JP3110203U - 瞬時オンのプロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが瞬時にオンにでき、動作中の光損失を低減しながら高い画像明るさおよび調整可能なカラー・バランスを得る。
【解決手段】補助光源140は、ソリッド・ステート発光デバイス144を備え、補正光が光ファイバ146を通ってプリズム148内に伝搬する。プリズム148は、補正光が一次光路106に沿って伝搬する多色光の光線105と一致するように補正光を光トンネル110に適切な角度で導く。第1の近軸反射の場所154の前のプリズム148と第1の光トンネル表面152との間にオプティカル・コンタクトを設けることで、光路106からプリズム148に入る多色光の損失を減らすことができる。
【選択図】図3

Description

本考案は、画像投影システムに関し、より詳細には、瞬時にユーザがスイッチ・オンでき、投影システムにより生成される画像の明るさおよびカラー・バランスを改善する方法に関する。
本考案は、「Achieving Color Balance in Image Projection Systems by Injecting Compensating Light」という名称の2001年6月8日に出願された米国特許出願第09/877955号の一部継続出願である。
画像投影システムは、動画や静止写真をスクリーンに投影して見るために長年使用されてきた。最近、販売デモ、営業会議、教室での授業に、マルチメディア投影システムを利用したプレゼンテーションが普及している。
カラー画像投影システムは、カラー画像が、赤色(「R」)、緑色(「G」)、青色(「B」)の光の三原色から生成されるという原理に基づいて動作することができる。図1を参照すると、従来技術の画像投影システム100は、楕円体反射板104の焦点のところに配置された一次光源102を備え、これにより、回転するカラー・ホイール・アセンブリ108を通る一次光路106に沿って伝搬する多色光の光線105(図には示されていない)を発生する。カラー・ホイール・アセンブリ108は、少なくとも3つのフィルタ・セクションを備え、それぞれのセクションは原色R、G、Bのうちの異なる1つの色が付けられている。一次光源102によって放出される多色光の光線105は、中実タイプまたは中空タイプのいずれかの光トンネル110などの光統合デバイスを通る光路106に沿って伝搬し、その出口端で均一な照明パターンを生成する。(中実タイプの光トンネル110が図1に示されている。)光トンネル110は、多重反射で最終投影画像と同じ寸法割合となる矩形領域上で均一な光強度が得られるという原理に基づいて動作する。照明パターンは、レンズ要素システム112により結像させられ、光反射面114から反射され、投影レンズ116を透過する。上述のタイプの人気のある市販の画像投影システムとして、本出願の譲受人であるオレゴン州ウィルソンビルのInFocus Corporationが製造するLP300シリーズがある。
明るい高品質のカラー画像を生成する画像投影システムの開発に多大な労力が払われてきた。しかし、従来のプロジェクタの光学的性能は、多くの場合決して満足できるものではない。例えば、適切な投影画像の明るさは、特に、採光の良い部屋でコンパクトな可搬型カラー・プロジェクタを使用した場合に、達成するのが困難である。
投影する画像の明るさを高めるために、画像投影システムでは、通常、高輝度放電(「HID」)アーク灯を一次光源102として使用している。図2は、幅が好ましくは0.8から2.0mmの範囲であるアーク・ギャップ126により隔てられた第1、第2の電極122、124を備えるHIDアーク灯120の例を示している。第1、第2の電極122、124とアーク・ギャップ126は、イオン化ガスや固形物で満たされ密閉された与圧室128内に収められている。外部電圧源(図に示されていない)により第1の電極122に印加される高電圧パルスにより、与圧室128内に含まれるガスと固形物がイオン化して、定常状態の可逆反応が発生し、その結果プラズマが形成される。アーク・ギャップ126間に生じる電流は、外部ランプ駆動電子回路により保持され、その結果定常状態可逆反応により発生したプラズマが保持される。プラズマは明るい多色光を放出する。アーク灯120の構成要素は、ガラス・エンベロープ130内に封入され、熱を放散し、それによりガラス・エンベロープ130のひび割れを防止するために、導電箔132が電極122、124に取り付けられている。
したがって、HIDアーク灯は、強い多色光の点源を発生する。HIDアーク灯を楕円体反射板の近くに配置することで、高い精度で強い多色光の焦点をカラー・ホイール上に合わせることができる。HIDアーク灯は、高輝度、高効率、高信頼性などの多くの好ましい属性を持つが、残念なことに、HIDアーク灯は、通常、電源オン後、完全に明るくなるまでに、ウオーミングアップにある程度時間がとられる。この最初の期間(電源オン後)、投影された画像の明るさは徐々に増大する。そのため、このようなHIDアーク灯を備える投影システムのユーザは、投影システムがウオーミングアップ期間中完全な動作をしていないと感じることが多い。
