JP3114442B2 - 移動通信のゾーン切替制御方法 - Google Patents
移動通信のゾーン切替制御方法Info
- Publication number
- JP3114442B2 JP3114442B2 JP18406093A JP18406093A JP3114442B2 JP 3114442 B2 JP3114442 B2 JP 3114442B2 JP 18406093 A JP18406093 A JP 18406093A JP 18406093 A JP18406093 A JP 18406093A JP 3114442 B2 JP3114442 B2 JP 3114442B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- base station
- mobile station
- reception level
- zone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
複数の周波数帯が存在し、通話中の移動局が無線ゾーン
移行を基地局が認識するために、移動局が測定する周辺
無線ゾーンの監視チャネルを基地局が移動局に通知し、
その移動局は測定した受信レベルの順に監視チャネルを
ソートし、その結果を基地局に報告し、その監視チャネ
ルおよび測定受信レベルをもとに切替え無線ゾーンを決
定するゾーン切替制御方法に関する。
いて、基地局は通話中の移動局に対して、その移動局が
在圏する無線ゾーンの周辺の無線ゾーンの監視チャネル
(通常制御チャネル)を通知し、この通知を受けた移動
局は時分割多重方式の空き時間を使用して、その周辺無
線ゾーンの監視チャネルの受信レベルを測定する。測定
を行った移動局は、測定した受信レベルの内、基地局か
ら通知された条件、例えばあるレベル以上を満たすもの
をレベル順にソートし、その監視チャネルと受信レベル
とを基地局に報告する。移動局では通話チャネルの受信
レベルも測定し、その受信レベルも基地局へ報告する。
基地局では移動局から報告された受信レベル情報より、
ゾーン切替時期になったかを判定する。即ち通話チャネ
ルの受信レベルが所定値以下になると、あるいは監視チ
ャネルの受信レベルの最大のものが通話チャネルの受信
レベルより、所定値以上大きくなると、ゾーン切替時期
と判定して、最大受信レベルの監視チャネルの無線ゾー
ンの基地局にその受信レベルを送って、それが通話可能
レベルであるか否か、また通話可能レベルであれば空通
話チャネルがあるかを問い合わせ、つまりチャネル切替
えの回線状態を問い合わせ、通話可能で空通話チャネル
があって、そのチャネル番号の通知を受けると、その通
話チャネルに切替えるように移動局へ指示する。
ック量を制限したりするため、各無線ゾーンの大きさは
同一とせず、あるいは各無線ゾーンの地上の状況が主と
して高層建築物か、田畑かなどにより電波伝搬状態が異
なるため、などから、各基地局ごとにその基地局の無線
ゾーン内の移動局の許容通話受信レベルが決められ、そ
の基準レベルがその基地局内に設定されている。従っ
て、チャネル切替時期になると、基地局は移動局からの
受信レベル情報に基づき、チャネル切替えの回線状態の
問い合わせを該当基地局へ行い、その基地局でチャネル
切替えができない場合は、次に受信レベルが大きい監視
チャネルの基地局へ問い合わせを行い、以下同様に行
う。
帯として2つの周波数帯AとB,例えば800MHz 帯と
1.5GHz 帯をもち、図5に示すように周波数帯Aの無線
ゾーン1〜6と、周波数帯Bの無線ゾーン1′〜6′が
それぞれほゞ同じゾーン形状でオーバーラップして設け
られ、つまり無線ゾーン1と無線ゾーン1′とがオーバ
ーラップされ、無線ゾーン2と無線ゾーン2′とがオー
バーラップし、以下同様にオーバーラップしている。無
線ゾーン1〜6にそれぞれ基地局8〜14が、無線ゾー
ン1′〜6′にそれぞれ基地局8′〜14′が設けら
れ、基地局8〜14にそれぞれ周波数帯Aの監視チャネ
ル(制御チャネル)にN1〜N6が割り当てられ、基地
局8′〜14′にそれぞれ周波数帯Bの監視チャネル
(制御チャネル)N1′〜N6′が割り当てられ、また
基地局8〜14のそれぞれに周波数帯Aの複数の通話チ
ャネルが割り当てられ、基地局8′〜14′のそれぞれ
に周波数帯Bの複数の通話チャネルが割り当てられてい
る。移動局15はそれが在圏している無線ゾーン、図で
は2および2′の基地局9および9′の何れとも、つま
り周波数帯A,Bの何れの監視チャネルおよび通話チャ
ネルを通じて通信することができる。そして移動局15
は移動に伴う無線ゾーンの通過時に図6に示すように、
周波数帯Aの通話チャネルから周波数帯Aの通話チャネ
ルに、周波数帯Aの通話チャネルから周波数帯Bの通話
チャネルにそれぞれチャネル切替えをすることができ、
