JP3114154U - 色紙等を簡単に出し入れできる額 - Google Patents

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Abstract

【課題】額に色紙を収めたり取り出したりする動作を、金具を緩めて裏板を外すというような手間をかけることなく、額前面から簡単に出来て、鑑賞するにも見苦しくない便利な仕組みの額の提供。
【解決手段】マットボード(3)に、色紙を通過させることが出来る程度の縦横幅で四隅部分は直角ではなく円弧形の窓抜きを施す。このマットボードは窓内に色紙を収めながらも円弧部分で四隅を支えることによって前方への落下を防止し、鑑賞に際しての装飾効果も備える。このマットボード(3)の背後に色紙の保持、出し入れの際に必要な空間を設ける。
【選択図】図4

Description

本考案は一般に寸法が定まっていて、自らの平面性を保つことが出来る厚み、強度を持った色紙等の平面美術作品を展示するに際して、額への着脱を簡単にし、手間なく作品を入れ替えて鑑賞を楽しむことが出来るようにするものである。
従来の一般的な色紙用額に色紙を収めるにはまず背面の裏板を外し、色紙の大きさよりも幾分小さく窓抜きを施されたマットボードに色紙をあてがい、再び裏板を取り付けることによってそれを固定する。これは額の前面に埃よけ等の目的でガラスや透明アクリル板を入れて使うのが一般的であることから額縁の構造上ほとんどの場合で採用される方式である。
額縁(フレーム)を用いない種類のものでは、パネルの前面に色紙を置き、その上に透明アクリル板を被せて四隅をネジ等の金具で止めることによって挟み込んで固定するものや、アクリル板を用いないものでは、パネルに色紙の四隅の位置に合わせて取り付けてある糸等に引っ掛けて固定するもの等が広く知られている。
書や日本画等の芸術分野において色紙や短冊等は古来より伝統的に使用されてきており、鑑賞物として親しまれている。この形態の芸術作品を複数所有し、季節の移行等の折に触れ額に入れ替えて鑑賞を楽しむことはよく行われていることであり、本考案はその際の操作を前述の従来方式よりさらに簡単に出来るようにするものである。
現在最も多く用いられているであろうと思われる額は前述のとおり作品の出し入れに際し裏板を外さなければならず、従って額が壁に吊るされていたならば下ろさなければならない。これらの動作を省略するために額の前面より作品を出し入れできるようにガラスあるいは透明アクリル板は用いない。このガラスあるいはアクリルは額内部を埃や湿気、紫外線等から保護しながらも視覚を妨げないという目的で用いられているのであるが、頻繁に作品を取り替えて楽しむ手軽さを第一義と考えれば必ずしも必要ではない。
図1に示すように額前面より色紙を差し入れることが出来るように、マットボード(3)には縦、横幅とも色紙よりもわずかに広い大きさの窓抜きを施すが、隅の部分は4ヵ所とも直角に切り抜くのではなく、色紙の隅に被さる部分を少し残すように円弧状にして、この部分で色紙の四隅を押さえて前方への落下を防ぐ。図3はマットボードの窓の四隅のうち向かって右下部の拡大図である。
色紙を額に入れる手順は図4に示すように、マットボード(3)の窓の左右上隅円弧のすぐ下、窓の横幅が最も広い部分から斜め上に向かって色紙上部を差し入れ、次いで色紙下部を額に向けて押し、マットボードの窓の左右下隅円弧を越えて内側にストンと落とし込む。図5はこの手順を側面から見たところである。また、色紙を取り外すには逆に色紙を上方に持ち上げておいて色紙下部より引き出すようにすればよい。
前述のとおり、本考案による額は直接前面より色紙の出し入れが可能であり、額を壁から下ろして裏板を取り外す必要もなく、色紙の四隅を糸に引っ掛ける方式と比べても片手で行うことが出来るほど簡単である。またマットボードの窓の隅部分を円弧形にすることによって、そこで色紙を支えながらもマットボードに隠れてしまう面積をごく少なくでき、視覚的にも柔らかい印象を鑑賞者に与える。
本考案の額縁内の構成は図6に示すように、前面よりマットボード(3)、支持ボードa(4)、支持ボードb(5)、裏板(6)の4点を重ねたものである。マットボード(3)は一般的なペーパーマットボードを用い、その役割は従来の額と同様、作品の周囲を飾り作品を引き立てることであるが、それと共に前述のように窓の隅部分で色紙を支える。支持ボードa(4)には色紙がちょうど収まる大きさに長方形をくり抜き、マットボード(3)の後側で色紙を下と左右から支える。支持ボードb(5)は色紙の背面を支える。裏板(6)はマットボード(3)、支持ボードa(4)、支持ボードb(5)を額縁内に固定する役割を持つ。
寸法が縦約272mm、横約242mmの色紙を入れる額を作る場合、マットボード(3)には、色紙を通すことが出来、なおかつ隙間が開き過ぎない程度の大きさの窓抜きを施せばよく、縦272mm、横243mm、隅部分の円弧は半径25mmの窓をくり抜く。表面に布を貼り、窓の切り口に巻き込めば装飾的効果を上げると共に強度を増すことにもなる。
支持ボードa(4)にはマットボード(3)と重ねた時に窓の下辺および左右の辺がピッタリと合うように窓抜きを施すが、上辺はマットボード(3)の窓よりも30mm上にする。これは色紙を差し入れるときに色紙の下辺がマットボードの窓の左右下の円弧(半径25mm)部分を越えることが出来る程度の余裕を持たせるためである。この支持ボードa(4)は色紙より少し厚い程度のボード類を利用する。これは色紙の着脱時に上下方向にずらす動作がきつくならずスムースにできるようにするためである。
支持ボードb(5)には支持ボードa(4)と重ねた時に窓の上辺、および左右の幅がピッタリと合うように窓抜きをするが、その下辺の位置は上辺より60mm下の位置とする。これはマットボード(3)、支持ボードa(4)と重ねた時にマットボードの窓の上辺より上下方向にそれぞれ30mmずつ、また奥行きにも余裕を持たせることで、色紙を斜めに差し入れる動作の障害とならないようにするためである。
以上の加工を施した後、前面よりマットボード(3)、支持ボードa(4)、支持ボードb(5)、裏板(6)の順に重ねて額縁内に収め、本考案の色紙額が完成する。
色紙額正面図 図1の線cで切断し、側面から見た断面図 マットボードの窓の右下部分の拡大図 色紙額への色紙の入れ方 図4の線dで切断し、側面から見た断面図 額縁内の構成物
符号の説明
1 額縁(フレーム)
2 色紙
3 マットボード
4 支持ボードa
5 支持ボードb
6 裏板

Claims (1)

  1. 展示しようとする作品の四隅のごく一部のみを被覆し、それ以外の全幅を露出させるような形の開口部をマットボードに持たせ、そこに作品を前面より差し入れ支持させ、また取り出す操作を簡単に行うことの出来る仕組みを持つ額。
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