さらに、HIDアーク灯により放出される多色光は、放出エネルギー容量に関してバランスがとれていない。特に、HIDアーク灯の放出エネルギー量は、色のスペクトルの青色端のほうが、赤色端よりも高く、放出エネルギーが不均衡である原因となっている。このような問題を解決するためのいくつかのアプローチが試みられている。
照明放出エネルギーの不均衡を最小限に抑えようとする試みの1つでは、Bフィルタ・セグメントの角度範囲に関してカラー・ホイールRフィルタ・セグメントの角度範囲(物理的サイズ)を広げ、かつ/またはRフィルタ・セグメントの減衰に関してカラー・ホイールBフィルタ・セグメントの減衰を高めることを必然的に伴った。第2の試みでは、カラー・ルックアップ電子回路を通じて明るさレベル全体を下げてカラー調整のための「ヘッド・ルーム」が得られるようにする必要があった。残念なことに、これらの試みは、一時的なアーチファクトや画像の明るさの低下を引き起こした。第3の試みでは、白色フィルタ・セグメントをカラー・ホイールに追加して「白色ピーク発生」機能を備えるようにする必要があった。白色フィルタ・セグメントを追加すると、画像の明るさが高まったが、その結果、飽和色の明るさが失われた。残念なことに、これらの光学構成要素により、原色からかなり多くの光が脱落することになった。第4の試みでは、投影システム内でより強力なアーク灯を単に使用しただけであった。コンパクトな可搬型プロジェクタで実装する場合、この方法では、熱、サイズ、重量、コスト、および信頼性の問題が生じた。
米国特許出願第09/877955号
したがって、ユーザが瞬時にオンにできるようにし、かつ/または動作中の光損失を低減しながら高い画像明るさおよび調整可能なカラー・バランスを得る、改善された技法で実装される画像投影システムが求められている。
本考案の実施形態について、類似の参照が類似の要素を表している付属の図面で説明する。
本考案の実施形態は、ユーザが瞬時にオンにすることができ、後続の動作で光損失を抑えながら高い画像明るさおよび調整可能なカラー・バランスを達成する方法、およびそれらの方法を実装する論理回路とともに組み込まれる投影システムを含むが、これらに限られない。
以下の説明では、本考案の実施形態のさまざまな態様を説明する。ただし、当業者には、他の実施形態も、説明されている態様の一部のみ、または全部を使って実現できることは明白であろう。説明のため、これらの実施形態を完全に理解できるように具体的な番号、材料、構成を述べてある。ただし、当業者であれば、他の実施形態もこれらの特定の詳細がなくても実施できることは明白であろう。他の場合には、説明を分かりにくくしないために、良く知られている特徴は省くか、または簡略化している。
さまざまなオペレーションが、複数の別々のオペレーションとして次々に、実施形態の理解に最も役立つ形で説明されるが、説明の順序は、それらのオペレーションが必ず順序に依存することを意味すると解釈すべきではない。特に、それらのオペレーションは、取りあげられている順序で実行する必要はない。
「一実施形態では」という語句は、繰り返し使用される。この語句は、一般に、同じ実施形態を指し示さないが、指し示すこともあり得る。「備える」、「持つ(格納する、含む、備える)」、および「含む」は、文脈の中で別に指示されていない限り、同義である。
例を使って説明されている本考案の異なる実施形態では、瞬時にオンにできるように、かつ/または一次光源102の放出スペクトルの放出エネルギー不均衡を補正するように、補助光源を図1の画像投影システム100の別の位置に配置する。当業者であれば、本考案は3経路投影システムなどの他のタイプの画像投影システムとして実現できることを容易に理解できるであろう。
図3aは、補助光源140が光統合デバイス、好ましくは光トンネル110の入口端142付近に取り付けられている、本考案の第1の実施形態の概略図である。補助光源140は、発光ダイオード(LED)などの1つまたは複数のソリッド・ステート発光デバイス144を備えるのが好ましく、このデバイスから補正光が光ファイバ146を通って光結合デバイス、好ましくはプリズム148内に伝搬する。プリズム148は、補正光が一次光路106に沿って伝搬する多色光の光線105と一致するように補正光を光トンネル110に適切な角度で導く。
図3aに示されている実施形態では、光ファイバ146はプリズム148の入力プリズム面150上に取り付けられる。その面はプリズム148が取り付けられている第1の光トンネル表面152に実質的に平行な面である。プリズム148は、第1の近軸反射が生じる場所154の上流にある光トンネル110の入口端142付近に取り付けられる。第1の近軸反射の場所154の前のプリズム148と第1の光トンネル表面152との間にオプティカル・コンタクトを設けることで、光路106からプリズム148に入る多色光の損失を減らすことができる。
図3aに示されている光トンネル110は、光統合デバイスの一例であり、他の光統合デバイスについては、この第1の実施形態のいくつかの実装を参照しながら詳細に説明される。光トンネルは、一般に、最終的な望む画像と同じ寸法比例の均一な照明パターンを生成するように画像投影システムに実装される。光トンネルは、多重反射の原理に基づいて動作し、透過光線は光トンネルのすべての側面から反射し、実質的に均一な強さの光が光トンネルの出力端から放出される。光トンネル110は、光の均一な照明パターンが矩形形状の光トンネル110の出口端156から伝搬するような矩形形状であるのが好ましい。光トンネル110は、さらに、中実ガラス棒であるが好ましい。光トンネル110は、プリズム148を支持している光トンネル110の表面積全体が減少するように、したがって一次光路106からの多色光の損失量が減るように、プリズム148よりも幅が広いのが好ましい。中実光トンネルの一例として、4.5mm×6.0mm×長さ40mmのものが挙げられる。
