JP3113035B2 - ディジタルイメージデータをコード化するための方法及び装置 - Google Patents

ディジタルイメージデータをコード化するための方法及び装置

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JP3113035B2
JP3113035B2 JP04021339A JP2133992A JP3113035B2 JP 3113035 B2 JP3113035 B2 JP 3113035B2 JP 04021339 A JP04021339 A JP 04021339A JP 2133992 A JP2133992 A JP 2133992A JP 3113035 B2 JP3113035 B2 JP 3113035B2
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アブラハム・モーレナール
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オセーテクノロジーズ・ベー・ヴェー
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  • Image Processing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の特性を共有する
1ブロック内の一連の連続データ群を、連続部分内のデ
ータ群の数を含むコードによって置き換えることを含
む、内容として画像の画素の値を有する連続のデータブ
ロック群を含むディジタルイメージデータをコード化す
るための方法に関する。更に本発明は上記方法に従って
ディジタルイメージデータをコード化するための装置に
も関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルイメージデータは物理的画像
のディジタル表示を形成するものであり、即ち画素の行
列の直交ラスタに従って画像を電子光学的に走査し、測
定された各画素の光学密度を、とり得る2つの値の一方
(黒または白)またはとり得る幾つかの値の1つ(グレ
ー濃淡)を有し得るディジタル値に変換することにより
生成される。
【0003】通常、ディジタルデータはビットまたはバ
イト群の形態を有し、メモリ内にブロックで格納され
る。1つのこのようなブロックは、画像の1行または1
ラインの画素に対応し得る。
【0004】上記種類の方法は、IBM Techni
cal Disclosure Bulletin,V
ol.31,No5(1988年10月)から公知であ
る。この公知の方法に従えば、1ライン内の同一の値を
有する一連のデータ群(1データ群は画素のグレー値を
有するバイトである)は、(a)連続部分内のデータ群
の数、及び(b)かかるデータ群の内容を含むコードに
よってコード化される。このコード化は一般に“ランレ
ングスコード化(run length codin
g)”と称される。ランレングスコード化は、例えば米
国特許第4 748 512号から明らかなように、2
進画素値を含むデータ群に適用されることも頻繁にあ
る。
【0005】1ベージのテキストにおけるように、画素
行が多数の一連の同一の値を含む場合には、このコード
化は画像データを著しく圧縮する結果となり得、このこ
とはメモリ内のその格納及び例えばネットワーク上での
伝送に係わる重要な特性である。
【0006】しかしながら、列方向にも同一の値を有す
る多数の一連の画素があり、これらをより拡張的なコー
ド化に使用することができれば、イメージデータのより
いっそうの圧縮をもたらす。
【0007】本発明の方法は、公知の方法を改善するこ
とを目的とし、各データ群の内容を先行ブロック内の同
じ位置にあるデータ群の内容と比較し、この比較に基づ
く差信号を発信し、その差信号が近似によれば連続部分
内の位置の線形関数である一連の連続データ群を前述の
コードによって置き換えることにより、上記目的を達成
する。
【0008】前出の米国特許も縦方向反復コードを使用
しているが、極めて限定的な程度、即ち先行のものと全
く同一である画素行を反復コードによって置き換えるこ
とによるにすぎない。2つの連続する行が完全に同一で
あることは比較的起こりにくいが故に、それほど効果の
ないコード化方法である。
【0009】画像内の均一なグレー表面をスキャナによ
って検出する場合、スキャナにおけるノイズ及び偏差に
起因し、測定された画素値には少量の変動がある。対応
するデータ群の完全な同値(equality)が要求
されるならば、かかる少量の変動はコード化可能性を制
限する。しかしながら、グレー値における微小な変動に
よって全画像が眼に見えるほど変化することはあまりな
く、従ってグレー値画素の場合には、画像値の微量調整
によって一連の連続データ群をコード化可能にする選択
がなされている。従って本発明の方法は、絶対的な同値
ではなくて“近似による”同値を提供する。結果とし
て、実際に、コード化によってずっと高度な圧縮がもた
らされる。
【0010】最後に、本発明に従うコード化は、同値基
準を公知の方法から、コードされた連続部分内のデータ
群の内容がその連続部分内の位置の線形関数であるとい
う必要条件に拡張することにより、より有効にされる。
この必要条件は以下の基準を含む:−対応するデータ群
間の差が(近似によれば線形に)増加または減少する;
これは、例えば対角線方向において変化するグレー値に
起こり得る、−対応するデータ群が常に(近似によれ
ば)等しい量だけ異なる;これは、縦方向において変化
するグレー値に起こり得る。特定のケースにおいてはこ
の差はゼロに等しい。このケースは、全くの同値が要求
される2進画素値にも適用される。このようなケースに
おいてはデータ群は、1つまたは多数の(例えば8つ
の)画素値を含み得る。
【0011】このコード化は極めて有効である。両基準
に対するデータ処理動作は特許請求の範囲及び説明に記
載する。
【0012】線形関数による一連の画素値の近似自体は
公知であり、例えばIBM Technical Di
sclosure Bulletin,Vol.30,
No.12(1988年5月)に記載されていることに
も留意されたい。しかしながら、コード化の効果を高め
るために先行ライン内の画素値を使用することは、これ
からは導出され得ない。
【0013】本発明の方法の1つの実施例においては、
先行ブロックを参照する上記コード化は、1つのブロッ
ク内のランレングスコード化と組み合わせられる。この
実施例は、コード化されるべきブロック内の開始位置か
ら開始して常にそのブロック内の次の位置に対して、そ
の位置にあるデータブロックの内容と先行ブロック内の
同じ位置にあるデータ群の内容との差が決定され、この
ように決定された差の変化が、開始位置から全ての位置
において、近似によれば連続部分内の位置の線形関数で
あるかどうかがチェックされ、このようにして見つけら
れた最長連続部分に対する置き換えコードが決定され、
