JP3110650U - 保安器モジュール試験アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 架枠に搭載された保安器モジュールに対する回線切分け操作や回線試験操作を簡単且つ確実に行うことができる試験アダプタを提供する。
【解決手段】 試験弾器における対の弾器ばね間にそれぞれ差し込まれ、各弾器ばねと接触する側面に各弾器ばねと導電的に接続するプリント配線を有する複数個のプラグ端子20a1,20b1を、弾器ばねの配列に対応した配列で備えているプラグユニット2と、対向接触する2つの弾器ばねの対を保安器モジュールの弾器ばねの対と対応した配列で備え、各対の弾器ばね間に切分片又は試験プラグを差し込むための角窓320a1〜320b16を有するジャックユニット3と、プラグユニットとジャックユニットの間に延伸し、プラグ端子のプリント配線とジャックユニットの弾器ばねとの間を一対一の組み合せで連結している導線を有するケーブル5とを有すようにする。
【選択図】 図1

Description

本考案はPBX(構内交換機)や電話交換機などの通信装置が設置される場所において、交換機側と加入者側とのインターフェイス部に施設される主配線盤に実装され、雷による過電圧、過電流から交換機を保護し、また、通信回線の切り分けを行い、かつ通信回線の入出力接続処理を行う保安器モジュールに関するものであり、特に該保安器モジュールにおける試験弾器に対して用いられる試験アダプタに関する。
従来、保安器モジュールは、例えば下記特許文献1(実公平6−44278号公報)に記載されているように、間隔を置いて平行に配置された二枚のプリント配線板上に、過電圧、過電流防護素子として用いられるPNPN型半導体素子、入回線接続用Uスリット端子、出回線接続用コネクタ、および通信回線の切分け並びに試験用の試験弾器を各々搭載した扁平な構造の保安器サブモジュールを複数個、例えば16個、MTG(Mounting)枠内に段積みし、一体化した構造となっており、このように構成した保安器モジュールは電話局等内の架枠に縦方向に整列して搭載され、このような保安器モジュールの縦列は架枠上でそれぞれ作業用間隙を隔てて横方向に並列配置されている。
実公平6−44278号公報
保安器モジュールは、上記のように架枠に搭載された状態において、そのUスリット端子が作業者に対面する側、即ち前面側に位置し、試験弾器の切分片又は試験プラグ差込口が側面側、例えば作業者から見て右側面側に位置する。
従って、通信回線の切り分けのため或いは各種回線試験のための試験弾器に対する切分片差込操作や試験プラグ差込操作は、保安器モジュール側面側(例えば右側面側)の上記作業間隙から行わねばならず、この作業間隙は比較的狭いために、差込操作が行いにくいという問題があり、また保安器サブモジュールを例えば8回線から16回線収容にするような、保安器モジュールの高密度実装化を図る場合、これに伴い試験弾器の弾器ばねの実装ピッチが例えば4mmから2.5mmと狭ピッチになるため、切分けや試験を行うべき回線に対応する試験弾器上の弾器ばねへの差込口が認識しずらく、見出し難いという問題がある。
従って、本考案の目的は、上記のように架枠に搭載された保安器モジュールの試験弾器に対する切分片差込操作や試験プラグ差込操作を容易に且つ確実に行うことができるようにすることである。
上記目的を達成する請求項1に記載の保安器モジュール試験アダプタは、対向して接触する弾器ばねの対を複数対、整列して有している保安器モジュール試験弾器の各対の弾器ばね間にそれぞれ差し込まれ、この差し込みによって各弾器ばねと接触する側面に該弾器ばねと電気的に接続する配線をそれぞれ有する複数個のプラグ端子を、上記弾器ばね対の配列に対応した配列で収容しているプラグユニットと、対向して接触する弾器ばねの対を複数対、上記保安器モジュールの弾器ばね対に対応した配列にて収容し、収容された各対の弾器ばね間に切分片又は試験プラグを差し込むための角窓を備えているジャックユニットと、前記プラグユニットとジャックユニットの間に延伸し、一対一に対応するプラグ端子とジャックユニット弾器ばね対との間において、プラグ端子の一側面に設けた配線と一方の弾器ばねとの間、及びプラグ端子の他側面に設けた配線と他方の弾器ばねとの間をそれぞれ個別に電気的に接続している導線を有するケーブルと、を有することを特徴とするものである。
