JP3107911U - 物品の持ち運び用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 収容したコップ等の物品が外部から見えず、しかも内容物の飛散や異物の混入を防止し、さらに使用済の物品を容易に処分して容器を直に再使用できる物品の持ち運び用容器を提供する。
【解決手段】 上方が開放された容器2内に防水シート3を敷設し、同防水シート3が敷設された容器2内に物品Bの係止穴4aが複数形成された係止部材4を脱着自在に嵌挿し、同係止部材4で係止した物品Bの上方に蓋部材5を容器2の開口を覆うように脱着自在に取り付ける。防水シート3の対向する両端部は容器2の開口縁部に粘着手段で脱着自在に粘着する。また、防水シート3の端部を外側へ大きく張り出して張出部3bを形成し、同張出部3bを端部で折り曲げて封止できるようにする。係止部材4の両端部には下方へ伸びる所定長さの脚部4bを形成し、同脚部4bで防水シート3を押え付けるようにして係止部材4を容器2内で所定高さに支持できるようにする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、主として検尿用の尿コップや医療の検査試料を入れた小容器、器具等の物品を収容して保管及び持ち運びするための容器に関する。
従来、例えば検尿用の尿コップを収容する物品容器としては、浅底の容器に尿コップの係止穴が複数形成されたホルダーを脱着自在に装着した構造のものや、浅底の容器を尿コップが置ける間隔に仕切板で多数に区画した構造のものが一般的である。
ところで、これらの物品容器は、置いた尿コップの上方は開放されているから、持ち運びする際に中の尿が飛散する恐れがあり、周囲の異物が混入したりして検尿に影響を与える場合があった。また、使用後は容器やホルダーを洗浄する必要があり、再使用まで手間を要する問題もあった。さらに、透明又は半透明のプラスチックで構成され、しかも置いたコップの上半身が露出される構造のものが一般的であるから、持ち運びする際に尿コップが不特定多数の患者から見えてしまう問題もあった。
特開平7−329953号公報
本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、収容したコップ等の物品が外部から見えず、しかも内容物の飛散や異物の混入を防止し、さらに使用済の物品を容易に処分して容器を直に再使用できる物品の持ち運び用容器を提供することにある。
かかる課題を解決した本考案の構成は、
1) 上方が開放された容器内に防水シートを容器の底面及び側壁を覆うように敷設し、同防水シートの少なくとも対向する両端部を容器の開口縁部に粘着手段で脱着自在に粘着し、同防水シートが敷設された容器内に物品を係止する係止部材を脱着自在に嵌挿し、同係止部材で係止した物品の上方に蓋部材を容器の開口を覆うように脱着自在に取り付けた物品の持ち運び用容器
2) 上方が開放された容器内に端部を外側へ大きく張り出して張出部を形成した防水シートを容器の底面及び側壁を覆うように敷設し、同防水シートの少なくとも対向する両端部を容器の開口縁部に粘着手段で脱着自在に粘着し、同防水シートが敷設された容器内に物品を係止する係止部材を脱着自在に嵌挿し、同係止部材で係止した物品の上方に防水シートの張出部を端部で折り曲げて容器の開口を被覆できるようにした物品の持ち運び用容器
3) 防水シートの端部を外側へ大きく張り出して張出部を形成し、同張出部を端部で折り曲げて蓋部材を被覆できるようにした前記1)記載の物品の持ち運び用容器
4) 防水シートの張出部の各辺部を対向する辺部に粘着手段で粘着して封止できるようにした前記2)又は3)記載の物品の持ち運び容器
5) 係止部材の少なくとも対向する両端部に下方へ伸びる所定長さの脚部を形成し、同脚部で敷設した防水シートを押え付けて容器の側壁及び底面に沿って配置できるようにした前記1)〜4)いずれか記載の物品の持ち運び用容器
6) 容器又は防水シートが不透明な材料で構成されたものである前記1)〜5)いずれか記載の物品の持ち運び用容器
7) 容器の対向する側壁を開口して取っ手とした前記1)〜6)いずれか記載の物品の持ち運び用容器
8) 前記1)〜7)いずれか記載の物品の持ち運び用容器が、医療用容器又は器具の持ち運びに用いられるものである物品の持ち運び用容器
にある。