コード化されるべきブロック内の同じ開始位置から開始
し常にブロック内の次の位置に対して、データ群の内容
の変化が、開始位置から全ての位置において、近似によ
れば連続部分内の位置の線形関数であるかどうかがチェ
ックされ、このようにして見つけられた最長連続部分に
対する置き換えコードが決定され、最も有効なコードを
与える前記最長連続部分の一方が選択され、関連の置き
換えコードによって置き換えられることを特徴とする。
【0014】本発明のコード化方法は常に、コード化さ
れるべきブロックに先行するブロック内のデータ群に頼
っているため、デコーディングでも常に先行ブロックを
使用せねばならない。しかしながらデコーディングにお
いては、この先行ブロックは、そのブロックに対するコ
ードのデコーディングの結果である。もしこの結果が元
のブロックと全く同一ではないならば、しかも上記のご
とき近似コード化には明らかに当てはまるのであるが、
デコーディングされたブロックは誤差を含み、連続ブロ
ックにおいて累積されるデコーディング誤差に起因して
偏差はより増大し得る。本発明の方法においてはこの問
題は、1連続部分のコード化の後に、その連続部分のデ
ータ群の元の内容が、その連続部分のデータ群のコード
化及びそれに続くデコーディングの結果に対応する内容
で置き換えられることによって解決される。
【0015】このようにして、デコーディング誤差は、
1ブロック内のコードにおける不正確さより大きくなる
ことはない。
【0016】更に本発明は、各データ群の内容を先行ブ
ロック内の同じ位置にあるデータ群の内容と比較し、且
つこの比較に基づく差信号を発信するための手段と、前
記差信号が近似によれば連続部分内の位置の線形関数で
ある一連の連続データ群を見つけるため、及びかかる連
続部分をコード化のために指示するための手段とを特徴
とする、本発明の方法を実施するための装置にも関す
る。かかる環境において線形関数は、選択された方法の
形態に従って、勾配線形関数、または、値ゼロを有し得
る定値関数とすることができる。
【0017】本発明は更に、先行ブロックを参照するコ
ード化と1ブロック内のランレングスコード化との上記
組合せを実施する装置にも関する。
【0018】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明を説明す
る。
【0019】以下の本発明の説明においては常に、コー
ド化されるべきデータは、画像の画素に対応しており且
つかかる画素のように、連続ラインに構成されているバ
イト形態でメモリ内に供給または格納されると仮定す
る。バイトは、2進値画素の場合には8つの隣り合った
画素の値に対応し、また多値画素(即ちグレー値を含む
画素)の場合には1つの画素値に対応する8つのビット
を含む。
【0020】コード化のためには、各ラインにおいて、
単一コードによって記述され得る一連のバイトが検索さ
れる。このためには3種類のコード化方法、即ち(1ラ
イン内の一連の同一のバイトを結合する)ランレングス
コード化、(先行ライン内の同じ箇所に位置するバイト
を参照する)一致コード化、及び(コード化されるべき
バイトをコード内に受け入れる)複写コード化が使用可
能である。
【0021】これに関連する一連のバイトは、−連続部
分内のバイトの数、−コード化の方法、及び−デコーデ
ィングに更に必要とされるデータを示す2つ以上のバイ
トからなる単一コードによってコード化される。
【0022】バイト数及びコード化方法は第1のコード
バイト内に、このバイトがとり得る値を各々がコード化
方法に対応する3つのインターバルに分割し、値が関連
インターバル内にくるようにバイトの数を固定量だけ増
大することにより組み合わされる。8ビットで表わされ
得る256の値は、例えばそれぞれが複写コード化、ラ
ンレングスコード化及び一致コード化に対応するインタ
ーバル1〜100、101〜200及び201〜256
に分割される。次いでバイト数を、例えば適用可能なイ
ンターバルから1を引いた最低値だけ増加させる。以降
この量をそれぞれ“OFF(CP)”、“OFF(R
L)”及びOFF(CO)と表記する。ランレングスに
関してコードされる22バイトの連続部分に対する第1
のコードバイトは、OFF(RL)はこの実施例におい
ては100に等しいので、値122を含む。
【0023】デコーディングに更に必要とされるデータ
はコード化方法と共に変わり、その説明のなかで詳細に
検討する。
【0024】図1は、本発明の方法の全体的な形態の流
れ図である。この図は、Lバイト×Hラインによって形
成されているデータファイルにおいて記述されている画
像に基づいている。各場合でkは、コードされるべきラ
インの番号を表わし、jはそのライン内のコード化され
るべきバイトの番号を表わす。各時点で、その時点で判
っているコード化可能な一連のバイトの長さを含む3つ
の連続部分カウンタRL、CO及びCPが使用される。
RLはランレングス連続部分の長さを含み、COは一致
連続部分の長さを含み、CPは、複写コード化に対して
形成された連続部分の長さを含む。
【0025】手順(プロシージャ)の開始時には、まず
カウンタCPがゼロにセットされ(101)、kに、バ
イトのラインの合計数の値Hが与えられる(102)。
次いで全てのバイトラインがループ動作によって処理さ
れる。
【0026】新たなバイトライン(103)のコード化
が開始されるときには常に、画像の終わりに達したかど
うかがテストされ(104)、その場合にはコード化は
終了される。そうでなければjに初期値Lが与えられ
(105)、jを1つずつ連続的に減らすことにより
(106)、ライン内の全てのバイトが連続して処理さ
れる。1ラインのコード化の間、ラインの終わりに達し
たかどうかをチェックするテストが常に行われ(10
7)、もしそうであるならば、複写コード化によるコー
ド化のために保存されていた全てのバイトがコード化さ
れ且つコード化イメージ用ファイル内に書き込まれ(1
08)、その後、新たなラインが開始される(10
3)。
【0027】新たなラインの開始時には、最初のバイト
が、ランレングスコード化によってコード化され得る連
続部分の一部分を形成するかどうかがチェックされ、そ
うであるならば、この連続部分が幾つのバイトを含むか
がチェックされる(109)。次いで、最初のバイト
が、一致コード化でコード化され得る連続部分の一部分
を形成するかどうかがチェックされ、もしそうであるな
らば、その連続部分が幾つのバイトを含むかがチェック
される(110)。これらのチェックの間の手順は、2
進値画素のケースに関する図2及び図3と、多値画素の
ケースに関する図6及び図7を参照して後述する。
【0028】かなり短い連続部分がランレングスまたは
一致コード化を用いてコード化されるのを避けるため、
判明した連続部分の長さは最小値(以降、それぞれラン
レングス及び一致コード化に対してMIN(RL)及び
MIN(CO)と表記する)と比較される(111,1
