JP3106871U - 燃料電池システムのアレイを有する発電設備 - Google Patents

燃料電池システムのアレイを有する発電設備 Download PDF

Info

Publication number
JP3106871U
JP3106871U JP2004004493U JP2004004493U JP3106871U JP 3106871 U JP3106871 U JP 3106871U JP 2004004493 U JP2004004493 U JP 2004004493U JP 2004004493 U JP2004004493 U JP 2004004493U JP 3106871 U JP3106871 U JP 3106871U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
fuel cell
output
array
bus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004004493U
Other languages
English (en)
Inventor
ロバーツ クリス
Original Assignee
バラード パワー システムズ インコーポレイティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by バラード パワー システムズ インコーポレイティド filed Critical バラード パワー システムズ インコーポレイティド
Priority to JP2004004493U priority Critical patent/JP3106871U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3106871U publication Critical patent/JP3106871U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】UPS等の利用可能なバックアップ電気機器DC入力電圧および電力出力に、よりよく整合する燃料電池発電設備を提供すること。
【解決手段】組み合わされた電力出力を有し、かつ、パワーバスと、少なくとも2つの燃料電池システムとを備えるアレイを備える発電設備であって、発電設備は、少なくとも2つの電力コンディショニングユニットをさらに備え、各ユニットは、パワーバスに電気的に接続され、電力コンディショニングユニットは、入力電圧と全定格電力出力とを有する、少なくとも2つの電力コンディショニングユニットをさらに備えることであって、パワーバスに電気的に接続された燃料電池システムの数は、電力コンディショニングユニットの入力電圧を満たすように選択され、電力コンディショニングユニットの数は、全定格電力出力がアレイの電力出力を満たすか、または超過するように選択される、ことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