上記のように構成した本案の保安器モジュール試験アダプタによれば、そのプラグユニットを、切分けや試験を行うべき回線を有する、架枠上の保安器モジュールにおけるサブモジュールの試験弾器に一括的に差し込んで接続し、その上でジャックユニットをUスリットハウジングが位置する架枠正面側へもたらして定置することができ、従って、回線の切分けや試験は、架枠正面側に定置されたジャックユニットに設けた角窓に切分片又は試験プラグを差込むことにより行うことができるので、切分けや試験作業が極めて簡単且つ正確に行える。
請求項2に記載のように、前記ジャックユニットが、前記保安器モジュールのUスリットハウジングの前面側に配置されるよう、保安器モジュールに対する掛止部材を有しているようにすれば、ジャックユニットを作業し易い位置に確固に定置することができる。
請求項3に記載のように、前記掛止部材が、前記保安器モジュールのサブモジュールを側方から挟むことができるように、前記ジャックユニットのハウジングから延伸している2本の腕片と、これら腕片の先端内側に形成され、前記サブモジュールの両側面に設けた凹部に係合するロック爪とを有し、上記腕片が、前記ロック爪を上記凹部との係合から解除する方向へ偏倚させるための腕片回動摘み部片を有しているようにすれば、保安器モジュールに対するジャックユニットの着脱操作が極めて簡単になる。
本考案によれば、保安器モジュールの側部に実装された試験弾器に対して回線切り分け、回線試験を行う際には、試験アダプタを装着することにより、前面側の広いスペースで操作ができ、従って作業効率の向上が図れ、また弾器ばねが16回線のように稠密な状態で配列されている場合に、該当する回線に対応する弾器ばねが正確且つ迅速に判別でき且つアクセスできる効果が得られる。また、試験アダプタを使用しない場合には、保安器モジュールから容易に取り外しができ、保管が可能となる。また、試験プラグのプラグユニットとジャックユニットを結ぶケーブルの余長を適切にとることにより、Uスリットハウジングに対する作業をその前面から行う際、プラグユニットを支承のない位置に移動させることができる。
以下、図面を参照して、本考案に係る保安器モジュール試験アダプタの実施の形態について説明する。
始めに、本案による試験アダプタが装着される保安器サブモジュールについて図6を参照して説明する。
図6に例示されている保安器サブモジュール400は16通信回線に対応するものであって、間隔を置いて平行に配置された二枚のプリント配線板(図には上側のプリント配線板410Aのみが示されている)と、32本のUスリット端子を収容し保安器サブモジュールの前面側となるプリント配線板端縁部に取り付けられたUスリットハウジング420と、保安器サブモジュールの側面側となるプリント配線板側縁部に取り付けられた通信回線切分け並びに試験用試験弾器430と、この試験弾器と同じ側縁部に取り付けられた出回線接続用コネクタ440a、440bとを有している。
上記Uスリットハウジング420内には、並列された16本のUスリット端子からなる列が2列、上下平行配列関係で収容され、上側列の16本のUスリット端子420A1,420A2・・・420A16の基端は上側のプリント配線板410Aに固定され、下側列の16本のUスリット端子の基端は下側のプリント配線板に固定されている。
上側プリント配線板410上には過電圧、過電流防護素子として用いられる16個のPNPN型半導体素子450A1,450A2・・・450A16が整列して取り付けてあり、これら半導体素子は、上側のプリント配線板410Aに形成された16本のプリント配線を介して上側列のUスリット端子420A1,420A2・・・420A16にそれぞれ接続されている。同様に、下側プリント配線板にも同様の半導体素子が取り付けてあり、これら半導体素子は、下側のプリント配線板に形成された16本のプリント配線を介して下側列のUスリット端子にそれぞれ接続されている。
上記の試験弾器430は、並列された16個の弾器ばね対からなる列を2列、上下に重ね合わせた状態で有しており、上方の弾器ばね対列は上側プリント配線板410Aに取り付けられ、下側の弾器ばね対列は下側プリント配線板に取り付けられている。各弾器ばね対は2本の弾器ばねを有しており、一方の弾器ばねは関係するプリント配線板の表側に、他方の弾器ばねは同プリント配線板の裏側に基端部が固定され、他端部は同プリント配線板の縁部から張り出し、合掌した状態で接触し、切分け部を形成している。従って、1列16個の切分け部が2列、並列した状態で試験弾器430に設けられ、これら切分け部に対しそれぞれ切分片や試験プラグを差し込むために、各切分け部に対応して差込窓が形成された枠部材431が、上下のプリント配線板の1側縁を部分的に覆う形で両プリント配線板に固着されている。