12)。これは、特に多数の極めて短い連続部分が次か
ら次へと続くときには、極めて短い連続部分を複写コー
ド化するほうが、他の2つのコード化方法よりも少ない
バイトしか必要としないからであり、その場合にはこれ
らの連続部分は複写コードに組込まれ得る。ランレング
ス及び一致コード化のコード自体の長さが異なるが故
に、これらのコード化に対する最小値は異なることに留
意されたい。
【0029】少なくとも1つの連続部分がこの最小値条
件を満足するならば、まず複写コード化を用いてコード
化するために保存されていた全てのバイトがコード化さ
れ、コード化イメージ用ファイル内に書込まれる(11
3)。最も有効なコード化方法(ランレングスまたは一
致)が決定され、その後バイトがコードされ、コード化
イメージ用ファイルに書込まれる(114)。
【0030】連続部分がそれらの長さ基準のいずれをも
満足しない場合には、最初のバイトに対して複写コード
化が選択される。次のバイトも複写コード化されねばな
らないかどうかはまだ判っていないので、最初のバイト
はまだコード化も書込みもされてないで保存される(こ
れはカウンタCPを1だけ増加することにより行われる
(115))。ランレングスまたは一致コード化によっ
てコード化され得る連続部分が見つかったときかまたは
ラインの終わりに達したときにのみ、保存されていたバ
イトは複写コード化を用いてコード化され、コード化イ
メージ用ファイル内に書き込まれる。
【0031】次いで現在のラインのまだコード化されて
いない最初のバイトから開始して、上記手順全体が繰り
返される(106)。
【0032】図2は、各バイトが8画素の値を有する2
進値画素の場合に、ランレングスコード化によってコー
ド化され得る連続部分を検索するための手順の流れ図で
ある。この手順は、図1のブロック109の中身を形成
している。
【0033】この手順は、処理されるべきバイトを連続
的に指示するためにカウンタ“pointer”を使用
する。手順は、“pointer”を最初の未コード化
バイトの位置に初期化することから始まる(201)。
次いで連続部分カウンタRLが1にセットされる(20
2)。あとに続くバイトがループ動作において連続的に
処理される。ループ動作は、1つのコードにコード化さ
れるべきバイトの最大数に既に達したかどうかのチェッ
ク(203)及びラインの終わりに達したかどうかのチ
ェック(204)から始まる。そうであるならば、テス
トは終了され、図1の方法の主線に戻される。そうでな
ければ、次のバイト(205)の値が開始位置にあるバ
イトの値と比較される(206)。これらの値が同一で
あるならば、カウンタRLは1だけ増加され(20
7)、そうして次のバイトがチェックされる。もし値が
同一でないならば、テストは終了され、図1の主線に戻
される。従って、RLは常に、ランレングスコード化を
用いてコード化されることが判明したバイトの数を含ん
でいる。
【0034】図3は、またもや2進値画素における、一
致コード化を用いてコード化され得る連続部分を検索す
るための手順の流れ図である。この手順は、図1のブロ
ック110の中身を形成している。
【0035】この手順は、処理されるべきバイトを連続
的に指示するためのカウンタ“pointer”を使用
する。
【0036】手順は、連続部分カウンタCOを値ゼロに
初期化する(301)ことから始まり、次いでバイトを
比較するための先行ラインがあるかどうかがテストされ
る(302)。もしないならば(即ち、テスト中のライ
ンがファイルの最初のラインである)、手順は開始され
ず、図1の方法の主線に戻される。もしあるならば“p
ointer”は最初の未コード化バイトの位置に初期
化される(303)。
【0037】次いで、あとに続くバイトがループ動作に
おいて連続的に処理される。ループ動作は、1つのコー
ドにコード化されるべきバイトの最大数に既に達したか
についてのテスト(304)、及びラインの終わりに到
達したかどうかについてのテスト(305)で開始す
る。そうであるならばチェックは終了され、図1の方法
の主線に戻される。
【0038】そうでないならば、次のバイトの値(30
6)が先行ラインの同じ位置にあるバイトの値と比較さ
れる(307)。これらの値が同一であるならばカウン
タCOが1だけ増加され(308)、次のバイトがチェ
ックされ得る。もし値が同一でないならば、テストは終
了され、図1の方法の主線に戻される。従って、COは
常に、一致コード化を用いてコード化されることが判明
したバイトの数を含んでいる。
【0039】図4は、またもや2進値画素の場合におけ
る、ランレングスまたは一致コードを選択及びコンパイ
ルし、このコードをコード化イメージ用ファイルに書込
むための手順の流れ図である。図1のブロック114の
中身を形成するこの手順は、十分な長さの少なくとも1
つのコード化可能な連続部分が見つかったことが確定し
た後に実行される。
【0040】まず、どちらのコード化方法が最も有効で
あるか、即ち元のバイトの数に関連して最少のコードバ
イトを与えるかについてチェックがなされる。この実施
例においてはこれは、最も多数のバイトがコード化され
得るコード化方法として実施され、従って種々のコード
自体の長さは無視される。しかしながらこの種の拡張は
明らかである。RL及びCOの値が前記選択のために比
較される(401)。更に、選択されたコード化方法の
連続部分がその最小長さ条件を満足するかどうかについ
てテストが行われる(402,403)。そうでないな
らば、他のコード化方法が最終的に選択される。
【0041】ランレングスコード化が選択された場合、
コードは、各々が1バイトを定義する2つのサブコード
からコンパイルされる。第1のサブコード“code
(A)RL”は、連続部分のバイト数から(このコード
化方法に対して使用可能な値インターバルを最大限に利
用するために)最小値MIN(RL)を引き、更にコー
ドがランレングスコード化のインターバル内にくるよう
に前述の定数OFF(RL)を加えた値を含んでいる。
第2のサブコード“code(B)RL”は、コード化
される連続部分内のバイトの値を含んでいる(40
5)。次いでコンパイルされたコードはコード化イメー
ジ用ファイルに加えられる(406)。ポインタjがコ
ード化された最後のバイトにセットされた後(40
7)、再び図1の方法の主線に戻される。
【0042】デコーディングにおいては、第1のバイト
から得られる回数だけ第2のバイトを繰り返すことによ
り連続部分が再構成される。
【0043】一致コード化が選択された場合には、コー
ドはバイト“codeCO”によって形成される。“c
odeCO”は、連続部分のバイト数から最小値MIN
(CO)を引き、更にコードが一致コード化のインター
バル内にくるように前述の定数OFF(CO)を加えた
値を含む(405)。次いでこのコードはコード化イメ
ージ用ファイルに加えられる(409)。ポインタjが
コード化された最後のバイトにセットされた後(41
0)、図1の方法の主線に戻される。
