JP3110482B2 - 画像監視装置 - Google Patents

画像監視装置

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JP3110482B2
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秀一郎 春木
武 石橋
誠 橋本
武司 川村
新也 上町
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は一直線上に並べられた
3個以上のカメラにより三角法を応用しかつ冗長性を持
たせて対象物の特徴点の位置を測定する装置であって、
特に運動している物体だけを対象とする場合に特徴点の
数を減らし演算および測定に要する時間を短縮するもの
である。
【0002】
【従来の技術】2つのカメラを用いて物体の位置を定め
る三角法測量はよく知られている。これは2つのカメラ
の距離lと、カメラの回転角θ、傾角φなどから対象の
位置を決定するものである。これは人間が肉眼で測定す
る場合には有効であるが、自動的に測定をしようとする
場合には応用することが難しい。
【0003】対象物体Bのある特徴点Pを2つのカメラ
で見るのであるが、同じ特徴点であるかどうかというこ
とは人間が見れば直ちに分かる。しかし人間の眼に頼っ
ていたのでは測定速度が遅いし不正確でもある。測定を
自動化しなければならない。この場合はカメラの向きは
一定不変にしておき画面上で特徴点Pの像P1 、P2
得て、P1 、P2 から特徴点Pまでの距離や方向を求め
る。
【0004】しかし同一の点Pであるかどうかの判定は
難しい。例えば2つのカメラの画像を2値化し、縦、横
方向に少しずつずらせて2つの画像の相関を計算し、相
関値の最も高い時の画像の変位から特徴点Pを求めるこ
とができる。
【0005】しかし、このような方法は人間が肉眼で同
一性を認める場合に比べて信頼性が低い。似たような対
象物体Bの特徴点が2つ以上あると同一か、別異か判断
し難い。
【0006】特徴点の輝度を特に大きくするとか、相関
演算を巧みに行って同一性の判断ができたとしても、肉
眼による場合に比し確度が低いので、他の測定により検
算しなければならない。つまり冗長性のある測定をしな
ければならないということである。
【0007】3つ以上のカメラを用い冗長性のある位置
測定を行う測定方法は既に提案されている。特願昭62
−172823号(S62.7.13出願)「多眼視覚
装置の信号処理方法及びこの方法を用いた多眼視覚装
置」である。本発明は多眼視覚装置のひとつの発展であ
るので、この装置の原理についてまず説明する。
【0008】図1はこの視覚装置の原理図である。n個
のカメラC1 、C2 ・・・Cn があり、これらはレンズ
1 、L2 、・・・Ln の中心が同一直線上に並びかつ
光軸は平行に、走査線が同一直線上に並ぶように調整す
る。
【0009】レンズ中心を通る直線をy軸とする。走査
線もy軸に平行である。ここではイメージセンサI1
・・In が描かれている。イメージセンサのアレイの方
向がy軸方向に並んでいる。これは各カメラの配置に関
して強い制限を課しているということである。カメラC
1 とC2 の距離をl1 、C2 とC3 の距離をl2 ・・・
とする。全てのカメラの光軸も平行でこれがx軸であ
る。
【0010】イメージセンサをレンズの結像面に置く場
合は二次元のものを用いる。カメラが並んでいるy方向
が主走査方向になり、z方向が副走査方向になる。画素
はyz面に拡がっているのであるがy方向を行、z方向
を列と呼ぶ。全てのテレビカメラについて同じ行を走査
するときに特徴点Pが像に現れるものとする。
【0011】特徴点Pがxy面にあるとは限らないが、
Pをxy面に投影すればxy座標に関しては正しい函数
関係を導くことができる。そこでここでは簡単のため特
徴点Pがxy面にあるとする。特徴点Pの像がカメラC
1 、C2 ・・・Cn に対し、u1 、u2 ・・・un の点
に結ぶものとする。レンズと像の距離はレンズの焦点距
離にほぼ等しい。レンズから特徴点Pまでの距離をXと
する(x方向の)。レンズLi の光軸に対し、特徴点P
