JP3105623U - 採尿カップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 特に女性の採尿時に衛生的で、強度が高く大量生産が可能な採尿カップを提供すること。
【解決手段】上部に開口を有する有底筒状の胴部2と、平面形状がほぼ長楕円形状等であって、両先端曲部を上方に延設する開口部3を前記胴部2の上端に設けてなり、有底筒状の胴部底部近傍から開口部両先端曲部に胴部外方側に向かって設けてなる案内補強部4と、開口部3中央部に連なる部分の胴部2に、開口部3近傍に胴部外方側に向かって形成した脇部補強部5とよりなり、前記案内補強部4は、被検査尿を検査排出時に案内可能であって、胴部底部方向から開口部両先端曲部に向かって順次強度を高める膨出形状とすることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、病院、診療所等において、尿検査の際の採尿時に使用する採尿カップに関するものである。
従来、病院等においては、患者が尿を紙コップ等に受け採尿を行っていた。この紙コップは通常飲食に使用される紙コップと同様の構造で上部が開口した有底筒状体のものを使用していた。また、最近では、この紙コップの形状を特許文献1に記載の提案の発明の如く、容器の一方を高く形成したものが提案されている。
また、特許文献2に示す採尿カップが提案されている。
特開平9−276371公報公報 意匠登録第741122号公報
しかし、従来の有底筒状体の紙コップ式のもの、或いは特許文献1に記載の発明を用いての採尿は、特に女性の場合その体型上の理由から紙コップの位置決めが困難な場合があり、位置決めに失敗することがたびたびあった。このためトイレを汚したり、カップから尿が漏れ、身体特に、手に尿がかかったり不快な気分になったり、衛生的に問題が多かった。
このため、このような不都合の少ない特許文献2の採尿カップが使用されるに至っている。この特許文献1に記載の採乳カップでは、安定性にやや欠けることがある。さらに、採尿カップをプラスチックで成型する際に、肉厚を薄く成型しコストダウンを図ろうとすると、強度上の課題があり、尿を採取後内容物が零れたり、する場合があり必ずしも普及するに至らなかった。
本考案は、特に女性の採尿時に衛生的で、強度が高く大量生産が可能な採尿カップを提供することを課題とする。
(特徴点)
本考案は、上述した課題を解決するため、以下の手段を構成した。
請求項1記載の考案は、
上部に開口を有する有底筒状の胴部と、平面形状が、ほぼ長楕円形状或いは繭外形状であって、両先端曲部を上方に延設する開口部を前記胴部の上端に設けてなる採尿カップに於いて、有底筒状の胴部底部近傍から開口部両先端曲部に、胴部外方側に向かって設けてなる膨出状の案内補強部と、前記案内補強部を設けていない側の開口部中央部に連なる部分の胴部であって、開口部近傍に胴部外方側に向かって形成した脇部補強部とよりなり、前記案内補強部は、採尿カップ内採取した被検査尿を採尿カップ外に検査排出時に案内可能であって、胴部底部方向から開口部両先端曲部に向かって順次強度を高める膨出形状とすることを特徴とする。
請求項2記載の考案は、上部に開口を有する有底筒状の胴部と、平面形状が、ほぼ長楕円形状或いは繭外形状であって、両先端曲部を上方に延設する開口部を前記胴部の上端に設けてなる採尿カップに於いて、有底筒状の胴部底部近傍から開口部両先端曲部に胴部外方側に向かって設けてなる膨出状の案内補強部と、前記案内補強部を設けていない側の開口部中央部に連なる部分の胴部であって、開口部近傍に胴部外方側に向かって形成した脇部補強部とよりなり、前記案内補強部は、採尿カップ内採取した被検査尿を採尿カップ外に被検査尿を検査排出時に案内可能であって、高さが胴部底部近傍から開口部両先端曲部にかけてほぼ同一高さで、胴部底部側で幅広く開口部両先端曲部で狭く連続的に変化させた断面円弧状の膨出形状とすることを特徴とする。
請求項3記載の考案は、上部に開口を有する有底筒状の胴部と、平面形状が、ほぼ長楕円形状或いは繭外形状であって、両先端曲部を上方に延設する開口部を前記胴部の上端に設けてなる採尿カップに於いて、有底筒状の胴部底部近傍から開口部両先端曲部に胴部外方側に向かって設けてなる膨出状の案内補強部と、前記案内補強部を設けていない側の開口部中央部に連なる部分の胴部であって、開口部近傍に胴部外方側に向かって形成した脇部補強部とよりなり、前記案内補強部は、採尿カップ内採取した被検査尿を採尿カップ外に被検査尿を検査排出時に案内可能であって、高さが胴部底部近傍から開口部両先端曲部にかけてほぼ同一高さで、胴部底部側で幅広く開口部両先端曲部で狭く連続的に変化させた断面円弧状の膨出形状とすると共に、胴部の脇部補強部の下方に計量目盛等の情報を胴部外方側に向かって設けてなる膨出状の情報表示部を設けたことを特徴とする。