同様に周波数帯Bの通話チャネルから周波数帯Bまたは
Aの何れの通話チャネルにチャネル切替えをすることが
できる。
z 帯と1.5GHz 帯とを収容する移動通信システムにおい
て、基地局が通話中の移動局に対して、複数周波数帯に
またがる周辺無線ゾーン、つまり800MHz 帯使用の周
辺無線ゾーンと1.5GHz 帯使用の周辺無線ゾーンの監視
チャネルを通知すると、移動局は、その各監視チャネル
を測定し、測定したものの内基地局の通知する条件を満
たすものを、基地局より通知されたゾーン数だけ、その
受信レベル順に報告する。従って、周波数帯が異なる
と、伝播特性の違いから優劣の差が生じるため、例えば
1.5GHz 帯で通話可能な受信レベルのものがあるにも係
わらず、伝播特性の良い周波数帯、例えば800MHz 帯
の監視チャネルばかりを移動局が報告することになり、
その周波数帯(800MHz )の通話チャネルが輻輳して
しまう恐れがある。
で、一基地局あたり複数の周波数帯を持つ環境下で移動
局が通信中にチャネル切替えを行う際に、一周波数帯の
無線ゾーン(通話チャネル)ばかりを選択してトラヒッ
クに偏りが生じるようなことがないように制御を行うゾ
ーン切替制御方法を提供することを目的とする。
局は周辺無線ゾーンの監視チャネルを通知する際に、異
周波数帯間にまたがる補正値をも通知し、移動局は測定
受信レベルを、その監視チャネルの異周波数帯間に応じ
て前記補正値で補正を行い、その後で受信レベル順に監
視チャネルをソートして基地局へ報告する。
る。基地局は通信中の移動局に対し、測定すべき周辺無
線ゾーンの監視チャネル(制御チャネル)を通知する。
その通知方法として、図1に示すように、先ず、従来ど
おり通信中の周波数帯の監視チャネル(監視チャネル
1)を通知し、この実施例では次に異なる周波数帯間に
またがる補正値を通知した後に通信中とは別の補正すべ
き周波数帯の監視チャネル(監視チャネル2)を通知す
る(ステップS1 )。移動局は、従来どおり通知された
監視チャネル1についてはその監視チャネルの受信レベ
ルを測定し、補正レベル以後に通知された監視チャネル
2については従来どおりその監視チャネルの受信レベル
を測定する(ステップS2 )。次にその測定受信レベル
を補正値により補正し、その値を受信レベル(ステップ
S3 )とする。その後移動局は、補正したものも含めた
受信レベルを基地局の通知した条件を満たすものの中で
レベル順にソートを行い(ステップS4 ),基地局から
報告するように通知された監視チャネルの数だけレベル
の高いものから順に報告する(ステップS5 )。
に、この発明を適用した場合を図2を参照して具体的に
説明する。いま、移動局15が無線ゾーン2に在圏して
いて、無線ゾーン4に移行しようとしていると仮定する
と、移動局15と通信中の無線ゾーン2の基地局9は移
動局15に無線ゾーン2の周辺無線ゾーン1,3,4,
5,1′〜5′の各監視チャネルN1,N3,N4,N
5,N1′〜N5′を通知して移動局に測定を行わせる
が、このとき通知する信号「周辺ゾーン通知信号」の通
知の仕方として、この例では図2Bに示すように先ず、
周波数帯Aの監視チャネルN1,N3,N4,N5を、
次に、補正値αを、最後に周波数帯Bの監視チャネルN
1′〜N5′を1つの信号として移動局に通知する。こ
の通知信号を受信した移動局15は、それぞれの監視チ
ャネルの受信レベルを測定し、その結果図3Aに示すよ
うに、無線ゾーン1の監視チャネルN1の受信レベルが
E1として測定され、以下各監視チャネルN3〜N5,
N1′〜N5′の受信レベルがそれぞれ図3Aに示すよ
うにE3〜E5,E1′〜E5′として測定されたと仮
定する。移動局15は周波数帯Bの監視チャネルN1′
〜N5′の受信レベルE1′〜E5′に補正値αをそれ
ぞれ加算して補正し、その補正結果の値ME1′〜ME
5′と、周波数帯Aの監視チャネルの受信レベルE1,
E3,E4,E5とをレベル順に図3Bに示すようにソ
ートする。その結果を図4に示すように、受信レベルの
高いものから順番にその監視チャネルと受信レベルとを
「報告信号」として基地局9に報告する。以上の操作に
より、移動局は移行先の無線ゾーンを正確に判定するこ
とが可能となる。
通話中に両周波数帯の監視チャネルを測定して周波数帯
Bの測定レベルを補正する例を示したが、もちろん周波
数帯Bで通話中に両周波数帯の監視チャネルを測定して
周波数帯Aの測定レベルを補正することも可能であり、
別の例として、移動局が通話中とは別の周波数帯のみを
測定し、補正させることも本発明を使用して実現するこ
とができる。
適用したが、周波数分割多重通信方式にも適用でき、こ
の場合は移動局に通話チャネルの送受信機の他に制御チ
ャネル(監視チャネル)の送受信機を設けて、基地局か
ら通知された周辺無線ゾーンの監視チャネルの受信レベ
