JP3104251U - 磯釣り用釣り竿立て器 - Google Patents

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Abstract

【課題】岩場上の釣り場で、本考案の釣り竿立て器を設置することにより、釣竿の保護と釣り場環境を良くする。
【解決手段】釣竿立て用パイプ1と、ピトン受け用パイプ2を並列に接合してピトン受け用パイプ2を、岩場に打ち込んだピトン5へ通して固定し、釣竿立て用パイプ1に、釣竿7を立て竿を保持するようにした。
【選択図】図3

Description

考案の詳細な説明
請求項1について
図1
本考案の全体斜視図である。
図2
本考案の取り付け斜視図である。
図3
本考案の実例を示す斜視図である。
図4
釣竿立てパイプにピトンを収納した斜視図である。
図5
本考案の他の実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1、釣竿立て用パイプ 6、岩場
2、ピトン受け用パイプ 7、釣竿
3、栓(固定) 8、海面
4、栓(取りはずし可) 9、玉網の柄(掬い網)
5、ピトン(固定用軸)
産業上の利用分野
この考案は、ピトン受け用パイプと竿立て用パイプ大小を、並行に接合し、釣竿用パイプに釣竿や玉網の柄を立てる器具である。
従来は、長いピトンに竿受け器具を組み合わせ使用していた。物が大きく重い上、嵩張るため持ち運びに不便をもたらしていた。現在も多くの釣り人は、休憩する時、また魚を取り込んだ後等、岩場の上に釣竿を横向きに置くか、立て掛けているのが実情である。そのため釣竿を自分で踏みつけて折ったり、他の釣り人に踏まれ釣竿を折ったりすることもある。強風で倒されて傷がつき折れる。また波風の荒いときは、風で釣竿を海中へ吹きとばされ、それをあわてて拾おうとして転んで怪我をしたり、海に落ちるという事故も起こっている。
考案が解決しようとする課題
本考案は、従来の問題点を考慮して、釣竿立て器を軽量化、多目的化して携帯しやすく、かつ岩場に容易に設置することによって、物的、人的事故を防止し、釣り場の環境を良くするものである。
問題を解決するための手段
本考案は装置を携帯しやすく、容易に岩場で設置するために次のような手段を講じた。
(1)釣竿立て用パイプ(1)は持ち運びしやすく、釣竿が倒れない長さとした。
(2)釣竿パイプ(1)の中に、ピトン(5)を格納できるようにした。〔図4〕
(3)本考案の大小の釣り竿立て器を、ピトン(5)で組み合わせることで、釣竿と玉網の柄も立てられるようにした。〔図5〕
作用
本考案は、これを使用するにあたっては、岩場の割れ目に、ピトン(5)をハンマーで打ちこんで固定し、それにピトン受け用パイプ(2)を取り付けた〔図2〕あと、釣竿用パイプ(1)に釣竿を立てればよい。〔図3〕
試作実施例
なお、本考案の試作実施に当たっては、次のことを考慮した。
(1)パイプ(1)と(2)の接合部は上、中、下部のいずれでもよい。
(2)パイプ(1)と(2)の肉厚はプラスチック、カーボン系パイプで2mm以上、スチール、ステンレス、アルミ系パイプで1mm以上あれば、強度は十分である。
(3)パイプ(1)と(2)の接合は溶接が望ましいが、出来ない場合は、強力接着剤でも代用できる。
(4)栓(3)と(4)はゴム系、プラスチック系、木製、いずれも可能である。
(5)本考案、竿立てパイプ(1)より、少し直径が大きめの竿立て器を組み合わせることで玉網の柄も平行して立てられる。〔図5〕
(6)パイプ(2)は市販のピトン(5)との互換性を持たせてある。
(7)池、川、海釣りにもピトン(5)の長短で応用できる。
考案の効果
(1)釣り場への持ち運び時の軽量化ができた。
(2)竿、玉網を立てることで釣り場を多目的に使かうことができる。
(3)他釣り人とのトラブルと釣竿の折損事故が減少した。
(4)釣り場の環境を安全にすることで釣りが、楽しくできる。

Claims (1)

  1. 釣竿が入る大きさの短いパイプと、ピトンの入る短いパイプを並行に接合したもので、ピトンを岩場の割れ目に打ちこみ、ピトン用パイプを通して立て釣竿用パイプに立てた釣竿に傷を付けず保持できる竿立て器。
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