とレンズ中心を結ぶ直線のなす角をαi とすると、任意
の2つのレンズについて
【0012】
【数1】
【0013】である。ただしlijはカメラCi 、Cj
y軸上の距離である。一方カメラの内部では、レンズよ
りfの後方に像ができ、これが中心座標をuo として、
【0014】
【数2】
【0015】という簡単な式が成り立つ。すると、これ
らから、
【0016】
【数3】
【0017】という式が得られる。Xを求めるには、任
意の2つのカメラの座標ui 、ujがあれば足りる。も
しもカメラが3個以上あれば、独立な解が2つ以上求ま
る。これらが一致すればこれらの計算と特徴点Pの同定
が正しいということである。計算は簡単であって間違う
はずがないが、特徴点Pの異同は誤ることがあるのでこ
のような手続きが必要である。例えばカメラを5つ用い
る場合を考える。この時はlijを添字をひとつにして、
カメラi、i+1の距離をli で表し、4つの独立なX
を求める式を得る。
【0018】
【数4】
【数5】
【数6】
【数7】
【0019】これら4式から4つのXの値を求めて全て
一致するかどうかを試べ、一致するときはこれをひとつ
の特徴点として認め、Xの値を採用する。これらが一致
しない場合はいずれかのカメラが特徴点の同定を誤って
いるのであるから、これを捨てる。もちろんこのように
する事もできるが、前記の発明ではこのようにせずに、
隣接カメラの距離を全て等しくし(l1 =l2 =l3
4 =l)、両端のカメラC1 、C5 の像の座標u1
5 から、
【0020】
【数8】
【0021】をまず求める。中間のカメラC2 、C3
4 の像の座標u2 、u3 、u4 はu1 で差し引いて、
【0022】
【数9】
【数10】
【数11】
【0023】という関係にあるから、Q/4、 Q/2、
3Q/4にu1 を加えてw2 、w3、w4 を求める。こ
れとu2 、u3 、u4 とを比較し、それぞれが一致すれ
ばこの測定は正しいということが分かり、特徴点までの
x方向の距離Xが確定する。w2 、w3 、w4 がu2
3 、u4 と異なれば、特徴点の同定が間違っているの
である。
【0024】特徴点Pのz座標は、カメラに於ける像の
z方向の位置によって分かるがこれは全てのカメラにつ
いて共通であり主走査線の行の番号によって分かる。中
間点v0 からの像の存在する主走査線vまでの距離をv
−v0 とすると、Xが既知であるから、
【0025】
【数12】
【0026】によってz座標が分かるし、y座標の値も
同様に簡単に求められ、特徴点Pの三次元座標が分かる
ことになる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】この方法は、対象物が
運動しているものにも静止しているものにも同様に適用
される。静止物体と運動物体の関係を知るには全ての物
体の位置を測定するのが良い。しかしそうすると特徴点
の数が多く処理に時間がかかりすぎるという欠点もあ
る。時間がかかるとリアルタイムで測定ができない。こ
の発明は対象が運動物体だけである場合に、静止物体の
測定を捨象し、演算に要する時間を減少させるものであ
る。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明に於いては運動物
体のみを対象とするので、カメラで撮像した画像を直接
に時間微分し、微分画像を特徴抽出する。この特徴点に
ついて前記の判定を行い、判定に合格したデ−タについ
て3次元位置演算を行うことにする。時間微分すること
によって静止した対象物は画面から消えてしまうので、
静止物体についての特徴点抽出や判定、3次元位置演算
等の操作を省くことができる。あるいはカメラで撮像
し、特徴点抽出を行った後時間微分し、その後前記の判
定や3次元位置演算を行う。
【0029】図2、図3によって本発明に於ける特徴点
の位置測定の順序を示す。先ず図2の方式を説明する。
画像入力というのは全てのカメラに於いて対象物を撮像
する事である。カメラは縦横に数多くの画素を有する撮
像面を持ちここに対象物が写る。同じ対象物であっても
カメラの位置が違うので、カメラにより少しずつ像の形
