JP3114109U - ラチェットレンチの改良構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 優れた作動ができ、全体の加工組み付けが容易であるラチェットレンチの改良構造を提供する。
【解決手段】 レンチ本体50は、一端に収容部51を有し、収容部51の内側壁に収容室52が設けられ、収容室52中に溝孔53が設けられている。回転部60は、収容部51中に設けられ、外側周縁リングにラチェット歯部61が設けられ、中央に多角形孔62が設けられている。制動ブロック70は、収容室52中に装着され、ラチェット歯部を有してラチェット歯部61と相互に噛み合い、側辺には溝孔72が設けられている。スプリング80は、圧縮スプリングであり、中段のボディ部81の両端は第一嵌合部82と第二嵌合部83である。第一嵌合部82は溝孔53中に嵌め入り、第二嵌合部83は溝孔72中に嵌め入り、回転部61と制動ブロック70との間に固定された作動弾力を維持させる。
【選択図】 図2

Description

本考案は、ラチェットレンチに関し、特に、ラチェットレンチのレンチ本体中に溝孔とスプリングが嵌め込まれている設計の新型改良構造に関する。
従来のラチェットレンチ1(図1に示す如く)は、主に、一つのレンチ本体10、一つのラチェットギヤ輪20、一つの制動ブロック30及び一つのスプリング40により組成され、該スプリング40は該制動ブロック30の一つの溝孔31及び該レンチ本体10の一つの溝孔11の間に於いて装着されている。該ラチェットギヤ輪20は、一方向に沿って回転するとき、該制動ブロック30の締め付けを受けて回転できず、該ラチェットギヤ輪20は単一方向に沿ってのみ回転することしかできない。しかしながら、従来の技術は、知られているように、ラチェットレンチ1で使用されているスプリング40は一般的に皆専用の生産機器により製作され、従って、その長さの規格は皆非常に安定している。また、該レンチ本体10の溝孔11は本体10の内側に位置しているため、製造加工が容易でなく、往々にして特殊な工具を用いて孔を開けることが必要とされ、従って、孔を開ける際の深さ及び孔径を同一に制御することは比較的難しく、従って、従来のラチェットレンチ1は製造組み立て時に於いて常に下記の幾項の問題が発生している。
1.該スプリングを装着する際に、もし該二つの溝孔11と溝孔31の深さが長すぎたら、該スプリング40は該制動ブロック30の弾性トルクを受けて影響されることはなく、レンチ1は操作時に於いて歯跳びを発生させやすく、使用できなくなることもある。
2.逆に、もし該二つの溝孔11と溝孔31の深さが短すぎたら、該スプリング40を装着する際、該スプリング40は制動ブロック30の作動の力を受けない状態の下、圧縮されて一つの縮んだ状態になり、これにより、該ラチェットレンチ1の回転締め付け度が大きくなりすぎ、トルクの精確度が失われる。
3.該二つの溝孔11と溝孔31を開き設ける際、往々にして加工組み付け時に品質不安定の現象を発生させやすく、また、該二つの溝孔11と溝孔31の深さが該スプリング40とお互いに合うか否かを常に注意していなければならないため、多くの不便と困惑をもたらしている。
本考案は、前述の欠点を解決することを旨とし、主要な目的は、一種のラチェットレンチの改良構造を提供することにあり、それは、ラチェットレンチに更に安定したトルク構造を持たせて更に優れた作動を可能にする。
本考案の次の一つの目的は、一種のラチェットレンチの改良構造を提供することにあり、それは、ラチェットレンチ全体の加工組み付けを容易にするものである。
従って、上述の目的を達成するため、本考案の提供するラチェットレンチの改良構造は、一つのレンチ本体を含み有し、一端に一つの収容部を有し、該収容部の内側壁には内に向かって凹んだ一つの収容室が設けられ、該収容室中の予め定められた位置に一つの予め定められた深さの溝孔が凹み設けられている。一つの回転部は、該レンチ本体の収容部中に於いて設けられ、外側周縁リングには一つの概ね鋸歯状を呈したラチェット歯部が設けられていて、それにより、該収容部中に於いて回転することができる。一つの制動ブロックは、該レンチ本体の収容室中に於いて装着されていて、一つのラチェット歯部を有して該回転部のラチェット歯部と相互に噛み合い、該回転部を単一方向に沿ってのみ回転させる。一つのスプリングは、該制動ブロック上に於いて装着されて該レンチ本体の収容室中に於いて収容され、該制動ブロックに一つの作動弾力を提供することができる。且つ該スプリングの中段ボディ部は該収容室中の溝孔の孔径よりも大きく、ボディ部の一端は一つの該溝孔の孔径よりも小さい嵌合部を有し、該スプリングが装着される際、ボディ部の一側は該制動ブロックに於いて当たり押さえられ、該嵌合部は該収容室の溝孔中に於いて嵌め入り、該回転部と該制動ブロックとの間に維持固定の作動弾力をもたらし、且つ該レンチ本体の溝孔の深さの影響を受けることなく、該ラチェットレンチは更に安定したトルクを備えることを達成し、ラチェットレンチの組み付けの位置決めと作動も更に優れたものとなる。
本考案の詳細な構造と効果を更に理解するため、以下に比較的優れた実施例並びに組み合わせた図を挙げて後に説明する。
図2は、本考案の比較的優れた一実施例の分解斜視図である。
図3は、本考案の比較的優れた一実施例の組み合せ状態の斜視図である。
図4は、図3を4−4線で切断した断面図である。
まず図2から図4に示すのは、本考案の一実施例によるラチェットレンチ90の改良構造であり、一つのレンチ本体50、一つの回転部60、一つの制動ブロック70及び一つのスプリング80を含み有して組成されている。
該レンチ本体50は、概ね一つの長い棒型を呈していて、一端に一つの収容部51を有し、該収容部51の内側壁には内に向かって凹んだ一つの収容室52が設けられ、該収容室52中の予め定められた位置に一つの予め定められた深さの溝孔53が開き設けられていて、同時に該レンチ本体50は更に一つの引っ掛けリング54と一つのリング蓋55とを有し、該レンチ本体50の収容部51にそれらの部品が装着された後、固定して組み合わされる。該レンチ本体50の組み立て構造は従来の技術であり、ここでは詳しく述べることは割愛する。
該回転部60は、概ね一つの円柱状を呈していて、該レンチ本体50の収容部51中に於いて設けられていて、外側周縁リングは一つの概ね鋸歯状を呈するラチェット歯部61を有している。該回転部60は該収容部51中に於いて回転し、同時に該回転部60は中央に於いて一つの貫き開けられた多角形孔62を有し、一つのボルト或いは一つのナットを締め付けることができる。
該制動ブロック70は、該レンチ本体50の収容室52中に於いて装着され、一つの概ね鋸歯状を呈したラチェット歯部71を有し、該回転部60のラチェット歯部61と相互に噛み合うことで、該回転部60は単一方向に沿ってのみ回転することができ、もし該回転部60が反対方向に沿って回転しようとする場合、該制動ブロック70のラチェット歯部71と該回転部60のラチェット歯部61との間に締め付け作用が生まれ、回転することはできない。該制動ブロック70上の予め定められた部位に於いては内に向かって一つの溝孔72が凹み設けられ、該スプリング80の一端を装着することに用いられる。
該スプリング80は、一つの圧縮スプリングであり、該制動ブロック70と該レンチ本体50の溝孔53との間に位置し、該スプリング80の中段ボディ部81の直径は該収容室52の溝孔53及び該制動ブロック70の溝孔72の孔径よりも大きく、ボディ部81の両端はそれぞれ該二つの溝孔53と溝孔72の孔径と比較して小さい一つの第一嵌合部82と一つの第二嵌合部83とを形成し、該スプリング80のボディ部81が該制動ブロック70と該レンチ本体50の収容室52との間に於いて当たり押さえられる時、該第一嵌合部82は該レンチ本体50の収容室52の溝孔53中に於いて嵌め入り、該第二嵌合部83は該制動ブロック70の溝孔72中に於いて嵌め入り、図4に示すようになっている。
上述の各部品を組み付けることにより、本実施例の該スプリング80は、装着する際、安定して位置を固定できるだけでなく、同時に更に該回転部60と該制動ブロック70との間に一つの固定された作動弾力を維持させることができ、従って、本実施例の設計は該スプリング80の軸向き長さに若干偏差があったり、該二つの溝孔53と溝孔72の深さの誤差にも影響を受けることがなく(図4に示す如く)、本実施例の最大の特徴となっている。
上述したところを総合すると、本実施例のラチェットレンチの改良構造は、従来の機構とスプリングとの間にもたらされる欠点を有効に解決でき、且つ全体の構造が簡単斬新且つ加工組み付けが容易であり、故に、本考案の実用性、進歩性及び新規性に疑うところは無く、新型特許の要件を満たしているものであり、貴審査委員に詳しく審査頂き、1日も早く実用新案を賜りたく存じる。
従来のラチェットレンチの断面図である。 本考案の一実施例によるラチェットレンチの改良構造を示す分解斜視図である。 本考案の一実施例によるラチェットレンチの改良構造の組み合せ状態を示す斜視図である。 図3を4−4線で切断した断面図である。
符号の説明
50 レンチ本体、51 収容部、52 収容室、53 溝孔、54 ひっかけリング、55 リング蓋、60 回転部、61 ラチェット歯部、62 多角形孔、70 制動ブロック、71 ラチェット歯部、72 溝孔、80 スプリング、81 ボディ部、82 第一嵌合部、83 第二嵌合部、90 ラチェットレンチ