各発光デバイス144は、LED、レーザ、アーク灯などどのような光源であってもよい。さまざまな実施形態でLEDが使用されているのは、事実上単色光を放出し、コンパクトかつ安価であることが理由である。一実施形態では、少なくとも1つの白色LEDと赤色LEDが備えられる。白色LEDは、ウオーミングアップ中にアーク灯120により出力される光の明るさが足りないのを補うため白色光を出し、ユーザが瞬時にオンできるようにするため、初期段階で使用される。すでに説明したように、アーク灯120により出力される光は、電源オン後の初期ウオーミングアップ期間中、明るさ不足となる。白色LEDは、ソリッド・ステート構成であるため、一般に、アーク灯120がウオーミングアップのため必要とする期間よりもかなり短い期間で実質的に100%の明るさの光を出力することができる。赤色LEDは、アーク灯120により出力される光の赤色スペクトルを補正する赤色光を出すために、後続の動作期間中に使用される。放出スペクトルが赤色光に対応する光を放出するLEDは、通常、約30ルーメンの赤色光を放出する。この追加赤色光は、一般に、一次光路106内の赤色光放出エネルギー量の10%増大をもたらす。赤色光を導入することで、より小さな赤色セグメントおよびより大きな緑色および白色セグメントを持つカラー・ホイールを使用して光透過全体を高めることができる。
本考案の他の実施形態では、初期期間に白色光補正、または後続の動作期間中に赤色光補正のみを使用できるが、両方同時には使用しない。
光ファイバ146は、適切などのような材質のものでもよいが、プラスチックまたはガラスが好ましい。光ファイバ146は、画像投影システムに適したサイズであればどのようなサイズでもよいが、直径約1mmのものが好ましい。というのは、そのような光ファイバは安価であり、小径の光ファイバよりも堅牢であるからである。光ファイバ146は、画像投影システムに適している任意の適切な形状でよい。図3aに示されている光ファイバ146はまっすぐなファイバである。別法として、図4aに示されているように、湾曲した光ファイバ146でもよい。
光ファイバ146を、光トンネル110に直接結合することができる。このような結合は、適切な従来の方式で実現することができ、特に以下の2つの配置の1つを使用することができる。中空の光トンネルの場合、光ファイバ146の出口端302は、図4aに示されているように、光トンネル110の入口端142に接する。
この他の実施形態では、光ファイバ146は、一次光源102により放出される、また光ファイバ146から反射または屈折された多色光の損失が低減されるように、光トンネル110の入口端142の隅に取り付けられるのが好ましい。第2の他の配置では、光ファイバ146の出口端302は、図4bに示されているように、第1の光トンネル表面152に接する。これらの方法は両方とも、ソリッド・ステート発光デバイス144から伝搬し光ファイバ146から出てきて、一次光源102により放出される多色光と一致する光の補正が可能である。
本考案の照明サブシステムの利点は、さらに、光ファイバ146を補助光源140に組み込まなくても得られる。光ファイバ146なしで構成された照明サブシステムでは、ソリッド・ステート発光デバイス144からの補正光は直接プリズム148に入る。
別法として、本考案の照明サブシステムの利点は、ファイバ束内の複数の光ファイバ146を用意し、ソリッド・ステート発光デバイス144により放出された補正光を光統合デバイス内に導くことにより得られる。図5は、それぞれ複数のファイバで形成された、複数の独立のファイバ束を示している。複数の光ファイバ146の端は、屈折率が、光トンネル110を形成するために使用される材料の屈折率に対応する光学的材料でできている光統合デバイス306内に埋め込んでいる。光ファイバ146は、放出される補正光が光トンネル110内の一次光源102から出る多色光と一致するように光路106に対してある角度で埋め込まれる。光学的アセンブリ308は、光ファイバ146と光統合デバイス306を備え、光トンネル110の任意の側面に取り付けることができる(他の取付法は、細線で示されている)。この他の実装を使用する利点の1つは、光学的アセンブリ308、光ファイバ146、光統合デバイス306を、別々に構築し、光学接着剤により取り付けることができるため、製造コストが低減されることである。別法として、複数の光学的アセンブリ308を光トンネル110に取り付けることもできる。
