JP3106985U - 紙容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 紙製貼り箱で、身と蓋が完全に分離された身蓋箱を積み重ねたとき、上下の箱のずれを防止する術がなかった。本考案では、紙製貼り箱の身蓋箱を多数段重ねても、箱がずれず、積み重ねた箱が崩れない方法を提供する事にある。
【解決手段】 紙製貼り箱の身蓋の蓋箱において、多角形の天板の各縁辺より、垂直に側壁を一旦立ち上げ、1cm以内の土手が天板の周囲を囲む高さで側壁を反対の下方に折り曲げ、天板より下側に側壁先端があるようにした事で解決した。積み重ねた上段の身蓋箱の身箱底面が、この下にある蓋の土手の中に収まり、ずれ防止される。
【選択図】 図2
【解決手段】 紙製貼り箱の身蓋の蓋箱において、多角形の天板の各縁辺より、垂直に側壁を一旦立ち上げ、1cm以内の土手が天板の周囲を囲む高さで側壁を反対の下方に折り曲げ、天板より下側に側壁先端があるようにした事で解決した。積み重ねた上段の身蓋箱の身箱底面が、この下にある蓋の土手の中に収まり、ずれ防止される。
【選択図】 図2
Description
本考案は、紙容器に関し、特に貼り箱製の蓋に関するものである。
貼り箱は、チップボールのような厚紙で出来た箱に、印刷等を施した化粧紙を貼る事で、コーナー止めのテープ等を隠すとともに、強度と外観の良さを得る事が出来、比較的高級商品の容器として使われている。貼り箱は、化粧紙を選ぶことにより、色はもちろんの事、布風、木風、プラスチック風、大理石風など、いかような質感も安価に出す事が出来、組み立て箱等の紙箱に比べ強度もあり大変便利である。
この特徴を生かし、最近では高級和食弁当等の容器として使えないか、検討が行われている。しかし、高級和食弁当では、その利用勝手上、同じサイズの容器を弁当を詰める前、及び後において、積み重ねる事が多く、特に弁当を詰めてからは、積み重ねた弁当の崩れは許されず、木や積層板で組み立てた弁当箱では、積み重ねた時、身箱の底部がすぐ下の周囲に土手を有する蓋上面に入り込み、積載された弁当の積載ずれによる崩れ防止をしているものが多く、それに反して従来の紙製貼り箱では、この蓋の土手に対応するものがなくこの分野への進出を困難にしていた。
特開2001−180668号公報
特開2000−238779号公報
紙製貼り箱で、身と蓋が分離された身蓋箱を積み重ねた時、上下の箱のずれを防ぐための工夫をした紙製の貼り箱は今までに存在しなかった。即ち、本考案では、上記身蓋箱を積み重ねた時、上にある身蓋箱の身箱底部が、下にある身蓋箱の蓋の周囲にある土手の中に収まり、ずれないようにした紙製の貼り箱を開発する事にある。
本考案は上記目的を達成するために、多角形の天板の各縁辺折り筋より垂直に側壁を立ち上げ、高さ1cm以内に側壁を天板上面周囲に土手状に囲ませ、再び側壁を下向きに反対方向に折り曲げ、折り曲げた側壁下端を天板より下側まで延ばし、側壁コーナーのテープ止め後、天板及び側壁の外面を主体に化粧紙で覆った紙製貼り箱の蓋にする事で解決した。
上記課題解決手段による作用は次の通りである。即ち、蓋となる天板と土手となる部分も含めた側壁とは1枚の紙で出来ており、土手部は側壁を折り返して二重になり、天板の上に重ねられる身箱の底面をしっかり土手でささえる事が出来、天板より下側にくる側壁は、通常の蓋の側壁そのものとなる。また、この土手の高さを1cm以下に押さえることで、蓋としての外観及び、余分な紙の使用を抑える事が出来る。即ち、従来、木製や積層板などの組み立て箱でしか出来なかったこの土手付き蓋を、安価な貼り箱で、身蓋箱の蓋天板上部周囲に側壁の一部を二重に折り返す事で、箱の多段積み重ね時のずれ防止が可能になったのである。
図1は、本発明による紙製弁当箱容器の化粧紙を貼る前の蓋の展開図である。図2はこれを組み立て途中で、折り曲げ方向を示したものであり、図3は側壁コーナーをテープ止めしたもので、以下に順を追って実施例を説明する。
図1如くチップボールを打ち抜く。1は本考案による貼り箱蓋の天板で、2、3は蓋の側壁となる。2は通常の貼り箱にはない、天板周囲を囲む土手になる。4、5は折り線である。
図2の如く、側壁2、3を、折り線4、5より折り曲げる。
図3の如く、折り曲げた側壁の4コーナーを、通常の貼り箱同様にテープ止めする。
図4は、図3から、外観部を化粧紙(無地)で貼り、身箱に蓋をした状態を示す。
図5は本考案による紙製貼り箱の蓋をした身蓋箱を重ねる様子を示したもので、上の身蓋箱の底が下の身蓋箱の蓋の上面の土手の中に収まる様を示している。
1 天板
2 側壁土手部
3 側壁
4 折り線
5 折り線
6 テープ
2 側壁土手部
3 側壁
4 折り線
5 折り線
6 テープ
Claims (1)
- 多角形の天板の各縁辺折り筋より垂直に側壁を立ち上げ、高さ1cm以内に側壁を天板上面周囲に土手状に囲ませ、再び側壁を下向きに反対方向に折り曲げ、折り曲げた側壁下端を天板より下側まで延ばし、側壁コーナーのテープ止め後、天板及び側壁の外面を主体に化粧紙で覆った事を特徴とする紙製貼り箱の蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004004613U JP3106985U (ja) | 2004-08-03 | 2004-08-03 | 紙容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004004613U JP3106985U (ja) | 2004-08-03 | 2004-08-03 | 紙容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3106985U true JP3106985U (ja) | 2005-01-27 |
Family
ID=43269727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004004613U Expired - Fee Related JP3106985U (ja) | 2004-08-03 | 2004-08-03 | 紙容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3106985U (ja) |
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2004
- 2004-08-03 JP JP2004004613U patent/JP3106985U/ja not_active Expired - Fee Related
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