JP3109795B2 - 中性子遮蔽ガラス - Google Patents

中性子遮蔽ガラス

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホットラボや原子力関
連施設において使用される観測窓に好適な中性子遮蔽ガ
ラスおよびこのガラスを用いた観測窓に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力産業の発展にともない原子力関連
施設における放射線遮蔽が重要になっている。放射線遮
蔽の目的は、人体が受ける放射線の量を許容量以下に抑
えるとともに原子力施設の器材が放射線による損傷、放
射線加熱および放射化されるのを防ぎ、測定機器に対す
る放射線バックグラウンドを低く抑えることにある。
【0003】特に、原子炉付近、ホットラボ内または加
速器等の放射線発生装置においてはγ線と中性子とが混
存する環境が多い。γ線と中性子とでは物質による減衰
特性が異なるため、種々の物質の組み合わせが遮蔽材と
して考えられている。これまでγ線と中性子のいずれに
も有効な放射線遮蔽材料として、コンクリートが広く一
般的に使用されている。また、中性子の遮蔽材料として
利用されているものに水がある。水は、液体のまま循環
使用されるもののほか、遮蔽用コンクリート中の含水率
を高めて中性子遮蔽効果を上げるなどの使用形態があ
る。さらに水に類するものとして、不純物が少なく、水
素数が比較的多い炭化水素化合物、たとえば、パラフィ
ン類、ポリエチレン樹脂等がブロックやシート状に成形
されて使われている。
【0004】一方、放射線吸収の面からは、原子番号の
大きい元素がγ線を減衰させるのに有効であり、中性子
に対する前弾性散乱断面積が大きい元素は高速中性子を
低速中性子に減衰させるのに適している。高速中性子が
散乱によって熱中性子または低速中性子になると、原子
核に吸収されやすくなり、吸収断面積の大きい元素が吸
収効果を増大させる。したがって、中性子遮蔽材料とし
ては、以上のように有効な遮蔽性能を有する元素をより
多く含んでいることが望ましい。このため、前記ポリエ
チレン樹脂やエポキシ樹脂またはシリコーンゴムに吸収
断面積の大きな硼素化合物やガドリニウム粉末を添加し
たものも使用されている。
【0005】ところで、原子力関連研究施設や放射線を
用いて悪性腫瘍を治療するなどの核医療分野において
は、放射線発生源となる装置またはその操作を視認した
いという要求がある。このような用途に対し、γ線に対
しては古くから高鉛ガラスを用いた観測窓が使用されて
いるが、中性子遮蔽には効果が十分でない。また上記樹
脂系の中性子遮蔽材は、ほとんどが透明でないため観測
窓には使用できない。一部に透明な樹脂系の中性子遮蔽
材も開発されているが、耐熱性等の面で手当てを必要と
する問題がある。このため、透明性、耐熱性に優れたガ
ラスで中性子遮蔽性のあるものが求められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような要求に応
えて、かつて中性子に対する吸収断面積の大きいEu,
Gd,Dy,Inを含むガラスが作製されたことがある
が、原料が極めて高価なため実際にはあまり使われなか
った。また、これに代わって中性子に対する吸収断面積
の大きい物質としてB,Cdを高率に含有するガラスが
作製された。この例として、社団法人日本硝子製品工業
会1991年3月25日発行の「ガラス組成データブッ
ク 1991年版」第242頁に次のようなガラス組成
(wt%)が開示されている。 (1) SiO2 19.3%,B2 3 11.2%,CaF
2 12.6%,CdO55.7% (2) B2 3 31.1%,ZrO2 3.1%,TiO2
2.0%,CdO 63.8% しかしながら、これらのガラスは有毒なCdを多量に含
有するため、ガラスの製造工程において厳重な環境対策
を必要とし、設備費用および作業者への負担が大きく、
結果として製品のコスト上昇が避けられない。また多量
のCdはガラスを着色するので、観測窓として要求され
る透明性を悪化させてしまうという問題があった。
【0007】本発明は、これらの事情を考慮してなされ
たもので、Eu,Gd,Dy,In等の高価な原料や有