ソリッド・ステート発光デバイス144と光ファイバ146内を透過する補正光は、光結合デバイスにより光トンネル110内で結合させることができる。光結合デバイスの例として、プリズム、ガラス棒、鏡がある。さまざまな実施形態において、プリズム148が使用されている。プリズム148は、光透過接着剤、例えばUV硬化接着剤を使用して、光ファイバ146に取り付けることが好ましい。プリズム148を光ファイバ146に取り付ける際、光ファイバ146を通る補正光は、補正光が一次光路106に沿って伝搬する光線105と一致するようにできる、ある入射角度でプリズム反射表面158から反射する。例えば、図3bは、光ファイバ146から出た補正光がプリズム148aのプリズム反射面158に関して約45°の角度をなし、補正光は第1の近軸反射154の位置の前に光路106と一致することができることを示している。図3bに示されているように、プリズム148aは、光トンネル表面152に関してある角度で傾斜している入力プリズム面150aを持ち、ソリッド・ステート発光デバイス144により放出される光の他の伝搬経路を例示している。プリズム148は、傾斜したプリズム面を持つ必要はなく、この実装は単に説明にすぎない。
プリズム148は、画像投影システムに適しているものであればどのようなサイズまたは形状であってもよい。例えば、図3aに示されていると入力プリズム面150は、プリズム148が取り付けられている第1の光トンネル表面152に実質的に平行であるが、図3bに示されている入力プリズム面150aは第1の光トンネル表面152と平行ではない。
本考案の照明サブシステムの利点は、光結合デバイスを補助光源140に組み込まなくても得られる。光結合デバイスなしで構成された照明サブシステムでは、補正光は光ファイバ146またはソリッド・ステート発光デバイス144を介して光トンネル110内に直接に入射させられる。
第1の反射の位置154の前でプリズム148と第1の光トンネル表面152との間にオプティカル・コンタクトを設けることにより、多色光は入口端142に近い光トンネル110の側面にほとんど入射しないため、入口端142を通って光トンネル110に入る多色光の損失を減らすことができる。このように下げられた光損失量は、図6および7に示されている光の強さ分布の比較関係により明らかにされる。図6は、図1の従来技術の画像投影システムの光トンネル110から抜け出る光の円錐を示す概略図である。光円錐は、すべての軸上方位角度について、つまり、光トンネル110を通じて透過し、光トンネル110の出口端156から出た後の、一次光源により放出された多色光の角度光強度分布について近似的なもである。比較すると、図7は、図3aまたは図3bのいずれかの画像投影システムの光トンネル110から出る光の円錐を示しており、補助光源140は補正光を画像投影システム内に導くようになっている。図7に示されている光円錐は、光トンネル110を透過し、光トンネル110の出口端156から出た後の、一次光源102により放出される多色光の角度光強度分布を近似している。図7に示されている光円錐の最上部のノッチ160は、光結合プリズム148を取り付けることによる多色光の約3%損失を表している。このような光損失量の低減は、本考案の画像投影システムに補助光源140を組み込むことで生じる赤色光に対応する放出エネルギー量の総利得を鑑みたものである。
本考案の第1の実施形態の補助光源140は、入口端142付近の任意の場所で光統合デバイスに取り付けることができる。補助光源140を光統合デバイスの入口端142付近の場所に取り付けると、低減された光量がその入口端付近で統合デバイスに入射するので光損失量が低減する。補助光源140の取付は、入口端142付近の任意の場所で行うのが好ましいが、取り付ける場所毎に利点はさまざまであり、以下ではこれについて説明する。
図8は、補助光源140が第1の光トンネル表面152に取り付けられ、光トンネル110の隅へオフセットされている本考案の第1の実施形態の第1の他の実装を示している。この第1の他の実装は、補助光源140の取付箇所を通じて伝搬する多色光の損失が低減されるため特に有利である。
図9は、補助光源140が中空の光トンネル110aの入口端170の表面に取り付けられている本考案の第1の実施形態の第2の他の実装を示している。この他の実装は光トンネル110aの入口端170にさらに厚さを付け加え、それにより、カラー・ホイール・アセンブリ108の間隔に影響を及ぼすが、この実装では、図3a、3b、8に示されているタイプの中実光トンネルの代わりに中空の光トンネルを使用することができる。中空の光トンネルは、トンネル出力で同等の照明均一性が得られる中実光トンネルと比べて比較的安価、かつ長さが短い。
図10a、10b、10cは、図9に示されている画像投影システムで使用することができる3つの他の光統合デバイスを示している。図10aは、光トンネル110の入口端142に関して45度の角度の反射面を持つ入射プリズム312を使用しているのを示している。入射プリズム312は、図9に示されているタイプの中空の光トンネルとともに、または図8に示されているタイプの中実光トンネルとともに使用することができる。図10bは、図9の画像投影システム内のビーム・スプリッタ・プリズム320の使用を示している。ビーム・スプリッタ・プリズム320は、光トンネル110の入口端142に対し45度の角度で置かれている補正プリズム322を備えるダイクロイック・ミラー316aを含み、一次光源102から出た光が喪失することなくビーム・スプリッタ・キューブを通るようにできるビーム・スプリッタ・キューブを形成する。図10cは、図9の画像投影システムの光トンネル110の入口端142に対し鋭角で傾斜しているダイクロイック・ミラー316bの使用を示している。
