JP3112386U - Prefab building - Google Patents
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Abstract
【課題】 本考案は、建物を構成する部品の種類及び部品数が少なく、組立分解作業が非常に容易であって、シェルター、物置、個室等として好適に使用し得る組立式建物を提供することを目的とする。
【解決手段】 床21、壁22a〜22d、及び天井23が各々複数のパネル部材12を面状に結合してなる結合板部材3で構成され、結合板部材3が連結部材40a〜40cを介して連結された組立分解可能な建物であって、複数のパネル部材12が同一の長方形状であり、結合板部材3すなわち床21、壁22a〜22d、及び天井23に、少なくとも二方をパネル部材12の縁で囲まれた開口部24が形成される組立式建物1である。
【選択図】 図1
PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an assembling-type building that can be used suitably as a shelter, a storeroom, a private room, etc., having few types and the number of parts constituting the building, being very easy to assemble and disassemble. With the goal.
SOLUTION: A floor 21, walls 22a to 22d, and a ceiling 23 are each constituted by a connecting plate member 3 formed by connecting a plurality of panel members 12 in a planar shape, and the connecting plate member 3 is connected via connecting members 40a to 40c. The plurality of panel members 12 have the same rectangular shape, and are connected to the connecting plate member 3, that is, the floor 21, the walls 22a to 22d, and the ceiling 23 at least on two sides. This is a prefabricated building 1 in which an opening 24 surrounded by 12 edges is formed.
[Selection] Figure 1
Description
本考案は、組立分解可能な組立式建物であって、特にシェルター、物置、個室等として好適に使用し得る組立式建物に関する。 The present invention relates to an assembly-type building that can be assembled and disassembled, and particularly to an assembly-type building that can be suitably used as a shelter, a storeroom, a private room, and the like.
従来から、組立分解を可能とした建物は種々開示されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。特許文献1に開示された野営用組立て家屋は、端面に接合部を備えた複数のパネルを相互に接合することにより当該家屋の床、壁、及び屋根が構成されている。また、特許文献2に開示された個室ボックスは、天井パネルと、床パネルと、前後左右の壁パネルをボルトとナットによって接合し、組み立てられている。
しかし、特許文献1及び特許文献2に開示された何れの建物も、当該建物を構成する部品数が多いため、組立て及び分解の作業が煩雑である。特に、特許文献1に開示された野営用組立て家屋においては、各パネルの備える接合部の数及び位置が、床、壁、及び屋根を構成する際にどこの位置に組み込まれるかによって異なるため、当該家屋を組み立てる際には、各パネルの接合部の数及び位置に注意を払う必要がある。また、建物を構成する部品の種類及び数が多くなると、建物自体のコストも高くなる。
However, since any of the buildings disclosed in
そこで本考案は、建物を構成する部品の種類及び部品数が少なく、組立分解作業が非常に容易であって、シェルター、物置、個室等として好適に使用し得る組立式建物を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention has an object to provide an assembly-type building that can be used suitably as a shelter, a storeroom, a private room, etc., having a small number of types and the number of parts constituting the building and being very easy to assemble and disassemble. And
即ち、本考案の要旨とするところは、床、壁、及び天井が、各々複数のパネル部材を面状に結合してなる結合板部材で構成され、該結合板部材が連結部材を介して連結された組立分解可能な建物であって、前記複数のパネル部材が同一の長方形状であり、前記結合板部材に、少なくとも二方を前記パネル部材の縁で囲まれた開口部が形成される組立式建物である。 That is, the gist of the present invention is that a floor, a wall, and a ceiling are each composed of a coupling plate member formed by joining a plurality of panel members in a planar shape, and the coupling plate member is connected via a coupling member. In the assembled and disassembled building, the plurality of panel members are formed in the same rectangular shape, and the coupling plate member is formed with an opening surrounded by at least two edges of the panel member. It is a type building.
かかる組立式建物において、前記パネル部材の縦横比は、1:n(nは2≦5の自然数)であることが好ましい。 In such a prefabricated building, the aspect ratio of the panel member is preferably 1: n (n is a natural number of 2 ≦ 5).