本考案の請求項1記載の考案では、上部に開口を有する有底筒状の胴部と、平面形状が、ほぼ長楕円形状或いは繭外形状であって、両先端曲部を上方に延設する開口部を前記胴部の上端に設けてなる採尿カップに於いて、有底筒状の胴部から開口部両先端曲部方向に向かって膨出状の案内補強部の強度を高めるように構成することで、強度が弱くなりがちな、両先端曲部の開口部近傍の胴部の強度を高め、また開口部中央部に連なる部分の胴部であって、開口部近傍に胴部外方側に向かって形成した脇部補強部により開口部の中央部の近傍の筒部上部の強度を高めることが出来、開口部近傍に胴部外方側に向かって形成した脇部補強部により、開口部中央部の補強が行われ、全体的に開口部の強度が高めることが出来る。
また請求項2記載の考案は、強度を高める構成として、有底筒状の胴部底部近傍から開口部両先端曲部に胴部外方側に向かって設けてなる膨出状の案内補強部を液膨出高さが胴部底部近傍から開口部両先端曲部にかけてほぼ同一高さで、胴部底部側で幅広く開口部両先端曲部で狭く連続的に変化させた形状に構成している。このように簡易な構成でありながら、開口部両先端曲部近傍に至るに従って膨出状の案内補強部の強度を高めることが出来る効果を有する。
また、請求項3記載の考案では、開口部中央の胴部の脇部補強部の下方に計量目盛等の情報を胴部外方側に向かって設けてなる膨出状の情報支持部を設けている。この情報支持部が凸状の膨出形状により形成されているため、側面が補強され採尿カップ全体の強度を高める効果を有する。
以下、図面を用いて本考案の実施の形態を順次説明する。
図1は本考案にかかる採尿カップの正面図である。図2は本考案にかかる採尿カップの底面図である。図3は本考案にかかる採尿カップの側面図である。図4は図1のA−A線断面図である。図5は、図3のB−B線断面図である。
図面中の符号中1は採尿カップ本体、2は胴部、3は開口部、4は案内補強部、5は脇部補強部、6は計量目盛の情報の表示を示す情報表示部。
なお図中7は採尿カップの開口部に設けている折り返し部であり、検査者が開口部で検査時に股間に怪我等を防止するために設けてある。
採尿カップ1は、主にポリスチレン等の適宜合成樹脂で成形するが、紙を用いても製作することが出来る。この場合で防水処理を施す必要がある。
採尿カップ1は下部基部側に有底筒状の胴部2と、その上方にラッパ形状等上方の開口面積が広くなるように開口する開口部3を設ける。そしてこの開口部3の開口端面は、平面形状が、ほぼ長楕円形状或いは繭外形状であって、両先端曲部を上方に延設する形状よりなる構成で、開口部3は、女性の股間の曲線に適合する形状となっている。
まず、胴部2の大まかな形状について述べる。
胴部2は、例えば底形状を四つの角を取った長方形の形状で、その外周を上方に立ち上げる形状となっている。ここで短辺側の側面は、前記開口部3の間隔の広い両先端曲部の各先端部に向かって曲面による側面で形成する。他方、長辺側の側面は平面的に形成すると共に、上端を開く形状で、前記開口部3の中央の幅の狭い側の脇部に接続するように形成している。
次に、胴部2に設けている補強形状について述べる。
胴部2の、短辺側から立ち上げている曲側面には、胴部2の底部直上から開口部3の両曲部側先端部近傍に至るまで、採尿カップの容器外方に向かって膨出する案内補強部4を形成している。そして、案内補強部4は、胴部底部方向から開口部両先端曲部に向かって順次強度を高める膨出形状としている。この順次強度を高める膨出形状として、例えば、案内補強部4は、液膨出高さが胴部2底部近傍から開口部両先端曲部にかけてほぼ同一高さ(実施の形態例では5mm程度の幅)で、かつ胴部底部側で幅広く(実施の形態例では底部の幅より5mm程度狭い幅)、開口部両先端曲部で狭く(実施の形態例では5mm程度の幅)、連続的に変化させた形状に構成としている。
折り返し部7により開口部3自体は多少強度を高めることが出来るが、開口部両先端曲部では、表面積が大きくなるため容器上部の強度が不足する。このため、前記に示したように開口部両先端曲部に向かって順次強度を高める案内補強部4を設けることで強度不足の解消を図ることが出来る。即ち、例えば開口部両先端曲部で狭い構成することで、案内補強部4の曲部がきつくなり強度が増大することで、強度が特に不足となりがちな開口部3両先端曲部の変形を防止することが出来る。
