JP3105592B2 - 医療用機器の伝送ケーブル - Google Patents

医療用機器の伝送ケーブル

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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば送血装置などの
ような医療機器に用いられる伝送ケーブルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば体外循環装置に使用される送血装
置などのように、手術やその他、患者の病状を把握する
ために設置される各種の医療機器には、電力によって駆
動し、あるいは稼働しうるものが殆どである。
【0003】このような医療機器の内、手術中に体内器
官の代用として利用されるものや、重症患者の生命維持
に不可欠の医療機器などにおいては、停電等に代表され
る電力の供給ストップによる作動停止が、そのまま患者
の生命に重大な影響を及ぼす。このため、停電などに備
えて二次電源がセットされるなど、各種の安全策が講じ
られている。
【0004】一方、一般に上記医療機器は、伝送ケーブ
ルを介して電力が供給される。上記のような電力の供給
ストップは、このような伝送ケーブルの断線によっても
生じることがあり、前記のように二次電源を設けること
によって、これを防ぐことはできない。また、伝送ケー
ブルの断線は予測することが難しく、耐用年数から判断
することも可能であるが、繰り替えし湾曲状態で使用す
るなど、使用状態によって耐用年数にも差が生ずる。
【0005】さらに、ケーブル中には、動力用の電力を
伝達する経路のみならず、各種センサーからの信号用経
路が含まれており、伝送ケーブルはこれらの経路を束ね
て構成されているため、曲げ剛性が大きくなって柔軟性
に欠けるものが多い。このような伝送ケーブルは医療機
器の配置場所に合わせて湾曲させるなどの変形が容易で
なく、また変形させて使用すると断線が生じやすくもな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、送電
経路に断線が生じても電力の供給が止まらず、断線を直
ちに知ることができ、さらに柔軟性のある伝送ケーブル
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(4)の本発明により達成される。
【0008】(1) 電力を供給する供給部と、前記供
給部から供給される電力によって作動する駆動部との間
に接続され、前記供給部から駆動部への送電のための送
電経路を収容した伝送ケーブルにおいて、前記送電経路
は、相互に絶縁された複数の分岐経路を前記供給部と前
記駆動部での各接続端にて接続することによって構成さ
れ、前記各分岐経路には経路の断線を検出する検出手段
を設けたことを特徴とする医療用機器の伝送ケーブル。
【0009】(2) 前記駆動部は異なる相の電流が供
給される複数のコイルからなる回転磁界発生手段を有
し、前記送電経路は前記コイルに各相毎に接続されてい
る上記(1)に記載の医療用機器の伝送ケーブル。
【0010】(3) 上記検出手段は、コイルに生ずる
誘導起電力に基づき、断線した分岐経路と他の分岐経路
との間に生ずる電位差を検出するによって分岐経路の断
線の有無を検出するものである上記(2)に記載の医療
用機器の伝送ケーブル。
【0011】(4) 前記検出手段は、前記各分岐経路
を流れる電流を検知する電流モニターと、前記各分岐経
路の電流モニターの出力が入力される差動アンプとから
構成され、断線によって生ずる各分岐経路間の電流モニ
ターの出力値の差を検出することによって分岐経路の断
線の有無を検出するものである上記(1)または(2)
に記載の医療用機器の伝送ケーブル。
【0012】
【作用】駆動部は供給部から供給される電力によって駆
動する。そして、その電力は伝送ケーブルによって送ら
れる。伝送ケーブルは複数の分岐経路から構成される送
電経路を収容した構造となっている。そして、複数の分
岐経路の内、1つの経路が断線しても、他の分岐経路が
導通しているため、電力の供給が停止することなく、駆