かかる組立式建物において、前記連結部材が、隣接する前記結合板部材の端面で形成される凹みを満たすことによって、本考案の組立式建物が、角部及び辺部が面取りされた立方体形状又は直方体形状をなすことにある。 In such an assembly-type building, the connecting member fills a recess formed by the end face of the adjacent coupling plate member, whereby the assembly-type building of the present invention has a cubic shape or a rectangular parallelepiped in which corners and sides are chamfered. It is to make a shape.
かかる組立式建物において、少なくとも一の前記開口部には扉ユニットが挿設され、他の前記開口部には、窓ユニット、換気ユニット、閉鎖ユニットのうちから選択される1以上の挿設ユニットが挿設され得る。 In such an assembly-type building, a door unit is inserted in at least one of the openings, and one or more insertion units selected from a window unit, a ventilation unit, and a closing unit are installed in the other openings. Can be inserted.
本考案の組立式建物によると、部品の種類及び部品数が少ないため、組立分解作業が非常に容易である。特に、本考案の組立式建物に係る床、壁及び天井を、同一の長方形状の複数のパネル部材を面状に結合してなる結合板部材で構成した場合には、組立作業が容易に行い得ると共に、組立式建物のコストも抑制できる。 According to the assembly type building of the present invention, since the types and the number of parts are small, assembly and disassembly work is very easy. In particular, when the floor, wall, and ceiling of the assembly-type building of the present invention are composed of connecting plate members formed by connecting a plurality of identical rectangular panel members in a planar shape, the assembly work is easily performed. In addition, the cost of the assembly-type building can be reduced.
また、本考案の組立式建物によると、複数のパネル部材の結合態様に応じて、床、壁及び天井の各々の所定箇所に開口部を容易に形成することができる。そして、当該開口部に、扉ユニットや窓ユニットなどの挿設ユニットが挿設されることによって、扉や窓を備えた組立式建物を容易に得ることができる。 Moreover, according to the assembly type building of this invention, according to the coupling | bonding aspect of a some panel member, an opening part can be easily formed in each predetermined place of a floor, a wall, and a ceiling. And the assembly-type building provided with the door and the window can be easily obtained by inserting the installation unit such as the door unit and the window unit into the opening.
更に、本考案の組立式建物に係る連結部材が、隣接する結合板部材の端面で形成される凹みを満たすことによって、角部及び辺部が面取りされた立方体形状又は直方体形状をなす、美観に優れた組立式建物が得られる。 Further, the connecting member according to the assembly type building of the present invention fills the recess formed by the end face of the adjacent connecting plate member, thereby forming a cube shape or a rectangular parallelepiped shape with chamfered corners and sides. An excellent prefabricated building is obtained.
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明するが、本考案の実施形態は以下に示したものに限定されない。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings, but the embodiments of the present invention are not limited to those shown below.
