JP3115904U - コンセントの過電流からの保護構造 - Google Patents

Abstract

【課題】コンセントの過電流からの保護構造を提供する。
【解決手段】主にコンセントの接点３３、３４は対称を呈する固定台１３、１４及び温度感知作用を具える双金属片３で、該双金属片３は該固定台１３、１４に対応し固定孔３１１、３２１を設置し、該双金属片３は該固定孔３１１、３２１により該固定台１３、１４に固定される。該双金属片３の接点３３、３４が通電を形成することにより、コンセントを使用する電気製品に過電流の現象が発生し温度が上昇すると、該双金属片３は温度上昇により接点３３、３４が跳ね上がり、電源を切断し過電流からの保護を達成する。また温度が安全な範囲まで下がると、該双金属片３は温度を感知し自動的に接点３３、３４の通電を回復する。
【選択図】図２

Description

本考案は一種のコンセントの過電流からの保護構造に関する。特に一種のコンセントに使用する電気製品が過電流である時、電源を遮断し、電気製品の損傷を防ぎ、また自動的に接点の通電を回復することができるコンセントの過電流からの保護構造に係る。

公知のコンセントは図１に示すように、コンセント本体１内に分離した対称接触弾力片１１を設置し、該接触弾力片１１において電源を挿入接続する電源導入片１２を連接する。これにより、電源コードは該電源導入片１２に挿入接続され、次に上蓋２を蓋合し、電気製品のプラグを該接触弾力片１１に挿入することにより、電源を電気製品に供給可能となる。しかし該公知のコンセント構造は、総電源端に過電流からの保護器があるだけで、保護構造を具えない。そのため、室内部分の回路上の電気製品の電流が過電流である時、回路の一部とコンセントの温度は上昇し、ひどい場合には電気製品の損害を招き、或いは電線が火を噴くなどから火災が発生する恐れがある。
実開平３−４４８０号公報

公知構造には以下の欠点があった。
すなわち、公知のコンセント構造は、総電源端に過電流からの保護器があるだけで、保護構造を具えないため、室内部分の回路上の電気製品の電流が過電流である時、回路の一部とコンセントの温度は上昇し、ひどい場合には電気製品の損害を招き、或いは電線が火を噴くなどから火災が発生する恐れがある。
本考案は上記構造の問題点を解決したコンセントの過電流からの保護構造を提供するものである。

本考案のコンセントの過電流からの保護構造は、コンセントの使用時に電機製品が過電流となると電源を遮断し、過電流からの保護を達成するものであって、
請求項１に記載するように、コンセント上の接点は対称を呈する固定台で、該固定台にはネジ孔及び双金属片を設置し、該双金属片は該固定台のネジ孔に対応し固定孔を設置し、該双金属片は該固定孔により該固定台において固定され、
コンセントが電源に接続すると、該双金属片は通電を形成し、電気製品が該コンセントに挿入される時、過電流の現象が発生すると、該双金属片の接点は温度上昇により跳ね上がり離脱し、電源の切断を構成し、電気製品の電流は遮断され、過電流からの保護を達成し、温度が安全な範囲まで下がると、自動的に通電状態を回復することを特徴とする。

上記のように、本考案はコンセントに双金属片を設置することにより、コンセントに接続する電気製品が過電流により温度が上昇すると、該双金属片の接点は跳ね上がり離脱し電源を切断する。これにより、電気製品に電力は供給されず、こうして電気製品が過電流により損害を受けることを防止し、すなわち保護する作用を達成する。しかも、継続した過電流が引き起こす温度上昇とそれによる災害の発生を防止することができる。さらに温度が安全な範囲まで下降すると、該双金属片は自動的に通電状態を回復する。

図２、３に示すように、本考案は公知のコンセント本体１、双金属片３を設置し、該コンセント本体１内に接触弾力片１１を設置する。これにより、該接触弾力片１１は対称を呈する固定台１３、１４に接続し、該固定台１３、１４にはネジ孔１３１、１４１を形成する。
該双金属片３の一端には水平に延伸する片体３１を設置し、該片体３１には固定孔３１１を設置する。反対端には下向きに湾折し、該片体３２の湾折部分には別に固定孔３２１を設置する。これにより、該双金属片３は該固定台１３、１４に設置され、該固定孔３１１、３２１により該ネジ孔１３１、１４１に固定され、該双金属片３はコンセント内に固定される。

コンセントが電源に接続されると、電源は該双金属片３の接点３３、３４より通電し、電気製品に必要とする電力を供給する。該電気製品に異状が発生し過電流の現象が起きると、該双金属片３においては、負荷が招く温度上昇により該接点３３、３４は跳ね上がり離脱し、電源を中断する。これにより、電気製品に電力は供給されず、こうして電気製品が過電流により損害を受けることを防止し、すなわち保護する作用を達成する。しかも、継続した過電流が引き起こす温度上昇とそれによる災害の発生を防止することができる。

次に図４に示すように、本考案の双金属片３一端には接点３３、３４を設置するが、電源が該片体３１、３２から通電するため、過電流で温度が上昇すると、該双金属片３は温度上昇を感知し変形する。これにより該接点３３、３４は接触せず離脱状態を形成する。こうして、該片体３１、３２に通電する電源は切断され、コンセントには電源が流れなくなり、過電流からの保護の効果を達成する。

続いて図５に示すように、本考案双金属片３の別種の実施例では、該片体３１、３２は垂直に延伸し設置され、該固定台１３、１４に対応し該固定孔３１１、３２１を該ネジ孔１３１、１４１に固定し、該双金属片３をコンセント内に固定する。
さらに温度が安全な範囲まで下がると、該双金属片３は自動的に通電状態を回復する。

公知のコンセントの構造図である。 本考案の立体図である。 本考案の立体分解図である。 本考案の双金属片の動作実施例図である。 本考案の双金属片を設置する別種の実施例図である。

符号の説明

１ コンセント本体
１１ 接触弾力片
１２ 電源導入片
２ 上蓋
１３ 固定台
１３１ ネジ孔
１４ 固定台
１４１ ネジ孔
３ 双金属片
３１ 片体
３１１ 固定孔
３２ 片体
３２１ 固定孔
３３ 接点
３４ 接点

Claims (1)

1. コンセントの接点は対称を呈する固定台及び双金属片で、該双金属片の両端はそれぞれ該２個の固定台に接続、固定し、これにより該双金属片は通電を形成し、
   電気製品が過電流となると、該双金属片は温度上昇により接点が跳ね上がり離脱し電源を遮断し、過電流からの保護を達成することを特徴とするコンセントの過電流からの保護構造。