動部への電力の供給は維持される。
【0013】さらに、複数の分岐経路によって送電経路
が構成されているので、伝送ケーブル自体は、従来より
柔軟に湾曲できるようになる。
【0014】一方、分岐経路が断線すると、その経路に
は電流か流れなくなるため、検出手段によって電流の流
れを検出することにより、分岐経路の断線を検知するこ
とができる。
【0015】
【具体的構成】以下、添付図面に基づいて、本発明を体
外循環の送血に用いられる送血装置に実施した場合につ
いて詳述する。図1は、送血装置1の部分断面全体側面
図である。図示されているように送血装置1は、ポンプ
部2、駆動部3および制御部4とから構成されており、
前記駆動部3と制御部4は、ケーブル5によって接続さ
れ、図示されている前記ポンプ部2は駆動部3に着脱自
在に装着されている。
【0016】ポンプ部2には、ハウジング20によっ
て、その内側にポンプ室21が形成されている。該ポン
プ室21内には円板状の回転子22が収容されている。
【0017】回転子22には、ポンプ室21内の中央に
軸支されている回転軸23が挿通して嵌合されており、
回転子22は、該回転軸23を中心として回転するよう
に構成されている。該回転子22は、円板状の本体22
0と、該本体220の片側面に等角度間隔で径方向に立
設されている板状の攪拌部材221とから構成されてい
る。
【0018】そして、上記円板状の本体220内には、
板状の永久磁石223が複数個埋設されており、磁極を
交互に換えて配置されている。このような永久磁石を埋
設することによって、後述する駆動部3の発生させた回
転磁界により、回転子22が回転駆動することができ
る。
【0019】なお、ハウジング20には、ポンプ室21
の外周端部にに吐出口24が、前記回転軸23の支持部
分の近傍に吸入口25がそれぞれ設けられている。
【0020】次に、駆動部3の構造について簡単に説明
する。駆動部3は、図1および図2に示されているよう
に、円筒状のハウジング30内に回転駆動手段31を収
納して構成されている。また、ハウジング30の中心に
は前記回転駆動手段31の中心を規定する円筒体33が
立設さている。前記円筒体33の中心は、前記回転子2
2の回転中心線の延長線状に位置している。該円筒体3
3の周囲には、平断面形状がほぼ扇型である電磁石32
が配置されている。この電磁石32は、平断面が扇型の
磁心321の回りにコイル322を巻き付けたものであ
って、隣接する各電磁石32は、相互に異なる磁極が発
生するようにコイル322に電流が流れる。コイル32
2に流される電流は、例えば3相である。配設位置は、
ポンプ部2の装着時には、各電磁石32の端面と互いに
対向するように配置されている。
【0021】このような電磁石32を収納したハウジン
グ30の開口部には蓋体35が覆い被され、前記電磁石
32は密封される。さらに、ハウジング30の上端周縁
部301には、段部302が形成され、その内側に前記
ポンプ部2が装着される平面状の装着部37が形成され
ている。そして、該装着部37に、前記ポンプ部2が重
ねられて装着される。
【0022】前記電磁石32と蓋体35の間には、回転
子22の位置を検出する位置検出素子34が設けられて
いる。この位置検出素子34は、磁電変換素子であっ
て、回転子22内の永久磁石223の磁界を検出して、
永久磁石の動きを検出する。そして、検出された回転子
22の動きに対応して、回転磁界を発生させ、回転子2
2を所望の方向へ回転させる。
【0023】本実施例の装置においては、磁電変換素子
は、例えばホール素子である。磁電変換素子としては、
この他磁気抵抗素子、ホールエフェクトスイッチ等が挙
げられる。
【0024】駆動部3のハウジング30の底部には、図
示されているように、検出手段34やコイルの送電経路
が挿通するケーブル孔36が穿設され、該ケーブル孔3
6には、ケーブル5のコネクターが接続されている。
【0025】該ケーブル5の他端は以下に説明する、駆
動部3への電力の供給部である制御部4に接続されてい
る。
【0026】本実施例の装置における制御部4は、駆動
部3の各電磁石32に異なる位相の電流を流すことによ
