JP3113849U - 射的銃 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ピストンロッド31の一端に固定され、銃身2のシリンダ21内に収容したピストン3をハンドル6で後退させることによりピストン作動用スプリング4を蓄圧させてシアー7で係止し、トリガー8の操作で係止を解除してピストンを押圧前進させ、先端口28に装填したコルク弾29を発射する射的銃であって、シアーはレバー71の一端に、ロッド31の他端に固定したストッパー部材5に形成した環状の係合凹部51と係合する係合爪部72を有し、銃身の摺動案内管22の下部側にレバーの中間部を揺動自在に支持させると共に爪部を管22内の後部側へ係入するようにバネ73で付勢して設けてある。トリガーはレバーの他端部と係合させて回動自在に支持させて設けられ、トリガーの引き操作でレバーを押動して爪部の凹部との係合を解除する。
【選択図】図2
Description
102はピストンロッドで、ロッド102の先端側にはシリンダ101a内に進退自在に収容したピストン(図示せず)が固定して設けてあると共にロッド102の後端部にはストッパー部材103が固定して設けてある。ロッド102は銃身101の中間部、即ち、案内管101b内の先端部にネジ104bで固定して設けた中間受け部材104を貫通させて銃身101内を軸方向ヘ移動自在に設けてある。
107はロッド102を介してピストンを後退操作するハンドルで、ハンドル107はストッパー部材103と一体形成した取付部材108に固定して突設され、案内管101bに軸方向に形成したガイド溝109に沿って移動自在に構成されている。
図8において、118は照星、119は照門、120は取付用ネジ管を示す。
そして、銃身101の先端口(シリンダ101aの先端口)にコルク弾(図示せず)を圧入して装填する。この状態でトリガー110を引くことにより、爪部115の係合は解除され、スプリング105のバネ圧でピストンを押圧前進させ、コルク弾を発射する。
しかるに、上述した構成の射的銃の銃身及び銃床の長さを短くすると次のような問題が生じる。即ち、従来例はトリガーとシアーが一体形成され、シアーがトリガーの前方側に位置する構成になっている。そのため、トリガーを操作しやすい位置に配置すると、ピストンのストロークが短くなり、ピストン作動用スプリングの蓄圧が十分に確保できなくなる。スプリングの蓄圧が弱くなると、コルク弾の発射力が弱くなってしまうことになる。
銃身2の中間部、即ち、この実施の形態では案内管22内の先端部に、後述するピストンロッド31を貫挿する孔を有する中間受け部材25がネジ26により固定して設けてある。また、案内管22の側面には後述するハンドル案内用のガイド溝27が長手方向に向けて開設してある。
また、ピストン3を後退した状態で銃身2の先端口28(シリンダ21の先端口)にコルク弾29(図2参照)を圧入して装填し、スプリング4の圧縮状態を解除することによりスプリング4のバネ圧でピストンを押圧前進してピストンとコルク弾29との間のシリンダ21内の空気を圧縮し、この空気圧によってコルク弾29を発射させるように構成してある。前記スプリング4は適当な強度のバネ圧を有するコイルスプリングで構成されている。
そして、前記バネ部73aをレバー71の略中央部の下方部側に位置させて配置し、一方のバネ片73bの先端部を支持部材74の下端に形成した支持部78に係合して支持させると共に他方のバネ片73cの先端部側をレバー71の下面に当接し、バネ作用により、レバー71の爪部72側に押圧力を付与するように設けてある。これにより、シアー7はバネ73により押圧され、爪部72の先端を孔76を通じて前記管22内に係入するように構成してある。図において、73dは他方のバネ片73cの略中央部を円形にカールして形成したサブバネ部、79は円形バネ部73a内の適当部に位置させ、支持部材74の両板75a,75b間に架橋して設けたネジ部材を示す(図3参照)。
なお、この実施の形態の前記バネ73はピンバネで構成した例を開示したが、このバネ73はピンバネに代えて板バネ等のバネを採用することも勿論可能である。
なお、この実施の形態では、シアー7の爪部72は、図6に最も詳細に示すように、爪部72の先端部におけるストッパー部材と対面する側の角部をアール面72aに形成されている。この構成を採用すると、爪部72の係合凹部51に対する係脱作用が一層円滑良好に行なえる。