Claims (1)

  1. ラチェットレンチの改良構造であって、
    レンチ本体は一端に収容部を有し、前記収容部の内側壁には内に向かって凹んだ収容室が設けられ、前記収容室中の予め定められた位置において予め定められた深さの溝孔が凹み設けられ、
    回転部は前記レンチ本体の収容部中に設けられ、外側周縁リングには概ね鋸歯状を呈したラチェット歯部が設けられ、中央には貫き開けられた多角形孔が設けられ、前記回転部はリング蓋及び引っ掛けリングにより前記レンチ本体の収容部中に設けられ、
    制動ブロックは前記レンチ本体の収容室中に装着され、鋸歯状を呈するラチェット歯部を有して前記回転部のラチェット歯部と相互に噛み合い、側辺には内に向かって凹んだ溝孔が設けられ、
    スプリングは圧縮スプリングであり、中段ボディ部の直径は前記収容室中の溝孔及び前記制動ブロックの溝孔の孔径よりも大きく、ボディ部の両端はそれぞれ前記二つの溝孔の孔径と比較して小さい第一嵌合部と第二嵌合部とを形成し、前記スプリングの第一嵌合部は前記レンチ本体の収容室の溝孔中に嵌め入り、前記第二嵌合部は前記制動ブロックの溝孔中に嵌め入り、前記回転部と前記制動ブロックとの間に固定された作動弾力を維持可能であり、前記レンチ本体の溝孔の深さの影響を受けることがないことを特徴とするラチェットレンチの改良構造。
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