(考案の背景)
本開示は、概して、燃料電池システムのアレイを用いるパワーサプライに関する。
(関連技術の説明)
燃料電池は、当該技術にて公知である。燃料電池は、水素を含む燃料流と酸素を含むオキシダント流を電気化学反応させて電流を生成する。燃料電池発電設備は、輸送、ポータブルおよび定置の用途において用いられてきた。
従来のバックアップ電力システムは、電力供給網が不十分か、または中断された場合に電力を供給するために再充電可能なバッテリバンクを用いる。ACパワーを供給するように設計されたシステムは、通常、UPSスイッチとバッテリチャージャとインバータとを備える(かつ、パワーフィルタリングおよび/またはコンディショニング装置をさらに備えてもよい)UPSユニットを備える。供給網は、通常、負荷(単数または複数)に主要パワーを供給する。供給網が落ちると、バッテリバンクは、DC入力をAC出力に変換するインバータを通じて負荷(単数または複数)にパワーを供給する。主要パワーが回復すると、バッテリチャージャはバッテリバンクを再充電する。
VRLAバッテリ(Valve regulated lead acid battery:制御弁式鉛蓄電池)は、バッテリバンクのために最もよく用いられている。バッテリの数およびサイズは、必要とされるランタイムに依存する。市販のUPS、およびインバータ等の他の電気機器は、VRLAバッテリ12VDC出力の倍数である異なった入力電圧(48、72および96VDCを含む)を必要とし、これらの出力電力定格は、適切なバッテリバンクを収容するように整合される。
燃料電池発電設備を用いるバックアップ電力システムもまた記載されている。あるアプローチは、燃料電池システムと電気的に並列で接続されたバッテリを有する燃料電池モジュールを用いて、負荷の要求が燃料電池スタックの出力を超過した場合に、さらなる電流を提供し、および、燃料電池スタックの出力が負荷の要求を超過した場合に電流を貯蔵する。モジュールの端子の特性は、さらに、既存のVRLAバッテリと同じように設計され得る。
しかしながら、燃料電池モジュールは、市販の機器およびVRLAバッテリバンクの電流、電圧、またはパワーレベルと整合しない。UPS等の利用可能なバックアップ電気機器DC入力電圧および電力出力に、よりよく整合する燃料電池発電設備を有することが望ましい。
本考案の発電設備は、燃料電池システムのアレイであって、組み合わされた電力出力を有し、かつ、パワーバスと、少なくとも2つの燃料電池システムであって、該燃料電池システムの各々は、燃料電池スタック、該燃料電池スタックと電気的に並列で接続された電力貯蔵デバイス、および、該燃料電池スタックから該電力貯蔵デバイスおよびパワーバスへの電流の流れを制御する手段を備え、各燃料電池システムは、出力電圧および電力出力を有する、少なくとも2つの燃料電池システムとを備えるアレイを備える発電設備であって、該発電設備は、少なくとも2つの電力コンディショニングユニットをさらに備え、各ユニットは、該パワーバスに電気的に接続され、該電力コンディショニングユニットは、入力電圧と全定格電力出力とを有する、少なくとも2つの電力コンディショニングユニットをさらに備えることであって、該パワーバスに電気的に接続された該燃料電池システムの数は、該電力コンディショニングユニットの該入力電圧を満たすように選択され、該電力コンディショニングユニットの数は、該全定格電力出力が該アレイの電力出力を満たすか、または超過するように選択される、ことを特徴とし、それにより上記目的を達成することができる。
前記燃料電池システムの前記出力電圧は24VDCであり、前記電力出力は1kWであってもよい。
(考案の詳細な説明)
本考案の種々の実施形態を完全に理解できるようにするために、以下の記載において、ある特定の詳細が記載される。しかしながら、当業者は、本考案が、これらの詳細なしに実用化され得ることを理解する。他の例において、バッテリ、フライホイール、およびスーパーキャパシタ、反応物質送達システム、温度制御システム、および燃料電池システム等の燃料電池、燃料電池スタック、電力貯蔵デバイスと関連した周知の構造は、本考案の実施形態の説明を不必要に不明瞭化することを避けるために、示されなかったか、または、詳細に記載されなかった。
本明細書および添付の請求項において用いられるように、「UPS」とは、IEC62040−3およびENV50091−3標準規格で識別される受動スタンドバイ方式、ラインインタラクティブ方式、および2重変換方式を含む任意のトポロジの無停電電源装置を意味する。
図1は、本考案の例示的実施形態において使用するための負荷12に電力を提供するハイブリッド燃料電池モジュール10を示す。負荷12は、通常、車両、電気器具、コンピュータおよび/または関連周辺機器等のハイブリッド燃料電池モジュール10によって電極供給されるべきデバイスを構成する。ハイブリッド燃料電池モジュール10は、通常、負荷12の重要な部分でないが、制御機器回路等のハイブリッド燃料電池モジュール10の部分は、いくつかの可能な実施形態において、負荷12の一部分または全部を構成し得る。
電量電池モジュール10は、電気的に直列で接続された複数の個々の燃料電池から構成された燃料電池スタック14を備える。この燃料電池スタック14は、反応物質供給システム16を介して水素および空気等の反応物質(矢印9で示される)を受取る。反応物質供給システム16は、1つ以上の反応物質供給リザーバまたはソース11、リフォーマ(図示せず)、ならびに/あるいは、1つ以上のコンプレッサ、ポンプ、および/またはバルブ18または他の反応物レギュレート要素等の1つ以上の制御要素を備え得る。燃料電池スタック14の動作は、通常、水を含む反応生成物(矢印20で示される)を生成する。燃料電池モジュール10は、反応生成物20のいくつかまたはすべてを再利用し得る。例えば、矢印22によって示されるように、水のいくらかまたはすべては、燃料電池スタック14に戻されて、適切な温度で水素および空気に給湿し、ならびに/あるいはイオン交換膜(図示せず)を水和するか、または、燃料電池スタック14の温度を制御し得る。
燃料電池スタック14は、正および負の電圧レール19a、19bによって形成された高電圧バスにわたってスタック電圧Vを生成する。スタック電流Iは、高電圧バスを介して燃料電池スタック14から負荷に流れる。本明細書中で用いられる「高電圧」は、従来の燃料電池スタック14によって生成され、負荷12に電力供給される電圧のことであり、制御および/または伝達(例えば、5V)するための燃料電池モジュール10によって用いられる他の電圧と区別するために用いられる。従って、他の電気系統に関して、電圧は、必ずしも「高い」というわけではない。
