JP3114964U

JP3114964U - 二次元に学習できる外国語会話の本。

Info

Publication number: JP3114964U
Application number: JP2005000629U
Authority: JP
Inventors: 延偉王
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2005-01-17
Filing date: 2005-01-17
Publication date: 2005-11-04
Anticipated expiration: 2011-01-17

Abstract

【課題】文法・文型を重視しながら、単語はより幅広く、自由に言い替えでき、進度を問わず、練習したい、使いたい文法・文型のページを開けば、いつでも学習できる本を提供する。
【解決手段】一冊の外国語会話の本を、上下二段構成にし、それぞれ単語帳と文法帳を切り離し、別々のページを参照できるようにする。単語帳は主に名詞、動作、修飾語を品詞ごとに色で区分する。文法帳は基本文法・文型の図の中に、言い替えられる単語を品詞ごとに分類色で示す。練習したい文法・文型のページを開いたまま、文法・文型のなかで示した単語分類色に合わせ、単語帳をめくりながら、単語の言い替えが自由にできるようにする。使いたい文法のページに透明の下敷きを当て、文法・文型のなかで示した単語分類色に合わせ、単語帳のグループから単語を選び出し、下敷きに水洗ペンで言い替える箇所に単語を繰り返し記入できるようにする。
【選択図】図４

Description

本考案は、品詞ごとに色で区分されている単語帳と文法帳を上下二段に切り離し、文法・文型のなかで示した単語分類色に合わせ、透明の下敷きに水洗ペンで単語を繰り返し記入できる外国語会話の本に関するものである。

一般的に言う語学とは、その国の独特な文法・文型と単語で組み合わせられているものである。今までの語学の本において、単語を言い替え練習したいとき、学習する文法と同ページに印刷されている単語を使うか、別のページにまとめて印刷されている単語を使うか、そのようにしてきた。また、赤いセロファンは覚えたい箇所を隠し、単語などを暗記に使った。当たり前のように、文法・文型の進度に合わせて学習指導をしてきた。さらに、旅行者向けの外国語会話の本は、実用性を重視する傾向があった。

考案が解決しようとす課題

単語が文法・文型と同ページに印刷される場合、文法・文型に合わせて言い替え練習しやすいだが、一ページに入れられる単語の数は限りがあるため、沢山の言い替え練習は不可能だ。
単語が文法・文型と別のページにまとめて印刷される場合、単語の数は確保されたが、単語が練習したい文法・文型と違うページにあるため、文法・文型に合わせて練習するのが不便である。
赤いセロファンで覚えたい箇所にあて、単語などを暗記するのは旅行者には不向きである。
余程の目的がなければ、語学は文法・文型の進度に合わせて、持続して学習を進むのが難しく感じる。それで挫折するケースがほとんどである。
実用性を重視する旅行者向けの外国語会話の本は、幅狭い、単純化の傾向がある。それを使って、現場でとっさにいいたい言葉を口にするのが難しい。
従って、一冊の本が単語帳と文法帳を上下二段に切り離すことにより、別々のページを参照できるようする。使いたい文法・文型のページに透明の下敷きを当て、水洗ペンで言い替える箇所に繰り返し単語を記入できるようにする。これらで前述の欠点を解決しようとするものである。

課題を解決するための手段

本考案は、一冊の外国語会話の本を、単語帳と基本文法帳を上下二段に切り離し、別々のページを参照できるようする。
単語帳は主に名詞、動作、修飾語を品詞ごとに色で区分する。文法帳は基本文法・文型の図の中に、言い替えられる単語を品詞ごとに分類色で示す。文法・文型のなかで示した単語分類色に合わせ、単語帳のグループから単語を選び出し、透明の下敷きに水洗ペンで記入することにより問題点を解決している。

考案の効果

上述のように、本考案は、語学が二次元に学習できることによって、学習進度を気にせず、使いたい文法・文型のページを開いたまま、分類色の単語にあわせ、言い替え練習が繰り返しできるようになる。そして、旅行客にとって、使いたい言葉を自由に組み合わせられ、いったん透明な下敷きに記入してから明確な会話や筆談するのが可能になる。勿論、書いたものを消せて、繰り返して使える。

考案の実施するための最良の形態

本の各ページの上から三分の一のところを切り離して、単語帳として使い、下の三分の二を文法帳として使う。旅行や、日常的によく使われている基本的な文法・文型と単語を中心に考えて構成されている。
単語は主に名詞、動作、修飾語で分類され、それぞれ暖色系、青、緑色でわける。その中、名詞は、人物を赤色、場所をオレンジ色、食べ物、品物などをピンク色で分ける。さらに、人物は代名詞（私）、名前（王）、家族（父）、職業（公務員）グループにする。
易しい例として、

練習したい文法・文型のページに透明の下敷きを当てる。文法・文型のなかで示した単語分類色に合わせ、単語帳のグループから単語を選び出し、水洗ペンで言い替える箇所を透明の下敷きに記入できる。
そうすることによって、使いたい文法・文型のページを開いたまま、様々な単語で繰り返し言い替え練習ができるようになる。

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
１は製本に使うバインダー用のリングである。
２は単語帳。単語は主に名詞、動作、修飾語品詞ごとに色で区分する。
３は文法帳。文法帳は基本文法・文型の図の中に、言い替えられる単語を品詞ごとに分類色で示す。
４はページの上から三分の一のところを切り離す線。
５は透明の下敷き。文法・文型のなかで示した単語分類色に合わせ、単語帳のグループから単語を選び出し、透明の下敷きに記入する。
６は水洗ペン。

本考案の一ページの全体図である。単語帳の分類図である。は人物グループ、赤色。は品物グループ、ピンク色。は場所グループ、オレンジ色。は動作グループ、青色。文法帳の構成図である。私（赤色）は公務員（赤色）ですの言い替え練習。単語帳と文法帳が組み合わされた図である。私（赤色）は食堂（オレンジ色）でご飯（ピンク色）を食べる（青色）の言い替え練習。

符号の説明

１バインダー用のリング
２単語帳
３文法帳
４切り離す線。
５透明下敷き。
６水洗ペン。

Claims

一冊の外国語会話の本を、上下二段構成にし、それぞれ単語帳と文法帳を切り離し、別々のページを参照できるようする。
単語帳は主に名詞、動作、修飾語を品詞ごとに色で区分する。文法帳は基本文法・文型の図の中に、言い替えられる単語を品詞ごとに分類色で示す。練習したい文法・文型のページを開いたまま、単語の言い替えができる。
学習進度を気にせず、使いたい文法・文型のページに透明の下敷きを当て、水洗ペンで言い替える箇所に単語を繰り返し記入できるようにする。