【0044】デコーディングにおいては、先行ラインか
ら対応するバイトを、コードバイトから得られる数だけ
受け取ることにより、連続部分が再構成される。
【0045】図5は、複写コードをコンパイルし且つこ
のコードをコード化イメージ用ファイル内に書込むため
の手順の流れ図である。この手順は、図1のブロック1
08及び113の中身を形成している。
【0046】このようにしてコード化されるべきバイト
が収集される方法のため、コード化されるべきバイトが
ないのにこの手順が呼び出されることがあり得る。従っ
て手順はこのためのテストから始まる(501)。もし
コード化されるべきバイトが本当にないならば、即座に
図1の方法の主線に戻される。
【0047】保存されているバイトの数が、複写コード
において再生されるべき最大数MAX(CP)より大き
いならば(テスト502)、保存されているバイトはま
ず、保存バイト数が最大値以下になるまで最大サイズの
ブロックにおいてコード化され、コード化イメージ用フ
ァイルに加えられる。即ちコード化されるべきバイトの
数がMAX(CP)より大きいならば、MAX(CP)
バイトのブロックがコード化される。
【0048】複写コードは、その第1のバイト“cod
e(A)CP”が1バイトを占める2つのサブコードか
らコンパイルされる。この第1のサブコードは、連続部
分のバイト数から、(この実施例においては値1を有す
る)最小数MIN(CP)を引き、更にコードが複写コ
ード化インターバル内にあるように且つこの実施例にお
いては値0を有する前述のごとき定数OFF(CP)を
加えた値を含んでいる。
【0049】第2のサブコード“code(B)CP”
は、コード化される連続部分内の全てのバイトの値を含
んでおり、従ってその数に等しい長さMAX(CP)を
有する(504)。コードのコンパイル後、コードはコ
ード化イメージ用ファイルに書き込まれ(505)、複
写コード化を用いてコー化されるべきバイト数を含むカ
ウンタは値MAX(CP)だけ減少される(506)。
次いで手順は、コード化されるべき残りのバイトについ
て繰り返される。
【0050】コード化されるべきバイトの数CPが最大
数MAX(CP)より小さい場合には、より少数のバイ
トについて同様の手順が実施され(507,508,5
09)、カウンタCPがゼロにセットされた(510)
後に、図1の方法の主線に戻される。
【0051】デコーディングにおいては、第1のコード
バイトに続くバイトを再生することにより連続部分が再
構成される。その数は第1のコードバイトに従う。
【0052】上記方法は、2進値画素を有するイメージ
をコード化するのに極めて適している。というのは、画
素がただ2つの値を有し得る場合には、2つの画素が同
じ値を有する機会は比較的多いからである。該方法は更
に基本的には、多値画素(グレー値を有する画素)をコ
ード化するのにも使用可能である。以降、1画素の値が
1バイト(8ビット)によって再生される通常の実施方
法を基にする。かかるバイトは、画像内の画素の物理的
構成に対応するラインに構成されていると仮定する。
【0053】前記のごとく使用されるような画素値の同
値の基準が任意にとられるならば、方法はそれほど有効
ではない。1画素当たり1バイトの上記ケースにおいて
は、256のグレー値が考えられ、従って、2つの画素
が全く同じ値を有する可能性はわずかしかない。均一の
グレー表面においても、例えばノイズに起因して画素値
に微小の差が容易に生じ得る。従って、バイトの同値に
基づくコード化は実際にはわずかの圧縮しかもたらさな
いであろう。
【0054】印刷物においてグレー値の極めて僅かな差
は見えるにしてもほんの少しであることが判明したため
(人の眼は、グレー値の微小な飛び越しよりも著しい飛
び越しにはるかに高い感度を示す)、完全な同値は必要
ではなく、所定の限度内の同値を要求すれば十分であ
る。こうすると、ランレングスコード化の場合には、完
全な同値ではなくて所定の限度内の同値を要求する幾何
関数によって一連の連続画素の値をコード化することが
可能となる。
【0055】他方で、多値画素の場合には、現在のライ
ン内と先行のライン内との対応する画素の値の差のコー
ド化の形態で一致コード化の概念を実施することが可能
である。こうすると、グレー値に対する一致コード化は
前記差のランレングスコード化に変化する。
【0056】本発明は、線形関数を用いて(各々がバイ
トによって表された)連続画素値に対する近似を与え
る。その2つの変形例を以下に説明する。第1の変形例
においては、線形関数の方向を近似されるべき値に適合
することができ、一方で第2の変形例においては、線形
関数は定値関数である。両変形例は、1ライン内の画素
値のランレングス、及び現在のライン及び先行ラインに
おける対応するバイト間の差のランレングス(一般一致
コード化)の両方をコード化するために使用することが
できるが、下記の実施例においては、各々は2つのうち
の一方において使用される。
【0057】最初のバイトから開始して2つの変形例
は、近似がうまくいったならば次のバイトが位置せねば
ならない許容インターバル、及び近似インターバルを形
成する。許容インターバルは、処理するバイト数が多く
なると共に、所定の幅“err”まで収束し、常に、処
理された全てのバイトが含まれるように設定される。同
時に近似インターバルは同じ幅“err”まで発散し、
最終的には許容インターバルと同じ位置を取得する。
【0058】第1の変形例においては、コード化される
べき最初の2つのバイトを通る線形関数を置くことによ
って、まず方向が決定されるが、次のバイトがもはや許
容インターバル内に位置しないことが判ると直ちに、新
たな方向で近似が繰り返される。この新たな方向は、も
はや許容インターバル内に位置しないバイトの値と、も
はや許容インターバル内に位置しないバイトの開始バイ
トからのバイト数によって除算された許容インターバル
の最寄りの境界との差を用いて旧方向を補正することに
より見つけられる。この方向変更によって、既に処理さ
れたバイトのいずれもが許容インターバルの外に出ない
ならば、最後のバイトも許容インターバル内に位置して
いるが故に、この新たな方向によって近似可能なバイト
の数は1だけ増加される。そうでなければ、近似可能な
バイトの数はより小さくなり、従って新たな近似は先行
のものよりうまくいかない。その場合、先行の近似がコ
ード化のために使用される。
【0059】判明した方向を有し且つ最後の近似バイト
の近似インターバルの中心を通る線形関数を近似として
選択する。
【0060】図9は、第1の変形例の効果の例を示す。
連続番号1〜7で表された多数の連続画素に対して、値
をxによってグラフで表してある。最大及び最小限界値
は常に、それぞれ小さな円及び小さな正方形によって示
されている。これらは、その画素から画素への変化が実
線で引かれている近似インターバルを規定している。一
方では最大限界値から所定の限界誤差を減算したもの、
