JP3103898U - ワイヤレストランシーバ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用者と通信ユニットの間にバックグラウンドノイズのない音声信号を送信することができるワイヤレストランシーバ装置の提供。
【解決手段】 本発明は、トランシーバユニットと、通信ユニットと、無線受信ユニットと、スイッチユニットとを含むワイヤレストランシーバ装置である。スイッチユニットが通信ユニットに接続されている。トランシーバユニットは、人の声を第一の信号に変えることが可能な皮膚接触型マイクを含んでいる。通信ユニットは第二の信号を発信可能であり、無線受信ユニットは第二の信号を受信可能である。ワイヤレストランシーバ装置が第一の状態にあるとき、スイッチユニットは第一の信号(無線送信の形式)をトランシーバユニットから受信し、この受信した信号を通信ユニットへ送ることができる。ワイヤレストランシーバ装置が第二の状態にあるとき、スイッチユニットは第二の信号を通信ユニットから受信し、この受信した信号をトランシーバユニットへ送ることができ、最後にトランシーバユニットが信号を無線受信ユニットへ送る。
【選択図】 図1

Description

本考案は、ワイヤレストランシーバ装置に関し、特に皮膚接触型(skin-touch)マイクと受話器とを備えたワイヤレストランシーバ装置に関する。
従来の移動通信デバイスは、空中を伝達される音波を拾うマイクを用いて使用者の声を受け取っているため、バックグラウンドノイズが通信の質や効率に重大な影響を及ぼす虞があり、また実際重大な影響を及ぼしている。更に、市販されている携帯電話は信号を送るために受話器とマイクを使っている。市販されている受話器やマイクの多くは信号を送るのに有線式電気回路に拠っている。有線式受話器やマイクは使用者には不便である。本考案はコードレスの機構を用いて、即ち皮膚接触型マイクとワイヤレス受話器とを備えたワイヤレストランシーバ装置を用いてこの不便さを解消しようとするものである。
本考案の目的は、ワイヤレストランシーバ装置を用いて使用者と通信ユニットの間にバックグラウンドノイズのない音声信号を送信しようとするものである。
このワイヤレストランシーバ装置は、ワイヤレストランシーバユニットと、スイッチユニットと、無線受信ユニットと、通信ユニットとを含む。ワイヤレストランシーバユニットは人の声を第一の信号に変え、通信ユニットは第二の信号を発信可能である。
ワイヤレストランシーバ装置が第一の状態にあるとき、スイッチユニットは第一の信号をトランシーバユニットから無線送信の形態で受信することができ、そしてこの受信した信号を通信ユニットへ送ることができる。
ワイヤレストランシーバ装置が第二の状態にあるとき、スイッチユニットは第二の信号を通信ユニットから受信することができ、そしてこの受信した信号をトランシーバユニットへ送ることができ、ここから更に無線受信ユニットへ送られる。
本考案ワイヤレストランシーバ装置によれば、使用者と通信ユニットの間にバックグランドノイズのない音声信号を送信することができる。
第一の実施形態
図1を参照されたい。図1は、ワイヤレストランシーバユニット110、スイッチユニット120、無線受信ユニット130、及び通信ユニット140を含むワイヤレストランシーバ装置100を示す。トランシーバユニット110は、人の声を第一の信号に変えることができ、通信ユニット140は第二の信号を発信可能である。
トランシーバ装置100が第一の状態にあるとき、スイッチユニット120は第一の信号をトランシーバユニット110から受信することができ、そしてこの受信した信号を通信ユニット140へ送ることができる。
トランシーバ装置100が第二の状態にあるとき、スイッチユニット120は第二の信号を通信ユニット140から受信することができ、そしてこの受信した信号をトランシーバユニット110へ送ることができ、ここから更に無線受信ユニット130へ送られる。
上の実施形態において、通信ユニット140は携帯電話、双方向無線式あるいは他の方式の遠隔通信デバイスであることができる。無線受信ユニット130はワイヤレス受話器、ワイヤレススピーカフォン、その他のワイヤレスの音声発生デバイスであることができる。このワイヤレストランシーバ装置100の動作及び構成については、下の図3、4A、5Aに関する項により詳細に記載される。
図3において、無線受信ユニット300(図1の無線受信ユニット130、図2の無線受信ユニット230に対応)は、音声出力デバイス310、信号コーデック(コーダとデコーダ)320、マイクロコントローラ330、一方向無線受信モジュール340、信号受信用のアンテナ345、バッテリ360及びバッテリ再充電回路370を含む。
