JP3105303U - 切断機の切曲り検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】切断刃を有する切断機の切曲り量を検知するセンサを備えた切曲り検出装置において、作業者が切曲り量を明瞭に視認することができ、すぐに異常値に気付くことができる切曲り検出装置の提供。
【解決手段】センサにより検出された切曲り量を表示する切曲り量表示手段を、切曲り検出装置制御部から切り離し、切曲り検出装置制御部近傍上方に設けた切曲り検出装置を提供することによって、課題を解決する。
【選択図】図2

Description

本発明は、帯鋸盤をはじめとする切断機による材料切断における切曲り量を検出するためのセンサを備えた切曲り検出装置に関する。
帯鋸盤をはじめとする切断機においては、材料を切断する際に、刃の切削性やワークの素材、切断機の機能上の問題から、切断面が曲がる、いわゆる切曲り現象が生じる。特に帯鋸盤において切曲りの原因となるのは、帯鋸刃の磨耗による切削性の劣化や過大な切込み速度等により、帯鋸刃にたわみやねじれ等が生じることが挙げられる。このような切曲りが一旦生じると、帯鋸刃を交換、あるいは切削条件を変更しない限り、通常は後続する切断においても同様の切曲りが発生し、その後の切断片が精度不良となって大きな材料損失を生じる。
そのため、この切曲りを検出する方法として、1)薄板状の検知板を帯鋸刃による切削溝内に切込み方向に進入させ、切曲りにより溝が曲がると検知板の進入ができなくなることからその発生を検出する方法や、2)切曲りの発生時には帯鋸刃自体がねじれることから、このねじれ量を検出することにより間接的にその発生を検知する方法、3)切断後の材料の切断面に変位センサを接触させ、切断面の曲り量を直接測定する方法(例えば特許文献1及び特許文献2)が既に提案されている。
しかしながら、これらの方法によって切曲り量を検知しても、その切曲り量を表示する部分は、切曲り検出装置を含む切断機全体を制御する制御盤の表示画面に小さく表示されるだけであったから、作業者が切曲り量をチェックする都度、制御盤まで来なければならないし、明瞭に視認することもできず、さらに異常値を示していても気付きにくいといった問題点があった。
さらに、現在では特許文献3に示すように、切曲りを検知すると自動的に機械を制御して修正する発明も開示されているが、緻密な精度が要求される切断作業においては、熟練工による機械の制御によって切断を進める必要があり、この場合には切曲り量を常に確認するために制御盤の近くに人を置き、常に確認させておく必要があった。
特開昭63−144911号 特開平1−109019号 特開2003−340640
そこで本発明は、切断刃を有する切断機の切曲り量を検知するセンサを備えた切曲り検出装置において、前記センサにより検出された切曲り量を表示する切曲り量表示手段を前記切曲り検出装置制御部から切り離したことを特徴とする切曲り検出装置を提供することにより前記課題を解決する。
また、前記切曲り量表示手段を切曲り検出装置制御部近傍上方に設けたことを特徴とする切曲り検出装置を提供することによって、前記課題を解決する。
作業者が制御部から離れた場所にいても切曲り量を確認することができるので、その切曲り量が許容値を超えた場合、作業者がすぐに異常値に気付き、制御部に来てそれに応じた機械の制御をすることによって切曲りを修正することができる。
さらに作業者自身が切曲り量を確認できるため、今まで制御盤の近傍で切曲り量を確認するために待機していた作業者の人員を削減することもできる。
切曲り量をリアルタイムで確認することができ、その切曲り量が許容値を超えた場合には、例えば帯鋸盤において、ただちに帯鋸刃の回転速度を落とす等の対策を講じることができるので、ワークの切断精度を高めることができ、質の高い製品を提供できる。
本発明にかかる切曲り検知装置について図面を用いて詳細に説明する。図1に示すように、切断機の一例としての帯鋸盤1は、概略的には、ベース3と切断工具を備えたハウジング2より構成してあり、ハウジング2はベース3上に上下方向へ摺動自在に設けられる。上記ベース3上には、切断する材料となるワークWを載置するためのワークテーブル4が備えられており、このワークテーブル4にはワークWを挟持するための固定バイスジョー11Aと可動バイスジョー11Bとを備えてなるバイス装置11が装着されている。
前記ハウジング5にはハウジング部13、14を備えており、各ハウジング部13、14はビーム部材12によって一体的に連結されている。
