JP3106500U

JP3106500U - アダプタ付きストロー

Info

Publication number: JP3106500U
Application number: JP2004004059U
Authority: JP
Inventors: 幸川尻
Original assignee: 幸川尻
Priority date: 2004-07-09
Filing date: 2004-07-09
Publication date: 2005-01-06
Anticipated expiration: 2010-07-09

Abstract

【課題】大人から子供まで楽しめて、喜びや悲しみ、愛情表現にも成り得る重みのある装飾体をストローに装着すると共に、吸い口にキャップを設けて清潔感を持たせる。
【解決手段】ストロー１の吸い口２の近傍に着脱可能に設けられた装飾体５と、容器２０に対するストロー１のホルダー１５とを備えたアダプタ付きストローにおいて、ストロー１の吸い口２にキャップ１０を設けると共に、装飾体５を唇形状にする。そうすれば、ストロー１の吸い口２が清潔に保持される。さらに、装飾体５が唇であることから大人から子供まで楽しめる。しかも、唇形状の装飾体５をストロー１の吸い口２の近傍に装着することで、唇形状の装飾体５が間近に位置するようになり、ときめきを感じるようになる。また、人の体の一部である唇を装飾体５としているために、人に対する愛情表現にも成り得る。
【選択図】図１

Description

本考案は、装飾体、ホルダー、キャップのうち少なくとも一つが付加されたアダプタ付きストローに関する。

従来のアダプタ付きストローは、ストローと、該ストローの吸い口の近傍に挟持させた装飾体と、ストローに取り付けられたホルダーとから構成されているものが公知になっている（例えば、特許文献１参照）。

特開２００３―３０４０９６４号公報（第１―３頁、図１〜図１０）

しかしながら、従来のアダプタ付きストローの場合、動物やキャラクタの装飾体が主であるため、子供のみの対象になる。しかも、自分の気持ちを相手に伝えたい場合や相手に対して自己の愛情表現をする場合には適しないこともある。さらに、ストローの吸い口のキャップがないので、不潔に感じるという問題がある。

そこで、本考案は上記問題点に鑑み、大人から子供まで楽しめて、喜びや悲しみ、愛情表現にも成り得る重みのある装飾体をストローに装着すると共に、吸い口にキャップを設けて清潔感を持たせることができるアダプタ付きストローを提供することを目的とする。

上記課題を解決するために、本考案のアダプタ付きストローは、請求項１に示す如く、ストローの吸い口の近傍に着脱可能に設けられた装飾体と、容器に対するストローのホルダーとを備えたアダプタ付きストローにおいて、ストローの吸い口にキャップを設けると共に、唇形状の装飾体を設けるようにしたものである。

したがって、ストローの吸い口が清潔に保持される。さらに、装飾体が唇であることから大人から子供まで楽しめる。しかも、唇形状の装飾体をストローの吸い口の近傍に装着することで、唇形状の装飾体が間近に位置するようになり、ときめきを感じるようになる。このように、人の体の一部である唇を装飾体としているために、動物やキャラクタを装飾体としたものとは微妙に異なるイメージがある。例えば、人に対する愛情表現にも成り得るし、唇が愛しく思う人だけの触れる部位であることから持つ人の愛着にも重みが増す。唇であるが故に、唇の厚さや表情でかわいくもあり、おかしくもあり、贈り主の気持ちを多彩に表現して相手に伝達できる。

以上説明したように、本考案のアダプタ付きストローによれば、唇形状の装飾体をストローに装着することで、自分のストローであることの目印になる効果がある。また、キャップをストローの吸い口に装着するようにしたので、口をストローの吸い口に気持ちよくつけることができる。この際、人の唇と装飾体の唇とが接近することになり、面白みが増すことになると共に、唇形状の装飾体に親しみと愛着を感じる。

本考案を実施するための最良の実施形態につき、図１及び図２を参照して説明する。
まず、本考案のアダプタ付きストローは、先端部が屈曲可能なストロー１と、該ストロー１の吸い口２の近傍に設けられた装飾体５と、ストロー１の吸い口２に着脱可能に設けられたキャップ１０と、ストロー１の上側に着脱可能に設けられたホルダー１５とから構成されている。

