JP3106263U - チェックバルブ - Google Patents

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伸樹 青木
太郎 山下
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株式会社Ibsトレーディング
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Abstract

【課題】 本考案は、ポペットが安定よく流体通過孔を閉蓋することができ、ひいては開閉精度の高いチェックバルブの提供を課題とする。
【解決手段】流体が通過するための流体通過孔6が長手方向に穿設されたバルブ本体1と、バルブ本体1の流体通過孔6内を長手方向に沿って移動可能に設けられたポペット2とを備え、流体の流れについて、ある一方向には流し、反対方向には流れを止めるためのチェックバルブである。バルブ本体1の流体通過孔6の内面一部が直線のテーパ状に形成されるとともに、ポペット2の先端部2aが流体通過孔6のテーパ状内面6aと同じ傾きの周面を有する円錐台状に形成されている。
【選択図】 図2

Description

本考案は、医療機器、流体混合ライン、レーザー機器、燃料電池、ガス発生装置、高圧洗浄装置、油圧空圧ライン、容器等圧力保護システムなどにおいて、流体の流れについて、ある一方向には流し、反対方向には流れを止めるためのチェックバルブに関する。
チェックバルブは、長手方向に流体が通過するための流体通過孔が穿設されたバルブ本体と、該バルブ本体の前記流体通過孔内を長手方向に沿って移動可能に設けられたポペットとを備え、流体の流れについて、ある一方向には流し、反対方向には流れを止めるものである。
そして、従来、前記バルブ本体の前記流体通過孔の内面一部は湾曲したテーパ状に形成されるとともに、前記ポペットの先端部は円錐台状に形成されていた。
しかしながら、前記テーパ状内面を湾曲した形状とすると、前記ポペットが前記流体通過孔を閉蓋するに際して、前記ポペットが長手方向と垂直な方向にふらついたり、斜めの状態で閉蓋するなどして安定性が高いものではなかった。
本考案は、上述の問題に鑑みてなされたものであって、ポペットが安定よく流体通過孔を閉蓋することができ、ひいては開閉精度の高いチェックバルブの提供を課題とする。
本考案は、上記課題を解決するために、流体が通過するための流体通過孔が長手方向に穿設されたバルブ本体と、該バルブ本体の前記流体通過孔内を長手方向に沿って移動可能に設けられたポペットとを備え、流体の流れについて、ある一方向には流し、反対方向には流れを止めるためのチェックバルブであって、
前記バルブ本体の前記流体通過孔の内面一部が直線のテーパ状に形成されるとともに、前記ポペットの先端部が前記流体通過孔のテーパ状内面と同じ傾きの周面を有する円錐台状に形成されていることを特徴とする。
これによれば、ポペットの先端部周面と流体通過孔のテーパ状内面とが同じ傾きに形成されているので、ポペットが長手方向と垂直な方向にふらついたり、斜めの状態で閉蓋することがなく、安定よく流体通過孔を閉蓋することができる。
また、前記バルブ本体の前記流体通過孔は、テーパ状内面に隣接する内面が開口端部付近の内面よりも径大に形成されているのが好ましい。
これによれば、テーパ状内面に隣接する内面が開口端部付近の内面よりも径大に形成されていることにより、流体が流体通過孔内をスムーズに流れることができる。
また、前記ポペットは、その先端部の周面に溝が形成され、該溝にリング状の弾性部材が嵌め込まれているのが好ましい。
これによれば、ポペットが流体通過孔を閉蓋するに際して、ポペットの先端部と流体通過孔のテーパ状内面との接触を和らげるとともに、閉蓋時に流体が流れ出さないように密着させることができる。
前記ポペットは、その軸部の基端付近が径大に形成されているのが好ましい。
これによれば、ポペットを付勢するために軸部に挿通するように設けられた付勢バネの横ずれを防止することができる。
本考案によれば、ポペットが長手方向と垂直な方向にふらついたり、斜めの状態で閉蓋することがなく、安定よく流体通過孔を閉蓋することができるので、開閉精度の高いチェックバルブの提供が可能となる。例えば、医療機器、流体混合ライン、レーザー機器、燃料電池、ガス発生装置、高圧洗浄装置、油圧空圧ライン、容器等圧力保護システなどのようにバルブの開閉精度が要求される分野において様々に適用することが可能となる。