ハイブリッド燃料電池モジュール10は、負荷に電力供給するために高電圧バスのレール19a、19bにわたって燃料電池スタック14と電気的に並列で接続されたスーパーキャパシタおよび/またはバッテリ24等の電力貯蔵デバイスを備える。バッテリ24の開回路電圧は、燃料電池スタック14の全負荷電圧と同様になるように選択される。バッテリ24の内部抵抗Rは、燃料電池スタック14の内部抵抗よりもはるかに小さくなるように選択される。従って、バッテリ24はバッファとして機能し、燃料電池スタック14が負荷12よりも多くの電流を生成した場合に過剰な電流を吸収し、かつ、燃料電池スタック14が、負荷12が必要とするよりも少ない電流を生成した場合に負荷12に電流を提供する。高電圧バス19a、19bにわたる電圧は、バッテリ24の内部抵抗Rの値が乗算されたバッテリ放電電流をバッテリ24の開回路電圧から引いたものである。バッテリ24の内部抵抗Rが小さいほど、バス電圧の変動が小さい。選択的逆電流阻止ダイオードD1は、燃料電池スタック14とバッテリ24との間に電気的に接続され、電流がバッテリ24から燃料電池スタック14に流れることを防止し得る。燃料電池モジュール10は、他のダイオード、ならびに短絡および/またはサージを防止するためのヒューズまたはサージ保護要素をさらに備え得る。
図2は、パワーバス56を介して負荷12に電力供給するためのM個のロウおよびN個のカラムで配置された燃料電池システム10の2次元アレイ68を示す。燃料電池システム10は、10(1、1)〜10(M、N)と個々の符号付けされ、ここで、括弧内の第1の数は、2次元アレイ68における燃料電池モジュール10のロウの位置であり、括弧内の第2の数はカラムの位置である。図3の長円は、2次元アレイ68の種々のロウおよびカラムが、さらなる燃料電池システム(明示的に示されない)を備え得ることを示す。
燃料電池システム10(1、1)〜10(M、N)の各々は、パワーバス56に個別に接続されて、種々の所望の出力電力、電圧、または電流を提供する。各カラム1−Mにおける燃料電池システム10(1−M、1)、10(1−M、2)、10(1−M、3)−10(1−M、N)は、互いに電気的に直列で接続されている。各ロウ1−Nにおける燃料電池システム10(1、1−N)、10(2、1−N)、10(3、1−N)−10(M、1−N)は、互いに電気的に並列で接続されている。図3およびこの説明から、当業者は、2次元アレイ68が燃料電池システム10の直列接続が、出力電圧を調整することによって、電源システム50の出力電力を調整することを可能にすることを理解する。当業者は、2次元アレイ68が、燃料電池システム10の並列接続が、出力電流を調整することによって、電源システム50の出力電力の調整を可能にすることをさらに理解する。当業者は、2次元アレイ68が、出力電流および出力電圧の両方を調整することによって、電源システム50の出力電力の調整を可能にすることをさらに理解する。従って、例示的実施形態について、各燃料電池システムが、例えば、24ボルトおよび40ampsで1kW等を生成する場合、N×M kWの最大出力電力が可能である。当業者は、本明細書中に記載される1次元および2次元アレイ構造が、互いに電気的に接続可能な位置のことであり、かつ、燃料電池システム54は、物理的にロウおよび/またはカラムで配置されることを必ずしも必要としないということをさらに理解する。
上述のように、本発電設備における1つ以上の燃料電池システム(例えば、10(M+1))は、「冗長度」燃料電池システムとして機能し得る。ロウ(例えば、10(3、1)、10(3、2)、10(3、3)、...10(3、N))を形成する燃料電池システム10を電気的に接続するリンク(図示せず)は、さらに、少なくともN+1の冗長度を提供するために利用され得る。リンクは、カラムにおける任意の個々の燃料電池モジュール10の損失が、負荷を完全に供給する能力を妨げることを防ぐ。さらに、リンクは、タップが付けられるか、またはタップを形成して、電圧バスのレール上に所望の電位を生成し得る。当業者に明らかであるように、冗長度のコンセプトは、本発電設備の種々の他のシステムにもまた応用され得る。
燃料電池モジュールの調整可能なアレイは、燃料電池の電流、電圧、または電力レベルを既存の市販の機器と整合するように構成され得る。燃料電池モジュールは、バッテリバンクを用いる電流バックアップ電力システムと共に用いられる標準的なラックまたはキャビネットに嵌合するように構成され得る。このアプローチの有利な点は、顧客の電子機器がバックアップ電力用の燃料電池を用いることを、あまりまたは全く必要としないということである。これは、所有する製品に燃料電池を組み込むことを所望する顧客にとって、コストおよび時間の節約につながる。
残念ながら、市販の燃料電池モジュールの電圧および電力出力は、市販のUPSおよび他の電子機器の入力電圧および電力出力の特性と常に有効に整合するわけではない。これは、特に、比較的小さいamp−時間定格で、通常用いられる比較的小さいバッテリが直列で接続されて、低い電流レベルでより高い電圧を生成するような製品に当てはまる。
例えば、Nexa(登録商標)燃料電池システム(Ballard Power Systems Inc.、カリフォルニア州、Burnaby)は、24ボルトおよび40ampsで1kWを供給する。Nexa(登録商標)モジュールは、所与の電力変換ユニットに適した入力電圧を提供するように、電気的に直列で接続され得る。例えば、4つのモジュールが直列および並列で接続されて、電気通信バックアップ電力システムにおいて用いられる既存の整流器をバックアップするための80ampsの48VDCを提供し得る。
インバータおよびUPSユニット等の市販の電力コンディショニング装置は、複数の12VDCのVRLAバッテリ出力であるという入力要件を有する。このような装置の定格出力は、さらに、所与の用途のために用いられる市販のバッテリバンクの能力と整合するように設計される。例えば、定格2kW AC出力のインバータおよびUPSが市販され、これは、72または96入力を必要とする。3または4つのNexa(登録商標)モジュールが、72または96VDC出力にそれぞれ電気的に並列で接続され、これらの入力要件(必要に応じて、所望のレベルの冗長度を提供するためにさらなるモジュールが電気的に接続可能であり得る)と整合し得る。しかしながら、燃料電池アレイの出力能力(それぞれ、3および4kW)は、UPSの定格出力と整合しない(96VDC UPSを用いるバックアップパワー生成器の場合、利用可能な燃料電池電力の半分が利用されない)。
本燃料電池発電設備は、DCバスに接続された燃料電池モジュールのアレイと、少なくとも2つのUPS、インバータ、または他の電力コンディショニング装置(例えば、DC/DCコンバータ等)とを備える。DCバスに直列で接続される燃料電池モジュールの数は、電力コンディショニング装置のDC入力電圧用件と整合するように選択される。電力調整ユニットの数は、このようなユニットの全電力定格が燃料電池モジュールの定格電力出力と実質的に整合または超過するように選択される。いくつかの応用例において、燃料電池モジュールおよび電力コンディショニング装置は、標準的なラックまたはキャビネットに嵌合するように構成され得る。