他方では最小限界値に同じ限界誤差を加算したものによ
って定義される許容インターバルは、2つの横線によっ
て規定されている。連続画素に対するそれらの変化を破
線で示す。第1の画素の値と第2の画素の値とを結んだ
方向が近似方向として採用される。
【0061】特定の画素の許容インターバルは、前の画
素の許容インターバルを近似方向に沿って移動させるこ
とにより見つけられる。次の画素の値がその許容インタ
ーバル内にはあるが、近似方向において移動された近似
インターバルの外側である(即ち最大限界値以上または
最小限界値以下)ならば、関連の限界値はその画素の値
に等しくされ、許容インターバルは限界値に直結してい
るので許容インターバルも変更される。図9の実施例に
おいては、7番目の画素の値はもはや許容インターバル
内になく、近似は最初の6つの画素に適用される。ここ
で、6番目の画素の近似インターバルの中心を通り且つ
方向として近似方向を有する直線によって線形近似関数
が形成される。図中、この線は一点破線(90)によっ
て表されている。
【0062】ここで、より多くの画素が別の近似方向で
記述され得るかどうかについてチェックが行われる。こ
のことは図9には示していない。何故ならばそうしない
と図9が不明確になるからである。新たな近似方向は、
7番目の画素の値とその許容インターバルの上限との差
を6で除算し、この結果を2番目の画素の値に加え、こ
のように見つけられた点と最初の画素とを結ぶ線を引く
ことにより計算される。新たな近似方向はこの結線の方
向である。次いで、近似手順全体がこの新たな近似方向
を用いて繰り返される。より多くの画素をこの方法で記
述することができるならば、新たな近似方向が再度決定
され、近似手順が繰り返される。新たな近似方向を用い
て等しいかまたはより少ない数の画素が記述されるなら
ば、近似は終了され、最後に見つけられた近似が適当と
して採用される。
【0063】近似の第2の変形例は、第1の変形例に従
う近似の単純化された形態である。このなかでは、選択
される近似関数は、最後に近似されたバイトの近似イン
ターバルの中心を通る定値関数である。手順は第1の変
形例のそれに概ね同じであるが、但し、近似方向は計算
されず、従って種々の近似方向についての反復もない。
【0064】図6A、図6B及び図6Cは一緒になっ
て、各バイトが1画素の値を有する多値画素の場合にお
ける、拡大解釈におけるランレングスコード化(この場
合には近似方法が前記第1の変形例に従う線形関数を用
いた近似)を用いてコード化され得る連続部分を検索す
る手順の流れ図を示す。図6A〜図6Cの流れ図は図1
のブロック109の中身を形成している。
【0065】カウンタRL(値1;ステップ601)及
びポインタ(コード化されるべき最初のバイトの位置;
ステップ602)の初期化の後、変数“offset”
に、開始位置にあるバイトと次のバイトとの値の差に等
しい値が与えられる(603)。この“offset”
は、線形近似関数の方向を決定する。次いで変数“st
arting value”には、開始位置にあるバイ
トの値が入れられる(604)。この“startin
g value”は線形近似関数の位置を決定する。
“offset”及び“starting valu
e”の値は、それを用いて最初の近似動作が実施される
準備値である。“offset”及び“startin
g value”に対する調整値で表されるこの第1の
近似動作の結果は、上記のごとき近似動作に再度使用さ
れる。
【0066】上記連続近似動作は、以下のループ動作に
おいて実施される。ループ動作は、この近似を用いて幾
つのバイトがコード化され得るかを示す内部カウンタR
LXの初期化で開始する(605)。各近似ループは更
に、コード化可能なバイトの数をカウントするための内
部ループ動作を含む。この内部ループにおいては、処理
されるべきバイトは常に、現在変数“pointer
2”によって指示される。ループに入る前に、まず“p
ointer2”にはコード化されるべき最初のバイト
の位置が入れられ(606)、最大限界値“UL”及び
最小限界値“LL”には、開始位置にあるバイトの値に
値“offset”を加えた値が入れられる。最初の近
似ランにおいては、これは、開始位置自体のあとの最初
のバイトの値に対応する。最大限界値及び最小限界値
は、あとで近似関数のための底(basis)として作
用する近似インターバルを規定するために使用される。
【0067】内部ループ動作は、1つのコードを用いて
コード化されるべきバイトの最大数に達したかどうか
(608)、及びラインの終わりに達したかどうか(6
09)についてのテストから始まる。いずれかでそうで
れば、近似動作は終了され、手順は、後述する評価ステ
ップに分岐する。
【0068】次のバイト(610)に対しては、このバ
イトの値が、“err”を所定の限界値とすると、“L
L+err”及び“UL−err”によって定義される
許容インターバル内に位置するかどうかについてチェッ
クがなされる(611,612)。そうであるならば、
カウンタRLXは1だけ増加され(613)、そうでな
ければ、この近似動作は終了され、手順は前出の評価ス
テップへと分岐する。
【0069】指示されているバイトの値が許容インター
バル内にあるならば、この値が、LL及びULによって
定義される近似インターバル内にも位置するかどうかの
チェックが行われる(614,616)。そうでないな
らば、まずLLまたはULの値がバイトの値にシフトさ
れ(615,617)、このバイトが近似インターバル
内にもあるようになる。こうすると、近似インターバル
及び許容インターバルが最終的に相互に接近すると共
に、幅“err”にも近付くことは明らかである。指示
されているバイトの値が近似インターバル内にあるなら
ば、まず“LL”及び“UL”の値がそれらを“off
set”だけ増加することにより適合された(618)
後に、ライン内の次のバイトの処理が開始される。
【0070】評価ステップにおいては、新たな初期値を
用いて新たな近似動作を実施することが適当であるかど
うかについてチェックがなされる。このためには、ちょ
うど見つけられたランレングスRLXが、恐らくは前回
の近似において見つかっているランレングスRLと比較
される(619)。RLXがRLより大きいことが判る
かまたは前回の近似がないならば(後者の場合にはRL
はまだ初期値1を有している)、適合された初期値を用
いて新たな動作が行われる。そうでない場合には、前回
の近似が最良であったと見なされ、前回の近似から、そ
れと共にRL、“offset”及び“startin
g value”の値を受け取って、手順は図1の方法
の主線に戻る。
【0071】もし完了した近似が前回のものより良いよ
うであったならば、RLの値は新たに見つかった値RL
Xに等しくされ(620)、近似によって記述された最
後のバイトの近似インターバルの中心を通るように、近
似関数は押し上げられる。これは、“starting
value”に新たな値をもたらす結果となる(62