前記ハウジング部13、14内には、それぞれ鋸ホイール21、22が支承されており、この鋸ホイール間に帯鋸刃23が掛け回され、図示しないモータによって走行駆動される。
前記帯鋸刃23は、固定ガイドアーム31と可動ガイドアーム32とにより、刃先を垂直方向に向けて案内保持されることにより、帯鋸盤1の切断領域において、両ガイドアーム31、32の間に切断部分が形成される。上記両ガイドアーム31、32は、前記ビーム部材12に固定されたガイド部材33に支承されており、両ガイドアーム31、32の下端部には、帯鋸刃23を捻り起こして案内する帯鋸刃案内装置34、35がそれぞれ設けられている。尚、帯鋸刃案内装置35は図示していないが、固定ガイドアーム31の下端部に設けられている。
上記固定ガイドアーム31はガイド部材33に固定的に支承されており、可動ガイドアーム32は、切断すべきワークWの大きさに応じて帯鋸刃23の切断部分を調節すべく、固定ガイドアーム31に対して接近離反する方向へ位置調整固定自在に支承されている。
前記ハウジング2は、ワークWに対して帯鋸刃23を切り込むため、及びワークWから帯鋸刃23を離反させるために、油圧シリンダ24の油圧によって作動するピストンロッド36を備え、上下方向に摺動可能に構成されている。
前記ガイドアーム31、32の間には、ガイド部材33に垂直方向下向きにガイド38が設けられ、ガイド38の端部には変位センサ37が配置されている。この変位センサ37は、従来からある変位センサを使用することができる。例えばレーザー反射型の変位センサであって、当該センサから切断面までの距離を検出することができるものを使用できる。また、帯鋸刃案内装置34、35のいずれか一方の端部に、他方の帯鋸刃案内装置34、35に向けてレーザー反射型の変位センサを設けることによって、ワークWの切曲り量を検知するようにしてもよい。
制御部5は帯鋸盤1の運転を制御する部分である。インターフェイスを介して帯鋸刃23の回転速度、ハウジング2のピストンロッド36による上下方向の摺動やガイドアーム31、32の摺動、変位センサ37により検出された切曲り量のデータ等、帯鋸盤1の運転に必要なデータを取り込み、帯鋸盤1の運転を制御するとともに、そのデータに応じて作業員が制御部5を適宜操作するためのものである。通常、制御部5には、帯鋸盤1の操作部7と帯鋸盤1の制御状況を示す表示画面6を有している。
検出された切曲り量のデータは切曲り量検出装置制御部である制御部5に採り込まれる。そして前記制御部5の近傍にあって、当該制御部5から切り離して存在している切曲り量表示手段8にもインターフェイスを介して当該切曲り量のデータは採り込まれ、該表示手段8によってリアルタイムで表示される。切曲り量表示装置8は、異常値を示した場合に直ちに帯鋸刃23の回転速度を緩めたり、帯鋸刃23を取り替えるために帯鋸盤5の運転を停止したり、各種の対策をとりやすいようにするため、望ましくは図2に示すように制御部5の近傍上方にあって、制御部5から離れている作業者でも見易い位置にあるのが望ましい。尚、切曲り量表示手段8には、CRTや液晶をはじめとする、従来からある公知のディスプレイを使用できる。
又、変位センサ37はガイド35に複数設けてもよい。その場合はガイド35の端部に、ワークWに設けられた切り込みに、ワークWに平行となるようガイドを挿入し、当該ガイドに変位センサ37を設けることができる。これにより検知した各センサの切曲り量の平均値を制御部5にて計算し、該平均値を切曲り量表示手段8で表示することができる。
切曲り検出装置を備えた帯鋸盤と制御部の全体図 制御部及び切曲り量表示装置
符号の説明
1 帯鋸盤
2 ハウジング
3 ベース
4 ワークテーブル
5 制御部
6 表示画面
7 操作部
8 切曲り量表示手段
11A 固定バイスジョー
11B 可動バイスジョー
12 ビーム部材
13 ハウジング部
14 ハウジング部
21、22 鋸ホイール
23 帯鋸刃
24 モータ
31 固定ガイドアーム
32 可動ガイドアーム
33 ガイド部材
34、35 帯鋸刃案内装置
36 ピストンロッド
37 変位センサ

Claims (2)

  1. 切断刃を有する切断機の切曲り量を検知するセンサを備えた切曲り検出装置において、前記センサにより検出された切曲り量を表示する切曲り量表示手段を前記切曲り検出装置制御部から切り離したことを特徴とする切曲り検出装置。
  2. 前記切曲り量表示手段を切曲り検出装置制御部近傍上方に設けたことを特徴とする請求項1の切曲り検出装置。
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