図4Aにおいて、ワイヤレストランシーバユニット400(図1のトランシーバユニット110に対応)は、皮膚接触型マイク410、信号コーデック420、マイクロコントローラ430、ワイヤレス送信モジュール440、信号送信用のアンテナ445、ワイヤレストランシーバモジュール450、バッテリ460、信号送受信用のアンテナ455、バッテリ460及びバッテリ再充電回路470を含む。
図5Aは、通信ユニット510(図1の通信ユニット140に対応)とスイッチユニット500(図1のスイッチユニット120に対応)を示す。スイッチユニット500は信号コーデック520、マイクロコントローラ530、ワイヤレストランシーバモジュール540、信号送受信用のアンテナ545、バッテリ560及びバッテリ再充電回路570を含む。
通信ユニット510が受信した信号は次の順序で流れる。信号コーデック520へ、次いでマイクロコントローラ530へ、更にトランシーバモジュール540へ、そしてアンテナ545を経由してアンテナ455へ。
アンテナ455が受信した信号は次の順序で流れる。マイクロコントローラ430へ、次いでトランシーバモジュール440へ、そしてアンテナ回路445を経由して無線受信ユニット300のアンテナ回路345へ。
アンテナ回路345が受信した信号は次の順序で流れる。無線受信モジュール340へ、次いでマイクロコントローラ330へ、次いで信号コーデック320へ、次いで音声出力デバイス310へ。最終的には、使用者は音声出力デバイス310(例えばワイヤレス受話器等)からの音声を聞くことができる。
皮膚接触型マイク410が受取った使用者の発話は次の順序で流れる。信号コーデック420へ、次いでマイクロコントローラ430へ、次いでワイヤレス送信モジュール450へ、そしてアンテナ回路455を経由してユニット300のアンテナ345へ。
アンテナ345が受信した信号は次の順序で流れる。無線受信モジュール340へ、次いでマイクロコントローラ330へ、次いで信号コーデック320へ、そして最終的にワイヤレス受話器等の音声出力デバイス310へ。
第二の実施形態
図2は、無線送信ユニット210、スイッチユニット220、無線受信ユニット230、及び通信ユニット240を含むワイヤレストランシーバ装置200を示す。無線送信ユニット210は、人の声を第一の信号に変えることができ、通信ユニット240は第二の信号を発信可能である。
ワイヤレストランシーバ装置200が第一の状態にあるとき、スイッチユニット220は第一の信号1を無線送信ユニット210から受信することができ、そしてこの受信した信号1を通信ユニット240へ送ることができる。
ワイヤレストランシーバ装置200が第二の状態にあるとき、スイッチユニット220は第二の信号2を通信ユニット240から受信することができ、そしてこの受信した信号2を無線受信ユニット230へ送ることができる。
上の実施形態において、通信ユニット240は携帯電話、双方向無線式あるいは他の方式の遠隔通信デバイスであることができる。無線受信ユニット230はワイヤレス受話器、ワイヤレススピーカフォン、その他のワイヤレスの音声発生デバイスであることができる。このワイヤレストランシーバ装置200の動作及び構成については、下の図3、4B、5Bに関する項により詳細に記載される。
図3において、無線受信ユニット300(図1の無線受信ユニット130、図2の無線受信ユニット230に対応)は、音声出力デバイス310、信号コーデック(コーダとデコーダ)320、マイクロコントローラ330、無線受信モジュール340、信号受信用のアンテナ345、バッテリ360及びバッテリ再充電回路370を含む。
図4Bにおいて、ワイヤレストランシーバユニット400(図2のトランシーバユニット210に対応)は、皮膚接触型マイク410、信号コーデック420、マイクロコントローラ430、ワイヤレストランシーバモジュール450、アンテナ455、バッテリ460及びバッテリ再充電回路470を含む。
図5Bは、通信ユニット510(図2の通信ユニット240に対応)とスイッチユニット500(図2のスイッチユニット220に対応)を示す。スイッチユニット500は、信号コーデック520、マイクロコントローラ530、ワイヤレストランシーバモジュール540、アンテナ545、無線送信モジュール550、アンテナ555、バッテリ560及びバッテリ再充電回路570を含む。
通信ユニット510が受信した信号は次の順序で流れる。信号コーデック520へ、次いでマイクロコントローラ530へ、更に無線送信モジュール550へ、そして最後にアンテナ555を経由して無線受信ユニット300のアンテナ回路345へ。
アンテナ345が受信した信号は次の順序で流れる。無線受信モジュール340へ、次いでマイクロコントローラ330及び信号コーデック320へ、そして最後に音声出力デバイス310へ(例えばワイヤレス受話器等)送られ、使用者に対して音声が出力される。
皮膚接触型マイク410が受取った使用者の発話は次の順序で流れる。信号コーデック420へ、次いでマイクロコントローラ430へ、次いでトランシーバモジュール450へ、そして最後にアンテナ455を経由してスイッチユニット500のアンテナ545へ。