図3Aおよび図3Bは、本燃料電池発電装置の2つの実施形態を示す。発電装置70は、各々が24ボルトで1kWを供給する4つの燃料電池モジュール10のアレイ(例えば、Nexa(登録商標)燃料電池モジュール)を備える。燃料電池モジュールは、ラック72に嵌合するように構成され、96VDCバス(図示せず)に電気的に直列で接続される。2つの2kW UPSユニット74は、DCバスに並列で接続される。ラックコントローラ76は、発電設備70の出力をモニタリングおよび制御する。燃料電池モジュール10のアレイの出力は、UPS74の入力電圧要件と整合し、アレイの全出力および両方のUPS74の全出力が、さらに、4kWで整合する。従って、さらなるUPSユニットを用いることによって、発電設備の出力は、実質的に2倍にされる。
発電設備80は、各々が24ボルトで1kWを供給し、かつ、72VDCバス(図示せず)に電気的に直列で接続された3つの燃料電池モジュール10(例えば、Nexa(登録商標)燃料電池モジュール)と、DCバスに並列で接続された3つの1.5kWのインバータ82と、燃料電池モジュール10と関連したバッテリおよび/またはスーパーキャパシタを充電するためのチャージャ84とのアレイを備える。インバータ82は、DCバスに並列で接続可能であり、n+1の冗長度3.0kW AC出力を提供する。
複数の電力コンディショニングユニットを用いることによって、幅広い範囲の電力コンディショニング製品およびバックアップ電力用途を有する燃料電池モジュールアレイのコンパティビリティが拡張する。これは、発電設備出力を燃料電池モジュール出力によりよく整合させることを可能にするだけでなく、さらに、発電設備に冗長度を付加することによって信頼性を向上させ得る。この意味合いで、発電設備出力および燃料電池出力は、整合するために同じである必要はなく、アレイの出力は、電力コンディショニングデバイスの定格出力を10%程度超過し、かつ、依然として整合し得る。例えば、UPS74の4kW電力出力は、4400Wであるならば、図3Aおよび図3Bの発電設備70におけるアレイの出力と依然として整合する。
図3Aおよび図3Bに示されないが、当業者は、上述のように、さらなる燃料モジュール10が、発電設備70および80のアレイに電気的に接続可能であり、モジュール冗長度の任意の所望のレベルを提供し得ることをさらに理解する。発電設備がAC電力を提供する用途において、個々のインバータまたはUPSのAC出力電圧の位相は、必要に応じて、単相、多相、または分相のAC電力を提供するように制御され得る。例えば、発電設備80は、3kW 120VAC単相電力、または208VAC3相電力を提供するように構成され得る。
開示された実施形態は、電力供給システムの製造に「構成単位(building block)」または「コンポーネント(component)」アプローチを提供し、製造業者がわずかな、それどころかただ1つの基本タイプの燃料電池モジュール10から多様な電力供給システムを生成することを可能にする。さらに、電力供給出力は、市販の電力コンディショニング装置を用いる燃料電池モジュール出力に整合させられ得る。このアプローチは、設計、製造業者および考案のコストが比較的低く、冗長度を提供して結果として生じたエンドユーザ製品(すなわち、電力システム)の故障間の平均時間を延長し得る。このアプローチは、さらに、保守または修理を単純化し、これらのコストを低減し得る。
本発電設備は、概して、
1.ハブおよびルータ等のLAN/WAN機器等のネットワークサーバファームと、
2.CATV、無線、電気通信格納システムおよび/またはサーバ、ワイヤレス基地局、マイクロ波リピータ局、レーダ追跡システム等の通信と、
3.小型から中型の範囲のサーバ、大型の企業サーバ、データ格納システム、ネットワークコンピュータクラスタ、インターネットデータセンタ等のコンピュータルームと、
4.スタンドアロンPC、ワークステーションおよびコンピュータ周辺機器等のデスクトップ/ワークステーションと、
5.プロセス制御機器、医療機器、実験器具、交通管理システム、セキュリティ機器、販売時点機器等の工業用/商業用機器と
を含むが、これらに限定されない範囲の用途のバックアップ電力システムにおいて用いられ得る。
本発電設備および動作方法は、VRLAバッテリを用いる従来の電力供給システムよりも小さくかつ軽いシステムを提供する。本発電設備は、「冗長化電源(hot swappable)」である個々の燃料電池システムで「インスタントオン(instant on)」動作をさらに提供する。
本燃料電池発電設備は、標準的なラックまたはキャビネットに嵌合するように構成され、かつ、DCバスに接続された燃料電池モジュールのアレイと、少なくとも2つのUPS、インバータまたは他の電力コンディショニング装置(例えば、DC/DCコンバータ等)とを備える。DCバスに直列で接続された燃料電池モジュールの数は、電力コンディショニング装置のDC入力要件と整合するように選択される。電力コンディショニングユニットの数は、このようなユニットの全電力定格は、燃料電池モジュールの定格電力出力と等しいか、またはこれを超過するように選択される。
以上のように、本考案の好ましい実施形態を用いて本考案を例示してきたが、本考案は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本考案は、実用新案登録請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本考案の具体的な好ましい実施形態の記載から、本考案の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した実用新案登録、実用新案登録出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
図1は、本考案の例示的実施形態において使用するための負荷12に電力を提供するハイブリッド燃料電池モジュール10を示す。 図2は、パワーバス56を介して負荷12に電力供給するためのM個のロウおよびN個のカラムで配置された燃料電池システム10の2次元アレイ68を示す。 図3Aは、燃料電池発電装置の実施形態を示す。 図3Bは、燃料電池発電装置の実施形態を示す。
符号の説明
9 反応物質
10 ハイブリッド燃料電池モジュール
11 反応物質源
12 負荷
14 燃料電池スタック
15 ソフトスタート
16 反応物質供給システム
17 高速オフ
18 バルブ
19a 正の電圧レール
19b 負の電圧レール
20 反応生成物
22 水
24 バッテリ
28 コントローラ
32 並列パス要素
34 レギュレート回路

