにより他人に著しい被害や迷惑を及ぼす事態を怖れ、その携帯や使用を敬遠したり控える傾向があった。
また、防犯以外の例えば悪用や悪戯などの目的外使用についても一定の責任を負う立場となるため、製造や販売を自粛する傾向もあった。
これらのことから、使用者および製造販売業者も共に敬遠し自粛することとなり、手軽で効果的であり有望視されながらも防犯スプレーの普及は未だ進んでいない状態にある。
本考案は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、使用者が躊躇なく使用することができると共に、製造販売業者も敬遠したり自粛することなく製造販売することができる防犯スプレー装置を提供することを課題とするものである。
上記のような課題を解決するために、本考案の防犯スプレー装置用の噴射液は、人体に無害な食用色素を含有したものとするほか、食用色素については特に赤色を呈するものとしたものである。また、本考案の防犯スプレー装置は、このような噴射液と噴射用ガスとを充填した容器本体に噴射ノズル付き押下ボタンを有するバルブ機構を備えたものであるほか、噴射ノズルについては特に噴射液を直線状に噴射するようにしたものである。
本考案の防犯スプレー装置用の噴射液および防犯スプレー装置は、このような構成としたことにより、攻撃的ではなく危険を伴うものでもなく人体に無害であることから使用者が躊躇なく使用することができると共に、製造販売業者も敬遠したり自粛することなく製造販売することができるものである。
本考案の実施例を以下、図面に基づいて説明する。尚、各図において共通する部分には同一の符号を付し重複する説明は省略する。
図1および図2は本考案の実施例を示す概略外観図および概略断面図であり、噴射液2と噴射用ガス3とを充填した容器本体4にバルブ機構5およびキャップ6を備えて防犯スプレー装置1を構成したものである。バルブ機構5はバルブ7と噴射ノズル8付きの押下ボタン9とチューブ10とからなり、押下ボタン9を押下するとバルブ7が開き噴射用ガス3にて加圧された噴射液2がチューブ10、バルブ7、押下ボタン9内の孔11を順次通過して噴射ノズル8から噴射するようになっている。
噴射液2は人体に無害な食用色素を含有したものとなっており、特に赤色を呈する食用色素として例えば一般に食紅と称する食用赤色2、3、40、102、104、105、106などの各号のほか、モナスカス色素、ベリー類色素、ラック色素なども使用可能である。また、その他の色を呈する人体に無害な食用色素を用いる事も無論可能であり、良く目立つ目印となる色を適宜選択することが好ましい。尚、食用色素の溶媒として例えば水やアルコール類あるいはデキストリン水溶液などを適宜に用いることが可能であるが、更に防腐剤として安息香酸ナトリウムを加えた場合には長期に亘り腐敗を防止する事ができ好ましいものとなる。
また、噴射用ガス3としては一般的なLPGやジメチルエーテルその他のガスを用いることができるが、特に不燃性ガスを用いた場合には火災や火傷の不安がなく好ましいものとなる。
更に、噴射液2に粘着剤や接着剤などを加えた場合には、犯人や加害者などに噴射して塗布した色素を落ち難くすることができ一層好ましいものとなる。
噴射ノズル8は噴射液2を外気中に噴射するものであり、霧状に拡散して噴霧するようなものとした場合には広範囲に噴射液2を噴射することができるほか、特に直線状に噴射するようなものとした場合には噴射液2が遠くまで勢い良く飛ぶことから犯人や加害者に狙いを定めて集中噴射で直撃することができ、例えば顔や目などに噴射すれば暫し行動を抑止あるいは制止することが可能となる。
尚、上記に示す本考案の防犯スプレー装置の実施例は噴射用ガスを用いた比較的小型で携帯に便利なものとした例であるが、本考案の防犯スプレー装置用の噴射液はこれに限らず例えば噴射用ガスを用いない手動噴射式のハンドガン型防犯スプレー装置に用いることも可能であるほか、建物の出入口などに設置する据付型の防犯スプレー装置に用いることも可能であり、そのほか、防犯スプレー装置以外にも例えば手投げ式の防犯弾球の内容物としても利用可能なものである。
本考案の防犯スプレー装置用の噴射液および防犯スプレー装置は以上説明してきた如き内容のものであり、人体に無害な食用色素を用いるものとしたことにより、使用者が躊躇なく使用することができると共に、製造販売業者も敬遠したり自粛することなく製造販売することができるものである。
本考案の実施例を示す概略外観図である。 図1に示す本考案の実施例についての概略断面図である。
符号の説明
1 防犯スプレー装置
2 噴射液
3 噴射用ガス
4 容器本体
5 バルブ機構
6 キャップ
7 バルブ
8 噴射ノズル
9 押下ボタン
10 チューブ
11 孔

Claims (4)

  1. 人体に無害な食用色素を含有する防犯スプレー装置用の噴射液
  2. 食用色素が赤色を呈するものである請求項1に記載の防犯スプレー装置用の噴射液
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載の噴射液と噴射用ガスとを充填した容器本体に噴射ノズル付き押下ボタンを有するバルブ機構を備えたものである防犯スプレー装置。
  4. 噴射ノズルは噴射液を直線状に噴射するものである請求項3に記載の防犯スプレー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011106765A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Nippon Koki Co Ltd 噴射物及びその製造方法
JP2016115012A (ja) * 2014-12-11 2016-06-23 株式会社キクテック 蓄光剤スプレー

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