上側プリント配線板410Aの表面側に固着された16個の弾器ばねは、同プリント配線板に設けられた16本のプリント配線を介して、上記半導体素子450A1,450A2・・・450A16にそれぞれ1対1の組み合せで接続されており、また上側プリント配線板410Aの裏面側に固着された16個の弾器ばねの内、半分の8個は、同プリント配線板に設けられた他の8本のプリント配線を介して、出回線接続用コネクタ440aの上側8個の端子にそれぞれ接続され、他の半分の8個の弾器ばねは、同プリント配線板に設けられた更に他の8本のプリント配線を介して、出回線接続用コネクタ440bの上側8個の端子に接続されている。
また、下側プリント配線板においても、半導体素子と、弾器ばねと、出回線接続用コネクタ440a,440bのそれぞれ下側8個の端子との相互接続が、上側プリント配線板の場合と同様に行われている。
上記保安器サブモジュール400には、試験弾器430及び出回線接続用コネクタ440a,440b側の側面に対して反対側の側面に複数の通線口460が設けてあり、この通線口からジャンパー線が挿入され、その先端部がUスリットハウジング420へ導かれ、Uスリット端子(例えば420A1)に接続されるようになされている。
上記のように構成された扁平な構造の保安器サブモジュール400は、複数個、例えば12個が、MTG(Mounting)枠内に段積みされ、一体化されて保安器モジュールとなされ、この保安器モジュールは電話局等内の架枠に縦方向に整列して搭載され、更にこのような保安器モジュールの縦列は架枠上でそれぞれ作業用間隙を隔てて横方向に並列配置される。
上記のように架枠に搭載された保安器モジュールのサブモジュールにおいて、各通線口に上記のようにジャンパー線を挿入し、その先端をUスリット端子に接続すれば、(加入者側通信線に接続している)ジャンパー線→Uスリット端子→半導体素子→弾器ばね対→(交換機側通信線に接続している)出回線接続用コネクタの端子、を経由する通信線が、上記例示の保安器サブモジュールの場合、32本形成され、それらの内の2本が一組となって1通信回線を形成するので、1つの保安器サブモジュール当たり16通信回線が形成される。
次に、上記のように架枠に搭載された保安器モジュールに対して使用される本案の試験アダプタについて、図1〜図5を参照しつつ説明する。図1は本考案による保安器モジュール試験アダプタの組立斜視図、図2は同試験アダプタのプラグユニットの分解斜視図、図3は同試験アダプタのジャックユニットの分解斜視図、図4はジャックユニット弾器ばねの拡大図、図5は同試験アダプタの回路図示している。
図1に示すように、試験アダプタ1はプラグユニット2と、ジャックユニット3と、これら両ユニットを導電的に接続するケーブル5とを有している。
図2は上記プラグユニットの詳細を示しており、このプラグユニット2は図示のように、プラグ端子20a1〜20a16の列及び20b1〜20b16(20b1,20b2のみが示されている)の列をそれぞれ櫛歯状に一体的に有する電気的非伝導材料(例えばCEM3,FR4などのエポキシガラス積層板)製の2枚のプラグ端子保持基板21a,21bと、これらプラグ端子保持基板を収容しているプラグ端子用矩形状ハウジング22とを有しており、上記プラグ端子保持基板21a,21bは、上記ハウジング22の両側壁の内側に形成された基板案内溝に両端部を嵌め込むことによってハウジング内に固定され、その際プラグ端子はハウジングから前方へ突出するようになされている。
上側列の16個のプラグ端子20a1〜20a16は、上記試験弾器430における上側の16個の弾器ばね対の切分け部に対応して配列されており、同様に下側列の16個のプラグ端子20b1〜20b16は、下側の16個の弾器ばね対の切分け部に対応して配列されている。従って、プラグ端子20a1〜20a16及び20b1〜20b16は一括的に対応する弾器ばね対の切分け部へ差込可能である。
上記の非導電材料製プラグ端子20a1〜20a16及び20b1〜20b16の表裏両面にはそれぞれプリント配線が設けられており、この配線はプラグ端子が上記切分け部に差込まれた際、対面する弾器ばねと接触する。各配線は、個々に、下記のケーブル5内を延伸する導線を経由して、下記のジャックユニットの弾器ばねに一対一の対応で接続されている。