って、駆動部3に回転磁界を発生させる。図3は制御部
4における回転磁界発生用の回路を示すブロック図であ
る。
【0027】図示されているように、制御部4内には、
各電磁石32への送電タイミングを制御する出力制御回
路42、パワーアンプ43、断線検出部44、回転子2
2の位置検出を行なう位置検出回路41および設定回路
46とから構成されている。
【0028】位置検出回路41は、前記ホール素子34
a、34b、34cからの出力に基づいて、回転子22
の位置を知ることができる。
【0029】出力制御回路42は、前記各電磁石32の
磁極が交番するように、電流の向きを所定周期で切り替
え、回転子22が安定した回転を維持できるように、回
転子22の位置に応じて、前記電磁石32に磁極を発生
させる。
【0030】また、出力制御回路42では、前記位置検
出回路41から入力される回転子22の位置と、設定回
路46に記憶されている値とを比較して、適正な駆動力
がえられる磁極と、該磁極に切り替えるタイミングを決
定する。
【0031】該出力制御回路42は、パワーアンプ43
に接続されており、該パワーアンプ43は、断線検出部
44を介して、駆動部3内に収容されている電磁石32
の各コイルに、各相毎に接続されている。
【0032】図4は、駆動部3と制御部4とを接続する
ケーブルの接続状態および断線検出部44内の回路構成
を示すブロック配線図である。図4中においては、駆動
部3内の回転駆動手段31を構成する電磁石32の各相
毎のコイルに、322a、322b、322cなる符号
を付する。図示されている例ではY型結線となってお
り、各コイル322a、322b、322cには制御部
4から送電経路51を介して電流が供給される。ここで
コイルの結線方式は、Y型に限らずΔ型であってもよ
い。
【0033】前記各コイル322a、322b、322
cに接続されている送電経路51は、複数の分岐経路に
分割されてケーブル5内を挿通し、その分割された各分
岐経路は並列に接続され、駆動部3側の接続位置はコイ
ルとの接続点、制御部4側の接続位置はパワーアンプ4
3との接続点となっている。経路の断線は、伝送ケーブ
ル5を湾曲変形などさせることによって、該伝送ケーブ
ル5内で起こることが多いので、前記接続位置は伝送ケ
ーブル5内に設けず、各回路の接続端子を分岐経路相互
の接続位置とすることが望ましい。駆動部3のハウジン
グ30に接続されているケーブル5の先端にはコネクタ
ー50が設けられ、制御部4側のコネクター440と着
脱自在に接続される。
【0034】上記伝送ケーブル5内を挿通する分岐経路
は、具体的には絶縁電線であって、例えば銅合金、無酸
素銅、銀などの単線やより線などに、ふっ素樹脂、シリ
コーン、塩化ビニル樹脂などの絶縁および保護被覆を施
したものでよい。
【0035】図4に示されている例では、送電経路51
は2つの分岐経路51a、51bに分割されており、断
線検出部44において、各分岐経路51a、51bには
電流モニター441a、441bが付設されている。こ
の各電流モニター441a、441bによって各分岐経
路51a、51bに電流が流れているか否かを検出する
ことができる。前記各電流モニター441a、441b
のの出力端子は、差動アンプ442に接続されている。
【0036】前記電流モニター441においては、測定
された電流値の絶対値を平均化し、これを差動アンプ4
42へ入力する。各分岐経路が断線していないときは、
各分岐経路から検出される電流値は同じであり、前記差
動アンプ442に入力される値は略等しい。
【0037】このような構成において、ケーブル5内の
1つの分岐経路51aが断線すると、その断線した経路
51aには電流が流れないが、他の分岐経路51bでコ
イルへの送電は保障されている。一方、断線によって、
断線した分岐経路51aに設けられた電流モニター44
1aからの出力と、他方の電流モニター441bの出力
との間に差が生ずるため、差動アンプ442が作動して
出力し、どのコイルの送電経路で断線が生じたかを報知
する。報知手段は、前記差動アンプ442の出力によ
り、報知音を発したり、報知ランプを点滅または点灯さ
せるなど、公知の手段を用いればよい。また、各コイル
