JP3106334B2 - 水中聴音機 - Google Patents

水中聴音機

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JP3106334B2 JP05042611A JP4261193A JP3106334B2 JP 3106334 B2 JP3106334 B2 JP 3106334B2 JP 05042611 A JP05042611 A JP 05042611A JP 4261193 A JP4261193 A JP 4261193A JP 3106334 B2 JP3106334 B2 JP 3106334B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水中聴音機に関し、特に
集束帯波又は多重経路波が支配的な海域で、海中音源か
らの音波を受音して、その存在の検出や方位の測定等を
行うのに適した水中聴音機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に海中(又は水中)の目標音源か
ら、海中にある受波器に到達する音波は、海面と平行な
面(以下水平面という)から到来する直接波と海面及び
海底に反射又は散乱して伝搬する多くの多重経路波とが
混合されたものである。図6は音波が海中を伝搬して受
波器に伝わる状態を示した説明図である。図において、
1は海面、2は海底、3は音波を伝搬するための媒体と
なる海中、4は検出目標、5はブイ等から海中3に降ろ
された受波器である。同図のように、検出目標4からの
音波を10Km程度離れて受波すると、検出目標4から
放射される音波は海面1及び海底2への入射角が小さい
ため、多くの多重経路波の加算効果によって多重経路波
のレベルの方が直接波のレベルより大きくなるものであ
る。
【0003】また、船舶航走路上の海域や沿岸海域等の
ような航走路雑音(以下トラフィック性雑音という)の
高い海域では、海中雑音における音響周波数の低周波領
域(例えば10〜500Hz)の大部分がトラフイック
性雑音となって、例えば図7に示す方向性を持つもので
ある。このため、特公昭57−19390号公報には、
奇数個の無指向性受波器を垂直直線上で且つ中心の受波
器に対して、他の両側の受波器が対称となるように配列
すると共に、中心の受波器の出力と他の出力とを逆相と
し、また水平面方向に最大感度軸を持つ2個のダイポー
ル型指向性受波器を互の最大感度軸が90度ずれるよう
に配置して、この2個のダイポール型指向性受波器の出
力と、奇数個の無指向性受波器の出力とによって、図8
に示すように8の字型指向性を得て、海中雑音レベルと
目標音レベルの信号対雑音比(S/N)を高めることが
説明されている。つまり、水平面で零感度となる8の字
型指向性により、トラフイック性海中雑音を抑制し、海
面及び海底からの多重経路波を受信してS/N比を高め
るものである。
【0004】しかし、一般に深海域における音波伝搬で
は音源と受波器との間の距離が中間(10マイル〜20
マイル)までは、多重経路波が支配的であるが、30マ
イル〜40マイル程度の遠距離では集束帯(コンバーゼ
ンス・ゾーン)波が支配的であるため、この集束帯波を
聴音するのが有効である。そして、この集束帯波は、受
波器に対して海面1よりわずか下方(約−10度)と上
方(約+10度)の角度範囲から到達することが知られ
ている。
【0005】このため、特公平4−41312号公報で
は、海中に、奇数個の無指向性受波器を海面に対して垂
直な直線上でかつ中心の受波器に対して他の両側の受波
器が対称となるように配列し、また無指向性受波器の配
列の中心位置の近傍に、2個のダイポール型指向性受波
器を各々の最大感度軸が海面と平行な方向でかつ互いに
90度ずれるように配置すると共に、図8に示すように
無指向性受波器の各出力を海面と平行な面上で零感度と
なる8の字型指向性を造る第1のビームフォーマ及び図
9に示す海面と平行な方向よりわずかに下方又は上方に
ビームを向けたブロードサイド型指向性を造る第2のビ
ームフォーマを備えることによって、集束帯波を聴音す
るようにしてS/N比を高くしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような特公平4
−41312号公報の従来の水中聴音機は、多重経路波
が支配的な海域では、トラフイック性雑音を受音しない
ようにして多重経路波の音波を受音するために、海面及
び海底方向に対して最大感度軸を有する8の字型指向性
にしている。しかし、この8の字型指向性は、多重経路
波をS/N比よく受音しようとしても、検出目標からの
音波が入射して来ない上下方向に最大感度をもっている
ため、S/N比が充分に改善されないという問題点があ
った。また、特公平4−41312号公報は集束帯波が
支配的な海域では、これを高いS/Nで受音するため、
海面と平行な方向よりわずかに下方又は上方にビームを
向けたブロードサイド型指向性を造ることで、集束帯波
を高いS/N比で受音するようにしていた。
【0007】しかし、ビームの最大感度軸を海面と平行
な方向よりわずかに下方又は上方に向けたブロードサイ
