JP3114817U - 吸盤 - Google Patents

Abstract

【課題】凸凹ザラザラ面に強力に強固に吸着する吸盤を提供する。
【解決手段】吸盤１の円周にシリコンゴムリング２を装着し、テコカム５で内外の気圧差をつくり強力に吸着固定する。
【選択図】図４

Description

本考案は、吸盤の円周に平板及び山切りカットのシリコン樹脂系ゴムリングを装着した吸盤に関したものである。

従来は、凸凹面ガラスとか塩化ビニール系又は合成樹脂系のザラザラ面に吸着することのできる吸盤は無かった。

吸盤を使用したくても従来の吸盤では使用する場所が限られていた。凸凹ガラス及び塩化ビニール系又は合成樹脂系のザラザラした所が多く、補助板を利用するなど剥がすときも余計な手間がかかり、又剥離した後キズとかスミができる等問題点が多かった。
従って、シリコンゴムリングを装着することにより前述の欠点を解決しようとするものである。

本考案は、吸盤の円周に平板又は山切りカットのシリコンゴムを装着し、凸凹ザラザラ面のすき間に密着させて、テコカムで内外に気圧差をつくることにより、これまでの問題点を解決している。

上述のように、本考案は凸凹ザラザラ面のガラスや塩化ビニール、合成樹脂系ボード、自動車のダッシュボード等、幅広く利用でき、吸盤補助板等の必要もなく、吸盤の応用利用を広大するものである。

吸盤の円周に２ミリ×６ミリ位の平板シリコンゴムか、又は各辺が５〜６ミリ位の正三角形山切りカットシリコンゴムリングを装着する。吸盤の上部にテコカムを設ける。

以下添付図面参照にて実施例を説明する。
１吸盤本体に、２シリコンゴムリングを装着し、３テコカムで、１吸盤をザラザラ面に強力に固定する。５フックに物を掛ける。

本考案のシリコンゴムリングを装着した吸盤正面図。 本考案の平板シリコンゴムリングの断面図。 本考案の山切りカットシリコンゴムリングの断面図。 本考案使用時の側面図。

符号の説明

１吸盤本体
２シリコンゴムリング
３平板シリコンゴムリング
４山切りカットシリコンゴムリング
５テコカム
６フック

Claims (1)

1. 吸盤の吸着部分円周に平板、又は山切りカットのシリコン樹脂系ゴムリングを装着し、テコカムを利用して内外に気圧差をつくり、凸凹ザラザラ面にも強力に吸着することを特徴としうる吸盤。

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