JP3115572U - 天然芝マットを用いたゴルフ練習用マット - Google Patents

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Abstract

【課題】 ゴルフボール載置用マットを、人工芝マットに代えて、天然芝で構成した天然芝マットを使用し、ゴルフ打球時における感覚をゴルフ場のフェアウエイと同様な感覚で練習できるようにした天然芝マットを用いたゴルフ練習用マットを提供する。
【解決手段】基盤11上面中央に形成した矩形状の凹部12に、ゴルフ練習用のボール載置用マットを設置したゴルフ練習用マットであって、前記ボール載置用マットは、根15及び土16付の天然芝を育成して構成した天然芝マット13からなり、前記天然芝マット13を前記矩形状の凹部12と同形状寸法に剥ぎ取り裁断し、前記矩形状の凹部12に前記天然芝マットの芝葉を上方にして着脱可能に且つ交換可能に収容できるようにした。
【選択図】 図3

Description

本考案は、例えばアイアンクラブなどの練習用に使用される練習用マットに係るもので、基盤上面中央に形成した矩形状の凹部に、ゴルフ練習用のボール載置用マットを設置するようにしたゴルフ練習用マットであって、特に、ボール載置用マットを、人工芝マットに代えて天然芝で構成した天然芝マットを使用し、ゴルフ打球時における感覚をゴルフ場のフェアウエイと同様な感覚で練習できるようにした天然芝マットを用いたゴルフ練習用マットに関するものである。
従来の汎用ゴルフ練習用マットは、図5,図6に示すようになっている。
従来のゴルフ練習用マット1は、緯糸3と地経糸2とから基布4が織成され、さらに基布4に対しパイル経糸5が地経糸2の長手方向に織り込まれてマット用織物6が形成されており、前記パイル経糸5はループカットにより立毛した状態にされた後、基布4に対し接着剤で固定されている。そして、マット用織物6が基盤7上に接着剤で固着されて形成され、必要に応じてマット用織物6を貫通するボール供給穴8が形成されて、ゴルフ練習用マット1となっている。
特開2000−42158
しかし、上記のような従来のゴルフ練習用マットにあっては、樹脂性の糸を織り込んだマット用織物6が基盤7上に接着剤で固着された人工芝マット1構成となっているので、例えばアイアンクラブAの練習において、ゴルフボールBをダウンブローに打ち込もうとした場合、上級者は打球音によって正確に打てているかどうかを判断することは可能であるが、殆んどの練習者は、ゴルフボールBの手前側にアイアンクラブAが振り下ろされた状態のダフリなどのミスがあっても、アイアンクラブAの底部がマット用織物6及び基盤7上面を滑ってゴルフボールBを捕まえて打球してしまうので、練習者はボールをうまく捕まえて打っているかのごとき感覚を持ってしまい、確実に上達するアイアンクラブの練習とはなっていないのが現状である。
したがって、本考案にあっては、ゴルフ練習用マットにおいて、ボール載置用マットをこれまでのマット用織物、即ち人工芝マットに代えて、天然芝で構成した天然芝マットを使用し、ゴルフ打球時における感覚をゴルフ場のフェアウエイと同様な感覚、即ちダフリ,ザックリなどのミスが体験できるようにした天然芝マットを用いたゴルフ練習用マットを提供し、練習者の上達に寄与しようとするものである。
本考案の天然芝マットを用いたゴルフ練習用マットは、基盤上面に形成した矩形状の凹部に、ゴルフ練習用のボール載置用マットを設置したゴルフ練習用マットであって、前記ボール載置用マットは、根及び土付の天然芝を育成した芝床より、前記矩形状の凹部形状と同形状に剥ぎ取り裁断した所定大きさの天然芝マットから構成され、前記矩形状の凹部に前記天然芝マットの芝葉を上方にして着脱可能に収容すると共に、前記天然芝マットは同様構成の他の天然芝マットと交換可能としたことを特徴する。
請求項2の考案は、請求項1に記載の天然芝マットを用いたゴルフ練習用マットにおいて、前記天然芝マットは芝種がケンタッキーブルーグラスで、所定期間刈り込み工程を繰り返して生育させたものを使用するようにしたことを特徴とする。
請求項3の考案は、請求項1に記載の天然芝マットを用いたゴルフ練習用マットにおいて、前記矩形状に裁断した前記天然芝マットは、前後長さが20〜60cm,左右の長さが30〜70cm、高さが2〜4cmである長方体あることを特徴とする。
請求項4の考案は、請求項1に記載の天然芝マットを用いたゴルフ練習用マットにおいて、前記基盤及び前記矩形状に裁断した前記天然芝マットの左右縁部のいずれか一方には、それぞれゴルフボールが上下方向に貫通する鉛直方向の貫通穴が設けられたものであることを特徴とする。
本考案にあっては、ゴルフ練習用マットにおいて、ボール載置用マットをこれまでのマット用織物、即ち人工芝マットに代えて、天然芝で構成した天然芝マットを使用し、ゴルフ打球時における感覚をゴルフ場のフェアウエイと同様な感覚、即ちダフリ,ザックリなどのミスがはっきりと判るようにした天然芝マットを用いたゴルフ練習用マットを提供することで、練習者の上達に優れた効果を発揮し得るものである。
以下に、添付図面を参照して本考案の最良な実施の形態を詳細に説明するが、それらの具体的な構造は単に本考案の実施可能な実施例に過ぎず、本考案の実用新案登録請求の範囲を狭義的に定義するものではないことが言うまでもないことである。
図1〜図4を参照して、本考案の実施の形態を詳細に説明する。