図3は上記ジャックユニット3の分解斜視図を示しており、このジャックユニットは上段及び下段の2列の弾器ばね対列を保持する絶縁材料製ベース31と、このベースを収納するハウジング32とを有している。
上記ベース31における弾器ばね対は、図示の実施形態では、上段及び下段の列31a,31bにおいて、それぞれ16対づつ設けられている。ベース31の前面側には上段及び下段それぞれに36対の合掌ばねが示されているが、これは1つの弾器ばね対がダブルの合掌ばねを有しているためであって、ダブルの合掌ばねの上側ばね同士と下側ばね同士はそれぞれ基部で結合し、ベース31の後面側に突出している端子部に結合している。このことは図4の拡大尺から明らかである。例えば、上段列31aの右端2組の合掌ばね31a16,31a16及び31a16,31a16の場合、ばね31a16と31a16が基部で一体となり端子部31a165に結合し、ばね31a16と31a16が基部で一体となり端子部31a16に結合している。従って、合掌ばね31a16,31a16及び31a16,31a16が1つの弾器ばね対31a16を形成している。この構成は下段列31bの合掌ばね31b16,31b16及び31b16,31b16についても同様であり、それらが1つの弾器ばね対31b16を形成している。対向する2つの合掌ばねはその中央部分で互いに接触し、先端部においては両合掌ばねの間に切分け片又は試験プラグが差し込み易いよう末広がりに拡開している。
上記ジャックユニット2の弾器ばね対の各端子部は、ケーブル5内の導線を介して、プラグユニット2のプラグ端子のプリント配線に一対一の対応で電気的に結合されている。即ち、ジャックユニット3の端子部31a16は、プラグユニット2のプラグ端子20a16の上面に形成したプリント配線に接続し、ジャックユニット3の端子部31a16は、プラグユニット2のプラグ端子20a16の下面に形成したプリント配線に接続している。これらの接続の態様が図5に示されている。この図から明らかなように、例えば、弾器ばね対31a16及び31b16において、端子部31a16は導線4a16を介してプラグ端子20a16上面のプリント配線に接続され、以下同様に、31a16は4a16を介してプラグ端子20a16下面のプリント配線に、31b16は4b16を介してプラグ端子20b16上面のプリント配線に、31b16は4b16を介してプラグ端子20b16下面のプリント配線に接続されている。
図5の回路図に示すような上記の接続を行うことにより、プラグユニット2のプラグ20a1〜20b16が図6に示す保安器サブモジュール400の試験弾器430における切分け部に差し込まれた際、ジャックユニット3の弾器ばね対31a1〜31b16が、試験弾器430の弾器ばね対と同配列となり、同じ作用を果たすものとなる。
図3に示すように、ジャックユニット3のハウジング32は、その前端壁320に複数の角窓が形成されており、これら角窓は上記弾器ばね対列31a,31bに対応して上下2段に配列され、従って上段の角窓320a1〜320a16は、上段の弾器ばね対31a1〜31a16に対応し、下段の角窓320b1〜320b16は、下段の弾器ばね対31b1〜31b16に対応しており、ベース31をハウジング32内に完全に収納した状態では、各弾器ばね対の拡開先端部が対応する角窓に整合した状態になる。
また、ジャックユニットハウジング32の側壁には、ジャックユニット3を上記保安器サブモジュール400に掛止するための掛止部材が設けてあり、この掛止部材は掛止腕片33a,33bを有し、各腕片はその中途部分がハウジング側壁から突出する支持突起321に結合され、この支持突起を境に、手前側の摘み部片33a1,33b1と先方側の掛止部片33a2,33b2とを備えたものとなっている。掛止部片33a2,33b2はハウジング32の後縁部より先まで互いに平行に延伸しており、それらの先端部内側にはロック爪33a3,33b3が形成され、これらロック爪の外縁は内側に傾斜するスロープ33a4,33b4となされている。
上記掛止部片33a2,33b2の間隔は上記Uスリットハウジング420及びそれに連続する保安器サブモジュール部分の幅寸法と略同じになされており、従って、掛止部片33a2,33b2を保安器サブモジュールに係合させるために、ジャックユニット3を保安器サブモジュールに対してその前面側から押し込む際、ロック爪33a3、33b3はUスリットハウジング及び保安器サブモジュール部分の側面に摺接しながら前進し、押し込み完了時に保安器サブモジュール部分の側面に設けた凹部432内に落ち込み、これによって保安器サブモジュールに対するジャックユニット3の掛止が達成される。その際、Uスリットハウジングの前端部分がジャックユニットハウジング32に設けたソケット部に嵌合するように構成すれば、ジャックユニット3の掛止状態が更に確固としたものになる。
