JP3113022U - 井戸用水中ポンプ - Google Patents

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政彦 宮崎
作衛 山本
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多久電機株式会社
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Abstract

【課題】水路形成用カバーを設けて吸込み口を下に形成し、異物を吸込みにくくする水中ポンプを提供する。
【解決手段】水中モーター1の上部に水中モーター1により回転する羽根車8が多段に配置された多段式うずまきポンプを備えた、井戸ケーシング3内に配置される井戸用水中ポンプにおいて、うずまきポンプ2の下部のポンプ吸い込み口27から水中モーター1の底部の井戸水吸い込み口24までの周囲を水路形成用カバー23で覆って井戸水吸い込み口24から吸い込まれた井戸水がポンプ吸い込み口27へ流入する水路25を形成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、井戸ケーシング内に配置して水を吸い上げる井戸用水中ポンプに関する。
井戸水を吸い上げるため、水中に設置する井戸用水中ポンプが利用されている。
図4は従来の井戸用水中ポンプ(以下「水中ポンプ」という。)の全体図で、水中モーター1と、水中モーター1により回転する多段式うずまきポンプ2で構成されている。
図4において、水中ポンプは、水が流入して井戸水が湧出る井戸ケーシング3内に配置される。水中モーター1にポンプ軸4がカップリング5、キー6にて結合されている。ポンプ軸4には羽根車8が複数段取り付けられている。各羽根車8は仕切板9とケーシング10で囲われている。ポンプ2の上段には、ポンプ軸4のラジアル加重を受ける軸受11と排気弁12を持つ吐出ケーシング13を配置している。
ポンプ2は、外筒14で覆われていて、外筒14は水中モーター1に取り付けられている吸込みフレーム15に固定されており、上部に吐出管受け17を介して、逆止弁18を持つ吐出管19を配置し、ボルト20にて締付けて固定する。吐出管19の先端に配管21が接続される。水中モーター1への電力供給は、ケーブル7にて行う。
この水中ポンプの動作は次のとおりである。
水中モーター1が駆動するとポンプ軸4が回転し、ポンプ軸4に嵌合されている羽根車8も回転し、吸込み口24より水が吸い込まれる。吸い込まれた水は、吸込みフレーム15に取り付けられているストレーナ22を通過しポンプ吸込み口16よりポンプ内部に入り、複数段の羽根車8と仕切板9、ケーシング10を通り加圧され、吐出管19より吐出される。
従来の水中ポンプのポンプ吸込み口16は、図4に示すように水中モーター1とポンプ2を接続する部分の側面に形成されている。しかしながら、井戸ケーシング3の流入口近傍に井戸水吸込み口24が配置されるように水中ポンプ1を設置した場合、砂等の異物27が吸込まれ易く、異物27が羽根車8、仕切板9、ケーシング10にかみ込み、水中モーター1のトラブルを招き易いという問題があった。
そこで、本考案は、水路形成用カバーを設けて吸込み口を下に形成し、異物を吸込みにくくする水中ポンプを提供するものである。
本考案は、水中モーターの上部に水中モーターにより回転する羽根車が多段に配置された多段式うずまきポンプを備えた、井戸ケーシング内に配置される井戸用水中ポンプにおいて、うずまきポンプの下部のポンプ吸い込み口から水中モーターの底部の井戸水吸い込み口までの周囲を水路形成用カバーで覆って井戸水吸い込み口から吸い込まれた井戸水がポンプ吸い込み口へ流入する水路を形成したことを特徴とする。
本考案によれば、水の流速が低下し水に混ざっている異物が井戸水吸込み口に入りにくくなる効果がある。また、水路形成用カバーを設けたことで運手中は水中モーターの側面に常に水が流れ、冷却効率が向上し水中モーターの温度上昇を抑制し長寿命化を図ることができる。
また、井戸水吸込み口に配管を接続することにより、流れが緩やかになり異物が井戸水吸込み口に入りにくくなる。
また、井戸水吸込み口にフィルターを取り付けることにより、細かな異物も入りにくくなる。
本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は本考案の水中ポンプの第1実施例を示す図である。
水中ポンプは、水中モーター1の上部に多段式うずまきポンプ2を備え、井戸ケーシング3内に設置される。水中モーター1にはポンプ軸4がカップリング5、キー6にて結合されている。水中モーター1へはケーブル7にて電力が供給される。
多段式うずまきポンプ2は公知のポンプであり、その構造は次のとおりである。ポンプ軸4には複数段に羽根車8が取り付けられ、それぞれの羽根車8が仕切板9とケーシング10で囲われている。うずまきポンプ2の上段にはポンプ軸4のラジアル加重を受ける軸受11と、排気弁12を持つ吐出ケーシング13が配置される。うずまきポンプ2は外筒14で覆われており、外筒14は水中モーター1に取り付けられている吸込みフレーム15に固定されており、下部にポンプ吸い込み口16が設けられ、上部には吐出管受け17を介して、逆止弁18を持つ吐出管19を配置し、ボルト20にて固定されている。吐出管19の先端に配管21が接続される。吸込みフレーム15にはストレーナ22が取り付けられている。
うずまきポンプ2の下部のポンプ吸い込み口16から水中モーター1の底部までの周囲に隙間を開けて水路形成用カバー23で覆う。水路形成用カバー23で覆うことにより水中モーター1の底部の井戸水吸い込み口24から吸い込まれた井戸水をポンプ吸い込み口16へ流入させる水路25が形成される。井戸水吸い込み口24は絞った形状に形成する。水路形成用カバー23は保守点検し易いように着脱自在とすることが好ましい。
次ぎに、本実施例の水中ポンプの動作について説明する。
水中モーター1が駆動するとポンプ軸4が回転し、ポンプ軸4に取り付けられている羽根車8が回転して水が揚水され始め、水路形成用カバー23の底先端にある井戸水吸込み口24より水が吸い込まれる。吸い込まれた水は、水路25を通り吸込みフレーム15に取付られているストレーナ22を通過しポンプ吸込み口16よりポンプ内部に入り、複数段の羽根車8と仕切板9、ケーシング10を通り加圧され、吐出管19より吐出される。
本実施例によれば、井戸ケーシング3より湧き出る水は流れ26となり、水の流速が低下し水に混ざっている異物27が井戸水吸込み口24に入りにくくなる効果がある。
また、揚水される水は必ず水路25を通るため、水中モーター1の温度上昇を抑制でき、モーター内部絶縁材の劣化を抑え長寿命化を図ることができる。
図2は本考案の水中ポンプの第2実施例を示す図である。
本実施例では、水路形成用カバー23の井戸水吸込み口24にソケット28を介して吸込み配管29を接続する。吸込み配管を接続することにより、流れ29は更に緩やかになり異物27は井戸水吸込み口24に入りにくくなる効果がある。
図3は本考案の水中ポンプの第3実施例を示す図である。
本実施例は、水路形成用カバー23にフィルター30を取り付けたものである。これにより細かな異物も入りにくくなる。
本考案の水中ポンプの第1実施例を示す図である。 本考案の水中ポンプの第2実施例を示す図である。 本考案の水中ポンプの第2実施例を示す図である。 従来の水中ポンプを示す断面図である。
符号の説明
1:水中モーター
2:多段式うずまきポンプ
3:井戸ケーシング
4:ポンプ軸
5:カップリング
6:キー
7:ケーブル
8:羽根車
9:仕切板
10:ケーシング
11:軸受
12:排気弁
13:吐出ケーシング
14:外筒
15:吸込みフレーム
16:ポンプ吸い込み口
17:吐出管受け
18:逆止弁
19:吐出管
20:ボルト
21:配管
22:ストレーナ
23:水路形成用カバー
24:井戸水吸い込み口
25:水路
26:流れ
27:異物
28:ソケット
29:吸込み配管
30:フィルター