毒なCdを実質的に使用せず、観測窓に好適な透明性と
耐久性をもち、溶融しやすい中性子遮蔽ガラスおよび透
明性、耐久性に優れた中性子遮蔽ガラス観測窓を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、中性子吸収物質としてBとLi(B2 3
とLi2 O)を使用し、またAl2 3 を比較的高率に
含有させることによりガラスとして良好な耐久性を実現
したものである。
【0009】すなわち本発明は、質量百分率で、SiO
2 40〜70%,Al2 3 6〜13%,B2 3 3〜
22%,Li2 O 11〜23%,MgO 0〜13
%,CaO 0〜11%,ZnO 0〜3%,BaO
0〜5%,MgO+CaO+ZnO+BaO 0.5〜
16%からなる組成を有する中性子遮蔽ガラスである。
【0010】また、この中性子遮蔽ガラスを使用した観
測窓である。
【0011】
【作用】以下に本発明を構成するガラスの各成分の作用
と、その組成範囲を上記のように限定した理由を説明す
る。
【0012】SiO2 はガラスの網目構造を形成する主
成分であるが、40%未満ではガラスの化学的耐久性が
悪く、70%を越えると溶融性が悪化するので好ましく
ない。好ましくは43〜69%、より好ましくは46〜
65%の範囲で使用する。
【0013】Al2 3 は化学的耐久性を向上させ、結
晶化を防止する効果があるが、6%未満ではその効果が
なく、13%を越えると逆にガラスを不安定にして結晶
化しやすくなり、また溶融性が悪化する。好ましくは8
〜12%である。
【0014】B2 3 は中性子遮蔽性を示す成分である
と同時にガラスの溶融性、化学的耐久性を改善する効果
があるが、3%未満ではその効果が十分に得られず、2
2%を越えると化学的耐久性が悪化する。ただし20%
以上で化学的耐久性の悪化傾向が観測されるため、より
好ましくは5〜19%の範囲で使用する。
【0015】Li2 Oは中性子遮蔽性を示す成分であ
る。中性子を吸収する物質は6 Liであり、10Bほどの
自然存在比はないものの、人工濃縮したものでなくとも
中性子遮蔽には十分な効果が認められる。Li2 O含有
量が11%未満では中性子遮蔽性が弱く、また溶融性が
悪化し、23%を越えると化学的耐久性が悪化する。よ
り好ましくは13〜19%である。
【0016】アルカリ土類金属酸化物であるMgO、C
aO、ZnO、BaOは、ガラスを安定にし耐久性を向
上させる効果があるが、これらの合量が0.5%未満で
はその効果が得られず、16%を越えると結晶化しやす
くなって透明性を維持し辛い。より好ましくは3〜14
%の範囲で使用する。またMgOは13%、CaOは1
1%、ZnOは3%をそれぞれ越えると結晶化傾向が顕
著となり、BaOは5%を越えると耐久性が悪化する。
それぞれのより好ましい範囲は、MgOが2〜12%,
CaOが1〜7%,ZnOが0〜2%,BaOが0〜3
%である。
【0017】なお、以上の成分以外にもたとえばSrO
2 やZrO2 または若干量のNa2O,K2 Oを含有さ
せてもよい。ZrO2 は耐久性の向上に効果を示すが、
添加により脈理や結晶が発生しやすくなり、ガラスの外
観品質を損ねたり失透をまねいたりする可能性があるた
め、その添加量は数%までとすることが望ましい。また
Na2 O,K2 Oについては、Li2 O以外のアルカリ
金属酸化物の使用を制限するものではないが、アルカリ
金属酸化物の増加がガラスの化学的耐久性の悪化傾向を
強めるので、Na2 O,K2 Oを加えるのであれば、中
性子遮蔽性をもつLi2 Oをその分多く含有させる方
が、本発明の目的に対してはより効果的である。したが
って、必須成分として高率のLi2 Oを含有する本発明
のガラスに対してはNa2 O,K2 Oを添加するとして
もあまり多くを加えない。
【0018】また、コストや着色に問題を生じない範囲
で、必要に応じて、上記したGd,Sm,Euなど中性
子遮蔽性のある元素の添加を妨げるものではない。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。表
1に示す各目標組成となるように原料を調合し、白金ル
ツボを用いて電気炉内において1350〜1400℃の