また、この強度を変える曲部の変化を、胴部2の底部から、案内補強部4の幅を連続的に替えることで、連続的に変化させることが出来る。従って、開口部に近づくに従って胴部の表面積が増え、胴部の強度の低下を防止することに対処することが出来る。
なお、この案内補強部4は、採尿カップ1の内部には、溝状の凹みとなるため、被検査物を採尿カップから取り出す時に、案内溝として機能するものである。
次に開口部3の中央の脇部に連なる部分の側面には、開口部3の近傍で胴部外方側に向かって、前記両案内補強部4に向かって、ほぼ開口部3に平行に段状に脇部補強部5を形成している。この段状の脇部補強部3開口部3の中央部の補強が完全となり、採尿カップの開口部が変形することがほとんど無くなり、ポリスチレンの材質で、0.4〜0.2m/mの厚さで採尿カップを形成した時、変形が少なく開口部に十分な強度を得る採尿カップを製作することが出来た。
また、胴部の平面となっている側の側面には、被検査物の料の目安となる表示、その他の情報表示を、小突起状で形成している情報表示が設けられている。
この小突起状の情報表示部6により側面の強度を高めることが出来、採尿カップ全体の強度を一層高めることが出来る。
本考案である採尿カップの正面図である。 本考案である採尿カップの平面図である。 本考案である採尿カップの側面図である。 図1の採尿カップのA−A線断面図である。 図3の採尿カップのB−B線断面図である。
符号の説明
1 採尿カップ本体
2 胴部
3 開口部
4 案内補強部
5 脇部補強部
6 情報表示部
7 折り返し部

Claims (3)

  1. 上部に開口を有する有底筒状の胴部と、
    平面形状が、ほぼ長楕円形状或いは繭外形状であって、両先端曲部を上方に延設する開口部を前記胴部の上端に設けてなる採尿カップに於いて、
    有底筒状の胴部底部近傍から開口部両先端曲部に、胴部外方側に向かって設けてなる膨出状の案内補強部と、
    前記案内補強部を設けていない側の開口部中央部に連なる部分の胴部であって、開口部近傍に胴部外方側に向かって形成した脇部補強部とよりなり、
    前記案内補強部は、採尿カップ内採取した被検査尿を採尿カップ外に検査排出時に案内可能であって、胴部底部方向から開口部両先端曲部に向かって順次強度を高める膨出形状とすることを特徴とする採尿カップ。
  2. 上部に開口を有する有底筒状の胴部と、
    平面形状が、ほぼ長楕円形状或いは繭外形状であって、両先端曲部を上方に延設する開口部を前記胴部の上端に設けてなる採尿カップに於いて、
    有底筒状の胴部底部近傍から開口部両先端曲部に、胴部外方側に向かって設けてなる膨出状の案内補強部と、
    前記案内補強部を設けていない側の開口部中央部に連なる部分の胴部であって、開口部近傍に胴部外方側に向かって形成した脇部補強部とよりなり、
    前記案内補強部は、採尿カップ内採取した被検査尿を採尿カップ外に被検査尿を検査排出時に案内可能であって、高さが胴部底部近傍から開口部両先端曲部にかけてほぼ同一高さで、胴部底部側で幅広く開口部両先端曲部で狭く連続的に変化させた断面円弧状の膨出形状とすることを特徴とする採尿カップ。
  3. 上部に開口を有する有底筒状の胴部と、
    平面形状が、ほぼ長楕円形状或いは繭外形状であって、両先端曲部を上方に延設する開口部を前記胴部の上端に設けてなる採尿カップに於いて、
    有底筒状の胴部底部近傍から開口部両先端曲部に胴部外方側に向かって設けてなる膨出状の案内補強部と、
    前記案内補強部を設けていない側の開口部中央部に連なる部分の胴部であって、開口部近傍に胴部外方側に向かって形成した脇部補強部とよりなり、
    前記案内補強部は、採尿カップ内採取した被検査尿を採尿カップ外に被検査尿を検査排出時に案内可能であって、高さが胴部底部近傍から開口部両先端曲部にかけてほぼ同一高さで、胴部底部側で幅広く開口部両先端曲部で狭い、断面円弧状の膨出形状とすると共に、胴部の脇部補強部の下方に計量目盛等の情報を胴部外方側に向かって設けてなる膨出状の情報表示部を設けたことを特徴とする採尿カップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015509593A (ja) * 2012-02-28 2015-03-30 デサイ,アキル,ラージェーンドラ 女性用尿レシーバ

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