JP3111824U - 鍋つかみ - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単に指を入れることができ、かつ安全な鍋つかみを提供する。
【解決手段】 四指挿入部は、四指保護面と下部把持面とを有して親指以外の他の4本の指を挿入する袋状に形成されている。四指保護面は、4本の指の付け根まで手の甲を保護する。下部把持面は、つかむ物に接する面となる。親指挿入部は、上部把持面と親指保護面とを有して親指を挿入する袋状に形成されている。上部把持面は、下部把持面に対向して物を把持する面となる。親指保護面は、親指の甲の一部を保護する。四指保護面と下部把持面と上部把持面と親指保護面とは順に重なるように形成されている。指を挿入する側で下部把持面と上部把持面とが結合している。
【選択図】 図1
【解決手段】 四指挿入部は、四指保護面と下部把持面とを有して親指以外の他の4本の指を挿入する袋状に形成されている。四指保護面は、4本の指の付け根まで手の甲を保護する。下部把持面は、つかむ物に接する面となる。親指挿入部は、上部把持面と親指保護面とを有して親指を挿入する袋状に形成されている。上部把持面は、下部把持面に対向して物を把持する面となる。親指保護面は、親指の甲の一部を保護する。四指保護面と下部把持面と上部把持面と親指保護面とは順に重なるように形成されている。指を挿入する側で下部把持面と上部把持面とが結合している。
【選択図】 図1
Description
この考案は、容易に装着することができる鍋つかみに関する。
電子レンジやオーブンに入れた熱い取り出したり、熱い鍋を持ち上げたりする鍋つかみは、従来から種々の形態が提案されている。
特許文献1には、手袋状の鍋つかみが提案されている。特許文献1では、手首まで挿入する構造であるため、鍋つかみの装着に両手を必要とし、急いでいる場合や、片手がふさがっている場合に装着が遅れるとともに、置き場所に広いスペースを必要とする。また、ごわごわしてものをつかみにくい。
特許文献2には、立体的に配置し、指先だけを挿入することにより容易に装着できる鍋つかみが提案されている。特許文献2によれば、鍋つかみを立てた状態で装着する必要があり、テーブルなどに置いたままの状態では装着しにくい。また、大きさが小さいため、指先しか保護されず、手の甲が十分に保護されない。
本考案は、テーブルの上においた状態でも、壁に掛けた状態でも、片手で容易に指を挿入して装着することができ、かつ、安全な鍋つかみを提供することを目的とする。
この考案の第1の鍋つかみは、四指挿入部と親指挿入部とを備え、四指挿入部は、四指保護面と下部把持面とを有して親指以外の他の4本の指を挿入する袋状に形成され、四指保護面は4本の指の付け根まで手の甲を保護し、下部把持面はつかむ物に接する面となり、親指挿入部は、上部把持面と親指保護面とを有して親指を挿入する袋状に形成され、上部把持面は下部把持面に対向して物を把持する面となり、親指保護面は親指の甲の一部を保護し、四指保護面と下部把持面と上部把持面と親指保護面とは順に重なるように形成され、指を挿入する側で下部把持面と上部把持面とが結合している。
第1の鍋つかみによれば、四指挿入部と親指挿入部とが平面状に形成されているため、手袋状の鍋つかみに比較して、簡単に指を入れることができ、さらに、4本の指を保護する四指保護面は指の付け根までを保護するため、手首まで保護する場合に比較して簡単に装着することができ、かつ、熱いものに接しやすい各指の甲は保護されているため安全である。
この考案の第2の鍋つかみは第1の鍋つかみにおいて、下部把持面は、四指保護面より小さく、親指保護面は、上部把持面より小さい。第2の鍋つかみによれば、四指挿入部を下にして置いた状態で、四指挿入部と親指挿入部との挿入口がともに上を向いた状態となるため、鍋つかみを持ち上げることなくさらに簡単に指を挿入することができる。
この考案の第3の鍋つかみは第1または第2の鍋つかみにおいて、下部把持面及び上部把持面は、結合部両端において下部把持面と上部把持面とを重ねるように結合されている。第3の鍋つかみによれば、四指挿入部と親指挿入部とを重ねた状態を安定して維持することができるため、鍋つかみを持ち上げることなくさらに簡単に指を挿入することができる。
この考案の第4の鍋つかみは第1から第3のいずれかの鍋つかみにおいて、上部把持面及び下部把持面は、指先に接する部分に滑り止めをもつ。第4の鍋つかみによれば、物をつかむ際に指先が滑って鍋つかみがずれたり、はずれたりすることを防止できるため、さらに安全にものをつかむことができる。
この実施形態の鍋つかみ1は、柔軟性と耐熱性とを兼ね備えた材質で形成されており、例えば、布地、厚手の布地、布地の間に綿や不織布を心材として入れたもの、厚手の織物、耐熱性繊維、スポンジ、ゴムなどで形成されている。この実施形態では布地を用いた鍋つかみ1について説明する。
鍋つかみ1は、図1の平面図及び図2の斜視図に示すように、四指挿入部2と親指挿入部3とを備える。四指挿入部2は、四指保護面4と下部把持面5とを有する。親指挿入部3は、上部把持面6と親指保護面7とを有する。四指保護面4と下部把持面5と上部把持面6と親指保護面7とは順に重なるように形成されている。
四指挿入部2は、布地でそれぞれほぼ平面状に形成された四指保護面4と下部把持面5とを重ね合わせ、親指以外の4本の指を入れる入口付近を残して周囲を袋状に縫い合わされている。下部把持面5の外周を含む四指保護面4の外縁は、両面を挟むように布8が一緒に縫われて補強されている。
四指挿入部2は、物をつかむ際に便利なように指先付近に向けて徐々に狭まるように丸みを帯びている。四指保護面4の手首に近い側には吊り下げ用の環状の紐9が設けられているため、壁に掛けたりするのに便利である。四指保護面4は、4本の指の付け根の間接を隠すのに十分で、かつ手の甲にかかる程度の大きさであり、手首まで覆うものではない。四指保護面4は、4本の指を熱から十分に守ることができるとともに、手首まで覆う場合に比べて容易に指を挿入することができる。