毎にランプを設けるなどして、どのコイルの送電経路で
断線があったかを識別できる報知手段であることが好ま
しい。
【0038】コイル毎に断線がわかれば、断線した送電
経路51を交換すればよい。あるいは、伝送ケーブル5
自体を交換してもよいが、この場合にはコイル毎の送電
経路51の断線を知る必要はなく、全ての分岐経路の電
流モニター441からの出力を一つの差動アンプ群やそ
の他の検出ユニット等に入力し、断線が生じたことのみ
が解る構成とすればすればよい。
【0039】電流モニター441としては、例えば分岐
経路51a、51bを電流が流れるときに発生する磁界
を検出するホール素子や磁気抵抗素子、コイルなどの磁
電変換素子により構成し、または、抵抗値の小さい高容
量の抵抗を分岐経路に直列に接続し、その抵抗の電圧降
下量を検出することにより、電流を検出する構成とする
こともできる。
【0040】上記のように、送電経路51を構成する分
岐経路の1つが断線しても、他の分岐経路に電流が流れ
ているため、コイルへの送電が止まることはなく、か
つ、断線が報知される。このように、ケーブルの断線に
よる駆動部3の停止といった不測のトラブルを回避し
て、送血装置1を安定的に使用することができる。
【0041】図5は他の実施例を示すもので、図4と同
様に駆動部3と制御部4とを接続するケーブルの接続状
態および断線検出部44内の回路構成を示すブロック配
線図である。各送電経路51の分岐経路51a、51b
は、各コイル322a、322b、322cとの接続部
で接続され、他端はそれぞれパワーアンプ43に接続さ
れている。
【0042】断線検出部44において、各送電経路51
の分岐経路51a、51bには、ゲート回路443a、
443bがそれぞれ接続されており、該各ゲート回路4
43a、443bの出力端は、各コイルの送電経路毎に
差動アンプ442に接続されている。前記ゲート回路4
43a、443bへのゲート信号は、制御回路444か
ら入力される。制御回路444には、各コイル322
a、322b、322cに印加される電圧の波形が入力
され、電圧が印加されていないコイルの送電経路51の
ゲート回路443をオンする構成となっている。
【0043】例えば、コイル322aに印加される電圧
の波形は、図6の上図に示されているように、パルス状
に印加される矩形波Pとなる。一方、同図に示されてい
るように、印加電圧の交番によって、上記各矩形波Pの
間には、各コイル322aに生じた逆起電力のみが発現
する。この逆起電力の波形Sは、図6の上図に重ねて示
されているようなSIN波形となる。同図に示されてい
るように、印加電圧が加わっていないときには、前記逆
起電力のみが送電経路51に加わっており、この時、図
6の下図に示されているように、ゲート回路443をオ
ンして、逆起電力のみを前記分岐経路51a、51bか
ら別々に取り出し差動アンプ442にそれぞれ入力す
る。
【0044】ここで、一方の分岐経路51aが断線して
いる場合には、各分岐経路51a、51bから取り出さ
れた逆起電力の波形が異なるため、差動アンプ442が
作動して出力し、報知手段により、何れのコイルの送電
経路が断線したかを報知する。前記制御回路444に
は、既述のように印加電圧の波形が入力されているの
で、該波形に基づき各ゲート回路に印加電圧が加わって
いない時間のみゲート信号を送ることができる。
【0045】以上のような断線検出部44によって検出
される送電経路51の断線は、ケーブル5を色々な形状
に変形して使用することによって生じやすくなるが、送
電経路51を複数の分岐経路に分割することによって、
一つの分岐経路を構成する電線の電気容量を小さくする
ことができ、即ち電線の径を細くできるので、ケーブル
5全体としては従来のケーブルよりも柔軟なものとする
ことができる。従って、ケーブル全体としては、扱いや
すくなるとともに、断線も生じにくくなる。なお、コネ
クターの接続不良も同様にして検出することができる。
【0046】このようなケーブルの断線は、上記送血装
置に限らず、電力によって駆動する医療機器や、その他
測定機器間に設けられる情報伝送ケーブルなどにおいて
生ずることもあり、これらの機器においても、機器の種
