JP3104387U - Icチップ付ラベル - Google Patents

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Abstract

【課題】実験・研究用もしくは食品用ラベルを改良し、検体識別管理において、ICチップをラベルに応用した新規なラベルを提供する。
【解決手段】台紙にラベルが要時剥離可能に貼付された形態において、各ラベルの少なくとも1部に上下2層構造部を持ち、その2層の間に小型ICチップを挟み込み固定化し、ラベルの片面は印字可能であり、他面はその表面に貼付剤層を有し、この貼付剤層によって台紙に貼り付けられたラベルである。
【選択図】図1

Description

本考案は、ICチップ付ラベルに関する。より詳細には、改良された食品用ラベル、実験・研究用ラベルに関する。
実験・研究用ラベルは、製薬、農芸、医療、臨床検査の分野でのバイオテクノロジーラボにおける検体の識別管理に使用されている。また、食品は、大量の商品流通において、その保存管理のためにラベリングは必須である。
この識別管理は、大量の食品もしくは大量の検体の採取、保存、特定、測定、結果という流れにおいて必須のものである。今日でも、印字による識別入力、或いはバーコードによる入力等が主要な手段として利用されている。
しかし、実験・研究用ラベルは、液体窒素、フリーザー、オートクレーブ等様々の過激な環境に絶えるため、ラベル自体の素材等に多様な工夫がなされてきた。近年、小型ICチップの改良により安価に大容量のデータ保持が可能となり、試験管自体にICチップを埋め込みこれを無線通信認識システムによってコンピュータを使った検体の直接的識別管理手段も可能となっている(特許文献1)(非特許文献1)。また、食品用ラベルも、長期間の保存、或は海外との輸出入において、極低温の過激な環境での利用が必要であり、ラベリングには種々の課題が存在する。
特開2002−82120 マクセルRFIDカタログ 2003年09月
本発明の課題は、実験・研究用ラベル或は食品用ラベルを改良し、食品もしくは検体の識別管理において、ICチップをラベルに応用した新規なラベルを提供することである。
本発明は、
「1.台紙にラベルが要時剥離可能に貼付された形態において、各ラベルの少なくとも1部に上下2層構造部を持ち、その2層の間に小型ICチップを挟み込み固定化し、ラベルの片面は印字可能であり、他面はその表面に貼付剤層を有し、この貼付剤層によって台紙に貼り付けられたラベル。」からなる。
本考案は、実験・研究用もしくは食品用ラベルにICチップによる検体識別管理を可能にしたから実用上に極めて有用である。
本考案は、台紙にラベルが要時剥離可能に貼付された形態において、各ラベルの少なくとも1部に上下2層構造部を持ち、その2層の間に小型ICチップを挟み込み固定化し、ラベルの片面は印字可能であり、他面はその表面に貼付剤層を有し、この貼付剤層によって台紙に貼り付けられたラベルである。
本考案のラベルは、実験・研究用もしくは食品用ラベルの応用であり、液体窒素、フリーザー、オートクレーブ等様々の過激な環境に絶えるため、そのラベル素材は、選択されていることが好ましい。例えば、ポリエステル、紙、ポリプロピレン、ビニル等が用いられるが、好適には例えば米国ブレディー社製のナイロン布B499、ポリエステルB461、フリーザー・ボンドTMB-490等の素材を使ったラベルが用いられる。ラベルは、通常長方形であり、その表面は印字が可能である。ラベルは、台紙の上に複数枚が要時剥離可能な状態で貼付され、印字は、台紙の大きさに適合したラベルプリンターによって行われる。
本考案のラベルは、ICチップが固定化されており、その固定化手段は、ラベル用紙を上下2層構造にその2層の間にICチップを固定化する。ICチップは、小型で約2〜3mm角で約4kByteの情報保持力を持ち、その厚さは0.1〜0.5mmである。ICチップは、例えば、日立マクセル株式会社のME-Y1001、ME-Y2001、ME-Y2002、ME-Y2004等が利用できる。固定化方法は、例えば通常の片面のみに貼付剤を塗布したラベルを2枚使い、一方は通常の長さのラベルとし、他方はICチップを挟み込む部分のみICチップの大きさに応じた径のラベルを使用し、この2枚のラベルの間にICチップを挟み固定化してもよい。大きいラベル側を上にしてもよいし、小さい側を上にしてもよい。ラベル表面への印字のし易さを考慮すると、ICチップの固定部位は、長方形どちらかの端部が好適である。
製造は、例えば一定大きさの台紙の上に1枚目のラベル用紙を貼付し、次いで特定の位置にICチップを配置し、その上から2枚目のラベル用紙を少なくともICチップを覆う形で貼付する。その後、ICチップを一定位置として、ラベルの大きさに相応させて切断刃をいれ、要時一つづつラベルを剥がし目的検体に貼付できる製品とする。
目的検体への貼り付け方法は、検体容器がチューブであれば、ラベルの端部を例えば親指でチューブに押さえつけ、人差し指で残りのラベル部を押さえながらチューブの周りに貼り付けていく。チューブにラベルを完全に巻き付けたら、親指と人差し指で押さえたまま、数回チューブを回してラベルを押さえ、ラベルをチューブに固定化貼り付けを完了させる。
使用方法は、ラベルへの印字作業に際し、個々の情報である識別番号、年月日、ICチップID、テキストデータ等を各ICチップにアクセスデバイスを使って入力し、その後、検体であるマイクロチューブ、スライド、ウェルプレート等に貼付してもよい。或いは、ラベル印刷後、検体に貼付し、アクセスデバイスでICチップを認識させデータを入力させてもよい。簡便なアクセスデバイスとしては、日立マクセル株式会社のME-PMO1-Aのような機器が利用できる。
このようなICチップ付ラベルを使って実験・研究用検体を管理することは、これまでのチューブとICチップが固定化されたものより、製造がより安価となり、従来のチューブをそのまま使用可能であり、さらにあらゆる形状の検体保持具に適応可能であり産業上大きな利益をもたらすものである。そして食品用ラベルにおいても新たな展開を可能にした。
以下、本考案を実施例によりさらに具体的に説明するが、下記の実施例は本考案についての具体的認識を得る一助とみなすべきものであり、本考案の範囲は下記の実施例により何ら限定されるものではない。
実施例1
ラベルの構成
図1は、ラベルの横断図である。1は印字用ラベルであり、2は貼付剤、4は小型ICチップ、3は下層ラベル、5は台紙である。図2は、ラベルの上からの図である。4’は小型ICチップ部位を示す。
本発明は、極めて効率的に実験・研究用検体もしくは食品を管理が達成でき、実用上に極めて有用である。
ラベルの横断図である。(実施例1) ラベルの上からの図である。(実施例1)
符号の説明
1:印字用ラベル
2:貼付剤
3:下層ラベル
4:小型ICチップ
5:台紙
4’:小型ICチップ部位

Claims (1)

  1. 台紙にラベルが要時剥離可能に貼付された形態において、各ラベルの少なくとも1部に上下2層構造部を持ち、その2層の間に小型ICチップを挟み込み固定化し、ラベルの片面は印字可能であり、他面はその表面に貼付剤層を有し、この貼付剤層によって台紙に貼り付けられたラベル。
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