11はゴムなどの弾性部材で構成したゴルフ練習用マット10の基盤で、該基盤11の中央部には、前後方向の長さが20〜60cm,左右方向の長さが30〜70cm、高さ(深さ)が2〜4cm、好ましくは、前後方向の長さが30cm,左右方向の長さが50cm、高さ(深さ)が3cm、とした凹部12が形成されている。
13は天然芝マットで、この天然芝マット13に使用する芝品種としては、ケンタッキーブルーグラス,トールフェスク,ファインフェスク,ペレニアルライグラス,ベントグラスなどの寒地型芝生、或いはゴルフ場や競技場,公園などで使用されている暖地型芝生である高麗芝,ティフトン芝から選択的に選ばれたものが使用されるもので、北海道などのような寒冷地に好適するケンタッキーブルーグラスがゴルフ場のフェアウエイで使用しているので、練習マットに利用することは好ましい。本実施例ではケンタッキーブルーグラスによって形成した天然芝マットについて説明する。
前記天然芝マット13は、土部16,根15,及び芝葉部14からなり、前記凹部12に芝葉部14を上方にして根15,土部16を収容するが、前記天然芝マット13の矩形状の周方向の大きさを凹部12の形状と同形状か、所望によっては僅かに大きくした形状として芝床より剥ぎ取り裁断してあり、かつ収容時に僅かに圧縮した状態で着脱可能にセットするようにしている。したがって、ゴルフ練習時に前記天然芝マット13が前記基盤11よりずれて飛び出すことはない。なお、同形状の前記天然芝マット13とした場合であっても前記凹部12に収容した場合に周方向が伸びてしっかりと収容されるようになる。
また、天然芝の品種が常緑を呈する上記ケンタッキーブルーグラスは、芝床で刈り込み作業を繰り返して1年間育成されることで、土中に根をしっかりと這わせて絡みやすい性質を有し、土の保有力を有するため、芝床より前記凹部12の開口寸法と同寸法に剥ぎ取り裁断した場合であっても、土がぼろぼろはげ落ちるようなことはない。
前記実施例では、基盤11中央部の凹部12に天然芝マット13を着脱可能に収容してゴルフ練習用マット10を構成しているが、ゴルフボールを前記基盤11の底部に設けた下穴Cを介してマット上方に自動供給するようなゴルフボール自動供給機(図示しない)と共に使用するゴルフ練習用マットの場合にあっては、前記天然芝マット13に前記底部下穴Cと対応させて、仮想線で示すような鉛直方向の貫通穴Dを設ける構成とすることも勿論可能である。
次に、天然芝マット13の製作工程を図4のフローチャートを用いて簡単に説明する。
ステップS1では、芝床を平らに均す作業工程を行う。ステップS2では、平らに均した芝床の上面にローラーかけを行って、ローラーによる締め固めの作業工程を行う。ステップS3では、ローラーによる締固めを行った芝床に芝の種を蒔く作業を行う。この間、2〜3日を要する。
次に、ステップS4で、種を蒔いた芝床に再度ローラーによる締固めの作業工程を行う。ステップS5では、種まきより1〜3週間で発芽する。ステップS6では、発芽からほぼ1ヶ月経過ごろより芝草刈りを開始する。ステップS7では、中2〜3日おきに、芝草刈り作業を行う。この芝草刈り作業によって芝生は再生しようとして根の発育が促進され、根を土中で伸ばして根同士が絡みあっていく。
ステップS8では、芝生の根が絡み合って剥ぎ取っても芝生が崩れない状態となって芝生が完成する。上述のステップS1〜S8の間は、ほぼ1年を要している。
ステップS9では、完成した芝生を所定の大きさの寸法に裁断して剥ぎ取り、ステップS10で出荷となる工程を経る。
なお、肥料は年に4〜6回散布し、除草剤散布は、マメ科雑草が発生したときに散布するものとし、年に1〜2回程度行うようにする。
以上のように構成した本考案の天然芝マットを用いたゴルフ練習用マットによれば、基盤11中央部の凹部12に、天然芝マット13を着脱可能に収容してゴルフ練習用マット10としているので、天然芝マット13上面にゴルフボールBを載置して、アイアンゴルフクラブAで打球練習をした場合に、スイングのずれ、ダフリなどが発生した状態では、アイアンクラブAが天然芝マット13上面を滑ることなく土の中に刺ってしまうことでボールを掴めず、練習者の不正確なゴルフスイングがはっきりと認識でき、スイングの調整を行う練習が出来、ゴルフ場のフェアウエイと同様な感触を掴むことができる。
また、本考案の前記天然芝マット13は耐久性があり、ボール打球練習で50〜100球は可能であるが、ダフリなどで芝上面が余りにも傷んだ場合には、同様サイズに切断した天然芝マット13を袋詰めして用意しておくことで、交換可能に凹部12に収容して再度練習することが出来るし、練習者も、1打1打を慎重に打球練習するようになり、上達が早まる効果がある。
なお、壊れた前記天然芝マット13は、ばらばらにして天然肥料に利用することが可能である。
本考案の天然芝を用いたゴルフ練習用マットの一実施例を示す分解斜視図、 図1を組み立てた状態の天然芝を用いたゴルフ練習用マットの斜視図、 図1のA−A線断面図、 本考案の天然芝を用いたゴルフ練習用マットに使用する天然芝の製造工程を示すフローチャート図、 従来のゴルフ練習用マットに使用される人工芝マットを示す斜視図。 従来のゴルフ練習用マットに使用される人工芝マットを示す断面図。
符号の説明
10 ゴルフ練習用マット
11 基盤
12 凹部
13 天然芝マット
14 芝葉部
15 根
16 土部