装飾体５は、プラスチック製又はゴム製の素材が使用され、閉じた状態の唇形状に成形されている。さらに、上唇と下唇との接合部の略中央部には、ストロー１の吸い口２が挿通される挿通穴６が穿設されている。例えば、装飾体５の上唇の厚さは８ｍｍ、下唇の厚さは１０ｍｍとなっている。但し、大きさは限定されるものではなく、女性用と男性用、大人用と子供用で、大きさや厚さを変えるようにしてもよい。お惚け、安らぎ、微笑み、喜び、悲しみ、怒り、歌う素振り、口笛を吹くなどを表現するようにしてもよい。

キャップ１０は、ストロー１が挿通される環状の挿通部１１と、該挿通部１１に帯状の連結部１２を介して一体化されたキャップ本体１３とを備えている。

ホルダー１５は、ストロー１の周面に当接する円弧状の水平方向の挿通部１６と、該挿通部１６から垂下された引掛け部１７とを有している。

つぎに本考案のアダプタ付きストローの使用態様について説明する。まず、ストロー１の上部をキャップ１０の挿通部１１に挿通する。この状態で、ストロー１の吸い口２を唇形状の装飾体５の挿通穴６に挿通し、装飾体５をストロー１の吸い口２の近傍に装着する。つぎにストロー１をホルダー１５の挿通部１６に挿通して、グラスなどの容器２０に挿入する。続いて、ホルダー１５の挿通部１６と引掛け部１７との境界部位（折曲部）を容器２０の上面開口部の周縁部に当接し、ホルダー１５を容器２０に取り付ける。この際、ストロー１とホルダー１５の引掛け部１７とで、容器２０の周縁部が挟持されてストロー１が容器２０に対して略直立した状態で保持される。最後に、キャップ１０のキャップ本体１３をストロー１の吸い口２に装着する。そして、自分の名前を装飾体５に入れて携帯するようにしてもよく、子から親へ、或いは、恋人同士の愛情表現に使えると共に、バレンタインの贈り物や誕生日のプレゼントにもすることができる。贈る際に、唇に微妙な表現、即ち微笑み、怒り、悲しみなどを表現して贈れば自分の気持ちを相手に伝えることができる。また、贈り主は、贈った相手が装飾体５を見た時の表情を想像するだけでも楽しくなる。このようなことができるのは、本考案の装飾体５をおいて他にない。また、装飾体５に名前を入れることで、装飾体５が捨てがたくて愛情深いものになる。さらに、パーティ、宴会場、キャンプ場、催し会場においてグラスなどの容器２０に本考案のアダプタ付きストローを取り付けることで、その場が明るく、楽しく、寛げて和める雰囲気を醸し出せる。

なお、前記実施形態の場合、閉じた状態の唇の装飾体５としたが、図３に示すように、窄めた状態の唇の装飾体５であってもよく、図４に示すように、歯を見せて微笑んでいる状態の唇の装飾体５であってもよい。さらに、ストロー１の形状も図１及び図２に限定されるものではなく、図３に示す一直線状のもの、又は、図４に示すように、一部にループを有するストローであってもよい。

また、装飾体５の表面に蛍光塗料を塗布したり、ラメを点在させたり、表面を研磨して光沢を持たせるようにしてもよい。さらに、装飾体５は、中実体又は中空体のいずれであってもよい。加えて、装飾体５の表面を好みに合わせて着色するようにしてもよい。

本考案のアダプタ付きストローの唇形状の装飾体は、携帯電話のストラップ、玄関先の置物などに利用できる。

本考案のアダプタ付きストローの斜視図である。図１の側断面図である。本考案のアダプタ付きストローの変形例の斜視図である。本考案のアダプタ付きストローの他の変形例の斜視図である。

符号の説明

１ストロー
２吸い口
５装飾体
６挿通穴
１０キャップ
１１、１６挿通部
１２連結部
１３キャップ本体
１５ホルダー
１７引掛け部
２０容器

Claims

ストローの吸い口の近傍に着脱可能に設けられた装飾体と、容器に対するストローのホルダーとを備えたアダプタ付きストローにおいて、ストローの吸い口には、キャップが設けられると共に、前記装飾体が唇形状であることを特徴とするアダプタ付きストロー。