雰囲気温度で3〜4時間加熱溶融し、撹拌して均質化
し、さらに清澄させた後、溶融ガラスをルツボから流出
させてブロック状に鋳込み、徐冷した。なお表中の組成
はいずれも質量%で示してある。
【0020】徐冷後、得られたブロック状ガラスにおけ
る失透の有無を確認し、失透のなかったものについて耐
水性を評価した。耐水性は、ブロック状のガラスを粉砕
し、590μmの目をもつ標準網ふるいを通過し、42
0μmのふるいにとどまる大きさの粉末にしたガラスを
一定量沸騰水中に60分間浸漬放置し、沸騰水に浸漬す
る前後の重量変化から減量率を算出して比較した。この
試験の結果を表1の下段に耐水性(減量率)として示
す。
【0021】なお、表1においてNo.1〜13は本発
明に係る実施例であり、No.14,15は比較例を示
してある。以上の結果から、本発明に係る実施例のガラ
スはいずれも減量率が小さな値であり、耐水性に優れた
ものであることがわかる。
【0022】また、表2に実施例No.2,8,12の
ガラスと、X線遮蔽用窓ガラスとして使用されるSiO
2 29.0%,BaO 8.1%,PbO 62.0
%,CeO2 0.9%からなる組成を有する鉛ガラスと
について、それぞれ元素数の割合に各元素の熱中性子に
対する全吸収断面積を乗じた値の総和を概算して示し
た。表中の全吸収断面積の単位は、b(barn,1b
arn=10-24 cm2 )である。この結果から、本実
施例のガラスはX線遮蔽用窓ガラスとして使用される鉛
ガラスに対して約500倍以上の熱中性子に対する全吸
収断面積をもち、中性子に対する遮蔽能が優れているこ
とがわかる。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】さらに本実施例のガラスのみならず上記組
成範囲内の本発明ガラスは、基本的にガラスを着色する
成分を含まないので、無色透明であり厚肉のブロックに
成形しても良好な透過性を有する。また本発明のガラス
は、上記実施例のとおり通常の溶融法によって容易に製
造することができ、均質なガラスが得られるので、歪み
のないガラス成形体とすることができ、観測窓として用
いた場合にも観察像にゆがみや着色なく観測を行うこと
ができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の中性子遮蔽ガラス
は、中性子吸収物質として有毒でガラスを着色するCd
Oを実質的に使用せず、B2 3 とLi2 Oとによって
必要な中性子遮蔽能を確保しているので、無色透明のガ
ラスが得られる。また高価で希少な原料を使用していな
いため、安価かつ容易に製造することができる。さらに
ガラスの耐久性においても優れているため、長期間の使
用でも視界が遮られることがない、といったホットラボ
や原子力関連施設において使用される観測窓にきわめて
好適な中性子遮蔽ガラスである。
【0027】また、このガラスを用いた観測窓は、上述
のとおりの優れた特性を有し、中性子遮蔽性をもちなが
らゆがみや着色なく長期間にわたってクリアな観測を行
うことができる。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質量百分率で、SiO2 40〜70%,
    Al2 3 6〜13%,B2 3 3〜22%,Li2
    11〜23%,MgO 0〜13%,CaO 0〜1
    1%,ZnO 0〜3%,BaO 0〜5%,MgO+
    ZnO+BaO 0.5〜16%からなる組成を有する
    ことを特徴とする中性子遮蔽ガラス。
  2. 【請求項2】 質量百分率で、SiO2 46〜65%,
    Al2 3 8〜12%,B2 3 5〜19%,Li2
    13〜19%,MgO 2〜12%,CaO 1〜7
    %,ZnO 0〜2%,BaO 0〜3%,MgO+Z
    nO+BaO3〜13%からなる組成を有することを特
    徴とする中性子遮蔽ガラス。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の中性子遮蔽ガ
    ラスを使用したことを特徴とする観測窓。
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