図3中、符合34は、ベース31がハウジング32内に収納された後、このハウジングの開放部を閉鎖するための蓋材を示すものである。
上記のように構成された試験アダプタ1は、電話局等内の上記架枠に搭載された保安器モジュールの回線切り分け、回線試験を行う際に、該当する保安器サブモジュールの試験弾器430に上記のプラグ端子を一括的に差し込んでプラグユニット2を試験弾器430に装着し、また、Uスリット端子側からジャックユニット3を上記のように装着する。
この状態で上記角窓320a1〜32b16の一つに切分け片、または試験プラグを差し込めば、この角窓に整合している弾器ばね対の弾器ばねが切り分けられて通信回線の状態が確認され、或いは試験プラグによってその通信回線が試験装置に接続されて所定の試験が行われる。
所要の作業が終了し、ジャックユニット3を保安器サブモジュールから取り外す際には、掛止腕片33a,33bの摘み部片33a1,33b1を摘んでハウジング32方向へ押し動かせば、掛止部片33a2,33b2が支持突起321を支点として開方向へ回動し、ロック爪33a3,33b3が凹部432から外れるので、ジャックユニット3を保安器サブモジュールから抜き取ることができる。
本案の試験アダプタの斜視図である。 図1の試験アダプタの構成部材であるプラグユニットの分解斜視図である。 図1の試験アダプタの構成部材であるジャックユニットの分解斜視図である。 図3中のA部の拡大尺斜視図である。 図1の試験アダプタの回路図である。 図1の試験アダプタを既存保安器サブモジュールに装着した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1…試験アダプタ
2…プラグユニット
20a1〜20a16,20b1,20b2…プラグ端子
21a,21b…プラグ端子保持基板
22…プラグ端子用ハウジング
3…ジャックユニット
31…ベース
31a,31b…弾器ばね対の列
31a1〜31a16,31b1〜31b16…弾器ばね対
32…ハウジング
320a1〜320a16,320b1〜320b16…角窓
33a,33b…掛止腕片
33a3,33b3…ロック爪
5…ケーブル
400…保安器サブモジュール
420…Uスリットハウジング
430…試験弾器

Claims (3)

  1. 対向して接触する弾器ばねの対を複数対、整列して有している保安器モジュール試験弾器の各対の弾器ばね間にそれぞれ差し込まれ、この差し込みによって各弾器ばねと接触する側面に該弾器ばねと電気的に接続する配線をそれぞれ有する複数個のプラグ端子を、上記弾器ばね対の配列に対応した配列で収容しているプラグユニットと、
    対向して接触する弾器ばねの対を複数対、上記保安器モジュールの弾器ばね対に対応した配列にて収容し、収容された各対の弾器ばね間に切分片又は試験プラグを差し込むための角窓を備えているジャックユニットと、
    前記プラグユニットとジャックユニットの間に延伸し、一対一に対応するプラグ端子とジャックユニット弾器ばね対との間において、プラグ端子の一側面に設けた配線と一方の弾器ばねとの間、及びプラグ端子の他側面に設けた配線と他方の弾器ばねとの間をそれぞれ個別に電気的に接続している導線を有するケーブルと、
    を有することを特徴とする保安器モジュール試験アダプタ。
  2. 前記ジャックユニットが、前記保安器モジュールのUスリットハウジングの前面側に配置されるよう、保安器モジュールに対する掛止部材を有していることを特徴とする請求項1に記載の保安器モジュール試験アダプタ。
  3. 前記掛止部材が、
    前記保安器モジュールのサブモジュールを側方から挟むことができるように、前記ジャックユニットのハウジングから延伸している2本の腕片と、
    これら腕片の先端内側に形成され、前記サブモジュールの両側面に設けた凹部に係合するロック爪とを有し、
    上記腕片が、前記ロック爪を上記凹部との係合から解除する方向へ偏倚させるための腕片回動摘み部片を有している
    ことを特徴とする請求項2に記載の保安器モジュール試験アダプタ。
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