Claims (2)

  1. 燃料電池システムのアレイであって、該アレイは、組み合わされた電力出力を有し、かつ、
    パワーバスと、
    少なくとも2つの燃料電池システムであって、該燃料電池システムの各々は、燃料電池スタック、該燃料電池スタックと電気的に並列で接続された電力貯蔵デバイス、および、該燃料電池スタックから該電力貯蔵デバイスおよびパワーバスへの電流の流れを制御する手段を備え、各燃料電池システムは、出力電圧および電力出力を有する、少なくとも2つの燃料電池システムと
    を備えるアレイを備える発電設備であって、
    該発電設備は、
    少なくとも2つの電力コンディショニングユニットをさらに備え、各ユニットは、該パワーバスに電気的に接続され、該電力コンディショニングユニットは、入力電圧と全定格電力出力とを有する、少なくとも2つの電力コンディショニングユニットをさらに備えることであって、
    該パワーバスに電気的に接続された該燃料電池システムの数は、該電力コンディショニングユニットの該入力電圧を満たすように選択され、該電力コンディショニングユニットの数は、該全定格電力出力が該アレイの電力出力を満たすか、または超過するように選択される、ことを特徴とする、発電設備。
  2. 前記燃料電池システムの前記出力電圧は24VDCであり、前記電力出力は1kWである、請求項1に記載の発電設備。
JP2004004493U 2004-07-28 2004-07-28 燃料電池システムのアレイを有する発電設備 Expired - Lifetime JP3106871U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004004493U JP3106871U (ja) 2004-07-28 2004-07-28 燃料電池システムのアレイを有する発電設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004004493U JP3106871U (ja) 2004-07-28 2004-07-28 燃料電池システムのアレイを有する発電設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3106871U true JP3106871U (ja) 2005-01-27