本考案によれば、物品を収容後、防水シートの張出部又は蓋部材で封止するから内容物の飛散や異物の混入を防止できる。また、容器や防水シートを不透明な材料で構成すれば外部から物品を見えなくすることができる。さらに、物品と係止部材は防水シートを介して収容するから内容物が容器へ漏出することがなく、使用済の物品を迅速且つ容易に処分でき、容器も特段の洗浄を必要とすることなく直に再使用できる。
本考案の容器・蓋部材又は防水シートは、いずれかを不透明の材料で構成するのが望ましく、容器・蓋部材は着色されたプラスチック・段ボール・軽金属等が用いられ、防水シートは着色されたポリエチレン・ポリプロピレン・ポリエステル・塩化ビニル等が用いられる。防水シートの対向する両端部には容器の開口縁部に粘着シート等の粘着手段で脱着自在にすると、使用中にズレなく固定して液体の漏出を防止できる。また、防水シートの端部を外側へ大きく張り出して張出部を形成すると、張出部を端部で折り曲げて粘着シートで封止することで密閉し、処分を容易にできて好ましい。張出部には予め取っ手を形成しておくと、容器からの取り出しや処分場所までの運搬が容易になる。又、容器にも開口して取っ手を形成したり、取っ手具を取り付けることで持ち運びを容易にできる。係止部材の両端部には下方へ伸びる所定長さの脚部を形成すると、脚部で係止部材を容器内で所定高さに支持でき、しかも脚部で防水シートを押え付けて容器の内壁に沿って配置できる。以下、本考案の各実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1〜5に示す実施例1は、本考案の物品の持ち運び用容器を尿コップの保管・持ち運び用に適用した例である。図1は実施例1の物品容器の一部切欠斜視図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図、図4は実施例1の防水シートの封止を示す説明図、図5は実施例1の物品容器の段積みを示す説明図である。
実施例1の物品容器1は、図1〜3に示すように上方が開放された容器2内に防水シート3を敷設し、同防水シート3が敷設された容器2内に物品Bの係止穴4aが複数形成された係止部材4を脱着自在に嵌挿し、同係止部材4で係止した物品Bの上方に蓋部材5を容器2の開口を覆うように脱着自在に取り付けている。容器2・係止部材4・蓋部材5は段ボールで構成され、蓋部材5の縁部は下方へ鋭角に折り曲げて折曲片5aを形成している。寸法は容器2が35×17×10cm、係止部材4は34.5×16.5×5cm、蓋部材5は34.5×16.5×4cmの大きさである。また、容器2の側壁は段積みができるように幅が下方へ向かって狭幅となるようにテーパーを形成し、しかも蓋部材5の折曲片5aがテーパーと当接して物品Bのおよそ5mm上方で支持されるようにし、物品Bの内容物が蓋部材5を通じて他の物品Bへ移行しないようにしている。2a,5bは取っ手である。
防水シート3は着色されたポリエチレン樹脂からなり、その3辺の各端部を容器2の3辺の各開口縁部に粘着シート3aで脱着自在に粘着している。また、他の一端部を外側へ大きく張り出して張出部3bを形成し、同張出部3bの各辺部に剥離紙付きの粘着シート3bを設けている。係止部材4は両端部に下方へ伸びる4cmの長さの脚部4bを形成し、同脚部4bで防水シート3を押え付けて係止部材4を容器2内で所定高さに支持できるようにしている。
使用する際は、折り曲げた防水シート3の張出部3bを開放して蓋部材5を取り外し、物品B(尿コップ)を係止部材4の各係止穴4aに挿入し、蓋部材5を上から嵌挿して防水シート3の張出部3bを再度被覆し、取っ手2aに指を挿し込んで持ち運び及び図5に示すように多段に保管する。取っ手2aに挿し込んだ指は防水シート3に当接し、物品Bやその内容物と触れることがない。検尿が終了すると、図4に示すように防水シート3の張出部3bの粘着シート3aの剥離紙を剥離して張出部3bを対向する端部に粘着して封止し、両端部の粘着シート3aを容器2の縁部から剥離し、各物品Bが挿入された係止部材4及び蓋部材5を防水シート3ごと容器2から取り出して廃棄処分する。
再使用する際は、新しい防水シート3・係止部材4・蓋部材5を用意し、防水シート3を容器2に仮敷設した後、係止部材4を上から嵌挿して係止部材4の脚部4bで防水シート3を押え付けるように容器2の側壁及び底面に沿って配置させ、蓋部材5を取り付けて防水シート3の両端部の粘着シート3aで容器2に粘着する。
実施例1はこのように構成したから、物品Bを収容後、蓋部材5で封止することで物品Bの内容物の飛散や異物の混入を防止できた。また、容器2や蓋部材5あるいは防止シート3を不透明な材料で構成したから、外部から物品Bを見えなくすることができた。さらに、物品Bと係止部材4は防水シート3を介して収容するから内容物が容器2へ漏出することがなく、使用済みの物品Bを迅速且つ容易に処分でき、しかも容器2も特段の洗浄を必要とすることなく直に再使用できるようになった。
