JP3102855U - コンパクトミラー - Google Patents

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雅和 田中
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株式会社田中直一商店
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Abstract

【課題】透明プラスチック板製の蓋体を透して装飾体が現れ、お洒落な外観になると共に、商品価値の高い美麗なコンパクトミラーになる。
【解決手段】ケース体1と蓋体10とフレーム20とから構成されている。少なくとも蓋体10が透明体である。ケース体1はその底面部に透明の蓋体10を収容可能な大きさの凹部4を有する。透明の蓋体10はその底面部にフレーム20を収容可能な大きさの凹部12を有する。内面側に鏡板22を、外面側に装飾体23を貼着してなるフレーム20の外周面25と透明の蓋体10の周壁11とを超音波溶接で溶着してフレーム20を透明の蓋体10と一体化する。該透明の蓋体10とケース体1をヒンジ部16によって軸支して透明の蓋体10をケース体1に嵌脱自在にする。
【選択図】図3

Description

本考案は、鞄やポケットに入れて携帯し手鏡あるいは机や台の上に置き卓上鏡としても使用できるコンパクトミラーに関するものであり、さらに詳しくは、透明の蓋体と一体になるフレームの外面に装飾体を設けた外観が優美になるコンパクトミラーに関するものである。
従来から、鞄やポケットに入れて携帯できるコンパクトミラーは、身だしなみを整えたり或いは化粧直しやコンタクトレンズを着脱する時などに使用し、軽量であると共に鏡板の開閉が簡単であって片手で持って使用するのに便利であることから多くの人が持ち歩いている。
そのコンパクトミラーは、一般的に鏡板を取り付けたプラスチック製の蓋体と、その蓋体を収容する凹部を有するプラスチック製のケース体とが一端部のヒンジ部で枢着された二つ折りタイプのものが知られている。そのコンパクトミラーは、蓋体やケース体の裏面はプラスチック成形されたままの板状体であり、何ら装飾性が付与されていないため雅趣に乏しく外観が優美でなかった。(例えば、特許文献1)
そのような課題を解決するコンパクトミラーとして、例えば、内側面に鏡板が接着されたプラスチック製のケース体と、その鏡板をカバーするプラスチック製の蓋体とが一端部でヒンジ結合されると共に、蓋体の外面およびケース体の外面に合成樹脂地、布地、紙などの表装材を貼着して意匠的効果を高めて外観を美麗にすると共に、衝撃吸収することにより鏡板の破損を防ぐものが提案されている。(例えば、参考文献2)
実開平3−72814号公報 登録実用新案第3068599号公報
しかしながら、上記の表装材を貼着したコンパクトミラーは、蓋体およびケース体の外面に表装材があるため、鞄やポケットに収納して持ち歩くと表装材が他物と擦れ合って汚損したり破損することになり、短期間のうちに外観が不良になる問題点があった。
本考案は、上記のような問題点を解決することを課題として開発されたもので、透明プラスチック板製の蓋体を透して装飾体が現れ、お洒落な外観になると共に、商品価値の高い美麗なコンパクトミラーを提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決し、その目的を達成する手段として、ケース体と蓋体とフレームとから構成され、少なくとも蓋体が透明体であり、ケース体はその底面部に透明の蓋体を収容可能な大きさの凹部を有し、透明の蓋体はその底面部にフレームを収容可能な大きさの凹部を有し、内面側に鏡板を、外面側に装飾体を貼着してなるフレームの外周面と透明の蓋体の周壁とを超音波溶接で溶着してフレームを透明の蓋体と一体化し、該透明の蓋体とケース体をヒンジ部によって軸支して透明の蓋体をケース体に嵌脱自在になるように構成したことを特徴とするコンパクトミラーを開発し、採用した。
また、上記のように構成したコンパクトミラーにおいて、ケース体、透明の蓋体、フレームの正面形状は、それぞれ円形状に形成されているコンパクトミラー、およびケース体の上部の底面部に、透明の蓋体が一定角度以上の回動を阻止するための係止開口部を形成してあるコンパクトミラー、および透明の蓋体は、外面の中央部が高く上下両側縁に向かって徐々に低くなる緩やかな弧状面に形成してあるコンパクトミラー、および装飾体は、絵、文字、模様、マーク、キャラクターなど適宜の表示部が印刷されているコンパクトミラーを開発し、採用した。
フレームの外周面と透明の蓋体の周壁とが超音波溶接で一体的に溶着されるから、接着剤による接合のような跡形が着くことなく美しい仕上がりとなり、透明の蓋体であっても溶着部が目立つことがなく、かつ経年使用しても溶着部が容易に外れることがない。
また、フレームの外面に貼着した装飾体が透明の蓋体を透して現れるので、お洒落な外観になり意匠的効果を高めて商品価値を上げると共に、外観優美なコンパクトミラーになる。さらに、装飾体は透明の蓋体によって被覆保護されていることから、鞄やポケットに入れて携帯しても他物との接触で汚損や破損することがない。
また、手鏡および卓上鏡に兼用できると共に、卓上鏡とした時に、透明の蓋体の下端部がケース体の上部の底面板に設けた回動を阻止するための係止開口部に係合するので起立姿勢が安定すると共に、その起立姿勢が予め自然な状態で鏡板に顔を写しだすことのできる傾斜角度になっているから、いちいち鏡板に顔が映るか傾斜角度を調整する必要がなくなる。
さらに、装飾体は厚みのあるフレームの外面に貼着してあると共に、外面の中央部が高く上下両側縁に向かって徐々に低くなる緩やかな弧状面に形成した透明の蓋体の内面にあるので、装飾体に施した絵、文字、模様、マーク、キャラクターなどの表示部が立体的に現れより鮮明に見える。