(実施形態1)
次に本考案の一実施形態について図1〜図3を参照しつつ説明する。
図1は、この実施形態にかかるチェックバルブの分解斜視図である。
(1)は、金属製のバルブ本体である。このバルブ本体(1)は、図2または図3に示すように、内部に流体が通過するための流体通過孔(6)が長手方向に沿って穿設されている。
この流体通過孔(6)は、その中間部の内面(6a)が直線のテーパ状に形成されている。このように直線のテーパ状に形成したのは、後述するようにポペット(2)が流体通過孔(6)を安定よく閉蓋するためである。
また、流体通過孔(6)は、前記テーパ状内面(6a)に隣接する内面(6b)が開口端部付近の内面よりもやや径大に形成されている。この径大格差は、好ましくは0.2mm〜0.6mm、さらに好ましくは0.3mm〜0.5mm、あるいはさらに0.4mmがよい。このようにテーパ状内面(6a)に隣接する内面(6b)が開口端部付近の内面よりも径大に形成されていることにより、流体が流体通過孔(6)内をスムーズに流れることができる。
(2)は、前記バルブ本体(1)の前記流体通過孔(6)内を長手方向に沿って移動可能に設けられた金属製のポペットである。このポペット(2)は、前記流体通過孔(6)のテーパ状内面(6a)と同じ傾きの周面を有する円錐台状に形成されている先端部(2a)と、該先端部(2a)に連結する細長状に形成された軸部(2b)とを備えてなる。
前記先端部(2a)は、その中間部の周面に亘って溝が形成されており、該溝にリング状の弾性部材(例えばゴムなど)(7)が嵌め込まれている。この弾性部材(7)は、ポペット(2)が流体通過孔(6)を閉蓋するに際して、ポペット(2)の先端部(2a)と流体通過孔(6)のテーパ状内面(6a)との接触を和らげるとともに、閉蓋時に流体が流れ出さないように密着させる機能を有する。
前記軸部(2b)は、その基端付近がやや径大に形成されている。このように基端付近をやや径大に形成したのは、後述する付勢バネ(3)の横ずれを防止するためである。
(3)は前記ポペットを付勢するための付勢バネ、(4)は前記ポペット(2)の軸部(2b)を長手方向に移動可能に支承する略三角柱の支承部材、(5)は該支承部材(4)を支持するために前記流体通過孔(6)の開口端部付近に固着された支持リングである。
しかして、流体通過孔(6)に流体が流れていないか、あるいは微量な場合には、図2に示すように、ポペット(2)は付勢バネ(3)の付勢力により図2の左側方向に押し出されるので、ポペット(2)の先端部(2a)が流体通過孔(6)のテーパ状内面(6a)に密着するように閉蓋する。このとき、ポペット(2)の先端部(2a)の周面と流体通過孔(6)のテーパ状内面(6a)とが同じ傾きに形成されているので、ポペット(2)が長手方向と垂直な方向にふらついたり、斜めの状態で閉蓋することがなく、安定よく流体通過孔(6)を閉蓋することができる。
一方、流体通過孔(6)に一定量以上の流体が流れている場合には、図3に示すように、ポペット(2)は流体圧力により付勢バネ(3)の付勢力に対抗しながら図3の右側方向に引き戻されるので、ポペット(2)の先端部(2a)と流体通過孔(6)のテーパ状内面(6a)との間に隙間ができて、その隙間を流体が流れることができる。
(実施形態2)
次に本考案の他の実施形態について図4〜図6を参照しつつ説明する。
図4は、この実施形態にかかるチェックバルブの分解斜視図である。
(11)は、金属製のバルブ本体である。このバルブ本体(11)は、図5または図6に示すように、内部に流体が通過するための流体通過孔(16)が長手方向に沿って穿設されている。
この流体通過孔(16)は、その開口端部の内面(16a)が直線のテーパ状に形成されている。このように直線のテーパ状に形成したのは、後述するようにポペット(12)が流体通過孔(16)を安定よく閉蓋するためである。
(12)は、前記バルブ本体(11)の前記流体通過孔(16)内を長手方向に沿って移動可能に設けられた金属製のポペットである。このポペット(12)は、前記流体通過孔(16)のテーパ状内面(16a)と同じ傾きの周面を有する円錐台状に形成されている先端部(12a)と、該先端部(12a)に連結する細長状に形成された軸部(12b)とを備えてなる。