1)。
【0072】新たな近似動作のための“offset”
に対する新たな値を計算する前に、ちょうど完了した近
似をもってラインの終わりまたは1つのコードを用いて
コード化されるべきバイトの最大数に到達したかどうか
についてチェックがなされる(622)。そうであるな
らば、より良い近似動作を行なうことは無意味であり、
最後の近似の結果をもって図1の方法の主線に戻され
る。
【0073】そうでないならば、ちょうど完了した近似
動作においてもはや受け入れられない最初のバイトが関
連の許容インターバル内にくる程度まで、近似関数を現
在の開始値の周りで回転させる。このことは、“off
set”の値を、2つの連続画素間の距離に尺度合わせ
した、その値と許容インターバルの上限との差を用いて
補正することにより行われる(623,624,62
5)。次いで新たな近似動作が、RL、“starti
ng value”及び“offset”の新たな値を
用いて実施される。
【0074】図7は、多値画素の場合において、拡大解
釈における一致コード化(この場合には近似方法の第2
の変形例に従う線形関数を用いた、当該バイトと先行ラ
イン内の対応するバイトとの差の近似)を用いてコード
化され得る連続部分を検索するための流れ図を示す。図
7の流れ図は、図1のブロック110の中身を形成して
いる。
【0075】この手順は、カウンタ“CO”を値0に初
期化すること(701)から始まり、コード化されるべ
きバイトのラインがファイル内の最初のものであるかど
うかについてチェックされる(702)。そうであるな
らば、このラインのバイトを先行ラインのバイトと比較
することはできないので、手順は即座に中止される。現
在変数“pointer”が、コード化されるべき最初
のバイトの前の位置に初期化される(703)。近似さ
れるべき最初のバイトに対して、最大限界値“UL”及
び最小限界値“LL”が、これらを、このバイトの値と
先行ライン内の同じ位置にあるバイトの値との差に等し
くすることにより決定される(704)。最大限界値及
び最小限界値は、あとで近似関数のための底として作用
する近似インターバルを含む。
【0076】次いでループ動作において、連続的に続く
バイトに対して、それらの値と先行のライン内の対応す
るバイトとの値の差が定値関数を用いて近似され得るか
どうかについてチェックが行われる。ループ動作は、1
つのコードを用いてコード化されるべきバイトの最大数
に達したかどうか(705)及びラインの終わりに達し
たかどうか(706)についてのチェックで開始する。
いずれかでそうであるならば近似動作は完了される。
【0077】次いで次のバイト(707)の値が先行ラ
インの同じ位置にあるバイトの値(708)と比較され
る。もし差“dff”が、LL+err及びUL+er
r(errは所定の限界値である)によって定義される
許容インターバル内にあれば(709,710)、カウ
ンタCOが1だけ増加され(711)、そうでなければ
近似動作は完了される。
【0078】指示されているバイトの値が許容インター
バル内にあるならば、この値が、LL及びULによって
定義される近似インターバル内にもあるかどうかがチェ
ックされる(712,714)。そうであるならば、手
順は次のバイトに進み、そうでないならばLLの値また
はULの値がそれぞれバイトの値にシフトされ、そうす
るとこのバイトも近似インターバル内にあるようになる
(713,715)。こうすると、近似インターバル及
び許容インターバルが最終的に相互に接近すると共に、
errに等しい幅にも接近することは明らかである。
【0079】近似動作が完了すると、近似値“disp
lacement”が、近似によって記述された最後の
バイトの最大限界値及び最小限界値の平均値を決定する
ことにより計算される(716)。次いで手順は図1の
方法の主線に戻る。“displacement”及び
COは近似関数を完全に表しており、このようにコード
化されたバイトの値は、値“displacemen
t”を先行ライン内の対応するバイトの値に加算するこ
とにより見つけられる。
【0080】図8は、またもや多値画素の場合におけ
る、ランレングスまたは一致コードの選択及びコンパイ
ルと、このコードのコード化イメージ用ファイルへの書
込みとを表している。この手順は、少なくとも1つの適
当な長さのコード化可能な連続部分が見つかった後に行
われる。図8の流れ図は図1のブロック114の中身を
形成している。
【0081】まず、RL及びCOの値を比較することに
より、最も多くのバイトをコード化するにはどのコード
化方法を使用し得るかについてチェックが行われる。或
いは、コード自体の長さを考慮して最大効率を与えるこ
とも可能である。
【0082】図6A〜図6Cに従うランレングスコード
化のコード化結果が選択された場合には、コードは、各
々が1つのバイトを占める3つのサブコードからコンパ
イルされる。第1のサブコード“code(A)RL”
は、連続部分のバイト数から、(コード化方法に対して
使用可能な値インターバルを最大利用するために)最小
数MIN(RL)を引き、更にコードがランレングスコ
ード化のインターバル内にあるように前述の固定量OF
F(RL)を加えた値を含む(802)。
【0083】第2のサブコード“code(B)RL”
は、それを用いて連続部分内のバイトが近似される、見
つけられた線形関数の開始値を含む(803)。第3の
サブコード“code(C)RL”は、値“offse
t”の形態の近似関数の方向を含む(804)。コンパ
イルされたコードは次いで、コード化イメージ用ファイ
ルに加えられる(805)。
【0084】デコーディングにおいては、第1のバイト
に従う数のバイトに対して、第2及び第3のバイトにお
いて特徴付けられている線形関数に従って値を計算する
ことにより連続部分が再構成される。
【0085】次いでポインタjはコード化された最後の
バイトに移動され(806)、メモリ内のバイトの元の
値は、次のラインにおけるバイトが一致コード化し得る
ための基準として作用し得るように、コード化に従う値
によって置き換えられる(807)。この方法では、コ
ード化における近似の結果として誤差の累積がある可能
性はない。
【0086】図7に従う一致コード化の結果が選択され
た場合には、コードは、各々が1つのバイトを占める2
つのサブコードからコンパイルされる。第1のサブコー
ド“code(A)CO”は、連続部分のバイト数から
最小数MIN(CO)を引き、更にコードが一致コード
化のインターバル内にあるように前述の固定量OFF
(CO)を加えた値を含む(808)。第2のサブコー
ド“code(B)CO”は、近似の間の“displ
acement”値を含む(809)。次いでコンパイ
ルされたコードは、コード化イメージ用ファイルに加え
られる(810)。
【0087】デコーディングにおいては、第1のバイト
に従う数だけの先行ラインからの対応バイトに、第2の
コードバイトにおいて与えられる変位値を加えた値を採