装飾体には、絵、文字、模様、マーク、キャラクターなど適宜の表示部が印刷されているから意匠的効果があり装飾性に富むコンパクトミラーを製作することができるものである。
以下に、本考案の実施の形態を添付図面に基づいて説明すれば、本考案のコンパクトミラーは、図1〜5に示しているように、大別すると一番大きな外径を有するケース体1と、そのケース体1に収容される大きさの外径からなる蓋体10と、さらに蓋体10に収容される大きさの外径のフレーム20との3部材から構成されており、いずれも正面形状が円形のプラスチック板製で、ケース体1および蓋体10は透明プラスチック板製である。
透明プラスチック板製のケース体1は、図6〜8に示すように、円形の平坦な底面板2の周辺に上方に向かって透明プラスチック板製の蓋体10の厚さに相当する高さの周壁3を設けてあり、この周壁3と底面板2とにより透明プラスチック板製の蓋体10を収容する凹部4を形成してある。5は後述のヒンジ部16の軸受け部となる周壁3の欠除部で、その欠除部5の左右の周壁端面に軸孔6、6を穿設してある。7は透明プラスチック板製のケース体1の上部底面板2に設けた係止開口部で、透明プラスチック板製の蓋体10を一定角度以上回動することのないように透明プラスチック板製の蓋体10の下端部が係止する開口部であり、欠除部5から下方に向かって末広がり状に形成してある。8は欠除部5の対向する周壁3に形成した半円形の窪み部からなる指掛け溝である。
透明プラスチック板製の蓋体10は、前記透明プラスチック板製のケース体1の凹部4に嵌る外径を有し、外面10aは中央部が高く上下両側縁に向かって徐々に低くなる緩やかな弧状面に形成してあると共に、内面10bは水平面に形成されている。その内面10bの周辺から下方に向かってフレーム20の厚さに相当する高さの周壁11を設けてある。この周壁11と内面10bとによりフレーム20を収容する凹部12を形成してある。13は透明プラスチック板製のケース体1の欠除部5に嵌る幅を持つ突出部であり、その幅方向に貫通する軸孔14が穿設されていて前記透明プラスチック板製のケース体1の周壁端面の軸孔6、6と軸孔14を合致させ軸15を挿通してヒンジ部16を構成している。
フレーム20は、前記透明プラスチック板製の蓋体10の凹部12に嵌る外径を有する一定厚さの円板状に形成されており、その内面側に凹部21を設けて円形の鏡板22を接着してあり、一方、外面側には紙、合成樹脂シート、布、金属シートなどからなる円形の装飾体23を貼着してある。その装飾体23には、例えば絵、文字、模様、マーク、キャラクターなど適宜の表示部24が印刷されている。このフレーム20は前記透明プラスチック板製の蓋体10内面の凹部12に嵌合された後、フレーム20の外周面24と蓋体10の周壁11の内面とを超音波溶接で溶着され一体化してある。
このように構成した本考案の使用状態を作用、効果と共に説明すると、鞄やポケットから取り出して使用する時に、透明プラスチック板製の蓋体10を透して装飾体23が現れているので見栄えの良いお洒落なコンパクトミラーになる。
そして、図1、図2の透明プラスチック板製の蓋体10が折り畳まれている状態から手鏡として使用する時には、透明プラスチック板製のケース体1の周壁3に設けた指掛け溝8に指を嵌め、透明プラスチック板製の蓋体10を上方に向けて起立させていき透明プラスチック板製の蓋体10の角度を透明プラスチック板製のケース体1に対して少なくとも90度以上傾斜すれば鏡板22に顔を写すことができる。
さらに透明プラスチック板製の蓋体10を回動させて図3に示すように、透明プラスチック板製のケース体1と透明プラスチック板製の蓋体10が上下一直線状になるまで回動して透明プラスチック板製のケース体1を手で持つことにより手鏡となり鏡板22に顔を写すことができる。この時、透明プラスチック板製の蓋体10の外面に装飾体23が現れているから見栄えの良い優美なコンパクトミラーになる。
図3の手鏡の状態から、さらに透明プラスチック板製の蓋体10を回動して略120度傾斜すると図4に示すように卓上鏡となる。この時、図5に示すように、透明プラスチック板製の蓋体10の下端部がケース体1の係止開口部7に係合して受け止められ回動阻止されることから起立姿勢が安定すると共に、自然な状態で鏡板22に顔を写すことができる。この時においても、透明プラスチック板製の蓋体10の外面に装飾体23が現出しているから意匠的効果によって装飾され美麗なコンパクトミラーになる。
また、装飾体23には絵、文字、模様、マーク、キャラクターなど適宜の表示部24を印刷してあり、特に若年者が好むキャラクターなどを印刷することにより、商品の売上に寄与するものである。
以上、本考案の主要な実施例について説明したが、本考案はこれらの実施例に限定されるものではなく、本考案の目的を達成でき、かつ考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々設計変更が可能であり、それらも全て本考案の範囲内に包含されるものである。
本考案はコンパクトミラーだけでなく、比較的大きな鏡の場合でも、且つ円形に限らず楕円形、四角形、六角形などにでも利用できるものである。
折り畳んだ状態の正面図である。 図1のA−A線断面図である。 透明の蓋体を起立して手鏡とした状態の正面図である。 卓上鏡とした状態の側面図である。 図4の縦断面図である。 ケース体の正面図である。 ケース体の背面図である。 図7のB−B線断面図である。 透明の蓋体の正面図である。 透明の蓋体の背面図である。 図9のC−C線断面図である。 フレームの正面図である。 フレームの背面図である。 図12のD−D線断面図である。 装飾体の正面図である。
符号の説明
1 ケース体
4 凹部
7 係止開口部
10 透明の蓋体
10a 外面
11 周壁
12 凹部
16 ヒンジ部
20 フレーム
22 鏡板
23 装飾体
24 表示部
25 外周面