本考案の画像投影システムは、さらに、複数の補助光源を含むことができる。複数の補助光源を使用することで、ユーザは低出力、したがって安価な、ソリッド・ステート発光デバイスを実装できる一方で、瞬時オン操作および/または単一の光出力を使用することでもたらされるのと似た放出エネルギー不均衡の低減も実現できる。別法として、複数の補助光源を使用すると、ユーザは、補正光の量を増やし放出エネルギー量で放出エネルギー不均衡を低減することにより、放出エネルギー不均衡の低減を一段と進めることができる。複数の補助光源を光トンネル110または110aの側面に取り付けることができるが、第1の近軸反射154の配置の前に、入口端142または170の付近に取り付けるのが好ましい。
図11aおよび11bは、複数の補助光源のうち1つが第1の光トンネル表面152に取り付けられ、複数の補助光源のうち1つが第1の光トンネル表面152の向かいの第2の光トンネル表面174に取り付けられる、本考案の第1の実施形態の第3の他の実装のうち2つの実装を示している。図11aは、第1の補助光源176が第1の光トンネル表面152に取り付けられ、第2の補助光源178が第2の光トンネル表面174に取り付けられ、第1、第2の補助光源176、178は、それぞれ、光トンネル110の向かい合う隅に配置される構成を示す。図11bは、第1、第2の光源176、178がそれぞれ光トンネル110の対応する隅に配置される他の構成を示している。この実施形態では、補助光源276/178のうちの一方は白色光を発することができるが、他方は赤色光を発する。別法として、両方とも最初に白色光を発し、その後、赤色光を発するものとすることもできる。
図12は、複数の補助光源176、178が第1の光トンネル表面152(実線)または第2の光トンネル表面174(仮想線)に取り付けられた、本考案の第1の実施形態の第4の他の実装を示している。
当業者であれば、プリズムは入口表面、任意の側面、または中実もしくは中空の光トンネルの上面または底面に配置できることは理解するであろう。
図13aおよび13bは、第2の光統合デバイス例が実装される本考案の第5の他の実装を示す。この光統合デバイスは、1つの小型レンズの不均一性が表示デバイス380で消去されるように複数の重なり合う画像を生成する設計の小型レンズの配列をそれぞれ含む一対のハエの目インテグレータ・プレートである。
図13aは、HIDアーク灯120により放出される光が第1のハエの目レンズ群350に導く(または入射する)本考案の一実施形態を示す。それぞれの第1のレンズ350は、表示デバイス380と同じ縦横比を持つ。光は、第1のハエの目レンズ350から出て、それぞれ対応する第1のハエの目レンズ350と空間的位置が揃えられている第2のハエの目レンズ群352に入る。第2のハエの目レンズ352は第1のハエの目レンズ350のアパーチャの画像を表示デバイス380上に投影する。コンデンサ・レンズ116は、対応するレンズ352により生成されるレンズ350での複数の画像を表示デバイス380上に重ね合わせる。第1、第2のハエの目レンズ350、352は、それぞれ、画像投影システムに適した任意のサイズ、任意の形状でよいが、4×6mmの矩形であるのが好ましい。
図13aに示されているように、補助光源140は第1のハエの目レンズ350付近の場所に取り付けられている。ソリッド・ステート発光デバイス144により放出される補正光は、集光レンズ354、インテグレータ・トンネル356、インテグレータ結像レンズ358を通ってから鏡360に導く。鏡360は、金属または多層誘電体型とすることができる。鏡360が多層誘電体型の場合、これは、一次光源からの多色光の大半を透過しながら補正光を反射するように設計することができる。インテグレータ結像レンズ358から出た補正光は、鏡360から反射して、第1のハエの目レンズ350のうちの1つを通り、さらに第2のハエの目レンズ352を通り、反射により、補正光の光線が多色光の光線105と一致する。この他の実装により、第1のハエの目レンズ350は補正光で均一に埋められ、その結果投影デバイスにより投影された画像は優れた色均一性を含む。
ハエの目インテグレータ・プレートの実装は、さらに、インテグレータ・トンネル356なしで補助光源を伴っていてもよい。したがって、ソリッド・ステート発光デバイス144により放出される補正光は、集光レンズ354およびインテグレータ結像レンズ358を通ってから、鏡360により反射させられ、ハエの目光統合デバイスを通過する。第1のハエの目レンズ350の1つは、補助光源から出た補正光で満たされ、したがって、一次光源102から出た多色光はいっさい、第1のハエの目レンズ350に入らない。この他の実装の利点の1つは、補助光デバイスを画像投影システムの残りの部分に容易に結合できるという点である。
図13bに示されているように、補助光源はインテグレータ結像レンズ358を欠いている場合がある。このような画像投影システムでは、ソリッド・ステート発光デバイス144により放出された補正光は、集光レンズ354とインテグレータ・トンネル356を通ってから、インテグレータ・トンネル356の出口端362付近に配置されている鏡360から反射される。補正光は、全内部反射またはミラー・コーティングによりインテグレータ・トンネル356の45度の角度の出口端362から反射し、第1のハエの目レンズ350を通過する。