Family

ID=43269618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004004493U Expired - Lifetime JP3106871U (ja) 2004-07-28 2004-07-28 燃料電池システムのアレイを有する発電設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3106871U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012210079A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Ntt Data Intellilink Corp 電源供給システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012210079A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Ntt Data Intellilink Corp 電源供給システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Chatzinikolaou et al. A comparison of grid-connected battery energy storage system designs
US7633181B2 (en) DC-based data center power architecture
CN108093658B (zh) 用于电网扰动的燃料电池系统穿越的系统和方法
EP2036189B1 (en) Data center uninterruptible power distribution architecture
US7087327B2 (en) Electric power plant with adjustable array of fuel cell systems
US7141894B2 (en) Apparatus for providing high quality power
US11092652B2 (en) Grid islanded fuel cell installation for data center load
US11916378B2 (en) Power source communication with downstream device by changing output voltage on a power bus
US11799316B2 (en) Fuel cell system for information technology loads
CN110301081B (zh) 分布式/集中式优化器架构
US20090102291A1 (en) Fuel-Cell Based Power Generating System Having Power Conditioning Apparatus
US11637507B2 (en) Methods of fuel cell operation with bi-directional inverters
JP3106871U (ja) 燃料電池システムのアレイを有する発電設備
US11689049B2 (en) DC transfer switch for fuel cell systems with auxiliary storage module
CN2754251Y (zh) 具有燃料电池系统阵列的电源装置
Margaritis et al. Contemporary architectures for power systems considering future trends
CN117477740A (zh) 一种储能系统和储能系统的控制方法

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20050216

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071110

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081110

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091110

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091110

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101110

Year of fee payment: 6