図1に、本実施の形態に係る組立式建物を示す。図1に示した組立式建物1は、床21、前後左右の壁22a〜22d、及び天井23によって構成された組立分解可能な建物であって、床21、壁22及び天井23は、各々複数の同一形状のパネル部材12を面状に結合してなる結合板部材3で構成されている。また、結合板部材3で構成される床21、壁22、及び天井23は、各々連結部材40a〜40cを介して連結されている。なお、図2(a)には組立式建物1の正面図、すなわち壁22aの一態様、図2(b)には組立式建物1の左側面図(壁22cの一態様)、図2(c)には組立式建物1の底面図(床21の一態様)がそれぞれ示されており、組立式建物1の背面図(壁22bの一態様)は図2(b)の左側面図と同様に表れる。
FIG. 1 shows an assembly building according to the present embodiment. The assembly-
組立式建物1に係る床21、前後左右の壁22a〜22d、及び天井23は、図3に示した長方形状のパネル部材12を面状に結合することによって得られる結合板部材3で各々構成される。パネル部材12は、縦1m×横2mの長方形、すなわち短辺と長辺の長さの比(以下「縦横比」という。)が1:2である長方形のパネル32と、パネル32の裏面側に、パネル32の外周縁部に沿って周設される補強板34、及び補強板34によってパネル32の裏面側に形成された枠体の内側に格子状に配設される補強板35とを備える。補強板34には、所定の間隔を置いて貫通孔36が設けられている。そして、複数のパネル部材12を隣接させて、相互に隣接するパネル部材12が各々備える貫通孔36同士を導通させ、この導通された貫通孔36にボルトを挿通してナットを螺合することによってパネル部材12同士が面状に結合されて結合板部材3をなし、この結合板部材3が床21、前後左右の壁22a〜22d、及び天井23を構成することとなる。
The
また、本実施の形態に係る組立式建物1では、床21、前後左右の壁22a〜22d、及び天井23が各々4枚の同一形状のパネル部材12を結合することによって形成されており、これら4枚のパネル部材12の結合態様に応じて、床21、前後左右の壁22a〜22d、及び天井23の任意箇所に、少なくとも二方をパネル部材12の縁で囲まれた開口部24が各々形成されることとなる。つまり、壁22aは、図1及び図2(a)に示したように、壁22aの右下隅に、二方をパネル部材12の縁で囲まれた開口部24が形成されるように4枚のパネル部材12が結合されており、床21、壁22b〜22d、及び天井23は、各々の中央部に、四方をパネル部材12の縁で囲まれた開口部24が形成されるように4枚のパネル部材12が結合されている。
Moreover, in the assembly-
パネル部材12を相互に結合して形成された結合板部材3(床21、前後左右の壁22a〜22d、及び天井23)は、連結部材40a〜40cを介して相互に連結されている。ここで、連結部材40aは、図4に示すように、長方形のパネル41a及び2枚の連結用パネル42aにより構成された、外断面形状が直角二等辺三角形をなす三角柱状部材である。具体的には、まず長方形の2枚の連結用パネル42aを、各々の一の長辺同士を接合することによりL字状部材を形成し、他の長辺同士で形成された開口部を覆うように長方形のパネル41aを接合することによって、外断面形状が直角二等辺三角形をなす中空の三角柱状部材、すなわち連結部材40aが得られる。また、本実施の形態に係る連結部材40aの長手方向の長さ、すなわちパネル41a及び連結用パネル42aの長辺の長さは、パネル部材12の短手方向の長さと同一に設定され、更に連結用パネル42aには、パネル部材12の短手方向の補強板34に設けられた貫通孔36と同一間隔で貫通孔37が設けられている。なお、連結部材40bも、連結部材40aと同様に構成された中空の三角柱状部材であるが、連結部材40bの長手方向の長さは、パネル部材12の長手方向の長さと同一に設定されている。また、連結部材40bが備える貫通孔37は、パネル部材12の長手方向の補強板34に設けられた貫通孔36と同一間隔で設けられている。更に、連結部材40a、40bの内部には、横断面方向に三角形の補強板(不図示)が、適当な間隔をあけて3〜5枚配設されている。
The connecting plate members 3 (
連結部材40cについても、基本的には連結部材40a、40bと同様に構成された中空の三角柱状部材である。すなわち図5に示すように、長方形のパネル41b及び2枚の連結用パネル42bにより構成され、外断面形状が直角二等辺三角形をなすようにこれらが相互に接合されている。更に連結部材40cにおける長手方向の一方の端部には、パネル41b及び連結用パネル42bの各々の短辺によって、2枚の連結用パネル42bの接合箇所側からパネル41b側へ斜め下方に向かって正三角形の傾斜面が形成され、この傾斜面にパネル41cが接合されている。パネル41bの長手方向の長さは、パネル部材12の短手方向の長さの1/2に設定され、連結用パネル42bにも貫通孔37が設けられている。また、連結部材40cの内部にも、横断面方向に三角形の補強板(不図示)が、適当な間隔をあけて2〜3枚配設されている。