類によっては不慮の断線が患者の生命に危険を及ぼすこ
とがあり、そのような機器の伝送ケーブルとして用いる
ことが特に有効である。
【0047】
【発明の効果】以上のような構成を有する本発明の伝送
ケーブルによれば、送電経路に断線が生じても電力の供
給が維持され、かつ断線の発生を知ることができ、医療
機器の停止による不慮の事故を未然に防止することがで
きる。
【0048】さらに、ケーブル自体が柔軟なため取扱が
容易となるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の伝送ケーブルが接続された送血装置の
駆動部を示す部分断面全体側面図である。
【図2】前記駆動部の断面平面図である。
【図3】制御部(供給部)における回転磁界発生用の回
路を示すブロック図である。
【図4】駆動部と制御部(供給部)とを接続するケーブ
ルの接続状態および断線検出部内の回路構成を示すブロ
ック配線図である。
【図5】他の実施例を示すもので、図4と同様に駆動部
と制御部(供給部)とを接続するケーブルの接続状態お
よび断線検出部内の回路構成を示すブロック配線図であ
る。
【図6】駆動部のコイルに印化される電圧波形と、ゲー
ト回路のオンするタイミングを示すタイミングチャート
である。
【符号の説明】
1 送液(送血)装置 20 ハウジング 21 ポンプ室 22 回転子 220 本体 221 攪拌部材 223 永久磁石 23 回転軸 24 吐出口 25 吸入口 3 駆動部 30 ハウジング 301 上端周縁部 302 段部 303 放熱部 31 回転駆動手段 32 電磁石 321 磁心 322a,b,c コイル 33 円筒体 331 孔 34a,b,c 位置検出素子 35 蓋体 36 ケーブル孔 37 装着部 4 制御部(供給部) 41 位置検出回路 42 出力制御回路 43 パワーアンプ 44 断線検出部 440 コネクター 441a,b 電流モニター 442 差動アンプ 443a,b ゲート回路 444 制御回路 46 設定回路 5 伝送ケーブル 50 コネクター 51 送電経路 51a,b 分岐経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 7/32 A61M 1/10 500 G01R 31/02 H01B 7/00 310

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力を供給する供給部と、前記供給部か
    ら供給される電力によって作動する駆動部との間に接続
    され、前記供給部から駆動部への送電のための送電経路
    を収容した伝送ケーブルにおいて、 前記送電経路は、相互に絶縁された複数の分岐経路を前
    記供給部と前記駆動部での各接続端にて接続することに
    よって構成され、 前記各分岐経路には経路の断線を検出する検出手段を設
    けたことを特徴とする医療用機器の伝送ケーブル。
  2. 【請求項2】 前記駆動部は異なる相の電流が供給され
    る複数のコイルからなる回転磁界発生手段を有し、 前記送電経路は前記コイルに各相毎に接続されている請
    求項1に記載の医療用機器の伝送ケーブル。
  3. 【請求項3】 上記検出手段は、コイルに生ずる誘導起
    電力に基づき、断線した分岐経路と他の分岐経路との間
    に生ずる電位差を検出するによって分岐経路の断線の有
    無を検出するものである請求項2に記載の医療用機器の
    伝送ケーブル。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記各分岐経路を流れ
    る電流を検知する電流モニターと、 前記各分岐経路の電流モニターの出力が入力される差動
    アンプとから構成され、 断線によって生ずる各分岐経路間の電流モニターの出力
    値の差を検出することによって分岐経路の断線の有無を
    検出するものである請求項1または2に記載の医療用機
    器の伝送ケーブル。
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