Claims (5)

  1. ケース体と蓋体とフレームとから構成され、少なくとも蓋体が透明体であり、ケース体はその底面部に透明の蓋体を収容可能な大きさの凹部を有し、透明の蓋体はその底面部にフレームを収容可能な大きさの凹部を有し、内面側に鏡板を、外面側に装飾体を貼着してなるフレームの外周面と透明の蓋体の周壁とを超音波溶接で溶着してフレームを透明の蓋体と一体化し、該透明の蓋体とケース体をヒンジ部によって軸支して透明の蓋体をケース体に嵌脱自在になるように構成したことを特徴とするコンパクトミラー。
  2. ケース体、透明の蓋体、フレームの正面形状は、それぞれ円形状に形成されている請求項1に記載のコンパクトミラー。
  3. ケース体の上部の底面部に、透明の蓋体が一定角度以上の回動を阻止するための係止開口部を形成してある請求項1または2に記載のコンパクトミラー。
  4. 透明の蓋体は、外面の中央部が高く上下両側縁に向かって徐々に低くなる緩やかな弧状面に形成してある請求項1〜3のいずれか一つに記載のコンパクトミラー。
  5. 装飾体は、絵、文字、模様、マーク、キャラクターなど適宜の表示部が印刷されている請求項1〜4のいずれか一つに記載のコンパクトミラー。






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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011193942A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Kenji Okayasu 鏡用ヒンジ機構

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