図6に示す実施例2は、実施例1の物品容器において蓋部材を省略し、係止部材を浮かせた状態で支持できるようにした例である。図6は実施例2の物品容器の縦断面図である。図中、4cは支持片である。実施例2の物品容器1は、図6に示すように蓋部材5を省略して防水シート3の張出部3bで直接容器2の開口を封止している。また、係止部材4の端部は脚部4bに代えて短い支持片4cを内側へ鋭角に形成し、係止部材4を嵌挿した際、その支持片4cが容器2の側壁のテーパーと当接して係止部材4が所定高さに浮設できるようにしている。その他、符号、構成は実施例1と同じである。
図7,8に示すのは実施例1の防水シートの他の例である。図7は実施例1の他の例の物品容器の平面図、図8は実施例1の他の例の物品容器の縦断面図である。図中、3cは取っ手である。実施例1の他の例では、図7に示すように防水シート3の対向する両端部に取っ手3cを備えた張出部3bをそれぞれ形成し、持ち運び時は図8(a)に示すように張出部3bを容器2の側壁の外側面に折り曲げて粘着シート3aで粘着し、容器2の取っ手2aと防水シート3の取っ手3cを連通させて指を挿入できるようにしている。処分時は図8(b)に示すように各張出部3bを対向させて粘着シート3aで各取っ手3cが連通するように粘着させ、防水シート3を封止して処分できるようにしている。その他、符号、構成は実施例1と同じである。
本考案の物品の持ち運び用容器は、主として検尿用の尿コップや医療の検査試料を入れた小容器、器具等の物品を収容して保管及び持ち運びするために利用されるが、その他食品(野菜・果物・カップ商品など)の容器としても好ましく利用できる。
実施例1の物品容器の一部切欠斜視図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 実施例1の防水シートの封止を示す説明図である。 実施例1の物品容器の段積みを示す説明図である。 実施例2の物品容器の縦断面図である。 実施例1の他の例の物品容器の平面図である。 実施例1の他の例の物品容器の縦断面図である。
符号の説明
1 物品容器
2 容器
2a 取っ手
3 防水シート
3a 粘着シート
3b 張出部
3c 取っ手
4 係止部材
4a 係止穴
4b 脚部
4c 支持片
5 蓋部材
5a 折曲片
5b 取っ手
B 物品

Claims (8)

  1. 上方が開放された容器内に防水シートを容器の底面及び側壁を覆うように敷設し、同防水シートの少なくとも対向する両端部を容器の開口縁部に粘着手段で脱着自在に粘着し、同防水シートが敷設された容器内に物品を係止する係止部材を脱着自在に嵌挿し、同係止部材で係止した物品の上方に蓋部材を容器の開口を覆うように脱着自在に取り付けた物品の持ち運び用容器。
  2. 上方が開放された容器内に端部を外側へ大きく張り出して張出部を形成した防水シートを容器の底面及び側壁を覆うように敷設し、同防水シートの少なくとも対向する両端部を容器の開口縁部に粘着手段で脱着自在に粘着し、同防水シートが敷設された容器内に物品を係止する係止部材を脱着自在に嵌挿し、同係止部材で係止した物品の上方に防水シートの張出部を端部で折り曲げて容器の開口を被覆できるようにした物品の持ち運び用容器。
  3. 防水シートの端部を外側へ大きく張り出して張出部を形成し、同張出部を端部で折り曲げて蓋部材を被覆できるようにした請求項1記載の物品の持ち運び用容器。
  4. 防水シートの張出部の各辺部を対向する辺部に粘着手段で粘着して封止できるようにした請求項2又は3記載の物品の持ち運び容器。
  5. 係止部材の少なくとも対向する両端部に下方へ伸びる所定長さの脚部を形成し、同脚部で敷設した防水シートを押え付けて容器の側壁及び底面に沿って配置できるようにした請求項1〜4いずれか記載の物品の持ち運び用容器。
  6. 容器又は防水シートが不透明な材料で構成されたものである請求項1〜5いずれか記載の物品の持ち運び用容器。
  7. 容器の対向する側壁を開口して取っ手とした請求項1〜6いずれか記載の物品の持ち運び用容器。
  8. 請求項1〜7いずれか記載の物品の持ち運び用容器が、医療用容器又は器具の持ち運びに用いられるものである物品の持ち運び用容器。
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