The connecting
上記の連結部材40a〜40cを介して、組立式建物1に係る結合板部材3で構成された床21、前後左右の壁22a〜22d、及び天井23が相互に連結される。図1に示したように、例えば天井23と壁22aが連結部材40a、40bを介して相互に連結される。連結方法としては、パネル部材12同士を結合する場合と同様、ボルトとナットにより連結することができる。つまり、天井23及び壁22aを構成するパネル部材12が備える貫通孔36と連結部材40a、40bが備える貫通孔37とを導通させ、この導通された貫通孔36、37にボルトを挿通してナットを螺合することによって天井23と壁22aが連結される。
Through the connecting
また、前後左右の壁22a〜22dは、図1〜図2(b)及び図6に示したように、連結部材40b、40cを介して相互に連結される。本実施の形態では、隣接する壁同士の連結箇所において、連結部材40bを上下から挟むようにして2つの連結部材40cが配設されている。つまり、壁22a〜22dの各々の連結箇所における上下両端部に連結部材40cを配設することによって、組立式建物1における8つの角部に連結部材40cが備えるパネル41cが配設されることとなるため、組立式建物1の角部が滑らかに形成され、美観に優れた組立式建物1が得られる。
Further, the front, rear, left and
なお、連結部材40a〜40cは、図4にも示したように中空の三角柱状部材であるため、貫通孔37に挿通されたボルトに連結部材40a等の内側でナットを螺合する、或いは連結部材40a等の内側から貫通孔37へボルトを挿通するといった作業は非常に困難である。従って、連結部材40a〜40cを作成する際、連結用パネル42aの貫通孔37の位置に予めナットを接合しておくことが好ましい。或いは、貫通孔37が設けられる位置に、貫通孔36に挿通可能であって、且つ螺子溝を設けた棒状部材(不図示)が突設されてもよい。この態様によると、例えば、棒状部材を天井23及び壁22aを構成するパネル部材12が備える貫通孔36に挿通してナットを螺合することによって、天井23と壁22aとを連結部材40a等を介して連結することができる。更には、連結部材40a〜40cを中実の三角柱状部材とし、パネル部材12側から貫通孔36に挿通されたボルトを中実の連結部材40a’〜40c’(不図示)にねじ込むようにして、床21、前後左右の壁22a〜22d、及び天井23が相互に連結されてもよい。
Since the connecting
以上のように、パネル部材12を相互に結合して形成された結合板部材3で構成された床21、前後左右の壁22a〜22d、及び天井23が、連結部材40a〜40cを介して相互に連結されることによって、組立式建物1が形成される。そして、床21、前後左右の壁22a〜22d、及び天井23に各々形成された開口部24に扉ユニット、窓ユニット、換気ユニット、閉鎖ユニット等から使用態様に応じて任意に選択される挿設ユニットを挿設することによって組立式建物1が完成する。例えば、図7に示すように、組立式建物1に係る壁22aの開口部24には扉ユニット70が挿設され、扉ユニット70は組立式建物1の出入口となる。また、壁22dの開口部24には、挿設ユニットのうち窓ユニット71が選択されて挿設され、天井23の開口部24には、閉鎖ユニット72が挿設されている。なお、壁22b、22cの開口部24には、壁22dと同様に窓ユニット71が挿設され、床21の開口部24には、天井23と同様に閉鎖ユニット72が挿設されている。
As described above, the
本実施の形態に係る組立式建物1では、床21、前後左右の壁22a〜22d、及び天井23に形成される開口部24が何れも同一の大きさとなるため、扉ユニット70や、窓ユニット71、閉鎖ユニット72、換気ユニット(不図示)等の挿設ユニットを、何れも開口部24と同一の大きさで形成することができると共に、組立式建物1の組立て時に、使用態様に応じて任意に選択された挿設ユニットを開口部24に挿設することができる。つまり、天井23の開口部24に窓ユニット71や換気ユニットを挿設してもよく、組立式建物1を地下に埋設して地下シェルターとして使用する場合には、天井23の開口部24に扉ユニット70を挿設し、他の全ての開口部24に閉鎖ユニット72を挿設してもよい。また、組立式建物1の壁22dを、例えば図8に示すようなパネル部材12の結合態様で形成することによって、開口部24を壁22eにおける右上隅に形成することができ、この開口部24に窓ユニット71や換気ユニット等が挿設されてもよい。
In the assembly-
以上に詳述したとおり、本実施の形態に係る組立式建物1は、主に、床21、前後左右の壁22a〜22d、及び天井23を構成するための複数の同一の長方形状のパネル部材12と、床21等を相互に連結するための連結部材40a〜40cとによって構成されており、部品の種類及び部品数が少ないために、組立分解作業が非常に容易である。また、床21、前後左右の壁22a〜22d、及び天井23を構成する結合板部材3を形成するために同一の長方形状のパネル部材12を使用し、連結部材40a〜40cも略同様の構成とすることによって、組立作業が容易に行い得ると共に、部品コストが抑制できるため、組立式建物1自体のコストが抑制できる。