ルを測定し、その結果を通知する。更に符号分割多重通
信方式にも同様にこの発明を適用できる。また上述では
使用周波数帯をA,Bの2つとしたが、この数に限られ
るものでない。
数周波数帯にまたがるチャネル切替えにおいて、移動局
に周波数帯間にまたがる監視チャネルの受信測定レベル
の補正を行わせ、回線選択時に周波数帯による偏りが生
じないようにすることができる。また、基地局が補正値
を通知する際に、値を操作することでトラヒックを制御
し、付加を分散させることが可能となり、実用上極めて
有用である。
無線ゾーン構成と監視チャネルを示す図、Bは無線ゾー
ン9に在圏する移動局15への周辺ゾーン通知信号の例
を示す図である。
ルおよび周波数帯Bの監視チャネルとその受信レベルと
これに対する補正値を加算した例を示す図、Bは補正後
にレベル順にソートした状態を示す図である。
地局へ報告する信号の例を示す図。
を示すブロック図。
を示す図。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の無線ゾーンでサービスエリアをカ
バーし、各無線ゾーンに基地局を設け、これら基地局は
制御チャネル、通信チャネルともに複数の周波数帯を合
わせて持ち、移動局は複数の周波数帯で通信が可能であ
り、基地局では移動局に、通信中の無線ゾーンの周辺の
無線ゾーンの監視チャネルを通知し、移動局は通知され
た周辺無線ゾーンの監視チャネルの電波受信レベルを測
定し、その測定レベル順に監視チャネルをソートし、随
時基地局に報告するディジタル移動通信方式において、 基地局は周辺無線ゾーンの監視チャネルを通知する際
に、異周波数帯間にまたがる補正値をも通知し、 移動局は測定レベルを、その監視チャネルの異周波数帯
間に応じて前記補正値で補正を行い、 その後で受信レベル順に監視チャネルをソートとして基
地局に報告することを特徴とする移動通信のゾーン切替
制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18406093A JP3114442B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 移動通信のゾーン切替制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18406093A JP3114442B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 移動通信のゾーン切替制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0738943A JPH0738943A (ja) | 1995-02-07 |
JP3114442B2 true JP3114442B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=16146678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18406093A Expired - Lifetime JP3114442B2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 移動通信のゾーン切替制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3114442B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6259915B1 (en) * | 1993-02-05 | 2001-07-10 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Multiple hyperband mobile and base stations |
FI112303B (fi) * | 1995-05-16 | 2003-11-14 | Nokia Corp | Usealla taajuuskaistalla toimiva matkapuhelinjärjestelmä |
JP3732389B2 (ja) * | 2000-06-16 | 2006-01-05 | 松下電器産業株式会社 | 無線通信システム、基地局装置、通信端末装置、及び無線通信方法 |
US6947748B2 (en) | 2000-12-15 | 2005-09-20 | Adaptix, Inc. | OFDMA with adaptive subcarrier-cluster configuration and selective loading |