ることにより、連続部分が再構成される。
【0088】次いでポインタjはコード化された最後の
バイトに移動され(811)、メモリ内のバイトの元の
値は、コード化に従う値によって置き換えられる(81
2)。
【0089】最後に手順は図1の方法の主線に戻る。
【0090】複写コードのコンパイル及びこのコードの
コード化イメージ用ファイルへの書込みは、2進値バイ
トと全く同様に進行し(図5参照)、従ってここでまた
記載することはしない。
【0091】図10は、本発明に従う装置のブロック図
である。この装置は、イメージデータが例えばスキャナ
またはマスメモリ(図示なし)から装置に供給されるた
めの供給ライン1を有する。この供給ラインは、少なく
とも幾つかのイメージデータ、例えば2ライン分のデー
タ群を格納するためのメモリ2に接続されている。“デ
ータ群”なる用語は、例えば画素値を含むバイトを表わ
す。
【0092】ポインタユニット3はメモリ2に接続され
ており、カウンタユニット4もメモリ2に接続されてい
る。カウンタユニット4は、相互に接続され且つ両方が
カウンタユニット4とメモリ2との間の接続線に接続さ
れているコンパレータユニット5及び第1の調査ユニッ
ト6を含んでいる。カウンタユニットは更に、カウンタ
ユニット4とメモリ2との間の接続線にも接続されてい
る第2の調査ユニット7も含んでいる。カウンタユニッ
ト4内では、調査ユニット6及び7が評価回路8に接続
されている。カウンタユニット4はコードジェネレータ
9に接続されている。コントロールユニット10はポイ
ンタユニット3、カウンタユニット4及びコードジェネ
レータ9に接続されている。コードジェネレータ9は、
コード化イメージデータを例えばマスメモリ(図示な
し)に出力するための出力ライン11も有している。
【0093】ユニット3〜10はコンピュータ内のプロ
グラムモジュールであるが、ハードウェア回路の形態と
することもできる。
【0094】上記装置は以下のごとく動作する。イメー
ジデータが外部からメモリ2に入力され、そこで、イメ
ージデータにその値が含まれている画素の画像内での位
置に対応するメモリアドレスに格納される。コード化の
ためには、コード化されるべきラインと(もしかかるラ
インがあるならば)これに先行するラインとの2つのラ
インより多くのデータ単位を格納する必要はない。
【0095】次いでコード化が開始する。コード化は既
に幾分進行しており、1ラインの一部分が既にコード化
されているという仮定のもとに下記の説明を行なう。コ
ントロールユニット10の命令により、ポインタユニッ
ト3は、コード化されるべきラインの最初の未コード化
データ群を指示し、次いで再度コントロールユニット1
0の命令により、カウンタユニット4が、ポインタユニ
ット3によって指示されている位置に続くデータ群が、
指示されているデータ群と一緒になって、コード化可能
な連続部分、即ち、図2または図6A〜図6Cの動作が
第2の調査ユニット7によって実施されるケースである
ランレングスによってコード化可能な連続部分か、また
は図3または図7の動作が、動作に際してはコンパレー
タユニット5によって計算される2つのライン内の対応
するデータ群間の差を使用する第1の調査ユニット6に
よって実施される一致によってコード化可能な連続部分
を形成するかどうかをチェックする。
【0096】2つの調査ユニット6及び7の最終結果が
評価回路8に渡されると、評価回路8は、見つけられた
連続部分の長さを所定の最小長と比較する。いずれの連
続部分もこの基準を満足しないならば、評価回路8はこ
れをコントロールユニット10に渡し、そうするとコン
トロールユニット10は、複写コード化によってコード
化されるべきデータ群のためのカウンタを1だけ増加
し、次いでポインタユニット3に、メモリ内の次のデー
タ群を指示するように命令する。
【0097】見つけられた2つの連続部分のうち少なく
とも一方がその最小長さ基準を満足するならば、評価回
路8は見つけられた長さをコードジェネレータ9に渡
し、これをコントロールユニット10に報告する。次い
でコントロールユニット10はコードジェネレータ9
に、まず複写コード化によってコード化されるために待
機中のデータ群をコードに変換し、次いで最も有効にコ
ード化され得る連続部分を選択し、これを(図4または
図8の手順に従って)コードに変換するためのコマンド
を与える。コードは、出力ライン11を介して装置から
出力される。
【0098】コードジェネレータ9が一連のデータ群を
コードに変換したときには常に、コードジェネレータ9
は一連の新たなデータ群をコードから生成し、次のライ
ンのデータ群をコード化するために正しい基準が使用さ
れることを保証するために、それをメモリ2内のちょう
どコード化されたデータ群の位置に置く。デコーディン
グにおいては、勿論、元のデータ群はもはや利用でき
ず、デコーディングされたデータ群のみを使用すること
が可能である。
【0099】コードジェネレータ9がコード化を終了す
ると、コードジェネレータ9はこれをコントロールユニ
ット10に報告し、コントロールユニット10はポイン
タ3を最初の未コード化データ群にセットし、そこで前
述の手順全体が繰り返される。
【0100】装置の動作の更なる詳細は、方法の説明か
ら直ぐに明らかであろうし、従ってここではこれ以上詳
細には説明しない。
【0101】上記説明は、特許請求の範囲に含まれるよ
うな本発明の1つの実施例にすぎない。特許請求の範囲
内で多数の他の実施例が可能であることは当業者には明
らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う方法の全般的な形態の流れ図であ
る。
【図2】ランレングスコード化によってコード化され得
る連続部分を検索するための手順の流れ図である。
【図3】一致コード化によってコード化され得る連続部
分を検索するための手順の流れ図である。
【図4】ランレングスコードまたは一致コードを選択及
びコンパイルし、且つこのコードをコード化イメージ用
ファイルに書込むための手順の流れ図である。
【図5】複写コードをコンパイルし、且つこのコードを
コード化イメージ用ファイルに書込むための手順の流れ
図である。
【図6A】ランレングスコード化を用いてコード化され
得る連続部分を検索するための手順の流れ図の最初の部
分である。
【図6B】ランレングスコード化を用いてコード化され
得る連続部分を検索するための手順の流れ図の図6Aに
続く部分である。
【図6C】ランレングスコード化を用いてコード化され
得る連続部分を検索するための手順の流れ図の図6Bに
続く部分である。
【図7】一致コード化を用いてコード化され得る連続部
分を検索するための手順の流れ図である。
【図8】ランレングスコードまたは一致コードを選択及
びコンパイルし、且つこのコードをコード化イメージ用
ファイルに書込むための手順の流れ図である。
【図9】本発明に従う近似手順の説明における多数のデ
ータ群を示すグラフである。