第2の実施形態では、補助光源が一次光源に隣接する反射板に結合され、それにより、補正光は、一次光源により発生する光と同じ効率で画像投影システムを通じて伝搬する。
図14は、補助光源140が反射板104の外側表面186に隣接するところに配置され、一次光源102により結合され、好ましくはHIDアーク灯120であるのが好ましい、本考案の第2の実施形態の概略図を示している。補助光源140は、光集束要素180により集束される補正光を放出し、反射板104上の補正光入口184を通じて伝搬し、アーク灯120の空隙126および反射板104の内面188に入射する。
補正光ビームが反射板104を通じて伝搬できるようにするために、補正光入口ゾーン184の反射板104の内面188は、コーティングなし、低反射コーティング、または好ましくは波長選択的透過コーティングを施し、そのうち最後のコーティングは、補正光波長に等しくない波長の可視光線を反射し、補正光波長に等しい波長の光を透過する。この補正光入口ゾーン・コーティングは、一般に、反射板104の内面188の残り部分に塗布されるものと異なるコーティング材料である。内面188は、通常、画像投影システム100の波長の動作範囲にわたって反射率を高める金属性または誘電体コーティングを施している。反射板104は、HIDアーク灯120により発生する多色光と同じ効率で補正光を画像投影システムに通し、他の光源により送られる光を反射するスペクトル選択的透過コーティングでコーティングされるのが好ましい。HIDアーク灯120により放出される多色光は、反射板104の補正光入口ゾーン184を通じて失われる場合がある。波長選択的透過コーティングを使用すると、光は他手段では未コーティング補正光入口ゾーン184を通過することになるHIDアーク灯120により放出される多色光の損失が低減される。
反射板104は、補正光ビームがアーク・ギャップ126に向かう途中に反射板壁を通過できるように光を透過するガラスなどの材質とするのが好ましい。設計目標および画像投影システムの下流にどのような光学部品を使っているかにより、反射板104は長円体、放物体、一般的な球体、または切子面のある形態である。これは照明ビーム集束および集光を行うので、反射板104はコールド・ミラーを備えるのが好ましい。反射板104の外面186は実際には入って来る補正光を屈折させる追加レンズ面であるため、外面186は滑らかで、調整が行き届いている。サイズ、長さ、焦点距離、および熱特性などの他の仕様は、画像投影システムの設計目標により決定される。
本考案の第1の実施形態に関して上で述べたように、補助光源140に含まれるソリッド・ステート発光デバイスは、LED、レーザ、またはアーク灯を含む、任意のソリッド・ステート光源とすることができる。LEDは、実質的に単色の光を放出し、コンパクトであり安価であるため、特に都合が良い。さまざまな実施形態では、LEDは少なくとも1つの白色LEDおよび1つの赤色LEDを含む(ただし、他の実施形態では、本考案の一態様のみ、代わりに含まれる2色のうちの1つのみのLEDで実施できる)。放出スペクトルが赤色光に対応する光を放出するLEDは、通常、約30ルーメンの赤色光を放出する。この追加赤色光の量は、一般に、一次光路内の赤色光放出エネルギー量の10%増大をもたらす。
その代わりに、光ファイバを使用して補正光を送出し、補助光源140から、反射板104の補正光入口ゾーン184を通りアーク・ギャップ126の中へ伝搬する補正光を集束し集光する集光要素180に送ることができる。
図15は、複数の補助光源140(図には2つが示されている)が反射板104の周囲に配置され、瞬時にオンにする操作を簡単に行えるようにし、かつ/または補正光をカラー・ホイール・アセンブリ108(図には示されていない)に当たる照明ビーム内により均一に分配し、それにより最終的な投影画像内に補正光が分配される際の均一性を高める本考案の照明サブシステムの第2の実施形態の他の実装を示している。それぞれの補助光源140は、アーク・ギャップ126を通じて集束され、アーク・ギャップ126を通じて伝搬しているそれぞれの補正光ビームが補正光入口ゾーン184を通じて入る他の補正光ビームに影響を与えないように位置を調整される。補助光源140の量、ビーム・サイズ、位置、および向きは、画像投影システムの特定の性能目標により決まる。
したがって、上の説明から、瞬時にオンにする操作を行えるようにし、かつ/または動作時に赤色スペクトルを補正するための方法、およびそのような装備がなされている投影システムについて説明されたことがわかるであろう。本考案は、前記の実施形態に関して説明されているが、当業者であれば、本考案が説明されている実施形態に限られないことを理解するであろう。例えば、さらに他の実施形態では、補正光源をアーク灯の「影」または「穴」領域に置くこともできる。他の実施形態は、添付の特許請求の範囲の精神および範囲内で修正および変更を加えて実施することができる。したがって、説明は、制約的なものではなく、例示的なものであるとみなされる。