ド型指向性を造っても、図7に示すような指向性を示す
トラフィック性雑音の入射角と集中帯波の入射角は、ほ
ぼ同一角度となるので、トラフィック性雑音の影響を防
ぐことは困難であるという問題点があった。つまり、わ
ざわざトラフイック性雑音を受音しないようにするた
め、水平面方向より、最大感度が下方に10度になるよ
うにしているにもかかわらずトラフイック性雑音を受音
することになるという問題点があった。即ち、従来の水
中聴音機は、集束帯波が支配的は海域又は多重経路波が
支配的な海域に応じて、高いS/N比で受音することが
できないという問題点があった。本発明は以上の問題点
を解決するためになされたもので、集束帯波又は多重経
路波が支配的な海域に応じて、容易に高いS/N比で受
音することができることができる水中聴音機を得ること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる水中聴音
機は、海中に、奇数個の無指向性受波器群を垂直方向
に、且つ中心の受波器に対して他の両側の受波器が対称
となる様に配列し、無指向性受波器群の配列の中心位置
の近傍に、2個のダイポール型指向性受波器を各々最大
感度軸が水平面方向に対して、互いに90度ずれるよう
に配置し、無指向性受波器群の各出力に基づいて、検出
目標音が海底反射して到来する角度に最大感度軸を有す
る第1のブロードサイド型指向性又は水平面方向に最大
感度軸を有する第2のブロードサイド型指向性を択一的
に造るビームフォーマの出力と、2個のダイポール型指
向性受波器の出力とによって、検出目標の方位を測定す
るものである。
【0009】
【作用】本発明においては、選択されることによって、
ビームフォーマが海底反射して到来する角度に最大感度
軸を有する第1のブロードサイド型指向性又は水平面方
向に最大感度軸を有する第2のブロードサイド型指向性
を造り、このビームフォーマの出力と奇数個の無指向性
受波器群の中心位置の近傍に配置された2個のダイポー
ル型指向性受波器の出力に基づいて、検出目標の方位を
測定する。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す概略構成図で
ある。図において、1〜3は上記と同様なものである。
6〜12は無指向性受波器、13及び14はダイポール
型指向性受波器、15〜21は移相器(PSC)、30
は切換器であり、接点22〜接点28を備え、制御端子
29に入力する切換信号に基づいて各接点を切換える。
この切換器30はアナログスイッチ等を用いている。3
1、32及び35は加算器、33は低域フィルタ(以下
LPFという)、34は高域パスフィルタ(以下HLP
という)、36は加算器35の出力端子、37はダイポ
ール型指向性受波器13の出力端子、38はダイポール
型指向性受波器14の出力端子である。このような回路
を水中聴音機は備えている。
【0011】無指向性受波器6〜12は海中3内にて海
面1に対して垂直な直線上に無指向性受波器6を中心と
して、その両側に距離d1をおいて、無指向性受波器7
及び無指向性受波器8が配置され、距離d2をおいて、
無指向性受波器9及び無指向性受波器10が配置され、
距離d3をおいて、無指向性受波器11及び無指向性受
波器12が配置されている。また、ダイポール型指向性
受波器13及びダイポール型指向性受波器14は無指向
性受波器6〜12の中心位置の近傍に、その最大感度軸
が共に水平面方向となり、かつ互いに90度ずれるよう
に配置されている。移相器15〜21、切換器30、加
算器31、加算器32、低域フィルタ(LPF)33、
高域フィルタ(HPF)34、加算器35はビームフォ
ーマを構成するものである。
【0012】そして、このような構成において、移相器
15〜移相器21はそれぞれ無指向性受波器6〜無指向
性受波器12の各出力に、距離d1、d2、d3に応じ
て図2に示すような時間の進み又は遅れ量を付加し水平
面方向より下方に約40度に位相を揃えた信号を出力を
得る。切換器30は制御端子29に入力する切換信号に
よって、各接点22〜28が切換わり、例えば制御信号
がLレベルのとき、各接点22〜28が移相器15〜移
相器21を選択し、それぞれその移相器の信号を出力
し、また制御信号がHレベルにされたときは、各接点2
2〜28が無指向性受波器6〜無指向性受波器12を選
択し、それぞれその無指向性受波器の出力信号を出力す
る。
【0013】加算器31は切換器30の接点27、接点
25、接点22、接点26、接点28の信号を入力して
加算し、制御信号によって切換器30が移相器15〜移
相器21を選択していた場合は、距離d2及び距離d3
による、より低周波における下図に説明する水平面方向
より下方約40度に最大感度軸を有する第1のブローサ
イド型指向性を得る。図3は水平面方向より下方約40
度に最大感度軸を有する第1のブローサイド型指向性の
説明図である。同図に示すように、本指向性は最大感度
軸を水平面方向より下方約40度に設けて、海底2から
反射されて到来する音波を受音するため、トラフイック
性雑音を受音しないで、高いS/N比で海底2からの反
射波を受音するものである。