As described in detail above, the assembly-
また、複数のパネル部材12の結合態様に応じて、床21、前後左右の壁22a〜22d、及び天井23の各々の所定箇所に開口部24を容易に形成することができる。そして、この開口部24に、扉ユニット70や窓ユニット71等の挿設ユニットを挿設することによって、扉や窓を備えた組立式建物1を容易に得ることができる。
Moreover, according to the coupling | bonding aspect of the some
更に、組立式建物1に係る床21等を構成する結合板部材3同士を、連結部材40a〜40cのような形状を備える連結部材で連結することによって、隣接する結合板部材3の端面、すなわちパネル部材12の補強板34で形成される凹みが満たされ、角部及び辺部が面取りされた立方体形状をなす組立式建物1が得られる。特に、連結部材40aや連結部材40cが備えるパネル41a、41b、41cが組立式建物1の外側に面するため、床21等の連結箇所が組立式建物1の外側からは目視できず、美観に優れた組立式建物1を得ることができる。
Furthermore, by connecting the connecting
また、パネル部材12や連結部材40a〜40cに鋼材を使用することによって、耐震性・耐火性・耐風性に優れた組立式建物1が得られる。
Moreover, the assembly-
以上、本実施の形態に係る組立式建物1について詳述したが、本考案は上述の態様に限定されない。つまり、組立式建物に係る床、壁、及び屋根を構成する結合板部材を形成するために使用されるパネル部材12の結合枚数は4枚に限定されず、組立式建物の全体形状も立方体形状に限定されない。例えば、図9に示す組立式建物2のように、壁22f、22g、床21a、天井23aを各々5枚のパネル部材12を面上に結合して形成し、壁22f、22g、床21a、天井23aの各々にパネル部材12と同じ大きさの開口部24aを形成した、角部及び辺部が面取りされた直方体形状をなす態様であってもよい。この態様では、開口部24aがパネル部材12と同じ大きさとなるため、図9に示した天井23aのように、閉鎖ユニット72としてパネル部材12をそのまま利用することができる。
As mentioned above, although the assembly-
また、壁22f、22g等におけるパネル部材12の結合態様も図示したものに限定されず、壁22aに形成された開口部24と同じ大きさの開口部24が2箇所に形成されるようにパネル部材12を結合してもよい。例えば、図10に示したようにパネル部材12を結合することによって、開口部24が壁22g’に2箇所形成されるため、これら2箇所の開口部24に図7で示した窓ユニット71を挿設することができる。或いは一方の開口部24に窓ユニット71を挿設し、他方の開口部24に換気ユニットを挿設することもできる。
Further, the coupling mode of the
更に、本考案に係る連結部材は、各図に示した連結部材40a〜40cの態様に限定されない。例えば、組立式建物1の態様において、連結部材40a(図4参照)と同様の構成であって、且つ長手方向の長さがパネル部材12の長辺と短辺の合計長さと同一に設定された連結部材40d(不図示)を使用することによって、床21、前後左右の壁22a〜22d、及び天井23を各々1つの連結部材40dを介して相互に連結することができ、組立分解作業が更に容易になると共に、組立式建物1を構成する部品の種類及び部品数の削減も図られる。なお、連結部材40dを使用した場合には、組立式建物1における8つの角部において、隣接する結合板部材3の端面で形成される凹みが満たされず、連結箇所が組立式建物1の外側から見えてしまうため、美観を損なうこととなる。そこで、この角部に、連結部材40cが備えるパネル41cと同形状のパネルを接合することによって、角部における接合箇所が覆われ、組立式建物1の美観を損なうことがない。
Furthermore, the connection member which concerns on this invention is not limited to the aspect of the
或いは、組立式建物1の態様において、連結部材40c(図5参照)と同様の構成であって、且つパネル41bの長手方向の長さが、パネル部材12の短手方向の長さの1.5倍に設定された連結部材40e(不図示)を使用することによって、前後左右の壁22a〜22dが各々2つの連結部材40eを介して相互に連結することも可能となる。
Alternatively, in the aspect of the assembly-
また、上記の連結部材40a〜40eは、何れも外断面形状が直角二等辺三角形をなしているが、例えば、外断面形状が扇形をなすように、連結部材40a等に係るパネル41a〜41cが曲面で構成されてもよい。このように、連結部材40a等に係るパネル41a〜41cが曲面で構成された連結部材を介して結合板部材3を相互に連結することによって、角部及び辺部が湾曲状に面取りされた立方体形状又は直方体形状をなす、美観に優れた組立式建物が得られる。