親指挿入部3は、布地でそれぞれほぼ平面状に形成された上部把持面6と親指保護面7とを重ね合わせた状態で、親指を入れる入口付近を残して周囲を袋状に縫い合わされている。親指保護面7の外周を含む上部把持面6の外縁は、両面を挟むように布10が一緒に縫われて補強されており、親指保護面7の指を挿入する入口側も、布11が一緒に縫われて補強されている。
親指挿入部3は、親指を挿入できればよいため、四指挿入部2に比べて小さく、操作性よく形成されている。親指保護面7は、上部把持面6よりも小さく親指の第2関節付近まで覆う程度の大きさであり、親指を熱から十分に守ることができるとともに、親指の根元や手首まで覆う場合に比べて容易に親指を挿入することができる。図2では、親指挿入部3は、若干持ち上げられた様子を描かれている。
四指挿入部2の下部把持面5と、親指挿入部3の上部把持面6とは、対向した状態で各指を挿入する入口側、すなわち親指と人差し指の股に接するあたりで結合している。この実施形態では下部把持面5と上部把持面6とが1枚の布地で連続的に形成されている。四指挿入部2に4本の指を挿入し、親指挿入部3に親指を挿入した状態で、対向する下部把持面5と上部把持面6との間に物を挟む。親指挿入部3は、四指挿入部2の幅方向中央付近に設けられているため、左右どちらの手も挿入することができる。
下部把持面5は四指保護面4よりも小さく形成され、かつ、親指保護面7は上部把持面6よりも小さく形成されていることにより、四指保護面4を下にした状態で、親指以外の4本の指を挿入する入口、及び、親指を挿入する入口が表に見える状態となるため、鍋つかみ1に容易に指を挿入することができる。
上部把持面6の指の入口両端部と、下部把持面5の指の入口両端部とは、下部把持面5と上部把持面6との両面を重ねた状態で一体に縫い合わせた縫合部12を形成している。縫合部12を形成することにより、四指挿入部2と親指挿入部3とを平らに重ねた状態を安定して維持することができる。
上部把持面6の親指の先端が接触する部分と、下部把持面5の4本指の先端が接触する部分とには、ゴムなどの滑りにくい材質で形成された複数のイボ状の滑り止め13が設けられている。滑り止め13を設けることにより、物をつかんだ際に鍋つかみ1がずれたり、鍋つかみ1が外れたりする事故を防ぐことができる。なお、滑り止め13は、ゴムで形成されたものに限らず滑りにくい材質であれば、布やウレタンなどで形成されたものであってもよく、イボ状に限らず線状など他の形態をもつものであってもよい。
この実施形態の鍋つかみ1によれば、テーブルの上においた状態でも、壁に掛けた状態でも、片手で容易に指を挿入して装着することができ、かつ、4本の指を根元まで保護することができる。
1;鍋つかみ、2;四指挿入部、3;親指挿入部、4;四指保護面、5;下部把持面、
6;上部把持面、7;親指保護面、8;布、9;紐、10;布、11;布、
12;縫合部、13;滑り止め。
6;上部把持面、7;親指保護面、8;布、9;紐、10;布、11;布、
12;縫合部、13;滑り止め。
Claims (4)
- 四指挿入部と親指挿入部とを備え、
前記四指挿入部は、四指保護面と下部把持面とを有して親指以外の他の4本の指を挿入する袋状に形成され、前記四指保護面は4本の指の付け根まで手の甲を保護し、前記下部把持面はつかむ物に接する面となり、
前記親指挿入部は、上部把持面と前記親指保護面とを有して親指を挿入する袋状に形成され、前記上部把持面は前記下部把持面に対向して物を把持する面となり、前記親指保護面は親指の甲の一部を保護し、
前記四指保護面と前記下部把持面と前記上部把持面と前記親指保護面とは順に重なるように形成され、指を挿入する側で前記下部把持面と前記上部把持面とが結合していることを特徴とする鍋つかみ。 - 前記下部把持面は、前記四指保護面より小さく、
前記親指保護面は、前記上部把持面より小さい請求項1に記載の鍋つかみ。 - 前記下部把持面及び前記上部把持面は、結合部両端において前記下部把持面と前記上部把持面とを重ねるように結合されている請求項1または請求項2に記載の鍋つかみ。
- 前記上部把持面及び前記下部把持面は、指先に接する部分に滑り止めをもつ請求項1から請求項3のいずれかに記載の鍋つかみ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005001804U JP3111824U (ja) | 2005-04-01 | 2005-04-01 | 鍋つかみ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005001804U JP3111824U (ja) | 2005-04-01 | 2005-04-01 | 鍋つかみ |
Publications (1)
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JP3111824U true JP3111824U (ja) | 2005-07-28 |
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Family Applications (1)
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JP2005001804U Expired - Fee Related JP3111824U (ja) | 2005-04-01 | 2005-04-01 | 鍋つかみ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3111824U (ja) |
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2005
- 2005-04-01 JP JP2005001804U patent/JP3111824U/ja not_active Expired - Fee Related
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