【0014】また、加算器31は制御信号によって切換
器30が無指向性受波器6〜無指向性受波器12を選択
していた場合は、距離d2及び距離d3による、より低
周波における下図に説明する水平面方向に最大感度軸を
有する指向性(第2のブロードサイド型指向性)を得
る。図4は水平面方向に最大感度軸を有する指向性の説
明図である。同図に示すように、本指向性は最大感度軸
を水平面方向にしているため、トラフイック性雑音と、
集束帯波を同時に受音することになる。これは、トラフ
ィック性雑音を避けるために、水平面方向より下方に、
10度の最大感度軸を有する指向性としていたが、トラ
フィック性雑音の到来角度の方が集束帯波の到来角度よ
り大きいため、トラフイック雑音の影響を無くすことは
困難であり、逆に水平面方向に最大感度軸を設けて全て
の集束帯波を受音した方がS/N比が高くなるためであ
る。つまり、集束帯波用として用いるのである。
【0015】加算器32は切換器30の接点25、接点
23、接点22、接点24、接点26の信号を入力して
加算し、制御信号によって切換器30が移相器15〜移
相器21を選択していた場合は、距離d1及び距離d2
による、より高周波における図3の水平面方向より下方
約40度に最大感度軸を有する指向性(第1のブロード
サイド型指向性)を得る。また、加算器32は制御信号
によって切換器30が無指向性受波器6〜無指向性受波
器12を選択していた場合は、距離d1及び距離d2に
よる、より高周波における図4の水平面方向に最大感度
軸を有する指向性(第2のブロードサイド型指向性)を
得る。
【0016】そして、加算器31の出力は低域フィルタ
33を介して加算器35に出力され、また加算器32の
出力は高域フィルタ34を介して加算器35に出力さ
れ、加算器35によって合成され、前記同様の図3に示
すような第1のブロード型指向性に対応する出力を、低
周波から高周波に渡って、出力端子36に得る。又は、
前記同様の図4に示すような第2のブロードサイド型指
向性に対応する出力を、低周波から高周波に渡って、出
力端子36に得る。このように、移相器15〜21、切
換器30、加算器31、加算器32、低域フィルタ3
3、高域フィルタ34、加算器35から構成されている
ビームフォーマは制御端子29に入力する制御信号によ
って、その指向性を図3の如く水平面より約40度下方
(以下第1種の方向という)に最大感度軸を造ったとき
も、図4の如く水平面方向(以下第2種の方向という)
に最大感度軸を造ったときも、いずれも水平面上では無
指向性のビームパターンを造ることとなる。
【0017】しかも、低域フィルタ33と高域フィルタ
34を通常のバターワース型フィルタで構成し、無指向
性受波器の間隔で受けもつ周波数領域を分離すると共
に、その遮断周波数と遮断特性を同一とすることによっ
て、低周波から高周波に周波数が変化しても、その加算
器35の出力端子36における出力信号の位相変化が零
となるようにしている。そして、出力端子36に得られ
る第1のブロードサイド型指向性の出力又は第2のブロ
ードサイド型指向性の出力と、前記の最大感度軸が共に
水平面方向を向き、且つ互いに90度ずれたダイポール
型指向性受波器の出力端子37,38に得られる両方の
出力は、例えば特公昭53−22038号公報に詳細に
説明されている伝送方式で伝送され、特公昭55−28
514号公報に詳細に説明されている測定方法で目標の
方位を検出するために使用することができる。なお、前
記実施例では位相を揃えて加算する受波器の個数が5個
の場合を示しているが、前記受波器の個数を増して、位
相を揃えて加算すれば図3及び図4に示す指向性のビー
ム幅を狭くすることができ、S/N比をより向上させる
ことができる。また、前記受波器の個数を増して、より
外側に受波器を設けて、例えば低周波、中間周波、高周
波の如く周波数帯域を増して移相器、加算器とフィルタ
ーの組合せを設ければ、更に広帯域化でき、より広い周
波数帯域の目標音に対して図3及び図4の指向性を保持
することができる。
【0018】なお、図5は水平面より約40度下方(第
1種の方向)に最大感度軸を向ける目的を説明する図で
ある。即ち、本発明の第1種の方向は、図5に示す如
く、唯一回の海底反射波を対象として水平面より約40
度下方にビームの主軸を向ける。これにより、海中雑音
の影響を全く受けることなく、自らのビーム幅によって
S/N比を向上させて海底反射波を受音することができ
る。但し、この場合、例えば、水深4kmの海域では図
5の受波器群5の狙う目標迄の距離は約8kmとなり、
受波器群5から半径8kmのリング状領域が探知領域と
なり、このリングの幅は、図3のビーム幅によって決め
られる。
【0019】更に、図4に示す水平面方向(第2種の方
向)に最大感度軸を持った指向性は、受波器群5を比較
的、浅深度(例えば100m)に吊下して、遠距離から
到来する集束帯波をS/N比良く受音するためのもので
ある。なお、この場合図1により説明した単純な加算器
が利用できるので、小形で安価なハードウェアで容易に
実現できる利点もある。ユーザは使用海域の特性によっ
て本水中聴音機の制御端子29を事前に制御して、移相
器又は無指向性受波器を選択し、図3又は図4の指向性