アンテナ545が受信した信号は次の順序で流れる。トランシーバモジュール540へ、次いでマイクロコントローラ530へ、次いで信号コーデック520へ、そして最終的に通信ユニット510へ。
第一実施形態と第二実施形態の主な差は、第二実施形態においては、無線受信ユニット230(図2参照)はスイッチユニット220から第二の信号を直接受信し、第一実施形態においては、無線受信ユニット130(図1参照)は、信号を送信するための仲介としてトランシーバユニット110(図1参照)を必要とすることである。
更に、本発明では、移動通信デバイスにおいて必要とされる便利さと小型化を達成するためにスイッチユニットと通信ユニットを組み合わせてもよい。例えば、「ブルートゥース」ワイヤレスモジュールを携帯電話に組み込むことができる。これは、面倒な電線によって携帯電話に接続しなければならない伝統的なハンズフリーヘッドセットを使用することによる不便さをなくすことができる。
上の記載には多くの具体的な細部が示されているが、本発明をそのような細部又は範囲に限定することを意図するものではない。それらは、本発明の種々の可能な物理構成を説明することのみを目的として提供されたものである。本発明の範囲は添付の請求の範囲及びその均等の範囲によって決定される。
本発明の第一実施形態によるワイヤレストランシーバ装置を示す。 本発明の第二実施形態によるワイヤレストランシーバ装置を示す。 本発明の無線受信ユニットを示す。 本発明のワイヤレストランシーバ装置の第一実施形態によるワイヤレストランシーバユニットを示す。 本発明のワイヤレストランシーバ装置の第二実施形態によるワイヤレス送信ユニットを示す。 本発明のワイヤレストランシーバ装置の第一実施形態によるスイッチユニットと通信ユニットを示す。 本発明のワイヤレストランシーバ装置の第二実施形態によるスイッチユニットと通信ユニットを示す。
符号の説明
100、200:ワイヤレストランシーバ装置
110:トランシーバユニット
120、220:スイッチユニット
130、230:無線受信ユニット
140、240、510:通信ユニット
210:無線送信ユニット
320、420、520:信号コーデック
330、430、530:マイクロコントローラ
340:無線受信モジュール
360、460、560:バッテリ
370、470、570:バッテリ再充電回路
440:無線送信モジュール
450、540:トランシーバモジュール
550:無線送信モジュール

Claims (6)

  1. ワイヤレストランシーバ装置であって、
    a.皮膚接触型マイクを含み、人声を第一の信号に変換することができるトランシーバユニットと、
    b.第二の信号を送信することができる通信ユニットと、
    c.前記第二の信号を受信するための無線受信ユニットと、
    d.前記トランシーバユニットに接続されたスイッチユニットと、
    を含み、前記ワイヤレストランシーバ装置が第一の状態にあるとき、前記スイッチユニットは前記第一の信号を前記トランシーバユニットから受信して、この受信した信号を前記通信ユニットへと送り;前記ワイヤレストランシーバ装置が第二の状態にあるとき、前記スイッチユニットは前記第二の信号を前記通信ユニットから受信して、この受信した信号を前記トランシーバユニットへと送り、更に無線受信ユニットへと送る、ワイヤレストランシーバ装置。
  2. 無線受信ユニットがワイヤレス受話器である、請求項1に記載のワイヤレストランシーバ装置。
  3. 通信ユニットが携帯電話である、請求項1又は2に記載のワイヤレストランシーバ装置。
  4. ワイヤレストランシーバ装置であって、
    a.皮膚接触型マイクを含み、人声を第一の信号に変換することができる無線送信ユニットと、
    b.第二の信号を送信するための通信ユニットと、
    c.前記第二の信号を受信するための無線受信ユニットと、
    d.前記無線受信ユニットに接続されたスイッチユニットと、
    を含み、前記ワイヤレストランシーバ装置が第一の状態にあるとき、前記スイッチユニットは前記第一の信号を前記無線送信ユニットから受信して、この受信した信号を前記通信ユニットへ送り;前記ワイヤレストランシーバ装置が第二の状態にあるとき、前記スイッチユニットは前記第二の信号を前記通信ユニットから受信して、この受信した信号を前記無線送信ユニットへ送り、更に無線受信ユニットへ送る、ワイヤレストランシーバ装置。
  5. 無線受信ユニットがワイヤレス受話器である、請求項4に記載のワイヤレストランシーバ装置。
  6. 通信ユニットが携帯電話である、請求項4又は5に記載のワイヤレストランシーバ装置。
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