状が相違する。しかし同じ点は同一の行の画素に結像す
る。画素ごとの光強度を電気信号に変換し、デジタル化
する。これを時系列微分操作をすることにより微分画像
を求める。これで静止物体の画像を除去できる。
【0030】次に特徴点抽出を行う。特徴点は物体のエ
ッジや点である。hビットのデジタル画像を空間微分操
作等をすることにより特徴点を求めることができる。こ
れは既に公知の方法がある。続いて特徴点を対応付けす
る。それぞれのカメラの画像にいくつも特徴点がある
が、同一の特徴点に対応する画素を見出す必要がある。
【0031】カメラと画素の配列から、同一の特徴点は
同じ行の画素に対応し、しかもカメラの位置からその前
後位置が分かっているから一応の対応付けを行うことが
できる。時間微分により0でないデ−タを有する画素の
数が減少しているので対応付けは簡単になる。そして対
応した特徴点について前記の判定を行い、さらに3次元
座標計算をする。
【0032】図3に示すものは、特徴点抽出と、時系列
微分の順序を逆にしたものである。カメラで撮像したも
のをデジタル変換し、特徴点抽出をする。このあと時系
列微分をする。その他は図2の方法と同じである。
【0033】
【作用】図4、図5を用いて本発明の操作を説明する。
カメラの画像である図4に於いて棒状の物体Aと、矩形
状の物体Bと、円Cが描かれている。実線で書いたもの
がある時刻t1 の画像であるとする。これは全てのカメ
ラに写っているが少しずつ配置形状が異なる。以下に述
べる操作は全てのカメラに於いて行う。この後t2 にお
いて、一点鎖線で示すような画像が得られたとする。物
体BとCは静止していてt2 においても同じ位置にあ
る。物体Aのみは一点鎖線で示す位置A’に移動してい
る。この時間内に移動したものは物体Aだけであるとす
る。
【0034】時系列微分すると図5のようになる。破線
で示すのがt1 での物体Aで、実線で示すのがt2 での
物体Aである。ここで微分の意味であるが、破線で示す
部分は画素の値が負になるが、これは負とせずに0と置
く。すると時間的に後になるt2 での物体Aの画像のみ
が残る。これは全てのカメラに共通である。
【0035】この後物体Aの画像について特徴点抽出を
する。特徴点として求まったものは運動する物体の特徴
点である。これは既に述べたようにn個のカメラで撮像
した画像について行うから、前記の判定操作を行うこと
ができる。この判定をした後に判定に合格したデ−タに
ついて3次元座標計算を行う。
【0036】同じ事を画面のデ−タについて説明する。
図6はn値画像フレ−ムメモリである。横に(I+1)
個、縦に(J+1)個の画素がある。横に連続するもの
を行と言い、縦に連続するものを列と言う。1行目の画
素の値がg00、g10、g20、・・である。一般にu列、
v行の画素の値はguvである。これはhビットのデ−タ
であり、カメラで撮像して得たアナログデ−タをhビッ
トのデジタル値に変換したものである。
【0037】一定のサンプリング時間毎に画像が得られ
るから、時系列微分できる。t=t2 の画像デ−タか
ら、t=t1 の画像デ−タを差し引くことによってなさ
れる。つまりgij(t2 )−gij(t1 )の演算を各画
素毎に行う。この結果を微分画像のフレ−ムメモリの
(i,j)番地にgij(t2 )として記憶させる。この
結果が図7に示される。これは図5に対応する。静止し
ている部分の画素の値は0になる。運動した物体の画像
に対応する画素のみが0でない画素値gを持つ。
【0038】この後特徴点抽出を行うと図8に示すよう
になる。僅かなデ−タのみが残る。運動していないもの
や特徴点でない画素のデ−タは0になるからである。残
った特徴点を動的特徴点と呼ぶ、これに対して静止物体
の特徴点を静的特徴点と呼び両者を区別する。ここでは
動的特徴点のデータguvのみが維持される。図6が動的
特徴点のフレームメモリである。これは全てのカメラC
1 、C2 ・・について得られる動的特徴点のフレームメ
モリである。それぞれのカメラについて別異のものが得
られる。
【0039】しかし、全ての特徴点について全てのカメ
ラC1 、C2 ・・・Cn の画像上での位相が対応付けら