そして、作動部82の図において後端側の上面をシアー7のレバー71の他端側の下面に当接し、作動部82の適当部をネジ83等で支持部材74の前記両板75a,75bに回動自在に支持させて設けてある。また、トリガー8は、作動部82の図において先端側の面を支持部材74の下端に形成した規制部84に接離自在に当接するように設けてある。これにより、トガリー8は作動部82が規制部84に当接した時点で、それ以上の図において逆時計方向への回動を規制されるようになっている。
上記構成により、トリガー8を引き操作すると、作動部82が時計方向に回動してシアー7のレバー71の他端側を押動し、前記爪部72を前記管22内から脱出させる方向へ回動して爪部72の先端部の前記凹部51との係合を解除するようになっている。
上記図において、91は照星、92は照門を示す。
3 ピストン
4 ピストン作動用スプリング
5 ストッパー部材
6 ハンドル
7 シアー
8 トリガー
21 シリンダ
22 摺動案内管
28 シリンダの先端口
29 コルク弾
31 ピストンロッド
51 環状の係合凹部
61 摺動部材
62 復帰用のスプリング
71 レバー
72 係合爪部
73 バネ
Claims (3)
- 銃身の前半部側で形成されたシリンダ内に進退自在に設けたピストンと、
前記ピストンに作用させて前記シリンダ内に設け、ピストンを後退させたときに蓄圧されるピストン作動用スプリングと、
環状の係合凹部を有し、一端側に前記ピストンを固定したピストンロッドの他端部に固定して設けたストッパー部材と、
前記ロッドを介してピストンを後退操作するハンドルと、
銃身の後半部側で形成された摺動案内管に位置させて設けられ、ピストンを所定位置まで後退させたときにピストンを係止させるシアーと、
前記シアーを操作するトリガーとを備え、
前記トリガーを操作することによりピストンの前記係止を解除して前記スプリングのバネ圧でピストンを押圧前進させ、前記シリンダの先端口に圧入して装填したコルク弾を発射させる射的銃であって、
前記シアーは、所定長さのレバーと、このレバーの一端に形成され、前記凹部に係脱自在に係合する係合爪部を有し、前記爪部の先端部を前記案内管内の所定部へ係入・脱出させるように、前記レバーの中間部を揺動自在に支持させると共にバネで前記爪部の先端部を前記管内へ係入させるように付勢せしめて設けてあり、
前記トリガーは、前記レバーの他端部と係合させて回動自在に支持させて設けてあり、
前記トリガーを引き操作することにより、前記レバーの他端部側を押動して前記爪部を前記管内から脱出させるように構成したことを特徴とする、
射的銃。 - 請求項1に記載の射的銃において、前記ハンドルは前記ロッドに軸方向へ移動自在に軸装した摺動部材に固設されていると共に前記ストッパー部材と前記摺動部材との間に復帰用のスプリングが介装して設けてあることを特徴とする、射的銃。
- シアーの係合爪部は、ストッパー部材と対面する側の面部をアール面に形成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の射的銃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005004597U JP3113849U (ja) | 2005-06-20 | 2005-06-20 | 射的銃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005004597U JP3113849U (ja) | 2005-06-20 | 2005-06-20 | 射的銃 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3113849U true JP3113849U (ja) | 2005-09-22 |
Family
ID=43276192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005004597U Expired - Lifetime JP3113849U (ja) | 2005-06-20 | 2005-06-20 | 射的銃 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3113849U (ja) |
-
2005
- 2005-06-20 JP JP2005004597U patent/JP3113849U/ja not_active Expired - Lifetime
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