従来技術のカラー画像投影システムの等角図である。 従来技術のHIDアーク灯の拡大側面線図である。 補助光源が近軸反射の配置の前の中実光トンネルの入口端付近の位置に取り付けられている第1の図1の従来技術の画像投影システムに追加された照明サブシステムの第1の実施形態の部分斜視図(a)と他のプリズムで実装された図3aの照明サブシステムの第1の実施形態の拡大部分側面図(b)である。 他の光ファイバで実装された照明サブシステムの第1の実施形態の異なる実装の部分側面図である。 光統合デバイスに取り付けられた光ファイバ束とともに実装されている図3aの照明サブシステムの第1の実施形態の部分等角図である。 軸上のすべての方位角について、それぞれ図1の従来技術の画像投影システム、および図3aまたは図3bの画像投影システムの光トンネルから出る光の強さの分布を表す円錐を示している。 軸上のすべての方位角について、それぞれ図1の従来技術の画像投影システム、および図3aまたは図3bの画像投影システムの光トンネルから出る光の強さの分布を表す円錐を示している。 補助光源が中実光トンネルの隅に対しオフセットされている第1の照明サブシステム実施形態の第1の他の実装の斜景部分図である。 補助光源が中空の光トンネルの入口端に取り付けられている第1の照明サブシステム実施形態の第2の他の実装の斜景部分図である。 他の光統合デバイスとともに実装される図9の照明サブシステムの部分側面図である。 複数の補助光源が、それぞれ、中実光トンネルの向かい合う隅の対応するまたは反対の隅に取り付けられている、第1の照明サブシステム機器への第3の代替え実装の2つの構成を表す部分斜行図である。 複数の光源が中実光トンネルの同じ面に取り付けられている第1の照明サブシステム実施形態の第4の他の実装の斜景部分図である。 一対のハエの目レンズが光統合デバイスとして実装されている第1の照明サブシステム実施形態の第5の他の実装の拡大側面線図(a)と図13aの照明サブシステムの拡大図(b)である。 補助光源が反射板に隣接し、一次光源に結合された補正光を放出する照明サブシステムの第2の実施形態の図である。 複数の補助光源が使用される図14の照明サブシステムの第2の実施形態の他の実装の図である。
符号の説明
100 従来技術の画像投影システム、102 一次光源、104 楕円体反射板、105 光線、106 一次光路、108 回転するカラー・ホイール・アセンブリ、110 光トンネル、112 レンズ要素システム、114 光反射面、116 投影レンズ、120 HIDアーク灯、122 第1の電極、124 第2の電極、126 アーク・ギャップ、128 与圧室、130 ガラス・エンベロープ、140 補助光源、142 入口端、144 ソリッド・ステート発光デバイス、146 光ファイバ、148 プリズム、150 入力プリズム面、152 光トンネル表面、154 第1の近軸反射が生じる場所、158 プリズム反射表面、170 入口端、174 第2の光トンネル表面、176 第1の補助光源、178 第2の補助光源、180 光集束要素

Claims (22)

  1. 一次光路に沿って多色光を伝搬する一次光源と、
    初期期間に少なくとも明るさについて多色光を補正するため補正光を伝搬する補助光源と、
    一次光路に沿って配置され、光トンネルから出る光の強さが実質的に均一になるように光トンネルを通じて伝搬する光に対し複数回の反射を発生させる光トンネルを備え、多色光と補正光とを別々に受け取って、第1の光の反射が発生する場所の上流または実質的にその場所で一致させるように、一次光源と補助光源を光結合させる光統合デバイスと、
    出力された光を使用して画像を投影するため光統合デバイスに光結合された結像構成とを備える画像投影システム。
  2. 補助光源が、発光ダイオード、レーザ、およびアーク灯を含むグループから選択された発光デバイスを含む請求項1に記載のシステム。
  3. 補助光源が、補正光が伝搬する光ファイバを含み、光ファイバが、光の第1の反射の場所の上流または実質的にその場所で光トンネルの第1の側面、第2の側面、入口端のいずれか1つに光結合される請求項1に記載のシステム。
  4. 光ファイバが出口端を備え、さらに光ファイバの出口端と光トンネルとの間に配置された反射面を備え、反射面が、光の第1の反射の上流の光トンネルの場所または実質的に光の第1の反射の場所で一次光路と一致する方向と角度で光ファイバを通して伝搬する補正光を光トンネルに光結合する請求項3に記載のシステム。
  5. 光ファイバが出口端を備え、さらに光ファイバの出口端と光トンネルとの間に配置された成型光学材料または要素を備え、成型光学材料または要素の1つが、光の第1の反射の上流の光トンネルの場所または実質的に光の第1の反射の場所で一次光路と一致する方向と角度で光ファイバを通して伝搬する補正光を光トンネルに光結合させる請求項3に記載のシステム。
  6. 一次光源がアーク灯を備え、多色光の放出スペクトルは放出エネルギー量が不均衡である原色の混合からなり、補正光がさらに、一次光源の放出エネルギー不均衡を相殺するスペクトル範囲の補正放出エネルギー量を持つ請求項1に記載のシステム。
  7. 不均衡な放出エネルギー量が、アーク灯により放射される赤色光に対応し、
    スペクトル範囲が、放出エネルギー不均衡を低減する強さの赤色光を包含する請求項6に記載のシステム。
  8. 内側表面を持つ反射板を備え、一次光路に沿って多色光を伝搬する一次光源と、
    初期期間に少なくとも明るさに関して多色光を補正するため補正光を伝搬する一次光源に隣接して近くに配置されている補助光源であって、補正光は一次光源の反射板から反射し、一次光路上の特定の位置で多色光と一致する、補助光源と、