れているのであるから、いずれかひとつのカメラCi
対して動的特徴点が分かっていればそれで良いのであ
る。あるカメラCi の動的特徴点座標をu、vとする
と、他のカメラではこの特徴点座標(U、V)はV=v
であるし、U=u+fl/Xで計算できるからである。
ただしlはカメラ間の距離である。数3からこの式は簡
単に得られる。
【0040】この後先述のような全てのカメラの像につ
いて、数3〜数7に示すような判定を行う。判定に合格
したものについて三次元座標の計算を行う。特徴点の
x、y、z座標をX、Y、Zとすると、Xの計算は数3
〜数7の式により冗長演算して得られている。Xが確定
すると、y、z座標を求める。これらを並記すると、
【0041】
【数13】
【数14】
【数15】
【0042】である。ただし数13に於いて右辺は行方
向の画素の位置を長さui 、uj で表したものと、画素
の番号ni 、nj で表したものの両方を記している。数
14に於いてmは行番号であり、m0 は中間行の番号で
ある。σは画素の縦の長さ(列の長さ)、NS は縦の画
素数(列の画素数)である。数15はY座標を与えるが
カメラのレンズを原点としてこのように表される。全て
のカメラについてこのような式が成り立つ。u0 は中間
列の位置である。全てのカメラについてuの値が異なる
のでYの値も異なるが、カメラのY軸上の位置が違うの
でこのようになるが、実際にはひとつの点として求めら
れる。座標の原点を例えばC1 に固定するというように
決めておけば一義的にYの座標が決まる。
【0043】
【実施例】図9〜図11により本発明の画像監視装置を
送電線接近物監視装置に適用した実施例を説明する。こ
れは送電線近傍で作業する重機(クレーン)が送電線に
異常接近することを防止するための監視装置である。
【0044】図9はこの地域の概略平面図を示してい
る。鉄塔A、Bに支持される送電線Jがあり、クレーン
CはA、B間にあって作業しているものとする。送電線
の向こう側にはビルKがある。監視装置Mは複数のカメ
ラよりなる本発明の装置である。クレーンCは鉄塔A、
B間の送電線Jの近傍で作業している。送電線に接触す
ると危険であるので、クレ−ンと送電線の距離を監視し
たい。送電線は静止物体であるが、本発明の手法を使わ
ず最初は送電線の位置を全体にわたって求めておく。こ
の後本発明の操作を行い、クレ−ンの動きを監視する。
【0045】図10は特徴点画像である。鉄塔や、ビル
もクレ−ンとともに撮像され特徴点抽出が行われる。こ
れは図3の手法に従っている。静的特徴点、動的特徴点
の両方が現れている。これを時系列微分すると、図11
のようになる。破線で示すものがt1 のクレ−ン位置で
実線で示すものがt2 のクレ−ン位置である。実線に現
れた特徴点について前記の全てのカメラのデ−タを照合
して前記の判定を行い、判定に合格した動的特徴点につ
いて3次元座標計算する。こうして送電線とクレ−ンの
距離を実時間で測定しクレ−ンた送電線に接触するなど
の危険を回避できる。
【0046】
【発明の効果】本発明は、時間的に変化する動的特徴点
のみを選択し、静的特徴点を捨てるようにしているか
ら、画像監視装置の処理時間を短縮できる。リアルタイ
ム処理が必要とされる自動監視、自動計測の分野で利用
すると効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる復数個のカメラの配置を示す概
略図。
【図2】本発明の画像監視装置の一つの処理順序を示す
フローチャート。
【図3】本発明の画像監視装置の他の処理順序を示すフ
ローチャート。
【図4】t1 でのカメラ画像とt2 でのカメラ画像を例
示する図。
【図5】図4に於いてt2 の画像値からt1 の画像値を
差し引いた微分画像図。
【図6】ひとつのカメラのn値画像フレームメモリの概
略図。
【図7】時間微分後のフレ−ムメモリの概略図。
【図8】特徴点抽出した後のフレ−ムメモリ概略図。
【図9】送電線近傍でクレ−ンが作業している配置を示
す概略平面図。
【図10】図9の地点をカメラで撮像し特徴点を抽出し
た後の特徴点画像図。
【図11】図10を時間微分した後の特徴点画像図。