前記先端部(12a)は、その中間部の周面に亘って溝が形成されており、該溝にリング状の弾性部材(例えばゴムなど)(17)が嵌め込まれている。この弾性部材(17)は、ポペット(12)が流体通過孔(16)を閉蓋するに際して、ポペット(12)の先端部(12a)と流体通過孔(16)のテーパ状内面(16a)との接触を和らげるとともに、閉蓋時に流体が流れ出さないように密着させる機能を有する。
前記軸部(12b)は、その基端付近がやや径大に形成されている。このように基端付近をやや径大に形成したのは、後述する付勢バネ(13)の横ずれを防止するためである。
(13)は前記ポペットを付勢するための付勢バネ、(14)は前記ポペット(12)の軸部(12b)を長手方向に移動可能に支承する略三角柱の支承板、(15)は前記付勢バネ(13)の一端を支持するために前記軸部(12b)の端部に固着された支持リングである。
しかして、流体通過孔(16)に流体が流れていないか、あるいは微量な場合には、図5に示すように、ポペット(12)は付勢バネ(13)の付勢力により図2の右側方向に引き戻されるので、ポペット(12)の先端部(12a)が流体通過孔(16)のテーパ状内面(16a)に密着するように閉蓋する。このとき、ポペット(12)の先端部(12a)の周面と流体通過孔(16)のテーパ状内面(16a)とが同じ傾きに形成されているので、ポペット(12)が長手方向と垂直な方向にふらついたり、斜めの状態で閉蓋することがなく、ポペット(12)が安定よく流体通過孔(16)を閉蓋することができる。
一方、流体通過孔(16)に一定量以上の流体が流れている場合には、図6に示すように、ポペット(12)は流体圧力により付勢バネ(13)の付勢力に対抗しながら図3の左側方向に押し出されるので、ポペット(12)の先端部(12a)と流体通過孔(16)のテーパ状内面(16a)との間に隙間ができて、その隙間を流体が流れることができる。
なお、バルブ本体およびポペットは上記実施形態に限定されるものではない。要は、バルブ本体に対してポペットが長手方向に移動しながら流体通過孔を閉蓋するチェックバルブであって、ポペットの先端部と流体通過孔の内面の一部が直線のテーパ状形成されていればよい。
また、上記各部品は金属製としたが、合成樹脂製などのその他の材料で形成するものとしてもよい。
本考案は、各種分野に用いられるチェックバルブにおいて、ポペットが流体通過孔を閉蓋するときの用途に用いることができる。
本考案の一実施形態に係るチェックバルブの分解斜視図である。 図1のポペットが流体通過孔を閉蓋した状態を示す断面図である。 図1のポペットが流体通過孔を開放した状態を示す断面図である。 本考案の他の実施形態に係るチェックバルブの分解斜視図である。 図4のポペットが流体通過孔を閉蓋した状態を示す断面図である。 図4のポペットが流体通過孔を開放した状態を示す断面図である。
符号の説明
1・・・バルブ本体
2・・・ポペット
3・・・付勢バネ
4・・・支承部材
5・・・支持リング

Claims (4)

  1. 流体が通過するための流体通過孔が長手方向に穿設されたバルブ本体と、該バルブ本体の前記流体通過孔内を長手方向に沿って移動可能に設けられたポペットとを備え、流体の流れについて、ある一方向には流し、反対方向には流れを止めるためのチェックバルブであって、
    前記バルブ本体の前記流体通過孔の内面一部が直線のテーパ状に形成されるとともに、前記ポペットの先端部が前記流体通過孔のテーパ状内面と同じ傾きの周面を有する円錐台状に形成されていることを特徴とするチェックバルブ。
  2. 前記バルブ本体の前記流体通過孔は、テーパ状内面に隣接する内面が開口端部付近の内面よりも径大に形成されている請求項1に記載のチェックバルブ。
  3. 前記ポペットは、その先端部の周面に溝が形成され、該溝にリング状の弾性部材が嵌め込まれている請求項1または請求項2に記載のチェックバルブ。
  4. 前記ポペットは、その軸部の基端付近が径大に形成されている請求項1または請求項3のいずれかに記載のチェックバルブ。
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JP2023501711A (ja) * 2019-11-14 2023-01-18 インテグリス・インコーポレーテッド 溶接逆止弁

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