Claims (6)

  1. 水中モーターの上部に水中モーターにより回転する羽根車が多段に配置された多段式うずまきポンプを備えた、井戸ケーシング内に配置される井戸用水中ポンプにおいて、
    うずまきポンプの下部のポンプ吸い込み口から水中モーターの底部の井戸水吸い込み口までの周囲を水路形成用カバーで覆って井戸水吸い込み口から吸い込まれた井戸水がポンプ吸い込み口へ流入する水路を形成したことを特徴とする水中ポンプ。
  2. 前記井戸水吸い込み口を絞った形状にしたことを特徴とする請求項1記載の水中ポンプ。
  3. 前記井戸水吸込み口に配管が接続されていることを特徴とする請求項1又は2記載の水中ポンプ。
  4. 前記井戸水吸込み口にフィルターが取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の水中ポンプ。
  5. 請求項1のようにモーターの底に吸込み口を設け、モーターの上にポンプを構成することで、揚水される水は必ずモーターの側面を通る。そうすることでモーターの温度上昇を抑制し、絶縁材の劣化を抑え長寿命化を図ることができることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の水中ポンプ。
  6. 前記水路形成用カバーが着脱できることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の水中ポンプ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013019346A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Kawamoto Pump Mfg Co Ltd 水中ポンプ
JP2014145332A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Kawamoto Pump Mfg Co Ltd 水中ポンプ

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