フロントページの続き (72)発明者 橋本 誠 大阪市此花区島屋一丁目1番3号住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 川村 武司 大阪市此花区島屋一丁目1番3号住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 上町 新也 大阪市此花区島屋一丁目1番3号住友電 気工業株式会社大阪製作所内 (56)参考文献 特開 昭64−16907(JP,A) 特開 平1−155207(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G06T 7/00 G06T 7/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整然と配列された光電変換機能を有する
    受光面と、物体の像を受光面上に結像するレンズを有す
    る3つ以上のカメラC1 、C2、...Cnの各レンズの
    中心点が同一平面上にあり、このときの各カメラの光軸
    を平行になるように機械的にカメラを調整し、且つ、各
    カメラの受光面上に写っている同一物体の垂直座標が同
    じになるように受光面の座標を調整できるカメラにおい
    て、もしくは、各カメラで捕らえた画像に対して同一物
    体の垂直座標が同じになるように座標を変換する処理系
    を有する装置において、観察対象物の同一の特徴点Pの
    像が写る画素が各カメラの座標変換後の同一画素列の異
    なる位置u1 、u2 、...un にあるとき、これら特
    徴点に対応する画素の位置を位相と呼び、カメラC1
    2 ・・・Cn の任意の2つCi 、Cj のレンズ中心の
    距離をlijとして、これらカメラの同一特徴点に対する
    位相の差を距離で割ったものが一定、すなわち(ui
    j )/lij=constであるという条件を満足すれ
    ば特徴点に正しく位相が対応しこの条件を満足しなけれ
    ば特徴点に位相が正しく対応していないという判別操作
    をした後、正しいと判別された位相についてのみ特徴点
    の三次元位置を計算するようにした画像監視装置に於い
    て、特徴点を抽出した後、特徴点抽出画像を時間微分
    し、残った特徴点についてのみ前記の判別操作を行い三
    次元位置を計算するようにした事を特徴とする画像監視
    装置。
  2. 【請求項2】 縦横行列状に並ぶ光電変換機能を有する
    多数の画素と、物体の像を画素上に結像するレンズと、
    画素ごとの明暗信号を電気信号に変換するため画素を行
    方向に走査する主走査と、主走査の行を列方向に1列ず
    つずらしてゆく副走査を行う走査機構とを有する3つ以
    上のカメラC1 、C2 、・・・Cn を、主走査線が全て
    のカメラについて一直線上にあり、レンズ中心もこれら
    に平行な一直線上に並ぶように設置し、観察対象物の同
    一の特徴点Pの像が写る画素が各カメラの同一の画素列
    の異なる位置u1 、u2 、・・・un にあるとき、これ
    ら特徴点に対応する画素の位置を位相と呼び、カメラC
    1 、C2 ・・・Cn の任意の2つCi 、Cj のレンズ中
    心の距離をlijとして、これらカメラの同一特徴点に対
    する位相の差を距離で割ったものが一定、すなわち(u
    i −uj )/lij=constであるという条件を満足
    すれば特徴点に正しく位相が対応しこの条件を満足しな
    ければ特徴点に位相が正しく対応していないという判別
    操作をした後、正しいと判別された位相についてのみ特
    徴点の三次元位置を計算するようにした画像監視装置に
    於いて、カメラで撮像された画像を時間微分し、特徴点
    抽出を行い、抽出された特徴点について前記の判別操作
    を行い三次元位置を計算するようにした事を特徴とする
    画像監視装置。
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