JP3113475U - ゆで卵切り器 - Google Patents

Abstract

【課題】本考案は、ゆで卵の切り口が美的な波形花弁状となり、オードブルや弁当の盛り付けに最適であり、より豊かな食生活を提供するものである。
【解決手段】本考案は卵スタンド本体２にセットした切断キャップ４と突き刺し棒５の併用により、ゆで卵が簡単かつ美的な波形花弁状に切断でき、食生活に潤いを与えることに役立つ。
【選択図】 図１

Description

本考案は、ゆで卵の切り口を波形花弁状に切断するものである。

従来から、ゆで卵を花弁状に二等分するものは存在しているが、それは卵のほぼ中央で二等分することと、切り口の花弁状の形が波形でなく、しかも切り口の形が一定しているゆで卵切り器である。（特許文献１参照）

実公昭６１−６３３９号公報

本考案は、卵の大、小また二等分以外の割合にも対応でき、切り口の花弁の形も変化をもたせることが可能となり、前述の欠点を解決しようとするものである。

本考案は、従来のようにゆで卵の外部からカッター等で切断する方法ではなく、ゆで卵に切断糸のついた突き刺し棒を通し、ゆで卵の中央部から突き刺し棒にそって外部に出た切断糸を、切断キャップ切り口にそって移動することにより、切り口の花弁形に変化をもたせるとともに、切断キャップの交換により卵の大きさにも対応でき、かつ切断場所を変えることも可能となる。

上記のように、本考案のゆで卵切り器は、卵の大きさ、切り口の変化にも対応でき、かつゆで卵を縦切りにすることもできる。

卵スタンド本体にゆで卵をセットして、突き刺し棒をゆで卵に差し込み固定させ、突き刺し棒についている切断糸を、切断キャップにそって移動することにより、ゆで卵を花弁状に切断することとなる。

以下、添付図面に従って、一実施例を説明する。
１のゆで卵を２の卵スタンド本体にセット、突き刺し棒５をゆで卵に差し込み固定させ、ゆで卵中央部から出ている切断糸６を、４の切断キャップ切り口にそって移動することにより、切り口を波形花弁状にする。

切断キャップを１０または１１に交換することにより、卵の切断場所を変更したり、波形花弁状の大きさを変更することが可能である。

卵受け底の活用により、卵受け底１３はゆで卵を縦六等分くし形に切断でき、卵受け底を１４に交換することにより、ゆで卵を縦にスライスすることが可能である。

本考案のゆで卵切り器の実施例を示す正面断面図である。 切断キャップを交換した時の正面断面図である。 切断キャップの平面図である。 切断キャップの断面図である。 切り口の違う切断キャップの平面図である。 切断キャップの断面図である。 波形花弁状の突き刺し棒平面図 縦六等分くし形卵受け底の平面図 縦スライス状卵受け底の平面図

符号の説明

１ ゆで卵
２ 卵スタンド本体
３ 卵受け底
４ 切断キャップ
５ 突き刺し棒
６ 切断糸
７ 糸止め
８ 保護キャップ
９ 安定キャップ
１０ 切断キャップ
１１ 切断キャップ
１２ 縦切り金属糸
１３ 縦六等分くし形卵受け底
１４ 縦スライス状卵受け底

Claims (3)

1. 卵スタンド本体にゆで卵をセットして、切断糸のついた突き刺し棒をゆで卵に差し込むことによりゆで卵を固定し、卵の中央部から出た切断糸を切断キャップの切り口にそって移動させることにより、ゆで卵の切り口を波形花弁状に切断できるところを特徴とするゆで卵切り器。
2. 卵スタンド本体にセットする切断キャップの厚さと、切断キャップ切り口の大きさに変化をつけることにより、卵の切断場所を変えるとともに、切り口の波形花弁状の大きさも変えるところを特徴とするゆで卵切り器。
3. 卵受け底の活用により、ゆで卵を縦六等分のくし形に切断するとともに、縦スライス状にも切断できることを特徴とするゆで卵切り器。
   

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