JP3106838U - ダーツゲーム用の矢に装着する、筆記具を備えた先端部 - Google Patents

Abstract

【課題】この考案は、一般的なダーツゲーム用の矢の先端に装着し、矢を筆記用具へと転用する先端部に関するものである。
【解決手段】一般的なダーツゲーム用の矢の先端部はねじ込み式により交換が可能である。この交換可能な先端部と同一のねじ直径にカラー（４）を成型し、その中心に筆記具（５）を備える。
【選択図】 図３

Description

考案の詳細な説明

この考案は、ダーツゲーム用の矢を筆記用具として利用するために装着する、筆記具を取り付けた矢の先端部に関するものである。

従来、ダーツゲームに使用する矢の先端部でも交換式のものは存在したが、それらはダーツボードへ矢を刺さりやすくするためだけのものであって、ゲーム以外の用途に使用できる製品は存在しなかった。競技における技術向上のためには常に矢を握ってその感触を確かめることが肝要であり、競技者の間では日常の用途にも転用できるダーツゲーム用の矢が存在すれば好ましいと考えられていた。

考案が解決しようとする課題

本案は、筆記具を内蔵したダーツゲームに用いる矢の先端部を開発し、従来の先端部と交換することで筆記用具への転用を図ったものである。

問題を解決するための手段

いまその解決手段を図面に追いながら説明すれば、
（イ）〔図１〕は一般的なダーツゲーム用の矢の側面図であるが、（１）従来の矢の先端部は通常、交換式となっており、（２）矢の本体部分との接合はお互いに切られた同一直径の（３）ねじ、による。なお、このねじ直径は多くの市販品では共通となっている。
（ロ）（１）従来の矢の先端部と同様のねじ直径を持つ（４）カラーを作成し、その中心に（５）筆記具を装着する。
以上の構成からなる、ダーツゲーム用の矢に装着する筆記具を備えた先端部である。

本案は、以上のような構造であるから、これを使用するときは、競技者おのおのが所有する（２）矢の本体部分に本考案である〔図３〕筆記具を備えた先端部を装着する。この先端部のねじ直径は（１）従来の矢の先端部と同一であり、またねじ込み式のため交換が容易である。

考案の効果

これにより、競技者はダーツゲームに使用する矢を筆記用具へと転用でき、日常の使用を通して投擲技術の向上を図ることができる。

一般的なダーツゲーム用の矢の側面図 従来の矢の先端部についての拡大図 本考案の側面拡大図 カラーの拡大斜視図 一般的なダーツゲーム用の矢に本考案を装着した例

符号の説明

１は従来の矢の先端部
２は矢の本体部分
３はねじ
４はカラー
５は筆記具

Claims (2)

1. 中心部に貫通した穴をもつカラー（４）に筆記具（５）を取り付ける。
2. 筆記具はボールペン、鉛筆などから成る。
   以上の如く構成された、ダーツゲーム用の矢に装着する先端部。

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