In addition, each of the connecting
また更に、上述した連結部材40a〜40e等は、隣接する結合板部材3の端面で形成される凹みを満たすことができるため、角部及び辺部が面取りされた立方体形状又は直方体形状をなす、美観に優れた組立式建物が得られる点で好ましいが、本考案に係る連結部材は、連結部材40a〜40eに限定されず、角柱状部材やL字状部材等であってもよい。
Furthermore, since the above-described connecting
また、組立式建物1に係るパネル部材12は、縦横比が1:2(1m×2m)の長方形状であるが、本考案に係るパネル部材は、長方形状であれば縦横比は特に限定されず、1:3、2:3等、何れであってもよい。また、パネル部材のサイズも、組立式建物の設置場所や使用目的に応じて、0.5m×1m(縦横比=1:2)、1m×3m(縦横比=1:3)等、任意に設定することができる。つまり、長方形状のパネル部材であれば、図1に示した壁22dのように、各パネル部材12を同一面で環状に結合することによって、開口部24を結合板部材3の中央部に容易に形成することができる。従って、この開口部24に、例えば窓ユニット71を挿設することによって、本考案の組立式建物に窓を容易に設けることができる。
Moreover, the
但し、縦横比が2:3や3:4といった長方形状のパネル部材を使用した場合には、壁22a(図1参照)や壁22e(図8参照)のように、開口部24を壁22a等における隅部に設けることができない。つまり、組立式建物の通常の使用態様において、出入口となる扉ユニット70を挿設するのに適した箇所に開口部24を形成することができない。そこで、本考案の組立式建物に係るパネル部材の縦横比は1:n(1m×2m、0.5m×1.5m等)であることが好ましい。パネル部材の縦横比を1:nとすることにより、パネル部材12の結合態様に応じて、開口部24を結合板部材3における中央部はもちろん、隅部にも形成することできる。更に、適当な大きさの開口部24を形成するためには、nの値を2≦n≦5の自然数とすることが好ましい。ここで、開口部24の適当な大きさとは、少なくとも結合板部材3を構成するパネル部材12の総面積未満であることを意味する。すなわち、nの値を上記の範囲で設定することによって、壁22d(図1参照)のように開口部24を結合板部材3の中央部に形成する結合態様において、開口部24の大きさを、結合板部材3を構成する4枚のパネル部材12の総面積未満とすることができる。
However, when a rectangular panel member having an aspect ratio of 2: 3 or 3: 4 is used, the
なお、例えば縦横比が2:3(1m×1.5m等)のパネル部材12aを使用する場合には、図11に示す組立式建物1aのように、床21bや天井23b、壁22j等については、組立式建物1に係る壁22dと同様に、4枚のパネル部材12aを、天井23b等の各々の中央部に開口部24bが形成されるように結合する。また、壁22hについては、3枚のパネル部材12aを面状に結合して、L字状の開口部25を形成する。この開口部25は、天井23b等に形成された開口部24bと同サイズの開口部25aと、パネル部材12aと同サイズの開口部25bとを合わせたものである。従って、例えば図12に示すように、壁22hの開口部25のうち、開口部25bには、パネル部材12aと同サイズの扉ユニット70aを挿設し、開口部25aには、開口部24bに挿設可能な閉鎖ユニット72aを挿設することによって、壁22hの右下隅に出入口用の扉が設けられた組立式建物1aが得られる。
For example, when the
更に、組立式建物1、1a、2を構成するパネル部材12、12aや連結部材40a〜40e等の各部材には鋼材を使用することが、組立式建物1等の耐震性、耐火性、耐風性、耐久性等が十二分に確保できる点で好ましいが、パネル部材12、12aに軽量パネルや木材等が使用されてもよく、連結部材40a等がアルミや木材等を使用して構成されてもよい。
Furthermore, it is possible to use steel for each member such as the
また、本考案の組立式建物の設置方法も特に限定されず、地面に直接設置したり、地中に埋設したりしてもよく、或いは組立式建物に係る床を載置可能な基台を別途形成して地面に予め設置し、この基台上に組立式建物を載置するという設置方法であってもよい。 Also, the installation method of the assembly-type building of the present invention is not particularly limited, and may be installed directly on the ground or buried in the ground, or a base on which a floor related to the assembly-type building can be placed. An installation method in which the building is separately formed and previously installed on the ground, and an assembly-type building is placed on the base may be used.