【図10】本発明に従う装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 供給ライン、 2 メモリ、 3 ポインタユニット、 4 カウンタユニット、 5 コンパレータユニット、 6 第1の調査ユニット、 7 第2の調査ユニット、 8 評価回路、 9 コードジェネレータ、 10 コントロールユニット、 11 出力ライン。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容として画像の画素の値を有するデー
    タ群の連続ブロックを含むディジタルイメージデータを
    コード化するための方法であって、 特定の特性を共有する1ブロック内の一連の連続データ
    群を、その連続部分内のデータ群の数を含むコードによ
    って置き換え、 各データ群の内容を先行ブロック内の同じ位置にあるデ
    ータ群の内容と比較し、且つこの比較に基づく差信号を
    発信し、 前記差信号が近似によれば前記連続部分内の位置の線形
    関数である一連の連続データ群を、前記コードによって
    置き換えることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 コード化されるべきブロック内の開始位
    置から開始して常に該ブロック内の次の位置に対して、
    その位置にあるデータ群の内容と先行ブロック内の同じ
    位置にあるデータ群の内容との差が決定され、このよう
    に決定された差の変化が、前記開始位置から全ての位置
    において、近似によれば連続部分内の位置の線形関数で
    あるかどうかがチェックされ、このように見つけられた
    最長の連続部分に対して置き換えコードが決定され、 コードされるべきブロック内の同じ開始位置から開始し
    て常に前記ブロック内の次の位置に対して、データ群の
    内容の変化が、前記開始位置から全ての位置において、
    近似によれば連続部分内の位置の線形関数であるかどう
    かチェックされ、このように見つけられた最長の連続部
    分に対して置き換えコードが決定され、 前記2つの最長連続部分のうち最も有効なコードを与え
    るものが選択され、関連の置き換えコードによって置き
    換えられることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの前記線形関数が定値関
    数であることを特徴とする請求項1または2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 一連のデータ群がコード化された後に、
    その連続部分のデータ群の元の内容が、該連続部分のデ
    ータ群のコード化及びその後のデコーディングの結果に
    対応する内容によって置き換えられることを特徴とする
    請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記定値関数が値ゼロを有することを特
    徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 特定の特性を共有する1ブロック内の一
    連の連続データ群を、該連続部分内のデータ群の数を含
    むコードによって置き換えることを含む方法に従って、
    内容として画像の画素の値を有するデータ群の連続ブロ
    ックを含むディジタルイメージデータをコード化するた
    めの装置であって、 各データ群の内容を先行ブロック内の同じ位置にあるデ
    ータ群の内容と比較し、且つこの比較に基づく差信号を
    発信するための手段と、 前記差信号が近似によれば前記連続部分内の位置の線形
    関数である一連の連続データ群を見つけ、且つかかる連
    続部分をコード化のために指示するための手段とによっ
    て特徴付けられる装置。
  7. 【請求項7】イメージデータの少なくとも一部分を格納
    するためのメモリと、 コード化されるべきブロック内の位置を指示するため
    の、前記メモリに接続されているポインタと、 前記ポインタによって指示されている位置から出発し
    て、一緒になってコード化可能な連続部分を形成するブ
    ロック内の連続データ群をカウントするための、前記メ
    モリに接続されているカウンタであって、前記コードさ
    れるべきブロック内のデータ群の内容を先行ブロックの
    同じ位置にあるデータ群の内容と比較し、且つこの比較
    に基づく差信号を発信するためのコンパレータと、前記
    ポインタによって指示されている位置から出発して常に
    同じブロック内の次の位置に対して、前記コンパレータ
    からの差信号の変化が、前記ポインタによって指示され
    ている開始位置から全ての位置において、近似によれば
    線形関数であるかどうかをチェックするための、前記コ
    ンパレータ及び前記メモリに接続されている調査ユニッ
    トとを備えているカウンタと、 前記カウンタによってカウントされたデータ群を置き換
    えるためのコードを与えるための、前記カウンタ及び前
    記メモリに接続されているコードジェネレータとを含ん
    でいることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記カウンタが、いずれも同じ開始位置
    から開始するデータ群の2種類の連続部分をカウントす
    るように設計されており、従って更に、 前記ポインタによって指示されている位置から出発して
    常に同じブロック内の次の位置に対して、前記データ群
    の内容の変化が、前記ポインタによって指示されている
    開始位置から全ての位置において、近似によれば線形関
    数であるかどうかをチェックするための、前記メモリに
    接続されている第2の調査ユニットを含んでおり、前記
    コードジェネレータには、前記カウンタによってカウン
    トされた2つの連続部分から、最も有効なコードを与え
    る連続部分を選択するための手段が含まれていることを
    特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの前記線形関数が定値関
    数であることを特徴とする請求項6から8のいずれか一
    項に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記定値関数が値ゼロを有することを
    特徴とする請求項9に記載の装置。
JP04021339A 1991-02-08 1992-02-06 ディジタルイメージデータをコード化するための方法及び装置 Expired - Lifetime JP3113035B2 (ja)

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