ES2903414T3 (es) * | 2003-08-06 | 2022-04-01 | Optis Wireless Technology Llc | Aparato de comunicación inalámbrica y procedimiento de comunicación inalámbrica |
JP4861487B2 (ja) * | 2010-02-15 | 2012-01-25 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 移動局、無線基地局及び通信制御方法 |
-
1993
- 1993-07-26 JP JP18406093A patent/JP3114442B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0738943A (ja) | 1995-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100470374B1 (ko) | 다중초대역무선통신시스템 | |
US5606727A (en) | Method and apparatus for adaptive channel assignment in a mobile communication system | |
US5093924A (en) | Channel assigning method in a mobile communication system | |
US5345597A (en) | Call set-up in a radio communication system with dynamic channel allocation | |
KR100489861B1 (ko) | 상이한 등록 구역에 속하는 셀 간의 제어/파일럿 채널 재선택방법 및 시스템 | |
CA2216225C (en) | System, method and apparatus for soft handoff | |
JPH0822100B2 (ja) | 移動通信無線制御チャネル構成方式 | |
GB2322046A (en) | Soft handoff in system access state of CDMA | |
CN1214844A (zh) | 共存gsm和cdma无线通信网 | |
US20060160490A1 (en) | Reporting communication link information | |
US5257402A (en) | Method for effecting handoff in a multi-site communication system | |
JPH10503891A (ja) | セルラー無線システムにおける接続の質を改善する方法及びベースステーション | |
JP3114442B2 (ja) | 移動通信のゾーン切替制御方法 | |
EP1269774B1 (en) | Change of frequency range in a communications system | |
JPH08237729A (ja) | 移動通信システムの基地局における干渉状態監視方法 | |
JP3254649B2 (ja) | 移動通信の無線回線制御方法 | |
US6094579A (en) | System and method of mobile station presence verification in a multiple-hyperband cellular telecommunications network | |
CN101019443A (zh) | 无线区域网路无缝信道改变 | |
JP2818518B2 (ja) | Tdma方式移動体通信システムハンドオーバー制御方式 | |
JP2002159038A (ja) | 移動通信システム及びチャネル切替方法 | |
JP2980212B2 (ja) | 移動通信無線セル選択方式 | |
JPH0746646A (ja) | 周辺ゾーン監視チャネル通知方法 | |
CA2555598C (en) | Multiple hyperband radiocommunications system | |
AU751477B2 (en) | Multiple hyperbrand radiocommunications system | |
JPH08172660A (ja) | セルラー式移動通信システムにおける移動機呼出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080929 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080929 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929 Year of fee payment: 12 |