に切換えて使用する。さらに、図3における約40度の
角度は図7のトラフイック性雑音を避ける目的では大き
な値としたいが、目標信号の海底反射損失を小さくする
目的では小さな値としたく、30〜45度の間を中間値
として設定したものである。さらに、上記実施例では切
換器をアナログスイッチとしたが一般的な複数の接点を
有するリレーであってもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、奇数個の
無指向性受波器群を垂直方向に、且つ中心の受波器に対
して他の両側の受波器が対称となる様に配列し、前記無
指向性受波器群の配列の中心位置の近傍に、2個のダイ
ポール型指向性受波器を各々最大感度軸が水平面方向に
対して、互いに90度ずれるように配置し、無指向性受
波器群の各出力に基づいて、検出目標音が海底反射して
到来する角度に最大感度軸を有する第1のブロードサイ
ド型指向性又は水平面方向に最大感度軸を有する第2の
ブロードサイド型指向性を択一的に造るビームフォーマ
の出力と、2個のダイポール型指向性受波器の出力とに
よって、検出目標の方位を測定するようにしたことによ
り、多重経路波が支配的な海域では、第1のブロードサ
イド型指向性で積極的に海底反射波を受音するためS/
N比が改善し、集束帯波が支配的な海域では、第2のブ
ロードサイド型指向性で水平方向から到来する集束帯波
を受音するためS/N比が改善するので、集束帯波又は
多重経路波が支配的な海域で、検出目標からの到来音波
をS/N比良く受音でき、目標の存在を検出でき、また
目標の方位を精度良く測定することができる効果が得ら
れている。また、本発明による水中聴音機のビームフォ
ーマは、選択されることによって第1のブロードサイド
型指向性又は第2のブロードサイド型指向性を造るよう
にしているので、構造上小型で安価なハードウェアで容
易に実現することができるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】本発明に係るビームフォーマにおける整相のよ
うすを示す説明図である。
【図3】水平面方向より下方約40度に最大感度軸を有
する指向性の説明図である。
【図4】水平面方向に最大感度軸を有する指向性の説明
図である。
【図5】水平面より約40度下方に最大感度軸を向ける
目的を説明する図である。
【図6】音波が水中を伝搬して受波器に伝わる状態を示
した説明図である。
【図7】トラフイック性雑音の方向性を示す図である。
【図8】従来の8の字型指向性を示す図である。
【図9】従来の水平方向より下方約10度にビームを向
けた指向性を示す図である。
【符号の説明】
1 海面 2 海底 3 海中 6〜12 無指向性受波器 15〜21 移相器 30 切換器 31 加算器 32 加算器 33 低域フィルタ 34 高域フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−193374(JP,A) 特開 昭52−119256(JP,A) 特開 昭53−91776(JP,A) 特開 昭52−119254(JP,A) 特開 昭61−149875(JP,A) 特開 昭52−113770(JP,A) 特開 昭60−183568(JP,A) R.J.ユーリック著、土屋 明 訳、西村 実 監修、「水中音響の原 理」、共立出版、昭和53年12月1日初版 発行、P.193−225、[7 海洋におけ る背景雑音] (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 3/80 - 3/86 G01S 5/18 - 5/30 G01S 7/52 - 7/64 G01S 15/00 - 15/96

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海中に、奇数個の無指向性受波器群を垂
    直方向に、且つ中心の受波器に対して他の両側の受波器
    が対称となる様に配列し、前記無指向性受波器群の配列
    の中心位置の近傍に、2個のダイポール型指向性受波器
    を各々最大感度軸が水平面方向に対して、互いに90度
    ずれるように配置し、 前記無指向性受波器群の各出力に基づいて、検出目標音
    が海底反射して到来する角度に最大感度軸を有する第1
    のブロードサイド型指向性又は水平面方向に最大感度軸
    を有する第2のブロードサイド型指向性を択一的に造る
    ビームフォーマの出力と、 前記2個のダイポール型指向性受波器の出力とによっ
    て、検出目標の方位を測定する水中聴音機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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R.J.ユーリック著、土屋 明 訳、西村 実 監修、「水中音響の原理」、共立出版、昭和53年12月1日初版発行、P.193−225、[7 海洋における背景雑音]

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