    一次光路に沿って配置され、補正光と組み合わされた多色光を受け取り、光統合デバイスを出る前に組み合わされた光の強さの均一性を改善するための光統合デバイスと、
    より均衡のとれた放出エネルギー量を持つ出力光を使用して画像を投影するため光統合デバイスに光結合された結像構成とを備える画像投影システム。
  9. 一次光源がアーク灯を備え、多色光の放出スペクトルが、放出エネルギー量が不均衡である原色の混合からなり、補正光がさらに、一次光源の放出エネルギー不均衡を相殺するスペクトル範囲の補正放出エネルギー量を持つ請求項8に記載のシステム。
  10. 不均衡な放出エネルギー量が、アーク灯により放射される赤色光に対応し、
    スペクトル範囲が、放出エネルギー不均衡を低減する強さの赤色光を包含する請求項9に記載のシステム。
  11. 反射板の内側表面の少なくとも一部が、補正光の放出エネルギー量を透過させ、補正光の放出エネルギー量と異なる光の放出エネルギー量を反射させる色選択的透過コーティングで覆われている請求項9に記載のシステム。
  12. 一次光路に沿って多色光を伝搬する一次光源と、
    初期期間に少なくとも明るさについて多色光を補正するため補正光を伝搬する補助光源と、
    多色光と補正光を別々に受け取って組み合わせるような方法で一次光源と補助光源に光結合される、一次光路に沿って配置され、それぞれ小型レンズの配列を含む少なくとも第1、第2のハエの目インテグレータ・プレートを備える、光統合デバイスと、
    より均衡のとれた放出エネルギー量を持つ出力光を使用して画像を投影するため光統合デバイスに光結合された結像構成とを備える画像投影システム。
  13. 補助光源が、補正光が伝搬する光ファイバを含み、光ファイバが、光の第1の反射の場所の上流または実質的にその場所で光トンネルの第1の側面、第2の側面、入口端のいずれか1つに光結合される請求項12に記載のシステム。
  14. 光ファイバが出口端を備え、さらに光ファイバの出口端と光トンネルとの間に配置された反射面を備え、反射面が、光の第1の反射の上流の光トンネルの場所または実質的に光の第1の反射の場所で一次光路と一致する方向と角度で光ファイバを通して伝搬する補正光を光トンネルに光結合する請求項13に記載のシステム。
  15. 光ファイバが出口端を備え、さらに光ファイバの出口端と光トンネルとの間に配置された成型光学材料または要素を備え、成型光学材料または要素の1つが、光の第1の反射の上流の光トンネルの場所または実質的に光の第1の反射の場所で一次光路と一致する方向と角度で光ファイバを通して伝搬する補正光を光トンネルに光結合させる請求項14に記載のシステム。
  16. 一次光源がアーク灯を備え、多色光の放出スペクトルが、放出エネルギー量が不均衡である原色の混合からなり、補正光がさらに、一次光源の放出エネルギー不均衡を相殺するスペクトル範囲の補正放出エネルギー量を持つ請求項12に記載のシステム。
  17. 不均衡な放出エネルギー量が、アーク灯により放射される赤色光に対応し、
    スペクトル範囲が、放出エネルギー不均衡を低減する強さの赤色光を包含する請求項16に記載のシステム。
  18. 一次光源から、一次光路に沿って、多色光を伝搬するステップと、
    初期期間に少なくとも白色光について多色光を補正するため補助光源から補正光を伝搬するステップと、
    補正光を多色光と一致するように導き、
    光トンネルから出る光が実質的に均一な強さを持つように光トンネルを通して伝搬する光が何回も反射する光トンネルを備え、双方の光が別々に光統合デバイスによって受け取られるように向き付けられるが、それらの光が第1の光の反射の上流にある場所または実質的に第1の光の反射の場所で一致させられる光統合デバイスか、
    補助光源が一次光源に隣接して近くに配置され、多色光に一致させるように補正光を反射させる反射鏡を備えた一次光源か、
    それぞれ小型レンズの配列を含む第1、第2のハエの目インテグレータ・プレートを備える光統合デバイスか
    のうちの選択された1つを使用して光を組み合わせるステップと、
    統合された複合光を使用して画像を投影するステップと
    を含む画像投影システムにおける動作方法。
  19. 前記統合が、光トンネルを備える光統合デバイスを使用して実行され、方法が、さらに、補正光を一致場所に導くのを支援するため光ファイバを使用するステップを含む請求項18に記載の方法。
  20. 前記統合が、第1、第2のハエの目インテグレータ・プレートを備える光統合デバイスを使用して実行され、方法がさらに、補正光をハエの目インテグレータ・プレートに導くのを支援するため光ファイバを使用することを含む請求項18に記載の方法。
  21. 一次光源がアーク灯を備え、多色光の放出スペクトルが、放出エネルギー量が不均衡である原色の混合からなり、補正光がさらに、一次光源の放出エネルギー不均衡を相殺するスペクトル範囲の補正放出エネルギー量を持つ請求項18に記載のシステム。
  22. 不均衡な放出エネルギー量が、アーク灯により放射される赤色光に対応し、
    スペクトル範囲が、放出エネルギー不均衡を低減する強さの赤色光を包含する請求項21に記載のシステム。
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