以上、本考案の組立式建物の種々の態様について説明したが、本考案はその趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものである。 Although various aspects of the assembly type building of the present invention have been described above, the present invention can be implemented in various modifications, modifications, and modifications based on the knowledge of those skilled in the art without departing from the spirit of the present invention. It is.
1、1a、2:組立式建物
3:結合板部材
12、12a:パネル部材
21:床
22a〜22h、22j:壁
23:天井
24、24a、24b、25:開口部
34、35:補強板
36、37:貫通孔
40a〜40c:連結部材
70、70a:扉ユニット
71、71a:窓ユニット
72、72a:閉鎖ユニット
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記複数のパネル部材が同一の長方形状であり、
前記結合板部材に、少なくとも二方を前記パネル部材の縁で囲まれた開口部が形成される組立式建物。 The floor, the wall, and the ceiling are each composed of a connecting plate member formed by connecting a plurality of panel members in a planar shape, and the connecting plate member is connected through a connecting member and is a disassembleable building,
The plurality of panel members have the same rectangular shape,
An assembly-type building in which an opening is formed in the coupling plate member, at least on two sides surrounded by an edge of the panel member.
The door unit is inserted in at least one of the openings, and one or more insertion units selected from a window unit, a ventilation unit, and a closing unit are inserted in the other openings. Item 4. The prefabricated building according to any one of items 3.
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JP2005003055U JP3112386U (en) | 2005-05-10 | 2005-05-10 | Prefab building |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009299403A (en) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Nisshin Steel Co Ltd | Small-sized unit wall panel structure |
WO2011030974A1 (en) * | 2009-09-10 | 2011-03-17 | (주)미래에스앤티 | Infinitely expandable docking shelter easy to construct and dismantle |
JP2015045125A (en) * | 2013-08-27 | 2015-03-12 | 茂 坂 | Frp sandwich panel construction method building |
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2005
- 2005-05-10 JP JP2005003055U patent/JP3112386U/en not_active Expired - Fee Related
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