Claims (4)

  1. 基盤上面に形成した矩形状の凹部に、ゴルフ練習用のボール載置用マットを設置したゴルフ練習用マットであって、
    前記ボール載置用マットは、根及び土付の天然芝を育成した芝床より、前記矩形状の凹部形状と同形状に剥ぎ取り裁断した所定大きさの天然芝マットから構成され、前記矩形状の凹部に前記天然芝マットの芝葉を上方にして着脱可能に収容すると共に、前記天然芝マットは同様構成の他の天然芝マットと交換可能としたことを特徴する天然芝マットを用いたゴルフ練習用マット。
  2. 前記天然芝マットは、芝種がケンタッキーブルーグラスで、所定期間刈り込み工程を繰り返して生育させたものを使用するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の天然芝マットを用いたゴルフ練習用マット。
  3. 前記矩形状に裁断した前記天然芝マットは、前後長さが20〜60cm、左右の長さが30〜70cm、高さが2〜4cmである長方体あることを特徴とする請求項1に記載の天然芝マットを用いたゴルフ練習用マット。
  4. 前記基盤及び前記矩形状に裁断した前記天然芝マットの左右縁部のいずれか一方には、それぞれゴルフボールが上下方向に貫通する鉛直方向の貫通穴が設けられたものであることを特徴とする請求項1に記載の天然芝マットを用いたゴルフ練習用マット。
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